引っ越し見積もりは相場より安くできる!? 見積もりを取る前に知っておきたい基礎の基礎


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ダン吉ダン吉

引っ越しをするとき、いろいろと気になることがありますよね。

  • 費用はどれぐらい掛かるか
  • そもそも相場はあるのか
  • どういった見積もり方法があるのか
  • しつこく営業されないか
  • 少しでも安く引っ越しをする裏ワザはあるのか

など。

気になる疑問をスッキリ解消して、気持ちよく引っ越しましょう!

引っ越しに掛かる費用はどれぐらい?

まず押さえておきたいポイントとして、引っ越しの費用がなにによって決まるかがあります。

引っ越し費用に関わってくる要素

  • 荷物の量
  • 距離
  • 時期

大きくこの3つが見積もり料金を左右します。

それぞれをもう少し詳しく説明をしていきます。

荷物の量

引っ越しをする際、持っていく荷物の量は人それぞれです。

一人暮らしであれば荷物の量は少ないでしょうし、家族の引っ越しとなったら荷物は多くなるのが当然です。同じ家族の引っ越しといっても家族構成によっても荷物の量は変わってきます。

荷物の量が違うと、用意するトラックの台数も違ってきますし、荷物を運ぶのに必要な作業員数も変わってきます。

これによって見積もり金額に違いが生まれるのです。

距離

引っ越しする区間(移動距離)は人それぞれ違います。

市内で引っ越しする方もいますし、結婚や転勤などで県外に引っ越す方もいます。

移動距離によってトラックに掛かる燃費が変わってくるのはもちろんですが、距離が長ければ長いほど作業員の拘束時間も長くなるので、基本的に距離が遠いほど高くなります。

時期

引っ越しというと年がら年中どこかでやっているイメージがあるかもしれませんが、引っ越しにも繁忙期は存在します。

繁忙期になると自分が引っ越したい日取りが押さえられないことがあったり、予約が取れたとしても繁忙期は料金が割高になってしまいます。

これらの条件は人によって違ってくるので、引っ越しの料金相場というのはありません。

ただし、相場がないといっても、引っ越し見積もりを安く抑えることは可能です。

これからその具体的な方法をお伝えしていきます。

自力で引っ越しをする場合の費用や手間はどれぐらいかかる?

引っ越し業者に頼むのもいいけど、自分でやっちゃった方が早いんじゃないの…?

とくに単身の引っ越しだとそういったことを考える方が一定数います。

普段から車に乗っている方であれば、近隣の引っ越し、場合によっては隣県程度であれば車で苦もなく行けるかもしれません。

ただ、車での移動が苦ではないとはいっても、引っ越しとなると話は別。同じ感覚で考えると痛い目を見ます。

全部一人で引っ越しをする場合

友人や家族など、誰にも協力を頼まず、荷物の運搬から搬送まで自分ひとりでやる場合ですが、率直に言ってこれはかなり過酷だと考えておいたほうがいいです。

一人暮らしであれば冷蔵庫も洗濯機も基本的にはコンパクトサイズだと思いますが、それでもそれなりの重量はありますし、ベッドなんかある日には一人で運ぶのは困難を極めます。

引っ越し前に使っていた家具はすべて廃棄し、引っ越し先ですべて新しく買う、あるいは実家に帰るから大型家具はすべて不要といった場合は可能かもしれませんが、ほとんどの方が一人で引っ越しを行うのは難しいでしょう。

