最近はスマホ決済サービスがおなじみとなりましたが、同じように機能を充実させているのが「デビットカード」です。
キャッシュレス決済といえばクレジットカード(クレカ)が基本でしたが、現在では「電子マネー」「Payサービス」「デビットカード」とさまざまな選択ができるようになりました。
デビットカードとは銀行口座と直結している決済用カードで、基本的には銀行がキャッシュカードとして発行しているものだと考えて下さい。
このキャッシュカードをデビットカードとして利用するには制限がありますが、特に日本で初めてデビットカードサービスを開始した「日本デビットカード推進協議会(J-Debit)」の加盟店はそんなに多くありません。
そこで人気を集めているのが「国際ブランド付きデビットカード」です。
国際ブランド付きデビットカードは国際ブランド機能(VISA/JCB)を搭載したことで利用範囲を大幅にアップさせたものになっています。
今回はこの新しい国際ブランド付きデビットカードの中から、最近注目されている「楽天銀行 デビットカード」について紹介します。
楽天が発行する「楽天銀行デビットカード」
楽天市場で有名な楽天グループですがグループ内には銀行、保険、証券…などさまざまな企業があり、連携することで日本を代表するサービス企業体に成長しています。
近年の日本では銀行の形態も大きく変化しており、インターネットで全ての取引を行う「ネット銀行」がシェアを伸ばしており楽天銀行もその中の一つ。
特に楽天銀行は旧イーバング銀行を買収したことから、ネット銀行では歴史も古く現在では口座数においてトップシェアを誇っています。
しかし楽天銀行はネット専用バンクであることから、利便性に欠けることもあり利用者の評価はさまざま。
特に支店などの窓口や専用のATMがないことから手数料が必要になるケースも多く、それらがデメリットとして指摘されることも少なくありませんでした。
そういったこともあり天銀行では「ハッピープログラム」によりATMの手数料を一定回数無料にしたり、振込手数料を無料にしたりすることでサービスを充実させてきました。
そして今回紹介する楽天銀行デビットカードも楽天グループの利点が詰まったデビットカード。
数あるデビットカードの中で「ポイント還元率がNo.1」をホームページで大々的に表示しています。
付帯ブランドはVISAとJCBから選択可
クレジットカードには国際ブランドと呼ばれる機能が付帯されており、それが搭載されることで世界中の加盟店で使用することができます。
世界中でシェア1位を誇るのは「VISA」で、2位が「Mastercard」。
そして日本を代表する国際ブランドである「JCB」は世界シェア5位に位置しています。
このシェアはあくまで加盟店数や加盟会員数をもとにして算出されていますので、実際には先進国において1位~7位程度までは特に利用に問題はなく、世界中の観光地で利用できると考えてよいでしょう。
いくつかある国際ブランドの中で楽天銀行デビットカードにラインナップされているのは「VISA」と「JCB」です。
これ以外の国際ブランドは選択することはできません。
実は現状でデビットカードに搭載できる国際ブランドはVISAとJCBのみで、それ以外のMastercard、AMEX、Diners Clubなどは利用できなくなっています。
どのような種類があるのか?
楽天銀行デビットカードには5つのラインナップが用意されています。
■ 楽天銀行ベーシックデビットカードVISA
■ 楽天銀行シルバーデビットカードVISA
■ 楽天銀行ゴールドデビットカードVISA
■ 楽天銀行デビットカードJCB
■ 楽天銀行パンダデビットカードJCB
VISAが搭載された楽天銀行デビットカードは3種類、JCBが搭載されたものは2種類ですが、楽天銀行デビットカードJCBはデザインが違うだけで2種類とも機能は同じです。
楽天銀行パンダデビットカードJCBはカードフェイスに楽天市場のキャラクターである「パンダ」がデザインされています。
JCBを選ぶ際には機能ではなくデザインでカードを選択するしかありませんね。
キャッシュカードの機能も搭載
もともとデビットカードはキャッシュカードを流用するところから始まったサービスなので、楽天銀行デビットカードにもキャッシュカードとしての機能が搭載されています。
カードには左上、右下に矢印が付いており、片方が「キャッシュカード」もう片方が「ICキャッシュカード(デビットカードのこと)」として表示されています。
つまりカードの使う方向によりキャッシュカードとデビットカードを使い分けしなくてはいけません。
