定期預金の金利を比較!お金を効率よく貯めるためのネット銀行の選び方

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利便性が良く人気の高いネット銀行、利用している人も多いと思います。

2014年1月に日本経済新聞に掲載された「金融機関ランキング調査」によると、上位を占めていたのは「ソニー銀行」や「セブン銀行」「住信SBI銀行」などのネット銀行などのネット銀行。
いまや都市銀行や地方銀行以上に人気を集めているようです。

どこでも残高確認や振り込みができるため非常に便利ではありますが、ネット銀行の数が非常に多いためいったいどこの口座を作ったらよいか悩んでいる方も少なくないはず。

そこで、節約大全ではネット銀行のメリットやデメリット、さらには自分に合った銀行を見つけるコツなどをご紹介したいと思います。

ネット銀行のメリット

ネット銀行には従来型の銀行(都市銀行・地方銀行)にはないメリットがたくさんあり、知れば知るほど従来型の銀行へ預けていることがバカバカしく思えてしまいます。

では具体的にネット銀行にはどのようなメリットがあるのか、ご紹介したいと思います。

≪ネット銀行のメリット≫

・窓口やATMに行かなくてもPCやスマホで取引ができる
・定期預金の金利が高い
・入出金や振り込み手数料が安い(無料もあり)
・全体のお金の管理がしやすい

このなかでも注目されているのは定期預金の金利の高さです。
以下が従来型銀行とネット銀行の金利の違いです。
比較してみれば、一目瞭然ですね。(2017年3月時点)

銀行名定期預金300万未満定期預金300万以上
みずほ銀行0.025%0.025%
みずほ銀行インターネット支店0.035%0.035%
三菱東京UFJ銀行0.025%0.025%
三菱東京UFJ銀行インターネット支店0.045%0.045%
りそな銀行0.025%0.025%
銀行名定期預金300万未満定期預金300万以上
イオン銀行0.12%0.17%
ソニー銀行0.1%0.1%
住信SBIネット銀行 0.2%0.2%
じぶん銀行0.35%

(auユーザー限定)それ以外は0.1%

同左
ジャパンネット銀行0.090~0.092%0.092~0.094%

たとえば従来型の銀行の1年ものの定期預金の金利は0.025%であるのに対し、ネット銀行は0.1~0.35%と平均して10倍も高いのが特徴です。

また提携サービスやキャンペーンが多いのも特長のひとつ。
なかでも三菱東京UFJ銀行とKDDIの共同出資銀行である「じぶん銀行」の定期預金の金利の高さは際立っています。

新規のau利用者なら3ヶ月定期でなんと0.55%も金利がつきます。
既に口座を持っている場合でも他のネット銀行よりさらに0.1~0.2%も高い0.35%(1年定期預金)!
この差には驚きますね。

1年定期にした場合、ネット銀行の金利は?

例)100万を1年定期にした場合の金利

●従来型銀行(都市銀行・地方銀行)
100万×0.025%=250円

●じぶん銀行
100万×0.55%=5,500円
100万×0.35%=3,500円

なんと同じ100万を預けても、3,000~5,000円もの大差がつくことになります。
だからこそネット銀行の金利の高さは見逃せないのです。

また、じぶん銀行間では携帯番号のみで振込みができる「ケータイ番号振込」は振込時20文字以内のにメッセージを送ることができるユニークなサービスもあり、特にau利用者にとっては特に利便性の高いネット銀行といえます。

ネット銀行 ATMでの手数料

もうひとつネット銀行ならではの大きなメリットがあります。

現金での取引(入出金)は銀行の窓口かATMを利用することになりますが、ネット銀行ならATMで入出金の際の手数料は108円~と安価。
さらに最近では無料で利用できる金融機関やATMもどんどん増えてきています。

なかでもほとんどの金融機関と連携が取れているATMは「ゆうちょ銀行ATM」。

国内最大のネットワークを持つゆうちょのATMならどこへ行っても見つけられ、現金の出し入れが無料でできてしまうんです。(入金は無制限で無料/出金は回数制限あり)

また今年2015年より首都圏や関西圏のファミリーマートにも設置が決まりました。
これでゆうちょの提携銀行の利用者は手数料を気にすることなく利用できることになります。

■ゆうちょ銀行ATMから無料で入出金ができる提携銀行 

ソニー銀行(出金は月4回まで無料)
新生銀行(回数無制限で無料)
住信SBIネット銀行(出金は月5回まで無料)
じぶん銀行(出金は毎月初回は無料)
ジャパンネット銀行(出金は毎月初回は無料)

■メガバンクからの取引が無料になる提携銀行

みずほ銀行 ⇔ イオン銀行・ゆうちょ銀行
三井住友銀行 ⇔ 関西アーバン銀行・ゆうちょ銀行
三菱東京UFJ銀行 ⇔ じぶん銀行・三菱UFJ信託銀行
りそな銀行 ⇔ 埼玉りそな銀行・近畿大阪銀行