ちなみに、当サイトのスタッフも県またぎでの引越しを一人で行いましたが、相当苦労した模様…

一人で引っ越しをするかどうかはこれを見てから決めてみてもいいかもしれません。

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友人、家族に手伝ってもらう場合

基本的には自分で引っ越しをする場合、友人や家族に手伝ってもらうことが大半でしょう。

その場合、荷物の出し入れも複数人で行えるので一人で行うより圧倒的に簡単にできます(とはいっても、やはり大型家具は大変ですが…)。

手伝ってくれる人が車を持っている、あるいはレンタカーを複数利用すれば運搬もまとめてできてしまいます。

これであれば引っ越し業者に頼まなくても自分たちの力で引っ越しができる!と思うかもしれませんが、いくつかデメリットがあります。

ひとつはいくら人数が集まったといってもやはり素人の集まりであることに変わりません。

そのため、大型家具を運ぶのはどうしても時間が掛かってしまいますし、荷物の出し入れの際に壁や床を傷つけてしまうリスクも出てきます。

当然、そうなると修繕費を請求される可能性も出てきます。

また、荷物が無事にエレベーターに乗ればいいですが、エレベーターに入らない場合はたとえ大型家具だろうと階段で運ばざるを得なくなります。

引っ越し先にエレベーターがない場合で2階以上に引っ越す場合は確実にそうなってしまいます。

そのため、最低限引っ越し先にエレベーターがあるか、大型家具が入る大きさはあるかの確認は最低限必要です。

もう一つは、やはり手伝ってもらったお礼にごちそうぐらいはした方がいいでしょう。

手伝ってもらった人数によっては、結局業者に頼んでしまった方が安上がりになることもあります。この辺は引っ越しにかかる手間や手伝ってくれる相手によってくるところはありますが、どれぐらい出費する可能性があるかを考えてから、手伝ってもらうかどうかは考えましょう。

自力で引っ越しをすると大体どれぐらいかかる?

自力で引っ越しをする場合、掛かる時間やお金はどれぐらいでしょうか。

もちろん、最初に挙げた荷物の量や引っ越す距離、また作業人数によって大きく変わってくるので、モデルケースで検証してみましょう。

モデルケース

引っ越し区間:横浜→吉祥寺
距離:32.4 km
高速代:390円
ガソリン代:410円
※上記の距離・料金はNAVITIMEにて算出。

こちらがベースとなります。

荷物を運ぶ回数は、先ほども紹介した引っ越し大全のスタッフの自力での引越し体験談を元に、以下の条件を付け加えます。

往復回数:5回半
作業人数:一人
車:自分で保有
作業時間:20時間(1日4時間×5日)

移動区間自体は違いますが、荷物を運ぶのに5回半掛かるのは変わらないので、こちらで計算をしてみます。

高速代:390×5.5 = 2,145円
ガソリン代:410×5.5 = 2,255円
人件費:1,000 × 20 = 20,000円
計:24,400円※人件費は時給1,000円として計算。

では、同じ条件で一人に手伝ってもらった場合はどうでしょうか。区間や荷物の量は変えず、条件だけを変えてみます。

  • 往復回数:2回半
  • 作業人数:二人
  • 車:それぞれ自分で保有
  • 作業時間:10時間(1日4時間×2.5日)

以上から、手伝ってもらった場合は以下のような費用が掛かってきます。

  • 高速代:390 × 2.5 × 2 = 1,950円
  • ガソリン代:410 × 2.5 × 2 = 2,050円
  • 人件費:1,000 × 10 × 2 = 20,000円
  • お礼:3,000円
  • 計:27,000円

※人件費は時給1,000円として計算。

ガソリン代や高速代を出すかどうかは関係性などによって変わってくると思いますが、手伝ってもらってなにもしないわけにはいかないでしょうから、食事を奢るぐらいの出費はあるでしょう。

レンタカーを利用する場合はさらにその料金が掛かるので、自力で引っ越しをする場合、思っているよりもコストが掛かってくるのがわかります。

上記はあくまでも概算ですが、3~4万円程度であれば、自分で苦労して運ぶよりも引っ越し業者に頼んでしまったほうが楽に引っ越しができるので、コストを抑えたいから自力で引越しする!という方も一度考えてみてはいかがでしょうか。

同区間で引っ越し業者に依頼した場合(概算)

単身引っ越しをする方は、実際に利用した方の声を参考にしてみてください。
[SaLinkDesigner id=6731 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/moving/38193.html[/SaLinkDesigner]

見積もりはどうやって取ればいいの?

