失踪・家出・行方不明《警察に捜索願いを出した人の人探し体験談》

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行方不明者が急増

家出や失踪する人が年々増えています。
警視庁の「平成25年度中における行方不明者の状況」の報告書によると、平成25年の「行方不明者届)の数は84,000件にも上り、中でも10代の家出がダントツに多いそうです。
捜索願いが出ていない場合もあるので正確ではありませんが、次に70代以上、そのあとに20代の家出や失踪が多いのだとか。

捜索願いを出しても探してくれない場合がある

家出や失踪は本人にしてみれば深い悩みがあってのことでしょうが、残された家族にとっても辛いことですよね。

真っ先に頭に浮かぶのは警察に捜索願いを出すことだと思いますが、警察に捜索願いを出してもすぐに動いてもらえる場合とそうでない場合があります。

直ぐに動いてもらえるのは事件性がある場合のみ。
本人が自殺を計画していることがわかるような証拠が見つかった場合や、幼児、痴呆症が進行した高齢者など自分の意思で家出をするとは考えにくいケースは、事故や事件につながる恐れのあるためすぐに動いてくれるのです。

この場合は「特異家出人」として警察は速やかに捜査を始めなければならない決まりになっています。
でもそれ以外の場合は、「一般家出人」として扱われるため捜索願いを出しても受付のみです。
残念ながら捜査はしてもらえません。

そのうえ「特異家出人」か「一般家出人」かの判断は警察がするため、家族の要望を聞き入れてもらえない場合もあるのです。「一般家出人」だからといって絶対に事故や事件に巻き込まれないとは言い切れないのにです。

ただ、警察本部に本人の情報が登録され、パトロールや交通違反・職務質問など本人と何らかの接触があった場合は安全に確保されるため、出さないよりは出しておいたほうがいいのです。
ですが捜索願だけでは不十分だということがこれでおわかりいただけたかと思います。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回は実際に警察に家出人捜索願いを出したことのある方々の体験談をご紹介します。
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人探し・家出

 ≪ 実弟が失踪 ≫ 36歳 女性 東京都

7年程前、警察に「家出人を探してください。」と頼んだことがありました。
実弟が家を出た時、自宅の近くの警察署に「家出人」の届出をしました。

そのとき警察署の対応は、「事件性がないから直ぐには動けない」と言うものでした。私は納得がいきませんでしたが、警察も事件になれば動いてくれると思いで待つしかありませんでした。

でも「もしかしたら亡くなっているんじゃないか?」という不安がまさか半年後に現実になるとは思いもしませんでした。

ある日、聞き覚えのない街の警察署から「お話ししたい事がありますのでご連絡下さい」と留守電がありました。電話をかけてみると『御宅の息子さんが見つかったのですが、残念ながら遺体で見つかりました。明日警察署まで来てください』
まさか信じられないという思いでしたが、心配した叔父が付き添ってくれることになりました。

警察の対応は遅かったように思えましたがあえて言いがかりはつけませんでした。
自分にも責任があったかもしれないという後悔の気持ちの方が強かったからです。

警察も家出だけでは下手に動けない、事件性がないと動きづらいようでした。
あの時もっと他にいい方法がなかったのか、捜索を探偵社にも依頼すれば違う結果になっていたかもしれないと思うと踏み切れなかった自分が悔やまれてなりません。

 ≪ 会社の同僚の失踪 ≫42歳 女性 大阪府 

私が、以前に在籍していた会社の同僚が突然、無断で会社を休む日が2~3日続いたことがありました。
そして、その社員の家族から会社に連絡があり、数日間自宅にも戻っていないと言うことでした。

会社ではてっきり自宅にいるものだと思っていたのですが、行方不明ということで慌ててその家族に警察に捜索願いを出すことを勧めました。

すると警察からの回答は「成人している男性の場合は、積極的には動かない」と言うものでした。

巡回パトロール中に街で見掛けてたりした場合は、声掛けはするそうですが捜索するまでには至らないようです。また成人している場合は、たとえ見つけたとしても本人の意思を尊重するため強制的に連れ戻すことはできないとのこと。

会社側もその社員が会社の車と携帯を持ったまま失踪してしまったので携帯のGPSを追ってみたそうです。でも途中で電源が切れい居場所も分からずじまいでした。

結局その社員は一週間後無事に戻ってきましたが、呆れたことに上司に怒られたことで嫌になって行方をくらましたのだそうです。事件に巻き込まれなくて安心しましたが、捜索願いを出しても年齢や状況によっては警察は本当に動いてくれないんだなと改めて実感した出来事でした。

 ≪ 痴呆症の友人の祖母が行方不明に ≫50歳 男性 埼玉県

同僚から聞いた話ですが、同僚の父親がアルツハイマー病で夜中に家族が寝ている間に徘徊をすることが多くなり何度も警察に捜索願を出したことがあったそうです。

警察も老人の徘徊は危ないからとすぐに6人体制でパトカーで巡回捜査をしてくれたそうですが、友人の祖父のカバンの中にはドラエホンという居場所が特定できる携帯電話が入っていたため、FAXを使いある程度の場所を特定し一緒にその周りをしらみ潰しに捜索してもらったそうです。

