Google Payで支払いをスムーズに!登録できるクレジットカードやメリット・デメリットを紹介します


[PR]
moosemoose

「Google」は元々Web上の検索サイトとの認識が強くありましたが、現在ではさまざまなサービスを提供しているオンラインサービスの世界的企業に成長しています。

Googleは最新のテクノロジーを利用してさまざまな機能を提供しており、その中でも近年注目されている分野がモバイル決済サービスとして力を入れている「Google Pay(グーグル ペイ)」。

ということで今回は「簡単でスピーディーなこれからのお財布」がテーマになっている、「Google Pay(グーグル ペイ)」のサービス内容やお得な注目ポイントについて紹介します。

Google Payとは

Google PayにはGoogleで使用できる全ての決済機能が搭載されています。
Google Payで利用できる機能をまとめてみましょう。

【Google Payで利用できる機能】 
■ スマートフォンを使用した実店舗での支払い
■ ネット上やアプリ内でのアイテムの購入決済
■ 各種Googleサービスの購入決済
■ ギフトカード、ポイントカード、チケット、クーポンの利用
■ 家族、友人などのへの送金(アメリカ、イギリスのみのサービス)

このようにGoogle Payは実店舗やインターネットショッピングなど幅広い支払いに対応しています。

この新しい概念で作られたバーチャルなお財布は、使いこなすことができればとても便利なサービスですよね。
そのためには機能をよく理解しなくてはいけません。

対応機種は現状Android端末のみ

Google Payはもともと「Android Pay」が前身の機能なので、原則としてAndroid携帯端末(スマホ)が対応機種であり、iOSのiPhoneで利用することはできません。
そのためGoogle PayはAndroidのLollipop(5.0)以降が搭載された携帯端末が使用条件に上がっています。

米国ではiOS対応のAndroid Payアプリが提供されているようですが、日本ではまだAndroid用のアプリしか利用することができないようです。
いずれはiOSも使えるようになるかもしれませんね。

Google Payで利用できる電子マネーの種類

Google Payに設定できる電子マネーは主に以下の通りです。

■ Suica
■ nanaco
■ 楽天Edy
■ WAON
■ QUICK Pay
■ iD
■ VISAタッチ

それぞれの電子マネーの利用方法や特徴を見てみましょう。

【Suica(スイカ)】

Google PayにSuicaを設定することで利用できる便利な機能は以下の通り。

■ Suicaカードを保有していなくてもGoogle Payで「モバイルSuica」を発行可能
■ すでに保有しているSuicaも登録可能
■ 年会費等の費用は一切不要
■ 1円単位のチャージが可能
■ 複数のクレジットカードを登録してチャージができる(Googleアカウントに要登録)
■ 「リマインダー機能」など残高お知らせ機能が利用できる
■ JRのポイントサービスである「JRE POINT」が貰える
■ クレジットカードのチャージでポイントの二重取りが可能
■ 「タッチでGO!新幹線」が利用可能(東北、上越、北陸新幹線の一部自由席のみ)

Google PayにSuicaを登録した場合でも、JR東日本のポイントサービスであるJREポイント(旧Suicaポイント)をもらうことができます。
Google アカウントに登録したクレジットカードからチャージができるので、対象クレジットカードのポイントとJREポイントの二重取りが可能です。

チャージはコンビニやチャージ機で現金でもできますが、ポイントを考えるとクレジットカードチャージがお得でしょう。
一部機能を使用するにはGoogle Payの登録以外に、「JRE POINTのWebサイト」や「タッチでGo!新幹線の利用登録」が必要になりますので、覚えておいて下さいね。

Suicaを持っていなくても無料でモバイルSuicaが作れるのですから、これは利用しない手はありません。

[SaLinkDesigner id=6171 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/electronic-money/prepaid/278.html#Suica[/SaLinkDesigner]

【nanaco(ナナコ)】

nanacoをGoogle Payに登録することで、全国のセブンイレブンやイトーヨーカドーで利用することができます。

ただしnanacoには「nanacoモバイルアプリ」がスマホ決済用として存在しており、Google Payはこの機能に劣る部分がありますので注意が必要です。
Google Payとnanacoモバイルアプリの違いを見てみましょう。

■ Google Payではクレジットチャージができない
■ ポイントを電子マネーにするのに手間がかかる
■ パスワードやメールアドレスの変更がGoogle Payでできない

この中で大きな違いはGoogle Payにnanacoを設定した場合、クレジットチャージができないことです。
チャージを行うには「セブン銀行の端末で行う」か「店頭レジでチャージを行う」と、2つの「現金チャージ方法」から選択しなくてはいけません。

どちらの方法にしてもスマートなやり方ではないので、nanacoモバイルアプリの方が使い勝手がよいかもしれません。
nanacoの利用については利用方法を考えて選択したいですね。

nanacoについてはこちらのページをどうぞ
[SaLinkDesigner id=6164 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/electronic-money/prepaid/10487.html#nanaco-3[/SaLinkDesigner]