自力でやるのは意外とお金も掛かるし労力も掛かるというのは書いた通り。

では、引っ越し業者に依頼する時、どういった流れになるでしょうか。

見積もりは電話、もしくはネットで行うことになりますが、それぞれの特徴を挙げます。

メリット

引っ越し業者に電話をして、現在の住所と名前、電話番号を伝えたら、あとは日程を決めて実際に荷物を見てもらうだけ。その場で見積もり金額が決定します。

現地を見に来るので、道路の幅がどうであるかとか、階段やエレベーターなどの確認も行われるのでトラブルもなくなります。

また、引っ越し業者の見積もりが荷物リストにもなるので、引っ越しの準備の際、チェックリストとして使用することも可能です。

デメリット

訪問見積もりをしてもらうということは、知らない人を自宅に上げるということになります。

とくに女性の一人暮らしあるいは旦那さんが仕事に出ている時間帯に訪問される場合、不安になる気持ちもありますよね。

もし、どうしても女性で不安という場合は、家族や友人に一緒に立ち会ってもらうか、旦那さんがいる休日に訪問見積もりしてもらうようにしましょう。

また、営業マンは当然ただ見積もりを出すためだけに来ているのではないので、ここで決めてくれないと帰らない!とばかりの姿勢の人が多いです。

そのため、断るのが苦手な人はまずはネットで見積もりを取って、ある程度絞ってからにしましょう。

メリット

WEBで見積もり依頼をする場合、訪問見積もりと違って時間に縛られることはありません。

また、引っ越し業者によってはメールでの見積もり対応も可能なので、電話でのやり取りが苦手という方も落ち着いて対応ができます。

複数の業者から見積もりを取りたいという場合、訪問見積もりよりも気軽にできるというのも特徴。

デメリット

WEBでの見積もりはあくまでも概算でしかないので、そこで出された金額が最終の見積もりではないことがほとんどです。基本的には訪問見積もりをして、最終金額が決定します。

また、引っ越し業者としても自社で引っ越しを行ってもらうために、見積もりの連絡をして、ハイオシマイとはなりません。

ほとんどの業者が見積もり依頼の際に入力された電話番号に即電話をしてきます。夜中に見積もり依頼をした場合でも例外ではありません。

真夜中だろうと、容赦なく電話を掛けてきます。

そのため、WEBで見積もりを取るのであれば、電話が掛かってきてもゆとりを持って対応ができる時にすることをオススメします。

もし、電話を掛けてほしくないという方は、連絡先がメールアドレスだけでもOKなSUUMO引っ越しで見積もりを取ることをオススメします。

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引っ越し料金を安くすることはできないのか…?

同じ引っ越しをするなら、料金が安いに越したことはありませんよね。

では、どうすれば引っ越しの料金をやすくできるのでしょうか。

大きく分けて、以下のポイントを押さえれば引っ越しの見積もりを安くすることができます。

引っ越し前に荷物を減らす

冒頭で荷物の量によっても料金が変わるとお伝えしましたが、裏を返すと不要なものを事前に処分しておけば料金を安くできるということです。

引っ越しするからといって、すべてのものを持っていかなければならないということもないでしょう。

不要なものがあったら、捨てる、もしくは買取サービスを利用して少しでも引っ越し費用の足しにするといったことも考えましょう。
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梱包は自分でやる

荷物を減らす以外に引っ越し業者の作業自体を減らすといったことも料金を安くすることに繋がります。

引っ越しは運搬以外に梱包・開梱を丸投げにするか、自分でやるかによっても金額が変わってきます。

梱包・開梱をするとその作業が発生する分、手間も時間も掛かるので、料金が高くなってしまいます。

自分でそれらを行えばその分料金を安くすることができます。

ただし、大型家具など素人ではしっかりと包装できないものや傷つけたくないものがあれば、それだけ任せるというのも手です。

この辺は見積もり時にしっかりと営業マンと相談しましょう。

梱包にもコツがあるので、準備に手間取りそうという方はこちらをチェックしてみてください。
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オフシーズンに引っ越す

