100均グッズや身近な便利アイテムでコスパよく作る!お手軽防災リュック

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世界中で起きている大地震の2割は日本で発生してるってご存知ですか?
地球上のたった0.25%の広さしかないにもかかわらず、起きる大地震の5回に1回は日本で起こっているんです。

家屋被害をもたらす可能性がある震度5以上の地震が最近どれくら起きているか調べてみると2017年には4件、2016年には7件も…。
ちなみに、ある調査によれば今後30年間に自分が交通事故に遭ってしまう確率は24%と言われています。
でも、マグニチュード7以上(熊本地震がM7.3)の地震が30年以内に南関東地域や東海~西日本地域で起こる確率は70%。
内閣府の調査から発表されているほど震度7以上の地震が起こる確率は高く、いつ起こってもおかしくない震災に対し備えることが重要視されています。

そこで、今回は簡単にすぐ準備できて役に立つ防災リュックづくりについてご紹介したいと思います。
高価な市販の防災リュックを買わずとも、身近なアイテムや100均グッズなどを利用すれば安くお手軽につくることができるんですよ。
“節約防災リュック”づくりは子ども達とも楽しみながらできるので、お休みの日にぜひトライしてみてくださいね。


防災に必要な3種のリュック&ポーチ

「えっ?防災リュックって1個つくっておけばいんじゃないの?」って思いましたよね。
せっかく準備するなら、すぐに持ち出せる【1次避難リュック】、安全が確保されてから必要になる【2次避難リュック】、いつも持ち歩ける【非常時用ポーチ】の3つをつくっておきましょう。
目的をはっきりさせて作っておけば、いざという時にかなり役立つ防災リュックを準備することができます。
万が一時に必要なものがもれたり、逆に詰め込み過ぎたりしない“3種の防災リュックづくりのポイント”を挙げていきますね。

1次避難リュック

これは多くの皆さんがイメージしている防災リュックだと思います。
大きな災害に見舞われた時、すぐに背負って避難所まで逃げるためのものです。
安全が保障されるまでの1~3日を想定して、必要な防災グッズを準備しましょう。

2次避難リュック

家に帰っても大丈夫だと安全が確保されてから必要になるリュックです。
水や電気などのライフラインが復旧するまで、まずは3日間(~1週間)過ごせる備蓄をイメージしてつくりましょう。
家でも避難所でも使えるように考えて準備しておくと、いざという時に困りません。

非常時用ポーチ

「いつ・どこで」災害に遭遇するかは誰にも分かりません。
いつも持ち歩ける最小限の防災グッズを入れたポーチも作っておきましょう。
これがあるだけで、非常時に困ることをぐっと減らすことができますよ。

1次避難リュックのつくり方

まず、家族ひとり一人が持ち出せるよう、リュックサックを用意してください。
新しく購入する必要はありません。昔に買っていて使わなくなったものでOKです。
パパ用、ママ用、息子用、娘用とそれぞれに1個ずつ準備しましょう。
人数分ない場合はダイソーのカラーリュック300円(耐荷重量7kg)でもOKです。
GUやしまむらなどでも、1,000円以下で買えるものがあるで探してみてください。

大人用リュック

最低限の必要物として、入れておくべき防災グッズを挙げていきます。
必需品は人により異なるので、これからご紹介するものをベースに自分や家族それぞれに合ったリュックにアレンジしてくださいね。
1個あたりのリュックの総重量ですが、女性なら5kgまでを目安としましょう。
重すぎると避難する時の妨げになるので、実際に背負って走れるかどうか試してから入れる防災グッズを調整してください。

■ 食料とお水
非常食にはカロリーメイトなどのエナジーバーやクッキーなど、軽くて・すぐ食べることができて・日持ちするものを。
お水は500ml×3本あれば安心です。
その他、好きなガムやアメなども役立ちます。

■ 照明と電源
小型の懐中電灯、スマホ用の電池式充電器、電池の予備も入れておきましょう。

■ 携帯トイレ
100均ショップでいろいろな商品が販売されています。
家族の人数が多くて、多めに準備にしなければいけない場合は、水分をすばやく固めて処理しやすくしてくれる、トイレの凝固剤がオススメです。
ホームセンターなどで400円前後(10回分)で買うことができます。

■ 防寒など身体を守ってくれるもの
レインコート、小さめのリュックに入るざぶとんorクッション(使い古しでOK)、新聞紙、サランラップ、レジャーシート、使い捨てカイロを用意しておきましょう。
レインコートは風雨を防ぎ、衣服の汚れも防ぐので、洗濯できない非常時には重宝します。
ざぶとんは即席ヘルメットやまくらになり、座り続ける時にもあると楽ですよ。

寒い時は身体に新聞紙を巻いて、その上からサランラップで固定すれば体温を逃しません。
冷たい床の上に新聞紙を置き、その上にレジャーシートをひけば冷え防止ができます。
新聞紙がなければ、セリアのアルミ温熱シートが寒さ対策に役立ちます。
軽くてコンパクトなので2~3個入れていてもかさばりません。

