キャッシュレス化が急速に広がっていますね。
もともとはオリンピックに向けて広げる予定でしたが、2020年に突如現れた新型コロナウイルスによって感染予防を強化するためにキャッシュレス決済を取り入れる店舗も増えました。
また決済だけでなく、レストランの座席を予約するためにもクレジットカードが使われることがあります。
ディズニーリゾートでは支払いを現金でする場合でも、事前にクレジットカード番号を入力しレストランなどの予約をしなければなりません。
クレジットカードは原則高校生以外、18歳以上から持つことができます。
しかし一部のカードでは、条件をクリアできれば高校生でも発行することができます。
高校生は原則的に発行が不可
冒頭でもお話ししたように、クレジットカードは原則18歳以上でないと発行することができません。
また”18歳以上”と書かれていても、「高校生を除く」と記載されていることがほとんど。
つまり高校生は基本的にクレジットカードを発行することができません。
クレジットカードの申込みには、安定した収入があることが条件。
勤務先や勤続年数など、支払い能力を必ず審査する必要があります。
高校生の場合、学業がメインであり収入があってもバイトの場合がほとんどです。
「正社員でなければいけない」と言う訳ではありませんが、パートやアルバイトでは収入が安定していると判断してもらうには難しいのが事実です。
ただし以下のカードなら持つことが可能
クレジットカードの発行は難しいですが、学生向けカードや家族カードであれば高校生でも持つことができます。
【学生向けカード】
学生をターゲットにしているため、年会費は無料または安く抑えられています。
利用限度額は10~30万と一般のクレジットカードに比べ低めに設定されていますが、使い方は変わらないため買い物にも活用できます。
中でもおすすめなのが楽天市場が発行している「楽天カードアカデミー」。

年会費が永年無料で利用でき楽天学割のサービスも利用できます。
またポイント還元率も1%と無料カードにしては高く設定されているため、貯めやすいのも特徴です。
他の楽天サービスを使うとポイント還元もアップするので、楽天ユーザーの人にもぴったりですよ。
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【家族カード】
両親の使っているクレジットカードで「家族カード」を発行してもらう方法もあります。
家族カードは主契約者のクレジットカードに紐づきますが、基本的には主契約者のみの審査で作成できるため無審査で発行することができます。
500円~1,000円ほど別途年会費が発生しますが、主契約者と同じような特典を受けることができ非常にお得です。
このように、学生向けカードや家族カードであれば学生でも持つことができます。
ただしカード会社によって条件が異なりますので、作成時にきちんと確認するようにしましょう。
イオンカードなら高校生でも発行できるが・・・
イオンが発行しているイオンカードであれば、現在高校生であっても申込みができます。
ただしいくつかの条件をクリアしなければ申込むことはできません。
【申込み条件】
・卒業年の1月1日~3月31日の間で申込む
・年齢が18歳になっていること(早生まれの場合は18歳になってから)
・進路もしくは就職が決まっていること
・保護者の同意
これらをクリアすれば、現在高校生であってもイオンカードの申込みができます。
条件をみる限り、あくまでも卒業見込みがなければ持てないということになりますね。
とはいえ本来なら高校生でクレジットカードの申込みは不可能です。
それが3か月も早く申込むことができるので、就職後の生活を考え早めに発行しておくと便利です。
イオンカードってこんなカード
年会費無料で持てるイオンカードは、毎月20日30日のお客様感謝デーに提示をすると現金払いでも5%でお買い物ができます。
またイオンカード決済でイオンシネマの鑑賞券を購入すれば、優待価格となりいつでも1,000円で映画を観ることができます。
ただし券面デザインや観賞日によって割引額が異なるので注意しましょう。
▼イオンマークのついたカード ⇒ 一般通常料金が300円オフ(同伴者も1名まで割引対象)
▼お客様感謝デー ⇒ 一般通常料金が700円オフ
▼ミニオンズデザインまたはTGCデザイン ⇒ 一般通常料金がいつでも1,000円
もちろん毎月1日の映画の日も、1,100円で観ることができます。
⇒イオンカード公式サイトはこちら

デビットカードなら無審査で持つことができる
クレジットカードは必ず審査に通過しなければ発行できませんが、デビットカードであれば無審査で持つことができます。
デビットカードの大きな特徴は、後払いでなく即時口座引き落とし。
決済と同時に紐付けた口座から決済額が引き落とされるので、口座の中にある金額分しか使用することができません。
そのため使いすぎを防げるメリットや、計画的な利用ができます。
銀行によって作成できる年齢が異なり原則満15歳以上(中学生を除く)であれば申込むことができますが、ゆうちょ銀行の「mijica」であれば12歳以上、J-Debitであれば年齢制限なく申込むことも可能です。
金銭管理の勉強のひとつとして持たせてみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
高校生でも条件次第ではクレジットカードを持つことができます。
しかし、学生専用カードや家族カードでも審査は必要ですし、クレジットカードである以上、借金という形で買い物をすることになります。
クレジットカードは利用できる範囲で、計画的に使うことが重要です。
収支管理をしながら、無理のない範囲で使うようにしましょう。