ゆうちょPayのサービス開始でPayサービスの競争が激化!ゆうちょ銀行が提案する「新しい”べんり”をスマホに」…その機能を先行公開します


世の中の動きとは早いもので数年前にはなかった機能が、すぐに当たり前になってしまうことがありますよね。
特に最近では様々な支払いで利用できる「決済ツール」がドンドンと開発されています。

Payサービス」もその一つ。

私がPayと言う言葉を意識したのはやはり「Apple Pay」だったような気がしますが、現在では様々な決済サービスにおいて「~Pay」と名付けられており、我々もそれに慣れてしまっています。

そしてまた新しいPayサービスが2019年2月から日本国内でサービスを開始しようとしています。

ゆうちょPay

名前を聞いてもうお解りだと思いますが、日本を代表する金融機関である「ゆうちょ銀行」がいよいよ2019年2月からPayサービスに参入する予定です。

そこでこの記事では現在(2019年1月)公開されている限られた情報の中から、ゆうちょPayの機能とメリット/デメリットを紹介します。

ゆうちょ銀行は日本郵政公社から分社化&民営化された銀行

日本郵政公社の民営化に伴って生まれたゆうちょ銀行は「株式会社ゆうちょ銀行」が正式名称で、持ち株会社である「日本郵政株式会社」の子会社です。

日本全国に24,000店舗以上ある郵便局で窓口業務を行い、さらに多くのATMを設置する国内最大級の銀行と思ってよいでしょう。
巨大な銀行故に競争においては不公平にならないように、預入限度額が1,300万円/口座までとの規制があり民間会社なのに制限がかけられています。

ゆうちょ銀行は銀行界の「巨人」であり、もともとは国の金融機関であった歴史からこのような規制がかけられているのです。

ところでゆうちょ銀行ではお金を預けることを「貯金」と言いますが、普通の銀行ではそれを「預金」と呼びます。
私もファイナンシャルプランナーの勉強を始めた当時に知った豆知識ですが、日本の銀行では「貯金」と「預金」を区別して使用しています。

ゆうちょ銀行やJAバンク、マリンバンクでは貯金と呼び、銀行、信用組合、信用金庫などでは預金と呼びます。
お金を預ける行為は同じですが歴史的な考え方によって、呼び方に違いがあるようです。

だから「ゆうちょ銀行で預金するよ」とか「信用金庫で貯金を下ろさなきゃ」は間違い。
あくまでゆうちょ銀行は貯金で銀行は預金と覚えておいて下さいね。

また銀行が破綻した場合の保護に「預金保護制度(銀行など)」がありますが、同じく「貯金保護制度(JAバンクなど)」も存在しています。
しかしゆうちょ銀行は貯金と呼びますが、なぜか貯金保護制度ではなく預金保護制度で守られています。

うーん謎ですね…豆知識なので頭の隅にでも置いて下さいね。

いよいよ巨人が動く!ゆうちょ銀行がPayサービスに参入

ゆうちょ銀行は2018年5月18日に報道各社に対して「スマホ決済サービス“ゆうちょPay”の開始に向けて」との会見を行い、2019年2月を目途にPayサービスに参入することを発表しました。

今回のサービスは決済システム開発の「GMOペイメントゲートウェイ株式会社(GMO-PG)」と提携することで、GMO-PGの「Payサービス機能ソフト」を採用する形で行われます。

またゆうちょ銀行以外にGMO-PGのPayサービス機能ソフトを採用している銀行との連携を行うことで、ゆうちょPayの普及を推進することも同時に発表されています。

GMO-PGが提供するPayサービス機能ソフトは、「銀行Pay(OEM)」の名称でスマホを利用した決済サービス。

その機能を見てみましょう。

銀行Pay(OEM)を利用する銀行が増加する可能性がある

GMO-PGが提供する銀行Pay(OEM)は金融機関にソフトウエアをOEM(他社ブランドを製造する)するシステムで、ゆうちょ銀行以外の金融機関でも比較的簡単に導入することができます。

仕組みはいたってシンプル。
利用者はPayサービス専用アプリをスマホにダウンロードし、導入銀行の口座とリンクさせるだけでQRコードを利用した決済が可能になります。

このQRコードを利用した決済システムは既に多くの事業者でも採用されており、「Origami Pay」や「楽天Pay」でも同様のサービスを開始しています。

それではゆうちょPayの魅力と詳しい操作方法を紹介します。

ゆうちょPayの4つの嬉しい魅力とは?