ですからATMでキャッシュカードとして現金を下ろす際には、カードの向きを間違えるとエラーになりますので注意しましょう。
[SaLinkDesigner id=7121 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/increase/investment/trade-stocks/28771.html[/SaLinkDesigner]
驚愕の1.0%ポイント還元サービス
楽天グループの魅力は何と言っても「楽天ポイント」。
もともとは楽天市場のポイントプログラムとして開始されたものですが、現在では楽天市場の枠を通り越して様々なシーンで獲得&利用することができます。
この楽天ポイントが楽天銀行デビットカードの利用でも受取ることができるのです。
もともとは決済によるポイントで人気なのはクレカのポイントプログラムです。
クレカの中には高還元クレカと呼ばれるものがいくつかあり、決済額の0.5%~1.5%程度がポイントで還元されます。
例えば楽天グループの「カード株式会社」が発行する「楽天カード」では、基本ポイント還元が1.0%なので20万円利用すると2,000ポイントが貰え、1ポイントを1円として楽天市場で利用可能。
このポイント還元がデビットカードにも適用されます。
デビットカードは本来キャッシュカードの流用から始まったサービスなので、J-Debitサービスではポイントの概念がありません。
しかし国際ブランドが搭載された楽天銀行デビットカードでは、あくまでVISAやJCBのカードとして各加盟店で利用できることからポイント還元もクレカと同様に行われます。
そして気になるポイント還元率ですが、なんと楽天カードと同じく驚愕の1.0%という点。
他社の国際ブランド付きデビットカードでは0.5%以下の還元率が多い中、なんとクレカでも高還元とされている1.0%を達成しているではありませんか。
特定の利用条件がなく年会費無料のデビットカードで、1.0%の還元率を持つものは楽天銀行デビットカードのみと思ってよいでしょう。
[SaLinkDesigner id=6636 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/save/creditcard/rakuten/1144.html[/SaLinkDesigner]
どこで利用できるのか?
楽天銀行デビットカードは国際ブランドにVISAとJCBを搭載しているので、それらの加盟店でクレカと同じ扱いで利用することができます。
【楽天銀行デビットカードで利用できる店舗】
■ セブンイレブン
■ ファミリーマート
■ ローソン
■ イトーヨーカドー
■ 松坂屋
■ ソフマップ
■ 大丸
■ 高島屋
■ コジマ
■ ビックカメラ
■ 楽天グループ(楽天市場、楽天トラベル、楽天モバイルなど)
■ その他世界中のVISA、JCB加盟店
実店舗だけでなくネットショップでもVISA、JCBカードとして決済することができます。
デビットカードだからと言って特別な使用方法はなく、あくまでクレカと同じ扱いで決済ができるので安心して利用できます。
支払いは一括即時払いのみ
デビットカードとクレジットカードの一番の違いは返済方法。
楽天銀行デビットカードでもあくまでデビットカードなので、返済は「即時一括払い」のみ。
つまり楽天銀行デビットカードを利用すると、その瞬間に口座から決済した金額が引き落とされる形になります。
楽天銀行デビットカードは楽天銀行の口座と直結しているので、購入した金額が決済と同時に全て自動で引き落としされます。
また反対に口座の中に購入した商品代金分の資金がない場合、ショップで決済してもエラーになり処理ができないことになります。
クレカでは「1回払い」「分割払い」「ボーナス払い」「リボルビング払い」などさまざまな返済方法を選べますが、楽天銀行デビットカードではあくまで即時一括しかできないことをよく理解して下さいね。
事前に口座の残高を確認してから行うことも大切です。
楽天銀行デビットカードの概要と比較
それでは楽天銀行デビットカードの概要をクレカとの比較を交えて説明します。
|
楽天銀行デビット |
クレジットカード |
月間限度額 |
なし(口座残高と連動) |
審査により限度額あり |
返済方法 |
即時一括のみ |
1回、分割、ボーナス、リボ等 |
申込み |
16歳以上 |
18歳以上高校生を除く |
収入 |
必要なし |
学生カード以外には安定した収入 |
審査 |
原則なし |
各社の基準あり |
金融ブラック |
申込可 |