【楽天Edy(エディ)】

Google Payで楽天Edyを利用するおトクなポイントを紹介します。

■ チャージ機やコンビニを利用しなくてもスマホで簡単にチャージができる
■ スマホを紛失してもチャージ制限などの安全対策
■ Google Payに登録するクレジットカードを楽天カードにすることでポイント二重取り

おトクなポイントの中で注目したいのが「ポイント二重取り」です。

これはGoogle Pay(楽天Edy)に登録するクレジットカードを「楽天カード」に設定することで、チャージする際に1ポイント/200円、支払で1ポイント/200円と二重にポイントを受取ることができるシステムです。

ポイント楽天ポイントなので、予めポイントを受取るための設定が必要なのを忘れないようにしましょう。

楽天Edyについてはこちらのページをどうぞ
[SaLinkDesigner id=6163 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/electronic-money/prepaid/20902.html#8221Edy8221[/SaLinkDesigner]

【WAON(ワオン)】

Google Payを利用するとWAONカードを保有していなくても、その場で発行することが可能で手数料や年会費も一切必要ありません。

Google Payに登録したWAONへのチャージはクレジットカードが利用できますが、「イオンマーク」が付いたものしか使用できません。
またチャージは1,000円単位になりますので、覚えておいて下さいね。

チャージは現金で行うことも可能で、現金チャージ可能店舗のレジで「現金チャージで」と声をかけて下さい。
現金チャージができる主な店舗は以下の通りです。

■ イオン
■ ダイエー
■ マックスバリュ
■ ミニストップ
■ ファミリーマート
■ ローソンセイコーマート
■ ウエルシア
■ その他

Google Payに設定したWAONではクレジットチャージを実行しても「ときめきポイント」や「マイル」の対象外です。
ここも注意ポイントとして覚えておきましょう。

WAONについてはこちらのページをどうぞ
[SaLinkDesigner id=6165 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/electronic-money/prepaid/18157.html[/SaLinkDesigner]

【QUICK Pay】

スマートフォンに対象のカードを設定すると、全国のQUICKPayマークがついたお店で誰でもスムーズにお支払いができます。

またチャージできるクレジットカードは基本的にJCBが付与されたものになりますが、一部除外カードもあるので注意しましょう。

【利用可能カード】
JCBオリジナルシリーズ(JCB一般カード、JCB CARD W、JCB CARD EXTAGE、JCBゴールド、JCBプラチナ、JCB THE CLASSなど)
JACCSカード発行のJCBカード、楽天カードのJCBカード、ANA To Me Card PASMO JCB、ゆめカード、LINE Payカード、リクルートカードのJCBブランド

[SaLinkDesigner id=6170 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/electronic-money/postpaid/22189.html[/SaLinkDesigner]

【iD】

Google Payアプリをインストールし、iDと紐付けると無料で利用することができます。
iDはオンライン決済も幅広く対応しているので、さまざまな支払いがスムーズになり便利です。

おサイフケータイに対応していない、海外のSIMでもアプリをインストールすれば使うことができます。

【VISAタッチ】

VISAタッチも2019年11月にGooglePayに対応しました。

決済時は画面ロックを外した状態にしなければなりません。
決済前の認証なので仕方がありませんが、Suicaなどのようにかざすだけでの支払いはできないので注意しましょう。

Google Payの使い方と利用できるショップ

Google Payは店頭でかざすだけで支払いが完了しますので、まったく手間はありません。
商品や伝票を手に取って片手でリーダーにスマホをかざすだけなので、誰でもスマートでスピーディーな決済ができるでしょう。

Google Payが使えるお店はこちら

Google Payはポイントカードを登録することも可能

Google Payには2種類のポイントカードを登録して、ショップでの支払い時に提示するだけでポイントが貯まったり、支払ができたりします。

設定したポイントカードは各加盟店でバーコードを表示して利用したり、おサイフケータイとしてリーダーにかざしたりすることでポイントを貯めることが可能。

また、支払いとしてポイントを利用することもできます。
さらに嬉しいことにGoogle Payにポイントカードを設定すると、ポイント加盟店舗に入店した時におトクな特典通知を受けられる機能もあります。

これは嬉しい機能ですね。

ポイントカードやギフトカードはデジタルコピーで保存

最近では様々なショップや飲食店でポイントカードやサービスカードを発行していますよね。
このようなカードを全て財布に入れると、もう財布がパンパンで困ることも珍しくありません。

Google Payはこのようなカードをデジタルコピー(画像)でアプリ内に保存する機能があります。
簡単に要約すると各カードの写真をまとめて保存する機能と思ってよいでしょう。

【保存対象カード】
■ ローカルポイントカード
■ 特典カード
■ 割引チケット
■ メンバーシップカード
■ ギフトカード
■ クーポン
■ プロモーションカード

ただしバーコードが表示されているポイントカードであれば有効ですが、ICチップ型のものは対応していません。
(現在の対応はあくまでTポイントとdポイントのみ)

