世界的にみると、日本人の視力はとても悪いといわれています。
その割合は何と全体の40%!
ほぼ2人に1人が、両眼視力が0.7以下とされており、眼鏡やコンタクトを使っているようです。
あなたはメガネやコンタクトレンズを使用していますか?
もし、コンタクトレンズを使っている場合は要注意!
いまや1日使い捨てタイプ(1day)の使用でも角膜びらんや角膜腫瘍・角膜新生血管・巨大乳頭結膜炎などといった感染症の危険の危険があるとされています。
目次
日本人のコンタクトレンズ事情
視力の悪い日本人の約30%が、コンタクトレンズを使用していると言われています。
そのうち60%弱が使い捨てコンタクトを使用、およそ2割が使い捨てコンタクトレンズを使用している状況です。
コンタクトレンズ使用における危険性
従来型ハードコンタクトレンズの場合…
・固いので割れやすい
・目にキズが入りやすい
従来型ソフトコンタクトレンズ
・やわらかいので乱視には対応できない
・酸素透過性が低い為、角膜に障害を起こしやすく最悪角膜移植という例も・・・
・レンズを外す時に目を直接指で触ってしまう事が多く、雑菌に感染しやすい
・寿命が短い
・煮沸消毒などが面倒な上、維持コストがかかる
・目薬が制限される
・黒目を完全に覆ってしまうため、目の障害に気付きにくい(痛みに鈍感になる)
1日使い捨てコンタクトレンズ
・コストが甚大
・最も衛生的で角膜へのダメージが少ない
1週間連続装用タイプ
・連続装用に伴う酸素不足で角膜血管新生の発症例が一番多い
・付けっぱなしの不衛生による眼瞼縁炎になりやすい
・上記症例は症状に気付きにくく、
最悪『角膜潰瘍』『角膜穿孔』に繋がり失明の危険がある。
・付けっぱなしタイプは出来るだけ使わないに限る。
・上記のような危険があるため月に一度の眼科検診が義務となっている。
2週間~1ヶ月使い捨てタイプ
・ワンデイと比べると酸素透過性に劣る
・毎日のケアが必要
眼への負担を考えるとハードタイプもしくは1日使い捨てが最も優しい事が分かりますね。
連続装用タイプや従来のソフトレンズは角膜に障害を起こしやすく、角膜には神経がないため、痛みなどの症状に気付きにくいのも怖いところ…
でも、ハードは痛みがあることで有名ですし、ソフトのように柔軟性もないので、取り扱いに注意しないとちょっとしたことでも割れてしまいます。
また、ワンデーは毎日新しいレンズをつけられるメリットがありますが、その分コストが掛かかるデメリットも。
また、レンズ代だけでなく毎日のケア用品も必要になり、維持費も馬鹿になりません。
だからといって裸眼でいては、見えないし免許の取得も不可能に…。
視力が悪いというだけで、人よりもお金がかかってしまうのです。
レーシックはメガネ利用者にもおすすめ
コンタクトレンズに比べ、そこまで費用のかからないイメージがあるメガネ。
本体料金だけで、ケア用品を買い足す必要もありません。
ですがコンタクトとは違い、不便な点がいろいろと多いのです。
プールや海に入るとき、どうしてもメガネを外さなければなりません。
そうすると裸眼になり、周りの様子が見えなくなってしまいますよね。
視力の低い人にとって、その状態で水中にいることはとても危険!
万が一の場合、事故につながる恐れもあります。
また、最近普及している3D映画。
3Dメガネを着用する際、メガネが邪魔になりわずらわしさを感じる人も多いようです。
ほかにも女性の場合は、メガネのせいで化粧映えしない顔立ちになってしまうことも。
さらにコンタクトと違い、眼球からレンズの距離があるため、目が疲れやすくなるといった点もあるようです。
今一番オススメなのはレーシック
高額なイメージや、目にメスを入れる恐怖感の印象が強いれーシック。
とあるサッカー選手も受けたと有名になりましたよね。
レーシック難民とか、後遺症とか…
いろんなリスクがあるようですが、実際のところどうなのでしょうか?
ひとつひとつ解説していきましょう。
レーシックの値段って?
レーシック=高額と言われていますが、確かに簡単な金額ではありません。
術式によって異なりますが、相場で10万円から50万円ほどかかります。
でも考えてみて下さい。
あなたが今30歳だとしてワンデーコンタクトを70歳になるまで40年間利用した場合、トータルの費用はいくらになるでしょうか?
月に30枚パックを両目で2セット消費する場合…
2,300円(1dayパックの相場)×2(左右で)=4600円/月
4,600円×12カ月=55,200円/年間
55,200円×40年=2,208,000円
なんと生涯で2,208,000円!!
レーシック手術は高くても50万円です。
レーシックで快適な裸眼生活をとるか、220万円かけてコンタクト生活をとるか…
私ならレーシックを選びますね。
またレーシック手術は健康保険の適用外ですが、個人的に入っている生命保険や、医療保険が適用され給付を受けれる事もあるようです。
一度ご自分の保険内容を確認してみてはいかがでしょうか?
やっぱり痛いの??
これは人によって分かれますが、当然麻酔をしますので術中は痛くありません。
問題は術後。
安いレーシックを行った方、経験の浅い医師が執刀した場合は痛みを訴える方が多いです。
反面、経験豊富な医師による高技術な手術の場合は、術後もあまり痛みを感じる事がないようです。
執刀医やクリニック選びも大事という事です。
レーシックのリスク…
一時期、レーシックの流行りに乗っかり、経験のない医師やクリニックがこぞって業界に参入してきました。
簡単にレーシックといっても人それぞれの治療法、事前の検査などが必要になります。
そう言った事をおろそかにする、いわゆるヤブ医者にかかってしまうと、過矯正による後遺症、不衛生環境での手術により感染症などになってしまったりといった例が発生。
後の『レーシック難民』という言葉を生みだすきっかけになってしまったのです。
ひとつ押さえておきたいのは、レーシック手術の歴史において失明したという症例は1件も報告されていない事です。
角膜は目全体でいえば一番外側の部分で、目が見えるメカニズムとは全く関係のない場所なので、論理上からも失明することはありえません。
ただし医者選びに失敗すると、上記で述べたように過矯正・感染症による体の不調に繋がってしまう事があります。
レーシックを行う際は、信用のおけるクリニック選びが重要です。
まとめ
初期費用はかかりますが、快適な生活や明るい視界を手に入れることができるレーシック。
とはいえ手術は手術なので、恐怖心はぬぐえません。
コンタクトやメガネをお使いのみなさん、レーシックで明るい視界を取り戻し、必要経費を節約してみませんか?