申込不可 |
クレジットカードには利用限度額が会員毎に設定されており、50万円に設定されている人はそれを超えると「限度額オーバー」で使用制限がかかります。
しかし楽天銀行デビットカードはあくまで楽天銀行の口座と直結しているので、限度額設定はなく口座の残高が限度額と考えてよいでしょう。
ただし口座の残高が決済額よりも少なくなると利用できなくなるので、そこは注意が必要です。
クレカは「短期的な借入れ」なので口座の残高に関わらず限度額まで利用できますが、楽天銀行デビットカードは「決済ツール」なので借入れはできません。
あくまでデビットカードは自分の預金口座を持ち歩くといったイメージ考えたら解りやすいですね。
[SaLinkDesigner id=6634 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/save/creditcard/goodcard/11070.html[/SaLinkDesigner]
申込みは16歳以上からOK
クレジットカードを申込むためには高校生を除く18歳であることが条件です。
最近では学生専用のクレカもありますが、これらも大学生、短大生、専門学校生限定でやはり18歳以上であることが条件。
しかし楽天銀行デビットカードは16歳から作ることができるので、高校生であっても楽天銀行に自分の口座があれば申込むことができます。
つまり高校生がVISAやJCBの機能を利用できることになり、普段のコンビニでの利用に現金を持ち歩かなくても簡単に支払いを行うことが可能です。
また親にとってもお小遣いの管理がしやすくなるメリットがあり、「お金を何に使用しているか?」をきちんと把握することもできますね。
申込みに審査がないのが最大の特徴
楽天銀行デビットカードは16歳以上で楽天銀行に口座があれば、原則として入会審査がなく保有することができます。
クレカでは「勤務先」「収入」「履歴」「金融事故」「住宅種類」「家族構成」など様々な個人情報を使用して審査を行います。
特に「ブラック情報」と呼ばれる金融事故情報を重視しており、「任意整理」「個人再生」「破産」だけでではなく、「延滞」や「滞納」の記録があることで審査が通らないことも珍しくありません。
しかし楽天銀行デビットカードには原則審査がないので、金融ブラックであっても収入が少なくても心配することなく申込ができます。
審査がない理由として考えられるのが”デビットカードのリスク”。
あくまで楽天銀行デビットカードは口座からの即時引落しなので、楽天銀行にとっては返済滞納などのリスクが全くありません。
このノーリスクが入会審査なしで安心して申込みができる秘密です。
嬉しい特典サービスを見てみましょう
楽天銀行デビットカードは楽天グループの特典や、国際ブランドの付帯サービスを利用することができます。
またVISAやJCBにはそれぞれの会社が持つ付帯サービスがあり、楽天銀行デビットカードを選択する時にもそれぞれのサービス内容を把握することが大切です。
そこでVISAとJCBの付帯サービスを簡単に説明します。
両ブランド共に楽天市場での利用でポイントが2.0%にアップ
まずはVISA、JCB共通のサービスになりますが、楽天市場での使用でポイントが1.0%から2.0%にアップします。
これは楽天市場だけでなく「楽天トラベル」「楽天ブックス」などでも同様で、「デビットカード利用ポイント1.0%」に「楽天会員ポイント1.0%」が加算されます。
例えば20万円分のショッピングを楽天市場で行い、楽天銀行デビットカード払いにした場合では4,000ポイントを受取ることに。
楽天ポイントは1ポイントを1円として楽天グループで利用できることから、20万円で4,000円が還元されたことになります。
また楽天市場内には1.0%~15.0%ものポイントアップを行っているショップもあるので、そこで楽天銀行デビットカードを利用するとさらに1.0%がポイント加算され大量ポイントを狙うチャンスです。
楽天グループを利用する際には楽天銀行デビットカードがお得ですね。
楽天銀行を利用すれば楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)対象に!
[SaLinkDesigner id=6635 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/save/creditcard/rakuten/32145.html#i-8[/SaLinkDesigner]
⇒楽天SPU対象の楽天銀行を今すぐチェック!
