なかなか治らないニキビや肌荒れ、もしかしたら「顔ダニ」が原因かもしれません。
顔にダニ？？？ 聞くだけでギョッとしますよね？
今回はこの「顔ダニ」と「ニキビ」との関係、そして顔ダニ対策についてお話したいと思います。
顔ダニとは？
顔ダニは文字通り「顔に寄生するダニ」のこと。
ニキビの中から大量に発見されるため、別名「ニキビダニ」とも呼ばれています。
ダニというと「ニキビが多い脂性肌の人の顔だけに存在する」だと思われがちですが、実は赤ちゃんも含め97%の人に寄生しているのだとか。
このダニの正式な名前は「デモデクス・フォリキュロラム」。
8本足のとても小さなダニで、毛穴に住み私たちが分泌する皮脂をエサにして生きています。
顔にダニが寄生しているなんて、あまり気分のいいものではありませんよね。
ただ顔ダニは皮脂を食べて皮脂量をコントロールしてくれるため、ある程度の数は必要なのです。
もし顔ダニが一匹もいないと、どうなると思いますか？
当然皮脂を食べてくれるダニがいないので、肌は脂でギトギトに。
常に肌トラブルを起こしやすい状態になってしまうんです。
だから顔ダニの存在そのものは悪いわけではなく、顔ダニが繁殖し過ぎることが問題なのです。では顔ダニが異常繁殖するとどうなるのかみていきましょう。
顔ダニの症状 過剰に増殖するとどうなるか？
①皮脂不足による肌荒れを起こす
顔ダニは余分な脂を食べてくれるますが、異常繁殖をすると皮脂不足になり乾燥肌や敏感肌へと急激な肌質の変化が起こします。
②ニキビや吹き出物が増える
顔ダニが出す分泌物や老廃物は毛穴に溜まります。顔ダニの数が多いほど大量の老廃物が溜まり毛穴が詰まるため、化膿してニキビや吹き出物ができやすく、また治りにくくなります。
③老け顔や酒さ（慢性炎症疾患）の原因にも
顔ダニは皮膚の表面や毛穴を這いずり回って傷つけるので、毛穴を広げ肌の老化を早めます。
また顔中心が火照ったように赤く腫れかゆみを伴う「酒さ」という慢性炎症疾患を引き起こす原因をつくります。
顔ダニの適正な数は20匹以下と言われていますが、皮膚科で調べてもらうこともできるので心配な方は診てもらうといいかもしれません。
顔ダニの特徴を知って正しい対策を！
①洗顔
顔ダニを必要以上に繁殖させないためには朝晩の洗顔を怠らないことです。
というのも、顔ダニが活動するのは人が寝静まった夜。
日中、毛穴に潜んでいる顔ダニは、夜になると皮膚の表面に出て余分な皮脂を食べ始めます。肌が汚れているとその汚れを手足に付け、毛穴に持ち帰り炎症を起こさせるのです。
朝は朝で顔ダニの食べカスや糞などの老廃物や死骸などが顔一面に残っている状態です。洗顔でキレイにしておかないと顔ダニが異常繁殖してしまいますよ。
②洗顔料を残さない
とにかく清潔にしておくことがもっとも大切ですが、洗顔料の洗い残しも顔ダニが増殖する原因なんです。石鹸カスで毛穴が詰まることもありますので、洗い残しがないようきちんと洗顔をしましょう。
顔ダニを退治する石鹸 「AIDソープ 1」30g(顔ダニ対策)
顔ダニの症状に悩む人は実はとても多いため顔ダニ専用の石鹸なども発売されているんです。
なかでもよく売れているのが、ダニを殺す成分が入った「AIDソープ」。
殺菌消毒効果が高いので顔の痒みやニキビ、背中のニキビも激減したという口コミが
とても多いんです。（頭皮にも使えます）早い人で数日から、平均で一週間ほどで効果を実感しているようですよ。
顔ダニが活動する前後、つまり朝と晩の洗顔はしっかり行うことが大切なんですね。
洗顔で顔ダニの餌である老廃物やゴミを残しておかないこと！そして餌になる余分な皮脂を残さないこと！
皮脂や埃のない清潔な肌が、顔ダニを増殖させない状況をつくるのです。
何を試しても顔ニキビが治らない･･･そんな方は試しに一度使ってみてはどうでしょう？治療代や薬代が不要になる日がすぐ来るかもしれませんよ。
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