本人は人の区別が全く付かないくらい病状が進行していて家族もかなり心配したそうですが、結局4時間くらいで見つけてもらうことができたそうです。

何度も徘徊を繰り返す祖父や家族に対して、嫌な顔一つせずに親身になって探してくれた警察に同僚も頼んで本当に良かったと話していました。自分にも両親がいるのでその話を聞いたときは自分事のような気持ちなりホッとしたのを覚えています。

こういった場合は警察も即座に動いてくれるようですよ。

≪ 主人が行方不明になり… ≫ 40代 女性 鳥取県

警察に捜索願を出した時のことです。
ある日の朝仕事に行くといつも通り出かけた主人がそのまま帰って来なかったのですが、いつも帰宅時間がバラバラでしたので23時までは気にもせずにいました。

ただ0時を過ぎるということは今までなかったので、何かあったと思いメールを送ってみました。
が、返事がなく、電話をしても電源が入っていない状態で朝になってしまいました。

何回電話を掛けても電源が入っていなかったので捜索願を出すために夕方警察へ向かいました。

捜索願を出すには書類を書くだけでなく、いなくなった当人の写真やどんな特徴があるか聞かれたり、何か事件性があるかどうかを問われました。
成人で事件性がないと思われた場合、自分の意思で居なくなったと見なされ、警察が捜索をするということはしないと言われ、頭が真っ白に。

後で知ったのですが、検問や事件・事故で身元が確認された場合、本人へ捜索願が出ていると伝えるそうです。その際、本人から「誰にも伝えないで欲しい」と要望があれば家族にも伝えることはできないと聞かれされました。

数日間、捜索願を出したままにしていましたが、状況を聞いたら何も変化がないと言われ、「わざわざ探すことはしません!」と言われたので仕方なく捜索願を取り下げて帰ってきました。

主人はまだ見つかっていません・・・。

≪ 兄が失踪して警察に捜索願いを出しました ≫ 20代 女性 群馬県

数年前に私の兄が、突然失踪した事があります。

兄は当時26歳、勤めていた会社がブラック企業だったことや、付き合っていた女性にフラれた事もあり、鬱病になってしまいました。
それから実家に帰ってきて両親と私と4人で暮らしていました。

仕事を辞めた後は病院へ行く以外では滅多に外で出る事のなかった兄ですが、ある日突然「今までありがとう、さようなら」といった内容の手紙を残して失踪してしまったのです。

兄の部屋を探すと銀行の通帳やキャッシュカード、着替え等が無くなっていたので兄自ら失踪したのだと思い、両親と私でまずは警察へ行きました。

すると警察の方は親身になってくれて「鬱状態だったのなら最悪自殺を考えている可能性もある」と、捜索して下さることになったのです。

最初はキャッシュカードでお金を引き出した場所さえわかれば、兄の行方が知れるだろうと思っていました。
しかし半年経ってもお金を引き出す気配はなく、いよいよ探偵社に依頼しようと思った頃にやっと見つかったと連絡がありました。

どうやら遠い土地の農家で食事や住む場所もお世話になっていたらしく、お金を引き出さなくても生活出来ていたようです。

兄は最初は自殺をしようとしていましたが、農家の仕事を手伝ううちに段々と楽しくなり、ずるずると半年も経ってしまっていたと言っていました。

一時はどうなることかと思いましたが、結果的に見つかったので警察に行って良かったと思います。

探偵社に依頼していたらきっと依頼料も凄くかかっていたと思うので、警察の方が見つけて下さってよかったと思う反面、もし兄が農家に行くことがなかったら・・・と思うと、たとえお金がかかっても万全の対策をとっておくべきだったのかもと、思います。

捜索願いの出し方

以下に捜索願いの届け出についてまとめました。

①捜索願いはいつ出せばいいの?
捜索願いは出す時間が長引くほど命の危険性が高まります。
心当たりを探してみたが見つからない場合は躊躇せずにすぐに出しましょう。
あと数時間早ければ命が助かったかもしれない自殺や事件は少なくないのです。

②捜索願いを出せる人
・家族(保護者・配偶者)
・その他の親族
・現に家出人を現に監護している人

③捜索願届け出先
A 行方不明者が住んでいた住所地を管轄する警察署
B 届け出する人の住居地を管轄する警察署
C 行方不明者が行方不明になった場所を管轄する警察署

④捜索願い受付時間
24時間

⑤届け出で必要なもの
・届け出する人の印鑑・身分証明書
・行方不明者の写真

⑥届け出する際までに準備しておきたい事柄
・行方不明者の本籍・住所・氏名・生年月日・職業
・行方不明者の人相・体格・服装
・車両使用の有無(車種・車両ナンバー等)
・家出の日時
・考えられる原因や動機 等

家出や失踪をする人は悩みを誰にも打ち明けられずに思いつめています。
怖いのは発見が遅れるほど命の危険性は高くなるのに、事件性が「ある」「ない」の判断は警察がその場でカンタンに判断してしまうということ。

そう!警察だけに頼るのはあまりにも危険過ぎる、不十分なのです!
取り返しのつかないことになる前に、警察に捜索願いを出したら同時に人探しのプロである探偵社にも相談(無料です)してみるべきです。一刻を争うだけに一日も早い発見が大切な家族の命を救います。
家出人捜索で悩んでいる方は、まずは無料で相談されてみることをおすすめします。

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