冒頭の『時期』の項目でも触れたように、引っ越しには繁忙期が存在しています。

一番の繁忙期は卒業や転勤などが重なる1~3月、そして部署移動に伴う転勤が発生する9月が引っ越しの繁忙期です。

この時期はどの業者も引っ越し料金が割高に。とくに土日はさらに料金が高くなります。

繁忙期はどの引っ越し業者も引っ張りダコなので、営業マンも強気に見積もりを出してくる傾向にあります。

転勤や部署移動といった自分で時期が決められないものは仕方がありませんが、とくにそういったことがなければ上記の時期を外して引っ越しをすると費用が抑えられます。

時間を指定しない

引っ越しは日時を指定して行うことが多いですが、もし時間に自由が利く学生などであれば、時間を指定しないことで引っ越し料金が安くなることがあります。

例えば、アート引越しセンターの「フリー便」がそれにあたります。

午前中の引越し作業終了後からの便でよければ指定便に比べて割安に!! フリー便は、午前中の作業が終了した後にお伺いしますので、作業開始時間をお約束できない分料金をお安くいたします。

※ お荷物の量や予約状況によってはご利用いただけない場合がございます。

ここで書いてあるように、割安になるのはいいけど、時間が指定できないといったデメリットがあります。

そのため、引っ越し業者が来るまでずっと待機していなければなりませんし、いつになったら引っ越し作業が始まるかもわかりません。

利用するのであれば、時間に余裕があることはもちろんのことですが、じっくりと待つという心持ちも必要です。

見積もりを比較する

冒頭でもチラッと書きましたが、引っ越しの料金はしっかりとした相場がありません。

荷物の量を減らしたり、時期をズラしたら安くなるということからも、それは納得がいく話かと思います。

もちろん、引っ越し業者によっても料金は異なってきます。

そのため、一社に決め打ちして料金の交渉をするのではなく、複数の業者から見積もりを取って最安値で引っ越しするのが理想的です。

この比較にもコツがあるので、こちらを確認してから見積もりを取ってみてください。

安い見積もりを手に入れる方法とは?

荷物を減らす、梱包を自分でやるなど、人によってできることが異なりますが、自分なりに引っ越し料金を削る努力をしたら、引っ越し業者から見積もりを取って比較しましょう。

比較なので当然複数の業者から見積もりを取る必要がありますが、一社ずつ電話やメールで見積もり依頼をするのは非常に手間です。

そこで活用したいのが引っ越し一括見積もりです。

一括見積もりを利用すると、一回の手間で複数の引っ越し業者に見積もり依頼をすることができます。

ただし、ネットでの見積もりのところでも書いたように、引っ越し業者はとにかく仕事を取りたいので、我先にと連絡をしてきます。

こちらを踏まえた上で、一括見積もりのメリット・デメリットを挙げます。

メリット
  • 一度の手間で複数の業者にまとめて見積もり依頼ができる
  • 大手のみならず、地域密着型の中小の引っ越し業者が見つかることがある
  • 複数の業者から見積もりが取れるので、一番安い業者が見つかる

 

デメリット
  • 時間に関係なく、複数の業者から一斉に電話が掛かってくる
  • あくまでも概算なので、ちゃんと訪問見積もりしてもらわないとトラックが足りないなどのトラブルが起こることがある

どの引っ越し業者が安いかわかるのはいいけど、時間に関係なく一斉に複数の業者から電話がかかってくるとか勘弁してほしいんだけど…と思っていることでしょう。

しかし、SUUMO引越しであればメールアドレスだけで一括見積もりが可能です。

SUUMO引越しの特徴
  • その場で概算見積もりが見れる
  • メールアドレスだけで見積もり依頼ができる
  • 入力時間はわずか3分
  • 対応可能な引っ越し業者がわかる
  • 対応可能な引っ越し業者のパック内容がわかる

電話番号を入力しないでメールアドレスだけで見積もり依頼が可能ということは、間違えずにメールアドレスを入力する必要があるということです。

また、こちらも電話同様、一斉にメールが飛んでくるので、普段使っているメールアドレスは使用せず、引っ越し専用のフリーアドレスを作って登録すると自分が使っているメールアドレスに大量の見積もりのメールが届くといったことが起こらなくなります。