ゆうちょPayを利用することでどのような効果が期待できるのでしょうか?
4つの嬉しい魅力としてホームページに紹介されている内容を見てみましょう。

1.【スマホで簡単に決済できる】
スマホに「ゆうちょPayアプリ」をダウンロードするだけで、QRコードによる簡単決済がすぐに利用開始できます。

2.【年齢制限や審査がない】
ゆうちょPayを利用するのに年齢制限や審査はありません。
ゆうちょ銀行の口座を持っていれば中学生でもゆうちょPayを利用することができます。

3.【ゆうちょ銀行口座から即時一括引き落し】
ゆうちょPayで利用した支払いは、即時一括でゆうちょ銀行口座から引き落しされます。
即時に引き落とされるので残高の管理が楽になります。

4.【安心と安全】
セキュリティだけでなく利用上限を設定することで、一日の利用限度額を自分で管理できます。
設定は1日で最大200万円までの範囲内で任意に行うことが可能です。

ここで書かれているようにゆうちょPayは、スマホにアプリをダウンロードするだけで簡単に利用を開始できます。
ただし利用には3つの条件があり、全てに該当しなくてはいけません。

■ ゆうちょ銀行の口座を保有している人
■ ゆうちょ銀行のキャッシュカードを利用している人
■ 法人ではなく個人であること

またゆうちょPayを利用した場合には、口座から即時一括で引落しが行われるので残高には常に注意を払う必要があります。
支払代金分のお金が口座に入っていない場合には、ゆうちょPayを使用してもエラーで決済はできません。

大切なポイントなので覚えておきましょう。

実際のゆうちょPayの利用方法を紹介しましょう

もうイメージを理解できたと思いますが、ゆうちょPayを実際に利用する方法を流れで紹介します。

【ゆうちょPayの登録方法】
1. ゆうちょ銀行の口座を開設しキャッシュカードを受取る
2. スマホのアプリストアからゆうちょPayアプリをダウンロードする
3. ゆうちょPayアプリを開いて初期設定画面を開く
4. 口座名義、口座表記番号、生年月日、暗証番号などを入力する
5. 設定完了、利用開始

【ゆうちょPayの利用方法】
1. 利用者はゆうちょPayの加盟店で「ゆうちょPayで支払いします」と指定する
2. 店員が金額を加盟店の端末に入力しQRコードを表示させる
3. 利用者はゆうちょPayアプリを起動してQRコードを選択してスキャンする
4. 利用者は金額を確認してから暗証番号を入力する
5. 支払完了で商品を受取る(加盟店の画面でも入金を確認)
6. ゆうちょ銀行の口座では即時一括により利用代金が引き落しされる
7. メールでゆうちょPayの利用案内が送られてくる

ゆうちょ銀行のサービス開始説明では加盟店でゆうちょPayを利用する際には、「個人ユーザーがスマホを操作し、パートナー(加盟店)側のタブレット端末等に表示されたQRコードを読み取ることで…」と記載されています。

つまり支払い方法は加盟店の端末に表示されたQRコードを、ゆうちょPayユーザーがスマホでスキャンし表示された金額に間違いがなければ暗証番号を入力します。
暗証番号を入力した時点で決済が実行されて、ゆうちょ銀行の口座から代金が全額引き下ろされる仕組みですね。