■ 衛生&応急アイテム
トイレットペーパー、ポケットティッシュ、除菌ウェットティッシュ、絆創膏などが入ったファーストエイドキット、歯ブラシ、生理用ナプキン、タオル、使い捨てマスク、常備薬などがあれば安心です。
簡易トイレづくりに使えたり、穴を開けてかぶって簡易トイレを使用する際の目隠しにしたり、お水を運べたりといろいろ役立つ大容量の黒いビニール袋も数枚入れておきましょう。

■ 貴重品
保険証、すぐに使える現金などもあると便利です。

子ども用リュック

大人用リュックの必要防災グッズをベースに、子ども用にアレンジしてください。

■ 食料とお水
ショックや不安で食が細くなることもあるので、子ども用には朝バナナなどのゼリー飲料を入れておくのもオススメです。
日持ちする好きなお菓子も忘れずに。
お水は500mlのペットボトルを、その子が持てる負担にならない本数分だけ入れてください。

■ 照明
ミニライトがあればOKです。折るだけで使える非常時用ライトや押せばライトが点くキーホルダーなど、100均ショップにはいろいろあります。
子どもが使いやすいものを選んでください。

■ 携帯トイレ
こちらも100均ショップの商品を数個入れておきましょう。

■ 防寒など身体を守ってくれるもの
子ども用のレインコート、保育園などで使い古したざぶとん、新聞紙(orアルミ保温シート)、使い捨てカイロがあればOKです。

■ 衛生&応急アイテム
ポケットティッシュ、除菌ウェットティッシュ、歯ブラシ、使い捨てマスク、ビニール袋が数枚あれば安心です。
子どもはちょっとした環境の変化でも体調を崩すので、常備薬は必ず入れておきましょう。
熱を出しやすい子のために、そして暑い夏にも役立つ冷えピタシートはあると助かります。

2次避難リュックのつくり方

地震や津波、大雨や土砂災害などで避難した後、安全が確保されて自宅に帰れるようになってからの生活をイメージしながらつくりましょう。
避難生活を維持できる防災グッズを選んで入れていくようにしてください。
持ち運びにはリュックが便利ですが、使っていない小型のキャリーケースや大きめのボストンバッグなどがあれば活用しましょう。

安全は確保されているので急いで運んだりする必要はありませんが、自分ひとりでも運べる重量までとして、詰めすぎないよう気をつけてください。
大きな災害の場合、電力・ガス・水道といったライフラインなどの公的機関の働きが戻るまでに3日程度はかかると言われています。
まずは3日間を過ごすことのできる準備をしておけば安心です。

■ 食料とお水
3日まかなえる、家族全員分の非常食と飲料水を揃えようと思うとそこそこのコストがかかります。
日頃からレトルト食品・カップラーメン・インスタント食品・乾麺・缶づめなど、スーパーの特売時に購入して2次避難リュックに入れておくようにしましょう。
お水は大人で1日3リットルは必要です。
これは飲料水としてだけでなく、手洗い・うがい、歯磨きなど生活全般で必要になる量です。お水も特売時や業務用スーパーなどで安い時に購入してストックしておいてください。

■ 照明と電源
手動式充電器や懐中電灯、電池の予備を入れておきましょう。
キャンプ用の小型ランタンなどあると便利です。

■ 簡易トイレ
自宅や避難先で水が出ない場合、洋式トイレに大きいポリ袋を便座にはめて、そこに排泄物をためて凝固剤を使えばトイレとして使用できます。
先にご紹介したトイレ凝固材とポリ袋を準備しておきましょう。
トイレ自体が使えない場合は、ダンボールにポリ袋をかぶせて簡易トイレをつくることもできます。
ダンボールは他にも、簡易ベッドやテーブルづくりに使えるのであると便利です。

■ 衣類
家族分の替えの下着、楽な部屋着やジャージを入れておきましょう。
着替えがしにくい女性には、パンティーライナーが役立ちます。
トイレでさっと取り替えれば下着を汚さず、着替えられなくても清潔さを保つことができるのです。

■ その他のお役立ちグッズ
食事に必要なお箸やスプーン&フォーク、紙皿、プラスチックコップなど。
調理に必要なキッチンバサミや万能ナイフ、衛生用品や常備薬の補充などをチェックしながら仕上げてください。
小さな子どもがいる場合は、ひとり遊びできるおもちゃや安心できる小さなぬいぐるみなども入れておくことをオススメします。
慣れない環境で長時間過ごさなければいけないので、泣いたりぐずったりしやすくなります。
子どものストレス軽減に役立ってくれるものを入れておきましょう。

非常時用ポーチのつくり方

かさばって持ち歩く不便を感じては本末転倒なので、これなら持ち歩けると思える 大きさのポーチをまず準備してください。
入れておくべきオススメ防災グッズはすぐに食べられるエナジーバー、携帯用レインコート、電池式充電器、大きめのビニール袋、使い捨てマスク、ホイッスル、常備薬などです。
さらに携帯できそうなら、小さい懐中電灯や予備の電池も役立ちます。
子ども用にはエナジーバー、携帯用レインコート、常備薬、ホイッスルを必ず持たせるようにしておくと安心です。