楽天銀行デビットカードVISAは種類によってサービスに差が
楽天銀行デビットカードVISAには「楽天銀行ベーシックデビットカードVISA」「楽天銀行シルバーデビットカードVISA」「楽天銀行ゴールドデビットカードVISA」の3種類があります。
実は楽天銀行がデビットカードのサービスを開始した当初は、VISAは有料デビットカードしかなく年会費無料はJCBのみでした。
しかし現在ではVISAもラインナップを増やして3種類から選択できるようになっています。
それどれのカードの概要を比較してみましょう。
【楽天銀行デビットカードVISAの比較】
このように楽天銀行ベーシックデビットカードVISAは発行手数料も年会費も無料になりますが、シルバーやゴールドは発行手数料は年会費が発生します。
特に楽天銀行ゴールドデビットカードVISAは年会費が5,400円と高額に設定されており、本来キャッシュカードの流用であったデビットカードの常識を覆す価格設定だと感じますね。
さらに全ての種類においてポイント還元率も同一であり、シルバー、ゴールドの利点がこれでは解りにくい印象です。
しかし見た目には差が解り辛い楽天銀行デビットカードVISAですが、各カードによりVISAデビット独自の優待サービスが隠されていました。
VISAには旅行傷害保険が付帯
楽天銀行ゴールドデビットカードVISAにはデビットカードには珍しい海外旅行/国内旅行傷害保険が付帯されています。
【楽天銀行ゴールドデビットカードの海外旅行傷害保険】
■ 傷害死亡・後遺障害:最高1,000万円(事故の日を含めて180日以内)
■ 傷害治療費用:最高100万円(事故の日を含めて180日以内)
■ 疾病治療費用:最高100万円(事故の日を含めて180日以内)
■ 賠償責任:最高1,000万円
■ 救援者費用:100万円
海外旅行傷害保険が適用になるためには、日本を出発する前に公共交通乗用具や海外ツアー料金を楽天銀行ゴールドデビットカードで支払う必要があります。
例えば海外へ出発する空港へ向かう国内航空運賃や電車料金を事前に決済することや、海外旅行のツアー代金や国際航空運賃を出発前に支払うことで保険が有効になります。
ただし空港へ自家用車で向かう場合の高速道路料金や、国内でのレンタカー代、出発前の国内ホテル宿泊料金などの決済では保険適用にならないので注意して下さい。
次に国内旅行傷害保険を紹介します。
【楽天銀行ゴールドデビットカードの国内旅行傷害保険】
■ 傷害死亡・後遺障害:最高1,000万円(事故の日を含めて180日以内)
■ 傷害入院保険金日額:3,000円(事故の日を含めて180日以内)
■ 傷害通院保険金日額:2,000円(事故の日を含めて180日以内)
国内旅行傷害保険においても保険を有効にするためには適用条件があります。
自宅から国内旅行先までの公共乗用具の運賃を楽天銀行ゴールドデビットカードで事前決済することや、国内旅行のツアー料金を支払うことで有効になります。
またホテルや旅館の宿泊代を楽天銀行ゴールドデビットカードで支払った場合でも保険は有効になります。
このように楽天銀行ゴールドデビットカードは年会費が高額に設定されていますが、クレカと同等程度の充実した旅行傷害保険が付帯されています。
特に海外旅行でデビットカードの利用を考えている人は、保険が充実している楽天銀行ゴールドデビットカードVISAを選択することをオススメします。
ゴールド&シルバー共通の付帯サービス
楽天銀行ゴールドデビットカードVISAには充実した旅行所外保険が付帯されていますが、ゴールドデビット、シルバーデビット共通の付帯サービスもあります。
【ショッピング保険】
楽天銀行ゴールドデビットカードと楽天銀行シルバーデビットカードにはショッピング保険が自動設定されています。
ショッピング保険はデビットカードで購入した商品が購入日から60日以内に偶発的な事故による破損や盗難にあった場合に補償される保険です。
■ 購入価格条件:5,000円~1,000,000円
■ 補償限度額:300,000円(1回の事故及び年間合計)
■ 免責金額:5,000円
■ 保証期間:購入から60日以内
まず補償される商品は5,000円以上100万円以内のものです。
例えば200万円もする時計を購入して盗難にあっても、ショッピング保険は適用にならないので注意して下さい。
また補償の限度額は最高30万円で免責が5,000円に規定されています。
例えば100万円の損害であっても補償されるのは、免責金額を引いた295,000円なのでここも抑えておきましょう。
【Kaligoでボーナスマイル】
Kaligoは新しいホテル予約サイトで、ホテル宿泊1泊ごとに最大で10,000マイル/ポイントが貰えるサービス。
このKaligoをゴールドデビットカードVISAかシルバーデビットカードVISAで利用することで、なんと付与されるマイルの25%がさらにボーナスとして受取ることができます。
【VISAゴールド空港宅配サービス】