この流れは現在サービスされているPayサービスと同様で、特に難しいものではありません。

始めは不安かもしれませんが、一連の流れは簡単なので慣れると問題なく利用できるシステムだと思います。

銀行間の相互連携で利用可能店舗を拡大予定

現段階ではゆうちょPayが利用できる加盟店の詳細は判明していません。
天下のゆうちょ銀行ですからサービス開始時には一定の加盟店を集めることだとは思いますが、まだ確定した情報は発表されておらずどこのショップで利用できるか正確には解らない状態です。

しかしゆうちょ銀行では先に銀行Pay(OEM)システムを採用した銀行との連携を行うとの発表がされているので、現在サービスを開始している各銀行の加盟店では利用できることが予想されます。

現状で銀行Pay(OEM)システムを採用している銀行は以下の通り。

■ 横浜銀行
■ 福岡銀行
■ 熊本銀行
■ 親和銀行
■ りそなグループ(りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行)
■ ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行ではこれらの銀行とシステムの連携を図ることで、サービスが利用できる加盟店の確保や利便性の向上を図るとしています。

ただし現状では各銀行のPayサービスも始まったばかりで、基本的には地元の飲食店やドラッグストアでの利用に限定されており、現在は全国展開されているコンビニなどでは利用できない様子。

例えば横浜銀行の「はまPay」の加盟店は横浜市を中心としたショップや飲食店であり、また福岡銀行の「YOKA!Pay」も同様に福岡市の店舗が中心です。
またりそなグループのようにサービスが開始されていない銀行も含まれています。

相互連携によりはまPayの利用者がYOKA!Payの加盟店を利用することはできますが、利便性としては全国展開を行っているPayサービスと比較すると劣っていると感じます。

しかし今回のゆうちょPayサービス開始を受けて、大手のチェーン店も加盟店として加入することが予想されます。
そうすることで一気に加盟店が増加して、銀行Pay(OEM)システムを採用する銀行も増加するのではないでしょうか?

そして最終的に日本全国の銀行に普及して、大手チェーン店から地方の居酒屋までが利用できるサービスに育って貰いたいですね。

Pay-easyとゆうちょPayの違いとは?

ゆうちょ銀行にはゆうちょPay以外に「Pay-easy(ペイジー)」と呼ばれるサービスがあります。
Pay-easyは主に「税金」「スマホ料金(携帯料金)」「インターネットオークション代金」など、払込取扱票がある代金についてATMやパソコン、スマホなどから簡単に支払いができるサービスです。

つまりPay-easyを利用するには郵便局支払いで利用する、細長い払込取扱票が必要でPayと名前についていますが全く別のサービスと考えて下さい。

あくまでゆうちょ銀行のPayサービスはゆうちょPayのみです。

他のPayサービスとの違いを比較してみましょう

前述したとおりPayサービスは既に多くの会社が始めており、競争も激化してきています。
このタイミングでサービスを開始するゆうちょPayは勝ち残れるのでしょうか?

既にサービスを開始しているPayサービスとの比較をしてみましょう。

Apple Pay
Apple社が提供するApple PayはiPhoneやAppleWatch、iPadで利用できるPayサービス。
クレジットカードやプリペイドカードを登録することで、加盟店の端末へかざすだけで決済は終了しTouch IDによるセキュリティも確保しています。
利用できる端末はiPhone7以降、Apple Watch Series2以降ですが、お洒落な決済として人気です。

Google Pay
Googleが提供するGoogle PayはAndroid端末(スマホ)を利用する決済システム。
電子マネーを登録しクレジットカードでチャージする方法で、様々な店舗での電子マネー決済をかざすだけで支払いが完了します。
Google Payに登録できる電子マネーは「nanaco」「楽天Edy」「Suica」「WAON」「QUICPay」の5種類。
またQUICPayを設定することで「JCB」「JACCS」「Kyash」「LINE Pay」が発行するクレジットカードを利用することができます。