市販の防災リュックとのお値段比較

1次避難リュックとして利用できる防災リュックがさまざまに市販されています。

    

簡易的なものは3,000円程度、高価なものだと3万円近くするものもあります。
4人家族とすると、安い防災リュックを購入してもかかるコストは3,000円×4個でトータル12,000円。
でも今回ご紹介した1次避難リュックは、ほとんどのご家庭にあるものを活用してつくれるようご紹介しているので、0円で準備することもできます。

しかも非常時に必要な機能や目的は市販のものと比較しても大差ありません。
お家にないものを100均ショップなどで購入しても、その金額はわずかです。
さらにお水や食料品は格安スーパーなどでまとめ買いすれば、100均ショップよりも安く準備できます。

何よりも大切なことは、既製品を買うのではなく自分たちで考えながら準備するということが、防災訓練になるという点です。
子ども達と話しながら用意すれば、自然と防災意識も高まり、いざという時に子ども達の命を守ることにもつながります。
防災リュックをお得につくれるという点だけでなく、防災訓練になるという意識も持ちながら、楽しく準備してくださいね。

赤ちゃんや幼児、高齢者が家族にいる時に準備しておきたいもの

赤ちゃんや幼児に必要な防災グッズ

安全に避難できるように、抱っこ紐と防災リュックはセットと考えておいてください。
避難する時は赤ちゃんでも靴か厚手の靴下を履かせましょう。
怪我などから守ってくれます。
粉ミルクや離乳食などの食料は多めに準備しておいてください。
救援物資として届きにくいことがあります。

ふだんは母乳で育てている場合でも、非常時のストレスから突然出なくなることも十分に考えられます。
食料は多すぎるかも?と思うくらい準備しておく方が安心です。食料と同様にオムツも多めに用意しておくことをオススメします。
幼児でアレルギーがある子どもがいる場合も、その子用の非常食は多めにストックしておきましょう。
食べられる物が支給されない時、とても困ってしまいます。

高齢者に必要な防災グッズ

重い物を入れると避難の妨げになるので、必要最低限で軽く持ち運べるものを中心に入れていきましょう。
柔らかめのエナジーバーや飴などの食料、500mlのお水1本、常備薬、保険証、家族の連絡先、入れ歯、保温にも暑さ対策にもなるアルミ温熱シートはすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
リュックは肩に負担がかかりにくい、紐が太いタイプのものがオススメです。

1度はやっておきたい避難練習

家族みんなの防災リュックがつくれたら、自宅からそれぞれのリュックを持って、みんなで避難所まで歩いて行ってみましょう。
実際に背負って歩いてみると、思った以上に重い場合もあるのでこのチェックが実はとても大事なのです。
子ども達と一緒に歩いておけば、自宅以外で被災した時の集まる場所の確認にもなります。

避難所まで歩けたら、次はそこから近い公園などで防災リュックを使って半日過ごしてみましょう。
用意した準備グッズだけで、不便なく過ごせるかどうか試してみるのでせす。
使ったことのない防災グッズもこの時に試しておきましょう。

いざという時に使いこなせなければ、防災グッズとしての意味がありません。
実際に使ってみることで、見えてくることがたくさんあります。
特に携帯トイレははじめての人には使いにくいので、上手に使えるやり方を習得しておくと、いざという時に困りません。

1次避難リュックだけでお試ししたら、次は1次避難リュックに2次避難リュックの中から1回分の非常食と必要グッズを持ってお出かけしてみましょう。
近くの公園などで非常食を食べてみてください。
簡単調理で食べやすいか、味は好きか、腹持ちはいいかなどしっかりチェックしましょう。
作りにくかったり、口に合わなければ非常食としては失格です。

好きで食べ続けられる非常食を揃えておくことはとても大切なことなのです。
ストレスから食が細くなりがちな高齢者や子どもの非常食には特に気を配るようにしてください。

1度でもこの避難練習をしておけば、あなたにとって、家族にとって本当に必要な防災リュックを備えることができます。
さらに家族の恒例行事にしておけば、防災リュックのブラッシュアップもでき、非常食の賞味期限点検にもなるのでオススメです。
お金をかけずにできる子ども達とのお出かけにもなるので、ぜひ避難練習を楽しみながら行ってみてくださいね。

まとめ

防災リュックは高価な市販品を買わなくても、お家にあるものや100均ショップにあるグッズを活用して、手軽につくることができます。
被災状況に応じた「1次避難リュック」「2次避難リュック」「非常時用ポーチ」の3種類を準備しておきましょう。
災害直後に必要な「1次避難リュック」は家族それぞれに1個ずつ準備して、すぐに持ち出せる場所に保管しておいてください。

準備した防災リュックは避難練習で1度使用してみて、いざという時に防災グッズを使いこなせるようにしておくことが大事です。
家族の防災知識もさらに高まり、避難練習を恒例行事にすれば、お金をかけずにできる子どもとのお出かけにもなります。
節約レジャーにもなる避難練習、ぜひ家族で楽しみながら行ってみてくださいね。



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