国際線のフライトを利用し帰国した場合に、空港から自宅までの荷物宅配を1個500円で宅配します。
さらに2個目からは送料から15%オフの価格で宅配できます。
出発時の自宅から空港の荷物については、個数に関わらず一律15%オフで宅配できます。
【VISA国際線クロークサービス】
飛行機の国際線を利用する際に手荷物やコートなどを預かるサービスです。
特に冬場に暑い国へ行く際には国内で着用したコートなどの防寒着が邪魔になります。
そのような時には通常料金の15%オフでクロークが利用できます。
クロークのある空港は「成田空港」「羽田空港国際便ターミナル」「中部国際空港」「関西国際空港」の4空港です。
【VISAゴールド海外Wi-Fiレンタルサービス】
海外で利用できるWi-Fiルーターを20%オフでレンタルできます。
ルーターの受取りは宅配により自宅で受取るか、国内7ヶ所の空港で直接受取るかを選択できます。
このように楽天銀行ゴールドデビットカードVISAだけではなく、シルバーデビットVISAでも様々な特典が付帯されています。
各特典の案内には「ゴールド」と記載されていますが、楽天銀行デビットカードVISAの案内ページには「シルバーデビットカードも対象のVISAゴールド特典」と表記されているのでシルバーデビットでも安心して利用しましょう。
全てのカードに付帯するサービス
VISAのサービスはゴールドやシルバーだけではなく、年会費無料の楽天ベーシックデビットカードVISAを含めた全てのVISAデビットに共通した付帯サービスもあります。
【グローバル・カスタマー・アシスタンス・サービス】
海外や国内で楽天銀行デビットカードVISAを紛失したり、盗難にあったりした場合に24時間年中無休で対応して貰えるのが「グローバル・カスタマー・アシスタンス・サービス」。
特に海外では言葉通じずに不安になることもありますが、コレクトコールの利用と日本語でかけられるこのサービスは安心した海外旅行を提供してくれます。
【海外ATMサービス】
海外旅行で現地通貨が足りなくなることがあります。
特にクレカを利用できる店舗であればデビットカードでも問題ありませんが、屋台など現金しか利用できない場所では困ってしまいます。
そのような時には海外に設置しているATMを利用して簡単に現地通貨を引き出すことができます。
利用できるATMは「VISA」か「PLUS」のステッカー表示があるもので、世界中で260万台以上が利用可能。
ただし現地通貨の引き出しには手数料や為替の影響が発生することも理解しておきましょう。
【VISA認証サービス】
VISA認証サービスに加盟しているインターネットショップで楽天銀行デビットカードVISAを利用する際に、予め設定したパスワードによる認証を追加します。
この二段階認証とも呼ばれるシステムを利用することで、万が一デビットカード番号が漏洩してもなりすまし被害などを阻止することができます。
VISAタッチが利用できる
最近はどこでも電子マネーを使うことが多くなり、いわゆる「タッチ決済」が当たり前になってきました。
VISAでも電子マネーのようなタッチ決済ができる「VISAのタッチ決済」サービスが開始されており、全ての楽天銀行デビットカードVISAにこの機能が搭載されています。
現在VISAのタッチ決済が利用できる主な店舗を紹介します。
■ ローソン
■ マクドナルド
■ TSUTAYA
■ 表参道ヒルズ
■ JTB
■ メガネストアー
■ その他
VISAのタッチ決済はサービス開始から間がないことで利用できる店舗も限られていますが、これからVISA加盟店でどんどんと増えると想定されます。
VISAのタッチ決済機能がデビットカードに搭載されることは、楽天銀行口座とタッチ決済が繋がることを意味しておりまさに現金感覚での利用を実現させます。
早く普及することを期待したいですね。
永年年会費無料が魅力
楽天銀行デビットカードJCBは2種類のラインナップがありますが、前述した通り機能的には全て同じです。
違いはデビットカードのデザイン(カードフェイス)のみで、ノーマルなデザインとパンダデザインがあり好みで選ぶとよいでしょう。
■ 発行手数料:無料
■ 年会費:永年無料
■ ポイント:1.0%
■ JCB優待:なし
楽天銀行デビットカードJCBは発行手数料も年会費もありませんが、JCBの特典や優待サービスはありません。
しかしポイント還元率は楽天銀行デビットカードVISAと同じく1.0%なので、高還元カードにとして不便なく使用することができます。
またJCBは海外にも多くの加盟店があるので、世界中の観光地で使用することができます。
【JCB J/Secureサービス】
VISAと同じく楽天銀行デビットカードJCBでも二段階認証を設定することができます。
それが「JCB J/Secureサービス」。
予めパスワードを設定することでインターネットショッピングを利用する際に、認証を追加して不正使用を防止します。
楽天ポイントを支払いに利用できる