Google Payのメリットとデメリット

Google Payの最大のメリットは複数の電子マネーやポイントカードを一元管理できることだと思います。

今までは各電子マネーのアプリ毎に使い分けしなくてはならなかったのが、Google Payを利用することで全てをまとめて管理することができます。
また楽天Edyではポイントの二重取りも可能で、ポイントを集めたい人にも嬉しい機能がついています。

ただしデメリットも少なくなりません。
例えばnanacoへクレジットチャージできないこと。
nanacoのアプリでは可能なことがGoogle Payではできません。

このような制限はnanacoだけではありません。
主な電子マネーには専用のアプリと比較して、何らかの制限が見られます。

その意味では「Google Payに集約するのが便利なのか?」「個別のアプリを利用した方が便利なのか?」を十分に検討することが必要かもしれません。

また日本で人気のiPhoneに対応できていないこともデメリット。
一部のWeb機能で利用できるようですが、実店舗で利用できなければスマート決済ではありませんよね。
アメリカではiPhone用のGoogle Payアプリがリリースされているので、日本での解禁を待ちたいと思います。

Google Payの機種交換は要注意

例えばApple PayはiPhoneで有名なApple社のスマート決済機能ですが、iPhoneを買い替えた時の対応はいたって簡単です。

基本的にはApple IDに紐づけされたiCloudに全ての情報が格納されているので、新しい機種を購入しても古い機種を「ログアウト」して新しい機種で「ログイン」することで情報を引き継ぐことができます。

それではGoogle Payはどうでしょうか?

Google Payはあくまでアプリなので対応機種であれば、どこの会社のスマホであっても利用できます。
ここがApple Payとの大きな違いでApple社製品でしか利用できないApple Payは簡単な操作で機種変更できますが、様々な機種に対応しているGoogle Payは面倒くさい移行作業を行わなくてはGoogle Payに格納した電子マネー残高を移行することができません。

Google Payにおける機種変更は電子マネー毎に実施する必要があり、詳しくは各電子マネーのホームページで「Google Payの機種変更について」を確認する必要があります。

今回は参考として楽天Edyの機種交換の方法を簡単に説明します。

【楽天Edyの機種交換方法】
1、機種交換を始める準備として古いスマホから楽天Edyアプリで残高を預ける
2、楽天アプリの左上のメニューから「機種交換の手続き」をタップ
3、「残高を預ける」をタップ
4、「楽天IDを利用する」をタップ(楽天会員の場合)
5、「残高を預ける」を再度タップ
6、楽天IDとパスワードを入力してログインする
7、残高の預け入れは終了
8、「楽天Edyの削除」をタップ
9、 古い機種から楽天Edyを削除完了

【新しいスマホへの楽天Edy登録方法】
1、楽天Edyアプリをダウンロードする
2、起動させて規約に同意し「はじめる」をタップする
3、「楽天IDで受け取る」をタップする
4、楽天IDでログインする
5、「残高を受取る」をタップする
6、新しいスマホで楽天Edyの残高を受取る

このように楽天Edyのアプリ内で残高を預けて、新しいスマホで受け取る作業が必要です。
この作業が終了した後に新しいスマホのGoogle Payに楽天Edyを登録することで、機種交換は終了になります。

この作業を電子マネー毎に行う必要があり、それを怠ると電子マネーが紛失してしまう可能性もあるので注意したいポイントですね。

面倒な作業ですが大切なお金が紛失してしまっては大変。
機種変更時にはしっかりとヘルプを読んで実行して下さね。

スマホを紛失した場合にはどのようなセキュリティがあるのか?

Google Payのように複数の電子マネーやクレジットカードを登録していると、一番怖い出来事はやはり紛失ですよね。
スマホを落としてしまったり、盗まれてしまったりすると思いがけない損害を受けてしまうこともあります。

Google Payではスマホを紛失した場合の対応として、一括の「スマホのロック&データ消去」機能があります。
ただし、この機能に対応しているのはスマホから追加されたQUICPay対応のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードのみです。

電子マネーを消去するには電子マネー各社に連絡しなくてはいけません。
スマホ紛失は突然のことですから、対処は覚えておきたいですね。

まとめ

Google PayはApple Payと違い複数の電子マネーを登録できる点で、普段のおサイフとして便利に利用できる機能です。
ただしオートチャージについては各電子マネーのアプリからでしかできないなどの制限があり、Google Payと電子マネーのアプリの両方を使い分ける必要があります。

また、先ほど紹介したスマホの機種交換などでは手順を間違えると、お金を紛失してしまう可能性も否定できません。
それでもスマホ一枚で複数の電子マネーに対応できるGoogle Payは、これからの新しいお財布としてスマートでスピーディーな支払いを約束してくれるでしょう。

この記事を書いた人
moose

moose

会社経営を経て夢のセミリタイヤを45歳で実現し、のんびりするはずが性格なのかファイナンシャルプランナーとして独立するはめに(泣)…成人した子供よりもポメ2匹を溺愛しています。のんびり書きたいライターです。
さがす