ほとんど金利がつかない従来型の銀行口座では、時間外や休日など利用する時間を考えないと利息以上に高い手数料を取られてしまいます。
ネット銀行をサブバンクとして利用したい人は、双方の関係性を事前に確認してから口座を開設しましょう。

ネット銀行のデメリット

もちろんネット銀行の利用には、デメリットもあります。

≪ネット銀行のデメリット≫

・通帳は発行されない
(web上で確認。取引明細書を発行する場合は手数料がかかる)
・情報漏えいの心配
・IDやパスワードを忘れると取引ができない

ネット銀行では通帳は発行されないので不便に思う方もいるかもしれませんが、すべてWeb上で管理ができるのでかえって便利。
盗難、紛失の心配もありませんし、へそくり口座も作りやすいです。

ネット銀行は利便性がいい反面、個人の情報漏えいや不正入金などを心配する人もいらっしゃるでしょう。

しかし、心配はいりません。
銀行によって内容は違いますが、「ロック機能」「3重パスワード」スマホによる認証サービス「スマート認証」など何重ものロックをかけることで一般的な銀行よりもさらに厳重な安全・セキュリティ対策をとっています。

もちろん定期的にパスワードを変更するなどの自己管理は必要ですが、万が一不正利用が判明した場合の補償制度も万全です。

ネット銀行でできること

ネット銀行でできるのは、入出金や振り込みだけではありません。
従来型の銀行でできるほぼ全ての取引が、窓口に行かなくてもPCやスマホ上でできるのです。

≪ネット銀行でできること≫

【貯める】
・高金利定期預金
・短期間定期預金
・自動積立定期預金
・目的別預金

【借りる】
・住宅ローン
・カードローン
・国内外の送金や振り込み

【増やす】
・外貨預金
・投資信託
・国債投資
・保険加入

さらに以下に挙げた取引も、従来型の銀行を上回るサービスが充実しています。

・定期預金の金利の高さ
・住宅ローン借入の金利の低さ
・外貨預金などの各種取引にかかる手数料の安さ

これらのサービスは店舗の賃貸料や人件費などのコストがかからないからこそできるネット銀行の最大の強み

これからネット銀行で口座開設を考えている人は、まず都市銀行や地方銀行などご自分がメインバンクとして利用している銀行でネットバンキングを開設することをおすすめします。

たとえば、三菱東京UFJ銀行なら「三菱東京UFJダイレクト」、みずほ銀行なら「みずほダイレクト」ゆうちょ銀行なら「ゆうちょダイレクト」などがそう。「~ダイレクト」という名称が多く使われているのでわかりやすいですよね。

設定方法がよくわからなかったり「ログインができない」という事態になっても、カスタマーセンターに問い合わせればしっかり対応してくれるので心配いりません。

慣れてきたら金利の高いインターネット支店やネット銀行の口座を開設して定期預金を利用するのもいいでしょう。

わざわざ窓口まで行かなくてもいいのでタイムロスがなく時間の節約もできますよ!

それぞれのネット銀行の得意分野を把握する

ネット銀行を利用する一番のメリットは手軽さ以上に「金利の高さ」と「手数料の低さ」です。
このメリットをフル活用してこそ自分の資産を従来型銀行とは比較にならないほど増やすことができます。

そういった意味でも自分がどう貯めたい(増やしていきたい)のかをはっきりさせてからネット銀行を決めると失敗しません。

ネット銀行によって金利はもちろん、できるサービス内容は違います。
得意とする分野がネット銀行によってちがうと言った方がわかりやすいかもしれません。

とにかく高い金利でガンガン貯めたいのか、子供の学費や結婚資金など目的をもって貯めたいのか、とにかく無理なく手間なく貯めたいのか・・・
貯める目的をはっきりすれば自分に一番合うネット銀行を見つけることができます。

目的別でみるおすすめのネット銀行

■高い金利でガンガン貯めたい

そんな人は定期預金よりも金利が高い外貨預金や投資などで資金運用するのがオススメ。

金利の高さだけでなく、円を外貨に替える際や外貨を円に戻す際に必要な為替コスト(手数料)の安さも大事なポイントです。
この2つのバランスが最高のネットバンクは住信SBIネット銀行で、手数料を抑えているので低コストで取引ができると人気があります。

例えば米ドル外貨1年定期預金の金利はネット銀行では最高の0.26%もつく上に、手数料(為替コスト)はジャパンネットについで2番目に安く15~25銭が主流の中で、住信SBIネット銀行は、9銭しかかかりません。

