冬に近づくにつれて、ウイルスが本格的に活動を始めます。
病院などでもすでに注意を促す張り紙が張られていますね。
ウイルスの中でも、最も強い感染力をもつノロウイルスやインフルエンザ
いくらしっかり予防をしてもウイルスの力が強いため、感染を防ぐことがとても困難と言われていますよね。
ノロウイルス予防法はこちらの記事
⇒ 今年は新型を検出!?猛威をふるうノロウイルスの対策と血液型との関係
でもご紹介したように、できる予防といえば徹底した手洗いと生ものに火を通すことくらい。
他に効果のある予防法もなく、残念なことに効果抜群な治療法もありません。
インフルエンザの予防策は手洗いうがいが基本、薬を服用すればすぐに熱はさがりますが、外出できるまでに長い時間を必要とします。
しかし!
先日、静岡県環境衛生科学研究所によると、なんと紅茶に含まれる「テアフラビン類」という成分が、ウイルスの消毒作用に有効であるということが発表されました。
紅茶と言えば、日ごろから手軽に摂取できる飲み物。
飲むことでウイルス予防ができるなら、ぜひ積極的に摂取したいですよね。
ではなぜ紅茶に含まれるテアフラビン類がウイルス消毒作用に有効なのか?
最適な茶葉や、効率よく予防するための飲み方などをご紹介したいと思います。
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紅茶がもつ「テアフラビン類」のパワー
まずはノロウイルスと紅茶について紹介しましょう。
ノロウイルスの感染を防ぐために使用される塩素系消毒液。
ハイターなどが代表的ですよね。
薄めて、嘔吐した場所を拭き取ることで、ウイルスを死滅させ感染を防ぎます。
その塩素系消毒液に含まれているのがテアフラビン類。
そう、紅茶に含まれている成分と同じものなのです。
このテアフラビン類は、なんとノロウイルスの感染力を1000分の1に抑える効果があるようです!
実際に2011年から2015年もの4年間にわたり研究され、効果も立証されました。
研究所で所有する約12万個の化合物「静岡化合物ライブラリー」から、抗ウイルス作用の可能性がある化合物2,000個を1つずつ調査。
そこで「テアフラビン類」だけがノロウイルスの感染力を抑えることに成功したようです。
今後はテアフラビン類を配合した人体に安全な消毒薬などの商品開発を行う予定なんだとか!
この開発によって、今までできなかった「ノロウイルスを事前に効果的に防ぐこと」が可能になります。
風邪やインフルエンザにも効果的!
今回発表されたテアフラビン類の効果、インフルエンザや風邪を防ぐ効果もあるとされています。
手軽な方法としては、毎日茶葉をしっかり蒸らした濃いめの紅茶を飲むこと。
100度のお湯でじっくり抽出することで、テアフラビンである紅茶ポリフェノールをしっかり摂取することができます。
特に多くテアフラビンを含んでいる茶葉は、アッサムなんだとか。
飲むだけで予防できるなんて、とっても手軽ですよね!
さらに1日3回、朝昼晩と飲むことでより効果を期待できます。
また、濃いめの紅茶でうがいを行うことも効果的。
静岡県の小学校では、カテキンを含む緑茶をうがい時に使用しているところもあるようです。
紅茶という手軽な飲みものでノロウイルスを防ぐことができるのは嬉しいですよね。
薬のような副作用の心配もありませんし、体に負担をかけることなくおいしく飲むことができます。
朝晩しっかり紅茶を飲み、帰宅時は紅茶でうがいを徹底、これで今年の冬も健康に過ごせるはずです。
冬は病院にいくのも、逆に病気をもらってしまいそうで不安。
紅茶を使って手軽に健康対策を行い、病気知らずな身体を手に入れましょう!
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