とくに、携帯のプロバイダのメールアドレスしか持っていないという方は、フリーアドレスを取得することをオススメします。

ただし、その場合、普段見ないメールアドレスとなるので、定期的にチェックすることを忘れないようにしましょう。

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引っ越し 見積もり

見積もり依頼してから契約までにすることと注意点

一括見積もりのデメリットでも書いたように、ここでもらえる見積もりはあくまでも概算でしかありません。

どこからどこに、いつ、何人で引っ越すのかは依頼時に入力するので問題ありませんが、荷物がどれぐらいかは見ていないので、正確な金額ではありません。

ネットでもらった金額で決めてしまうと、荷物が少ないのにそれに見合わない高い見積もりであったり、本来ならトラックをもう一台追加してもらわないと足りないなど、当日のトラブルに繋がってしまうことも珍しくありません。

しっかりと話がまとまっていないと、こんなことになってしまうことも…

これは、ダン吉が実際に目撃した惨状です。

訪問見積もり時の営業マンの見立てが甘かったのでしょうか?
それとも無理に値切ったためにギリギリ荷物が載るかどうかの小さなトラックを手配されてしまったのでしょうか??

トラックに荷物を積みきれなかったが故に荷物が野ざらしにされるというなんとも切ない状況に…

また、マンションや一軒家の場合、どれぐらい養生する必要があるかなどでも費用が変わってきます。

ここで参考までに、ダン吉がこれまで経験したマンションと戸建ての引越し2パターンのトラックから玄関までの距離を見てみましょう。

大規模マンションの場合

いわゆるタワーマンションと呼ばれるマンションへの引っ越しです。


まずトラックをエントランス前に停めます。

次に養生と呼ばれる、建物に傷が付かないように専用の保護シートで荷物がぶつかりそうなところや台車が通る床などを保護する作業を行います。


エレベーターホールはもちろん。


エレベーター内もしっかりと養生を行います。


さらにエレベーターから部屋までの廊下の床にも全てしっかりとシートを敷きます。


玄関にもこの通り。

これだけの養生作業を行うだけでも一苦労ということが伝わりますよね?

戸建て住宅の場合

一方で、戸建てへの引っ越しはトラックを玄関前の近いところまでつけることができるので、養生の手間がマンションに比べて大幅に削減できます。


こちらは一軒家で家のすぐ前までトラックをベタ付けにできるパターン。


トラックの荷台と玄関がこれだけ近くにあれば、すぐに荷物を家に入れることができますし、マンションではあんなに長距離の養生が必要だったのに、こちらは全く必要がないですよね。

この差を業者はしっかりと見積もりますし、養生分の時間と手間をキッチリ見積もりに乗せてきます。

ここはネットの概算見積もりではどうしても算出しきれない部分になるので、面倒と感じるかもしれませんが、候補の業者を三社ぐらい呼んで現場を確認してもらうことが正しい見積もりをもらい、かつトラブルなく引っ越しをするコツです。

一括見積もりをして、訪問見積もりをしてもらうところまで来たら、費用を抑えて引っ越しをするまであと一歩。

複数の引っ越し業者に訪問見積もりをしてもらう場合、一社ずつ来てもらうパターンとまとめて来てもらうパターンのふたつに分けられます。

それぞれの対応を紹介します。

一社ごと来てもらう場合

各引っ越し業者に個別で来てもらう場合、以下のことがポイントになります。

  • 時間をずらす
  • 他の業者にも来てもらう予定があることをちゃんと伝える
  • 時間をしっかりと指定する
  • 本命は最後に呼ぶ

複数の引っ越し業者に別々に来てもらうとなると時間をずらすのは当然のことですが、その際、素直に他の引っ越し業者にも訪問見積もりを依頼していることを伝えましょう。

それにより、

  • 他の業者を意識するので、割高な見積もりを出してきにくくなる
  • 時間をしっかりと区切ることで居座り続けられることを防ぐことができる
  • 本命を最後に呼ぶので、他社の見積もりが手元にある状態で交渉ができる