■海外旅行や車の購入資金として目的をもって貯めたい

そんな人は目的によって口座を小分けして貯めることができるネット銀行がオススメ。

「目的別預金」のサービスを取り扱っているネット銀行は、ソニー銀行と住信SBIネット銀行です。
イメージとしては口座の中にいくつかの口座を分けて作るようなイメージ。

口座名や目標金額、期間を自由に設定できる上、引き出す時も一旦総合口座に振り替えてからでないとできないようになっているので、うっかり引き出してしまった・・・という失敗もありません。

またグラフや達成率がひとめでわかるのでモチベーションの維持にも役立ってくれそうです。
増えていく過程が見れるのは嬉しいですよね。

■手間なく貯めたい

とにかく毎月少しずつでも貯めたい人には、「自動積立定期預金」がオススメ。

簡単に説明すると、毎月決まった金額が普通預金口座から定期預金に自動的に振り替えられるサービスです。
会社の財形貯蓄と似ていますが引き出す際は面倒な手続きも不要でいつでも引き出せるのがメリット。
一度設定すると自動的に定期預金へ振り替えられるので貯金がなかなか貯まらない人に向いているサービスです。

ネット銀行ではソニー銀行やイオン銀行が金利の高い「自動積立定期預金」サービスを行っていて、ソニー銀行では毎月1,000円から始められます。
手続きの良さではネット上で簡単に始められるソニー銀行が人気です。
(イオン銀行は店舗での手続きが必要。但し1年以上預ければソニー銀行の0.1%よりも高い0.12%の金利がつきます)

賢く貯めるためにも、ご自分の目的にあったサービスが受けられるネット銀行を是非選んで下さいね!

効率よくお金を増やすには

お金を効率よく増やすためには、気を付けなければならない点もあります。

■ムダな手数料は払わない

給与などメインバンクからネット銀行へお金を移動させる時にかかる手数料。
他行宛振込手数料が無料のネット銀行はだんだん増えてきましたが、「月○回まで」と回数が限られている銀行がほとんどです。

ひと月の振込回数が多い人は特に注意して選ばないと、たった一回の手数料で金利が吹き飛んでしまいます。

≪他行宛の振込手数料が無料(回数制限あり)のネット銀行≫

・楽天銀行 月3~5回
・ソニー銀行 月1回
・新生銀行 月1~10回
・住信SBIネット銀行 月3回

このなかで回数無制限で利用できるネット銀行は今のところ「じぶん銀行」だけ。
資金の移動さえスムーズにいけばネット銀行のメリットが最大限受けられます。
また「じぶん銀行」実は定期預金の金利も高く大人気なのです。

■長期預金ほど金利が良い・・・とは限らない

少しでも金利をつけたいと思うのは当然ですが、長期で預けるほど金利がついて得だとは言えません。
そこで実際にオリックス銀行3年の定期預金0.3%と、他行の3ヶ月定期預金0.3%を例に取って比較してみましょう。

【オリックス銀行 3年定期(0.3%)に300万円預けた場合】

300万円×0.3%=9,000円×3年=27,000円

3年満期時点でついている利息 27,000円

【0.3%の3ヶ月定期(0.3%)に300万円預けた場合】

300万円×0.3%=9,000円×3/12=2,250円←最初の満期時につく利息
3ヶ月後 2,251円(元金3,004,500円)
半年後 2,253円(元金3,006,753円)
9ヶ月後 2,255円 (元金3,009,008円)
1年後  2,257円 (元金3,011,265円)
1年3ヶ月後 2,259円(元金3,013,524円)
1年半後 2,261円(元金3,015,785円)
1年9ヶ月後 2,263円(元金3,018,048円)
2年後  2,265円(元金3,020,313円)
2年3ヶ月後 2,267円(元金3,022,580円)
2年半後  2,269円(元金3,024,849円)
2年9カ月後 2,271円(元金3,027,120円)
3年満期時 2,273円(元金3,029,393円)

3年満期時点でついている利息 29,393円

このように同じ元金でも複利で増えていく短期定期預金で自動継続していく方が3年定期で組むよりお得になるのです。
長期の定期預金でありがちなのは、急にお金が必要になり解約せざるを得ない状況になる可能性があること。

そんなとき、元本が保証されているとはいえ中途解約でほとんどつかない利息を手にするより、短期間で回していく方が確実に金利を手にできます。

短期の定期預金なら緊急時でも気軽に引き出すことができる上、複利で自動継続されていくのも嬉しい点ですよね。
短いスパンでどんどん増える元金を確認できるので、金利の恩恵を十分に実感できるはずです。

現時点では3ヶ月定期を取り扱っているネット銀行は比較的少ないのですが、短期は金利が高め。
ちなみにじぶん銀行では3ヶ月定期で0.4%もの金利がつきます。(auの携帯を持っていれば0.55%)

短期の定期預金を上手く活用して、今ある預金を賢くどんどん増やしていきましょう。

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プチマダム

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