LINE Pay
加盟店が100万店舗を超えたと言われるLINE Payは、QRコードを使用するPayサービスで国内最大の利用者数を誇っています。
LINE Payを使用するには事前チャージが必要で、専用アプリをダウンロードして銀行口座を登録することでチャージが可能になります。
またローソンなどの店頭において入金したい金額を伝えて、LINE Payのカード画面を提示することでも事前チャージが可能です。
利用状況により4つの会員ランクに分類され、0.5%~2.0%のポイント還元を行っています。
QRコード決済では加盟店でスマホに表示されたコードを提示して、店員にスキャンして貰う方式を採用しています。

楽天ペイ
QRコードを加盟店で利用して決済を行う楽天ペイは、楽天市場以外でも簡単に利用できるPayサービス。
利用方法はアプリをスマホにダウンロードする方法で、QRコードを表示して加盟店でスキャンして貰ったり、加盟店に掲示してあるQRコードをスマホでスキャンしたりすることで決済を行います。
楽天カード、VISA、Mastercardのクレジットカードのみ登録可能で、銀行からの引き落としは利用できません。
楽天スーパーポイントも利用額の0.5%が付与されるので、お得なPayサービスとして人気です。

Origami Pay
銀行口座かクレジットカードをアプリに登録することで利用できるPayサービス。
登録できるクレジットカードはVISAかMastercardのみで割引クーポンが貰える点も人気の秘密です。
決済方法は店舗に掲示してあるQRコードを読み込み、支払金額を入力する方法のみで自分のスマホを提示する決済方法は利用できません。

PayPay
ソフトバンクとヤフーが提供するPayサービス。
スマホにアプリをダウンロードさせてYahoo!ウォレットと連携させることで、決済がウォレットに登録してあるYahoo!マネーやクレジットカードになります。
また利用することで0.5%のボーナスが貰え、PayPay残高として優先的に利用されます。
利用方法はアプリをスマホにダウンロードする方法で、QRコードを表示して加盟店で読み込んで貰ったり、加盟店のQRコードを読み取ったりして決済を行います。

こられのPayサービスで「Apple Pay」と「Google Pay」はQRコードやバーコードを利用せず、専用端末にかざすことで通信により決済するシステムです。

そこでゆうちょPayと似ている他の4種類のPayサービスとの比較をしてみました。

 【ゆうちょPay】
決済ゆうちょ銀行
ポイントなし
コード読込み
加盟店詳細不明
はまPay
YOKAPay加盟店

ゆうちょPayの概要を上記しました。
次に比較するバーコードを利用する4つのPayサービスを見てみましょう。

 【LINE Pay】【PayPay】
決済銀行、店頭クレカ、銀行
ポイント0.5%~2.0%0.5%
コード提示双方
加盟店ローソンなどファミマなど
 【楽天ペイ】【Origami Pay】
決済クレカクレカ
ポイント0.5%クーポン
コード双方読込み
加盟店ファミマなどローソンなど

(*コード:「提示」とは利用者が店舗へQRコードを提示すること、「読込み」は店舗が提示しているコードをスキャンすること、「双方」は加盟店により両方が利用可能)

これらのPayサービスを比較してみるとまず決済方法に違いが見られます。
ゆうちょPayはあくまでゆうちょ銀行口座のサービスなので、ゆうちょ銀行以外の銀行口座やクレジットカード(クレカ)は利用できません。

口座と紐づけなのでゆうちょPayを使用すると口座からすぐに支払代金が引き落とされる仕組みです。

それに対して他のPayサービスはクレジットカードを登録したり、事前にチャージしたりすることで支払いを行います。
事前チャージもクレジットカードが利用できるので、実質的には後払いになると考えてよいでしょう。

次に気になるのがポイントサービスの有無。

人気のLINE Payでは利用者の使用状況によって4段階の還元ランクがあり、最大で2.0%ものポイント還元があります。
楽天ペイやPayPayでは利用金額の0.5%が還元される仕組みで、楽天ペイで「楽天市場」を利用したりPayPayで「Yahoo!ショッピング」を利用したりすると1.5%以上の還元率が実現します。

