ここ数年で一気に知名度が上がり、寄附者も増加している「ふるさと納税」
実質2,000円で豪華な返礼品がもらえながら控除まで受けられる、まさにメリットだらけな制度として話題になりました。
2018年は予想ベースだが4300億円もの寄附が予想されるとの見解もあるほど!
今後もますます盛り上がりそうですよね。
そんなふるさと納税ですが実は制度開始から10年が経ちました。
年々進化し、使いやすくなっていることをご存知ですか?
2015年に寄附上限金額が2倍になったことやワンストップ特例制度で確定申告が不要になったことは話題になりましたが、そのほかにもさまざまな点で利用がしやすくなりました。
ということで今回はここ数年で進化したふるさと納税の5大ニュースを紹介したいと思います。
利用者が急上昇!2017年の寄附総額は3653億円に!!

ふるさと納税は2008年にスタートした制度。
今年でちょうど10年になります。
当初は年間の寄附額も100億円ほどでしたが・・・
2014年ごろを境に一気に上昇!
【2015年】・・・ 寄附額:約1652億円/寄附件数:約726万件
【2016年】・・・ 寄附額:約2844億円/寄附件数:約1271万件
【2017年】・・・ 寄附額:約3653億円/寄附件数:約1730万件
特に2015年の上限額の増加やワンストップ特例制度を境に急上昇しました。
さらに冒頭でもお話したように今年は4300億円もの寄附が予想されています。
お得な返礼品効果や寄附金の使い道の広さも増えた原因ではありますが、もはややらなきゃ損!やって当然な税金対策になっていることがわかりますね!
毎年のように寄附金の最高記録を更新し続けているふるさと納税、今後も楽しみですね!
高齢化社会のための「見守りサービス」が返礼品に!

日本郵政では、「みまもり訪問」というサービスを行っています。
これは離れて暮らす高齢者の健康状態を郵便局社員が直接訪問し確認するというもの。
確認後は申込者に報告されるので、離れていてもきちんと見守ることができます。
この見守り訪問をふるさと納税の返礼品としてもらう(利用)することができます。
ただし対象エリアが限られていますので、利用の際は確認するようにしましょう。
■ みまもり訪問サービス(実際に自宅まで訪問し目視で高齢者の体調を確認)
福島県 白河市
新潟県 南魚沼市、津南町、十日町市
栃木県 小山市
長野県 大町市
愛知県 大府市
兵庫県 南あわじ市
岡山県 倉敷市
広島県 尾道市
山口県 周南市、下関市、美祢市、周防大島町
福岡県 田川市、豊前市
熊本県 南小国町
沖縄県 宜野湾市、浦添市
■ みまもりでんわサービス(自動音声による電話で体調を確認)
福岡県 田川市
熊本県 南小国町
沖縄県 宜野湾市、浦添市
体験型のお礼品が熱い!

返礼品で食品や家電をもらうことはすでにおなじみですが、実は体験型のお礼品に人気が集まっています。
中でも人気の体験内容はこちら
■ 長崎県長崎市「軍艦等クルージングと食事・入浴券」
■ 富山県富山市「名人が教える手打ちそば教室」
■ 三重県熊野市「みかん収穫体験」
■ 栃木県宇都宮市「パラグライダー半日体験ペアチケ
■ 滋賀県甲賀市「忍者体験セット」
「やってみたかった体験」を返礼品で申し込む人が殺到!
ふるさと納税でその土地ならではのユニークな体験を行えば、思い出作りだってできますよね。
中でも滋賀県甲賀市の「忍者体験セット」は親子で楽しめる体験型返礼品。
貸衣装を着て手裏剣の体験までできる本格的な内容になっています。
普段めったにできない体験も、このように返礼品で楽しむことができるのはうれしいですね。
民泊で使える割引クーポンが登場!