といったメリットがあります。

ただ、そうは言っても、先にきた営業マンも「他社も呼んでいるから」といって「はい、そうですか。では、今日はこれにて失礼します」とはなりません。

営業マンも絶対に自分のところで決定してほしいので、

これ以上安くできないんですよ…

他社さんでもこれ以上安くできないと思います…

上司に連絡をして、安くできないか交渉してみます…

とか、あの手この手で揺さぶりを掛けてきます。

他社が来ることを改めて伝えることで、最初提示された金額より下がることは珍しくありませんが、安くなったからといってすぐにOKを出してしまっては、それが本当に一番安い見積もりかはわかりません。

安くなった見積もりを見て、ヨシッ!と気持ちが高ぶってしまったとしても、表面上は冷静に、一度お帰りいただきましょう。

なかなか引き下がらない場合は、

お伝えしているように、これから他社さんが来るので、いったんお引き取りください

と丁寧に伝えましょう。帰ってもらうとは言っても、見積書をもらうことを忘れてはいけません。

二社目も同様で、ふたつ見積書が揃ったところで本命との交渉に挑みます。

他社にも来てもらうことを事前に伝えていれば本命の業者も他社の金額を気にしてきます。とくに、呼ばれた時間が遅いほど、前に何社か来ていることを察するはずなので、尚のことです。

「今日は他に何社呼びました?」と訊かれたら、そこは素直に呼んだ業者数を伝えましょう。金額も訊かれると思うので、その時は安かった方の金額を伝えちゃいましょう。なんなら、証拠として見積書を見せてもいいです。

それらの材料がそろえば、相手も高い見積もりを出しては勝負にならないということぐらいわかっているので、最初から勝負の安い見積もりを出してきます。

ただし、いきなり金額の話をしてきて、他社の見積もりベースで話をするようなことがあったら、本当にその見積もり金額でできるのか荷物を確認してもらうこと、荷物が多ければトラックは何台来るのか、荷物はしっかりと詰めるのかといった確認は行っておきましょう。

一回で同時に来てもらう

概ねの流れは個別で来てもらう場合と同じですが、大きな違いはまったく同じ時間に候補の引っ越し業者を呼んでしまうことです。

引っ越し業者が嫌がるやり方なので、どこに伝えても「NO!」と言われると思いますが、そこしか時間が取れないので、と伝えてなんとか来てもらうようにしましょう。

正直に言うと、呼ぶ段階でもそうですが、同業他社がいる状態での見積もりはかなりピリピリした空気になるので、メンタルが弱い方はこの方法は絶対にオススメできません。

ただ、同時に来てもらうということは最初から競合他社がいる状態なので、最初は様子見の見積もり…といったことはなくなります(高めの見積もりを出してきたら、明らかにやる気がないということです)。

このとき、少しでも安くしようと本当は持っていくはずの荷物を持っていくものとして申告しないのはもちろんのこと、引っ越し先にエレベーターがないのにそのことを伝えないとか、そういったことはマイナスにしかならないので、伝えるべきことは素直にしっかりと伝えましょう。

また、見積もりを見て、書かれている項目はもちろんのこと、不足していると思われるところはその場でしっかりと確認を取りましょう。

養生、梱包・開梱、家具の設置、など、その金額でどこまでやってくれるのかは確認しておいたほうがいいです。

それらの話を踏まえて、金額だけではなく、問題なく引っ越しができそうと判断した引っ越し業者に決定するようにすると、気持ちよく引っ越しができますよ!

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引っ越し 見積もり

見積もりを取ったけどなにを準備すればいいかわからない…

引っ越しは見積もりを取ったら終わり!ではありません。

見積もりはあくまでも引っ越しに掛かる費用が算出できたに過ぎません。

当然、引っ越しするのにはさまざまな準備が必要です。

引っ越し業者に丸投げをした場合とそうではない場合でやることが変わってきますが、引っ越し業者にお任せしてしまう方の場合、自分でやらなければいけないことだけを紹介します。

共通してやること

引っ越し業者に荷物の梱包から開梱、設置までをお願いしていた場合でも必ず自分でやらなければならないのが水道や電気などの各公共機関への連絡と市区町村の役所への書類提出です。