楽天グループを利用することで貯まった楽天ポイントを利用して、楽天銀行デビットカードの支払を行うことができます。
このサービスを使うには楽天銀行の口座と、楽天会員(楽天ポイントクラブ)を連携させる「ハッピープログラム」へのエントリーが必要。
ただし、期間限定ポイントはデビットカードの支払いに利用できないので、ルールを確認して勘違いしないようにしましょう。
また楽天ポイントをデビットカードの支払いに利用する設定には2種類あり、予めコースを選択しなくてはいけません。
【デビット利用額に全ポイントを充当する】
保有するポイント残高を全てデビット支払いに充当するコースです。
例えば300ポイント保有している状態で、楽天銀行デビットカードを利用して1,000円の買い物を行った場合は、ポイントから300ポイント、楽天銀行口座から700円が引かれます。
【デビット利用額に設定したポイント分のみ充当する】
予め設定したポイント分だけをデビット支払いに充当するコースです。
例えば設定を200ポイントとした場合で、ポイント残高が1,000ポイントあるとします。
この状態で1,000円の買い物を楽天銀行デビットカードで行った場合、ポイントから200ポイント、楽天銀行口座から800円が引かれます。
そしてポイント残高は800ポイントになります。
このようにコースによってポイントの使い方に違いが出るので、自分のポイントの利用方法を考えて設定するようにしましょう。
ポイントの利用は50ポイントからなので、そこも注意したいところです。
ポイントがデビットカードで利用できることは、現金化されたと同じことなので飛躍的にポイントの使い勝手がよくなりますね。
これは楽天銀行デビットカードの最大の利点かもしれません。
楽天銀行デビットカードのメリットとデメリット
楽天銀行デビットカードのメリットはデビットカードとしては超お得なポイント還元率。
クレカでも1.0%もの還元率は限られたものしかありません。
それなのに審査が実質なしのデビットカードで実現できたのですから、びっくりですよね。
まさしく自分の預金金利が1.0%アップしたのと同じイメージだと考えてもよいのではないでしょうか?
また楽天銀行デビットカードはラインナップが豊富なのも魅力の一つです。
VISAだけで3種類、JCBを含めると5種類(実質は4種類)の中から自分に合った楽天銀行デビットカードを選ぶことができます。
海外旅行がメインであれば楽天銀行ゴールドデビットカードVISA、保険はいらないけど海外でのサービスが欲しい人は楽天銀行シルバーデビットカードVISA、国内での利用を想定している人は楽天銀行ベーシックデビットカードVISAか楽天銀行デビットカードJCBを選択するのが王道だと思います。
またVISAを選ぶとVISAのタッチ決済を使うことも可能です。
さらに楽天銀行デビットカードは審査がなく過去に金融トラブルがあっても、審査に落ちることはないでしょう。
楽天銀行の口座があれば誰でも入れることも楽天銀行デビットカードのメリットです。
それではデメリットを考えてみましょう。
クレカには付帯サービス以外に追加カードを申込むことができます。
しかし楽天銀行デビットカードには追加カードが設定されていません。
たしかに個人の口座と直結しているので、「家族カード」は無理だとしてもせめて「ETCカード」は発行してもらいたいものです。
ETCカードは高速道路での必需品になっているので、なんとかそこは改善してほしいですね。
ただしこの問題はデビットカードサイドの問題ではなく、高速道路公団のETCシステムの問題と思えるのでしばらくは難しいでしょう。
デビットカード機能付きが便利
楽天銀行のようなインターネットバンクは当初は安全面から不安視されており、なかなか世の中に受け入れられませんでした。
しかしセキュリティ技術の向上により現在では一般銀行の口座を持たない人も増えています。
そのような状況でキャッシュカードがデビットカードとして、様々な場所で利用できればもう現金を持ち歩くことはなくなるでしょう。
今まではATMで現金を下ろして使っていたのが、そのまま口座と直結で使えてさらに借入ではないので使いすぎる心配もありません。
そしてポイントプログラム。
この低金利の時代に自分の使った現金にポイントが付くのですから、これは嬉しい話ですよね。
今まではATMで現金を下ろす時に手数料を払っていましたが、これからはデビットカード利用で1.0%のポイントをもらうことができるのです。
これなら手数料を惜しんで遠くの銀行支店に行ったり、ATMの利用回数を減らすために現金を多く下ろしたりすることも必要ありません。
これだけでも楽天銀行デビットカードは超お得なキャッシュカードと言えるでしょう。
[SaLinkDesigner id=7122 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/save/creditcard/knowledge/22437.html[/SaLinkDesigner]