民泊は民間の住宅に有料で宿泊できるサービス。
別荘や長期にわたって空ける家をホテルより安価な値段で借りることができるため、外国人観光客を中心に人気が高まっています。
この民泊で利用できる「民泊割引券」が2018年夏よりふるさと納税の返礼品としてもらうことができるようになりました。
民泊は各地域の暮らしが垣間見れる魅力的なサービス。
ホテルではなく民泊で旅行をし地域に触れてみる、なんていうのも素敵ですよね。
災害支援の輪が拡大!

2018年は災害の多い一年でした。
災害支援の面でも、実はふるさと納税の寄附が役立っていたことをご存知でしょうか?
ふるさと納税で災害地に寄附をすることは、赤十字などを通す必要なく直接自治体に寄附ができるためとてもスピーディに寄附ができます。
よってすぐに支援金として被災地に届けることができ、すぐに活用してもらえます。
さらに寄附者にとってもネット上で手軽に手続きができるメリットも。
災害支援が目的の寄附であれば、お礼の品を辞退することも一考ですね。
みんなのふるさと納税活用術

知名度も上がり寄附者も増加しているふるさと納税。
人によって楽しみ方がいろいろとありますが、他の人はどのように活用しているのでしょうか?
実際に寄附をしている方の活用術を一部紹介します。
■ その土地ならではの野菜を堪能!
ふるさと納税の返礼品で旬の野菜をもらっているOさん。
最初は野菜の値段が高くなり、なかなか買うことができなくなったため返礼品としてもらうようになったそうですが・・・
今や産地直送の野菜のおいしさに虜になってしまったんだとか!
味や食感だけでなく色味も違うため、さっとゆでて何もつけずに食べるようなったそう!
お子さんの野菜嫌いも克服できたようですよ。
■ 贅沢にお米の食べ比べをしています!
ふるさと納税の返礼品で各自治体のお米をもらっているMさん。
いろんな銘柄のお米を5kgずつもらい、贅沢に食べ比べをしているんだとか!
産地によってお米の甘さや食感も違うようですが、今まで食べた中でもっともおいしかったのは魚沼産コシヒカリだったそうです。
こんな贅沢な食べ比べができるのもふるさと納税ならではですね。
■ 両親への感謝の気持ちとして・・・
親孝行をするためにふるさと納税を行っているHさん。
寄付可能額分の返礼品を実家に送り、美味しい食材をプレゼントしているそうです。
蟹やお酒・牛肉など、旬の特産品に両親も大喜びをしてくれるんだとか。
忙しくてなかなか帰省ができないようですが、これなら返礼品で立派な親孝行ができますよね!
■ カード決済でさらにお得!
ふるさと納税を毎年やっているMさん。
決済は必ずクレジットカードを利用し、しっかり寄附分のポイントをもらっているそうです。
最近はほとんどの自治体でクレジットカード決済ができるようになりました。
カードによってはポイントやマイルなども貯まるので、実質2,000円よりさらにお得に寄附ができているはず!
さらにふるさと納税ポータルサイト「ふるなび」では、クレカ決済で寄附額に応じたamazonギフト券コードももらうことが可能!
決済方法をクレカにしたり、利用するサイトを見極めるだけでふるさと納税はさらにお得になるんですよ!
まとめ

実質2,000円で返礼品が届き、控除まで受けることができるふるさと納税。
さらに寄附したお金をこちらの要望通りに使ってもらえるというところも魅力的ですよね。
年々使いやすくなっていますが、実際に寄附をしたことがあるという人は10人に1人というのが現状。
「返礼品を3割以下に抑えるように」といった国からの指導もありますが、仮に3割になったとしてもやる方がお得になることは間違いありません。
いざやってみると本当にあっけないくらい簡単に寄附ができます。
「寄附をしたことがない」という方は、まず一度自分の寄附可能金額を算出してからふるさと納税にチャレンジしてみてくださいね!
ふるさと納税ポータルサイトを利用すれば本当に簡単に寄付ができます!
なかでも「ふるなび」は食品だけでなく家電の返礼品も多く取りそろえているサイト。
寄附に応じたAmazonギフト券ももらえるので、是非チェックしてみてくださいね。
⇒ ふるさと納税サイト「ふるなび」はこちら