年齢や家族構成によっては関係がないものもありますが、引っ越し前に必要な書類手続きは以下があります。

  • 転出届
  • 国民保険の住所変更届
  • 転校手続き
  • 福祉関連(乳児医療費助成、児童手当、後期高齢者医療制度、敬老年金)
  • 郵便局
  • ペット(保健所へ届け出)

具体的には以下のページで解説しています。このページでは、引っ越し後に必要な書類手続きについても書いているので、不安な方は引っ越し後に手続きに見落としがないようにブックマークしておいてください。

[SaLinkDesigner id=6743 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/cut/saving/moving/38279.html[/SaLinkDesigner]

また、他にも以下の連絡も忘れてはいけません。

  • 金融機関(銀行、クレジットカード)
  • インフラ(電話、インターネット)
  • 公共機関(電気、ガス、水道)
自分で荷造りをする場合

少しでも安くするために荷造りと開梱は自分でやる場合、上記の手続きと並行しながらやっていかなければなりません。

荷造りはギリギリに…という方も意外と多いようですが、前日ギリギリだと本気で間に合わなくなります(徹夜で荷造りとか…)。

そうならないためにも、引っ越す日まで使わないというものはどんどんと箱詰めしていきましょう。

具体的には、

  • 着ない服やはかない靴
  • 読まない雑誌や本、聴かないCD
  • 使わない食器

といったものです。

服や靴は引っ越す日までに必要な分だけ残しておけば足りますし、読まない本などはいつまでも並べておく必要はありません。

ダンボールに詰める時はちょっとしたコツがあるので、それを意識しながらやると荷造りが楽になります。
[SaLinkDesigner id=6412 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/moving/38413.html[/SaLinkDesigner]

荷造りや書類手続きをする必要性はわかったけど、なにから手を付けていけばいいの…?という方ももちろんいると思います。

そういう方は、チェックリストを見ながら引っ越しの作業をすると漏れもなく、非常にスムーズに準備が進められます。

印刷ができるチェックリストも準備しているので、不安な方は以下のページを見て引っ越しの準備を進めてみてください。
[SaLinkDesigner id=6406 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/moving/38230.html[/SaLinkDesigner]

ぶっちゃけ一括見積もりでも複数の業者とやり取りするのは面倒…

さて、ここまでいろいろと安く引っ越しするコツを書いてきましたが、何だかんだで一括見積もりをして複数の業者と交渉するのは面倒…という方もいるかもしれません。

というか、ここまで読んでいるということは、一括見積もりよりもラクな方法はないの…?と探していると思います。

そんな都合のいいものが…

あるんです!

ということで、最後にそちらのサービスを紹介して締めたいと思います。

随分と長々と書いてきたので簡単に説明させていただきます。

サービスの名前は、引っ越しラクっとNAVIといいます。

これもSUUMO引越し同様、一括見積もりサービスなのですが、大きく違うのがこの引っ越しラクっとNAVIがあなたの代わりに引っ越し業者と交渉してくれて、安い見積もりを提示してくれるというものです。

つまり、複数の引っ越し業者は比較するけど、あなたがやり取りするのは引っ越しラクっとNAVIの窓口のみ。

これであれば、忙しい日中や眠たい真夜中にガンガン電話を掛けてこられることはありませんし、何人もの営業マンと交渉合戦する必要もありません。

自分で交渉して安い見積もりを取る自信がある方はSUUMO引っ越しで見積もりを取ったほうが納得のいく見積もりが取れると思いますが、少しでもラクをしたい方はこの引っ越しラクっとNAVIを利用することをオススメします。

引越しラクっとNAVI

引越しラクっとNAVIやり取りの窓口はサポートセンターだけ!
・電話が鳴りやまないといったことがなくなる
・頼まない業者に見積もりを断る必要なし
・訪問見積もりで居座られる心配がない
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この記事を書いた人
ダン吉

ダン吉

大手引越し会社のダンボールに命が宿った妖精。間近で見続けてきただけあり、お得な引越しに関する知識は達人級。某10円で動くダンボールキャラに憧れているとかいないとか。
さがす