またOrigami Payでは利用金額に対してのポイント還元はありませんが、お得な割引クーポンなどを配布することで安く利用できることが特徴です。

しかしゆうちょPayでは現在のところポイント還元などの実施情報は入っておらず、サービス開始当初はこのようなサービスは実施されないと予想されます。

ゆうちょPayは導入する店舗側にも大きなメリットがある

利用者は一定の機能を持ったスマホがあれば、後はゆうちょ銀行の口座を開くだけでゆうちょPayを利用できます。

現在ゆうちょPayが利用できるスマホの条件は以下の通り。

■ iOS7以降のiPhoneやiPad
■ AndroidOS4.1以降のスマホ

現在利用されている大部分のスマホでゆうちょPayアプリが利用できるので、利用者にとっては嬉しい限りです。
しかし嬉しいのは私たちだけではなく、加盟店にとっても大きなメリットがあります。

例えば今までのPayサービスの中でも特に「非接触型」は、加盟店においても専用の端末を用意する必要がありました。
Apple PayやGoogle Payを導入するためには加盟店が設備投資として大きなコストを被る必要があり、これでは小さな店舗では導入したくてもできない構図が生まれていました。

しかしゆうちょPayを開始するにあたって加盟店側で用意する設備は、加盟店用アプリが稼働するタブレット端末1台のみ。
また専用の端末である必要はなく、普段使用しているタブレット端末を共用して使用することも問題ありません。

また即時引落し決済であるゆうちょPayは、クレジット決済のサービスと違い加盟店への入金も早いことが予想されます。
クレジット決済のPayサービスであればクレジットの処理が終わらないと加盟店への振り込みはできず、入金まで1ヵ月~2ヵ月も持たされることがあります。

しかし銀行口座からの即時引落しであるゆうちょPayでは、早ければ翌日にも決済代金が加盟店の口座に振り込まれるシステムになりそうです。

ゆうちょPayのサービスは利用者だけでなく、加盟店にとってもメリットがあると言えますね。

日本初!券売機でのキャッシュアウトを開発中

「キャッシュアウト」は政府が進めるデビットカード推進の目玉機能で、銀行のキャッシュカードを利用してスーパーのレジ等で現金を引き出すシステムです。

キャッシュアウトが普及することでATMの利用が少なくなり、銀行の負担が減るのと同時に手数料の軽減など消費者にとっても利点が出てくると予想されます。

このキャッシュアウトとPayサービスを合わせた機能を現在GMO-PGと東京急行電鉄株式会社(東急電鉄)、ゆうちょ銀行、横浜銀行の4社で開発しています。

概要は東急電鉄の駅にある券売機にPayサービスのバーコードをスキャンさせることにより銀行預金の引き出しを行うもので、券売機を銀行のATMとして利用する画期的な機能です。

駅の券売機でキャッシュアウトが利用できれば、銀行やATMに行く必要もなく普段の通勤経路で現金を下ろすことが可能。

さらに券売機でのキャッシュアウトサービスは東急電鉄以外の鉄道会社にも提供を進める方針で、近い将来にJR各社や地下鉄など様々な券売機で利用できるようになるかもしれません。

そうなると本当に便利になりますね。

ゆうちょPayのメリットとデメリットを探してみよう

ゆうちょPayのメリットはQRコード決済なので、ほとんどのスマホでサービスが利用できるところ。
おサイフケータイやApple Pay機能が利用できないスマホであっても、アプリが起動すればゆうちょPayを使うことができます。

また審査がないので子供でもゆうちょ銀行に口座があれば、簡単に利用できるところもメリットですね。
子供にお金を渡すと落としたり盗まれたりする危険性がありますが、ゆうちょPayであればスマホをロックすることで不正使用を防ぐことができます。

その意味では子供でも安全に利用できるシステムだと考えられます。

またクレジットカードが必要ないのもメリットです。
銀行以外の事業者が提供するPayサービスは、クレジットカードを登録して決済することが多いようです。

しかしゆうちょPayでは銀行が提供するサービスなので、あくまでゆうちょ銀行の口座からの一括引き落しです。
クレジットカードを持っていない人や、何らかの事情で審査が通らない人でも安心して利用できるのがいいですね。

反対にデメリットはどうでしょうか?

デメリットとして気になるのはポイントサービスが見られないことです。
他のPayサービスではポイント還元などの還元サービスを実施していますが、ゆうちょPayでは還元サービスの実施についての発表がありません。

サービス開始当初は還元サービスがないと考えてよいでしょう。

次にゆうちょPayが利用できる加盟店が少ないと予想されることもデメリットです。
連携銀行として横浜銀行や福岡銀行などが上げられていますが、これらの銀行も加盟店が少なくこれからの普及が課題となっています。

ゆうちょPayも同様にサービス開始時には加盟店が限られると考えられます。

ただし天下のゆうちょ銀行のサービスなので、サービス開始後には急ピッチで普及が進む可能性も否定できません。

ゆうちょPayはスマホの機種変更がラク!

例えばおサイフケータイで一番面倒くさいのが機種変更ですよね。
正しい手順で行わなければ下手をすると残高が無くなってしまうこともあります。

これはチャージ型のプリペイドPayサービスであればどれも同じであり、機種変更する場合には残高の移行に注意しなくてはいけません。

しかしゆうちょPayは銀行口座と紐づけされているだけなのでデータ移行も最小限で済みます。
基本的には古いスマホのアプリを消去して、新しいスマホで新たにダウンロードし口座を登録することで移行は終了。

ただし1アプリ1口座となっているので、古いアプリから口座を切り離す操作は必要だと思われるのでそこは手順通り行いましょう。

クレジットカードを利用したくない人にオススメのPayサービス

ゆうちょPayは銀行系のPayサービスであり、基本的にゆうちょ銀行口座からの引き落としでしか利用できません。
多くのPayサービスで利用されているクレジットカードが利用できないことはデメリットかもしれませんが、反対にクレジットカードを使いたくない人にとっては嬉しい機能です。

特にクレジットカード決済では支払いが1ヵ月~2ヶ月後になることも多く、またその間は借入金になるので使いすぎてしまう人もいます。
しかし銀行口座の即時引落しであれば、使いすぎる心配もなく借金にはなることもありません。

ゆうちょPayの最大の特徴は事前チャージでもなく、クレジット払いでもないところです。

イメージ的には自分の銀行口座の窓口がスマホになったと思ってくれたら解りやすいですね。
「Payサービスは利用したいが借金や先払いは嫌だな!」…このような人にオススメしたいのがゆうちょPayです。

ゆうちょPayはスマホアプリ版のデビットカードだった

ここまでゆうちょPayを紹介してきましたが、機能を知るに至ってある決済方法と似ていることが解ると思います。

それが「デビットカード」。

デビットカードは銀行のキャッシュカードを加盟店での支払いに、そのまま利用できる機能。(J-Debit)
加盟店でデビットカードを使用すると銀行口座から即時一括で引落しされますが、これはゆうちょPayと全く同じシステムですよね。

カードを出すかスマホを出すかの違いはありますが、機能的には大差はないと思います。

デビットカードは「持ち歩くATM」として現金の代わりに利用する決済ツールで、キャッシュアウト機能も開始されています。
ゆうちょPayも同じく「持ち歩くATM」として、キャッシュアウトも含め普及する可能性が高い決済システム。

また何と言っても日本を代表する金融機関であるゆうちょ銀行が開始するサービスです。
全国の郵便局を利用した新たなサービスなどの新機能も十分に期待できます。

また全容は解っていませんが、サービス開始が楽しみですね。

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この記事を書いた人
moose

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会社経営を経て夢のセミリタイヤを45歳で実現し、のんびりするはずが性格なのかファイナンシャルプランナーとして独立するはめに(泣)…成人した子供よりもポメ2匹を溺愛しています。のんびり書きたいライターです。
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ゆうちょPayのサービス開始でPayサービスの競争が激化!ゆうちょ銀行が提案する「新しい”べんり”をスマホに」…その機能を先行公開します