「オキシクリーン」という万能アイテムをご存知ですか?
オキシクリーンは、コストコで安く箱買いできるアイテムとして火がついた酸素系漂白剤。
「コストコ初心者におすすめのアイテム」としても必ず名が挙がるほど、大人気のアイテムです。
割高にはなりますが、最近ではコストコ以外でも購入できる場所が増えました。
よくドラッグストアで売られている塩素系漂白剤は強力なため、色柄物に使うと色落ちしてしまい使うことができます。
ですがオキシクリーンは酸素系漂白剤なので色落ちせず、汚れだけを落とすことが可能。
肌にも優しく安心して使うことができるので、食器から衣類まで幅広く使うことができます。
さまざまな汚れを落とすことができるオキシクリーンですが、購入してもうまく使いきれず余らせてしまう人が多いようです。
そこで、今回は何でもキレイにできる万能クリーナー「オキシクリーン」の使い方や活用法を紹介します。
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オキシクリーンの正体
オキシクリーンは冒頭でも紹介したように“酸素系漂白剤”
アメリカを始め、世界中で販売されています。
ホームセンターやネットショップでも手に入れることはできますが、どこも4.99kgで3,000円前後。
それに比べ、コストコでは4.99kgで1,500円~2,000円前後で購入することができます。
やはりコストコは激安ですね!
ただしあまりの人気さに、売り切れる日も珍しくないようです。
(輸入の関係で値段は随時変動しています。正式な値段は実際の売り場にて確認してくださいね)
アメリカ版と日本版で成分が違う
大きな段ボールの箱に約5kgの粉洗剤のようなパウダーがぎっしり!
写真のオキシクリーンはコストコで実際に購入したアメリカ版のものですが、白と青の2色のパウダーが混ざっています。
付属のスプーンは、1杯4オンス(約113g)
アタックなどの日本製の粉洗剤に付属しているスプーンは、1杯約47gなので、スプーンもアメリカンサイズですね。
実はオキシクリーンにはアメリカ版とは別に日本版も売られています。
日本版のオキシクリーンのパウダーは真っ白でさらさら、入れ物もプラスチックの容器に入っています。
また、アメリカ版と日本版には成分にも違いがあります。
アメリカ版には界面活性剤が含まれているため、洗浄力に優れている特徴があります。
日本版は界面活性剤を含んでいないため成分もシンプル。
アメリカ版に比べると洗浄力が劣ってしまいますが、お肌や環境に優しいのが特徴です。
■ 家の掃除やシミ抜きといった洗浄力を求めるならアメリカ版
■ 茶渋や赤ちゃんの衣類・台ふきんといった安全性を求めるなら日本版
といった使い方がベストです。
原材料名の部分に記載されている用途には、「衣類尚についた頑固なシミや汚れを落とす」と書かれていますが使い方は無限大!
普段の洗濯はもちろん、浸け置きからこすり洗いまでさまざまな使い方ができます。
使うお湯の温度に注意
アメリカ版のオキシクリーンの場合、界面活性剤が入っているためお湯を足すとシュワシュワと発泡します。
界面活性剤の入っていない日本版の場合は泡は発生しません。
泡立ちに違いはありますが、どちらも40度以上のお湯に溶かした状態が一番効果を発揮します。
6時間経つと溶剤の有効性が消えてしまいますので、作り置きはできません。
■ 40度以上のお湯に溶かす
■ 作り置きはできない
これらは酵素系漂白剤の基本ですので、しっかり頭に入れておきましょう!
オキシクリーンは液体に触れるとヌルっとした手触りがあります。
肌に優しい成分でできているので基本的には安心して使えますが、気になる方は手袋を使用しましょう。
保存について
オキシクリーンは置いておくことで自然に分解されガスが発生するため、密封状態で保管しておくと容器内にガスがたまり破裂させる恐れがあります。
すぐに容器がパンパンになるワケではありませんが、密封状態の保管は避けるべき。
定期的に封をあけてガスを逃がすか、容器にキリなどで小さな穴をあけておくことをおすすめします。
SNSでは100円均一の米びつやパンケースを使っているなんて声もみかけました。
これらなら隙間があいているので心配いりません。
小さめの容器をいくつか買って、キッチンや洗面所・お風呂場などに置いておけばすぐに取り出して使うこともできます。
知らなきゃ損!オキシクリーンの活用法
頑固な洗濯汚れの活用法
普段の洗濯に!
普段のお洗濯に入れるだけで、頑固な汚れを落としてくれます。
洗剤を入れるタイミングでお湯に溶いたオキシクリーン約30gを入れるだけ。
量が多すぎると洗濯槽の裏側の汚れも剥がしてしまうので注意が必要!
逆に洗濯槽の裏側の汚れをしっかり取りたい方は、オキシクリーンをもったいぶらずにガッツリ入れましょう!
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30gと紹介していますが、適当にスプーンですくって入れても問題ありません!
とっても手軽なので我が家も頻繁に使用しています。
泥・血液・食べこぼし等の頑固な汚れ
頑固な汚れは洗濯の敵!
ゴシゴシ擦っても汚れが残り、洗濯も憂鬱になりますよね。
衣類が浸るほどのお湯にオキシクリーンを適量入れ、汚れたものを1時間程浸け置きしてみて下さい。
その後もみ洗いやブラシ洗いをすれば、力を入れなくてもスッキリキレイになります。
我が家は毎週持って帰ってくる息子の体操着や泥だらけの服などを浸け置き洗いしています。
オキシクリーンのおかげで、帰ってきたらバケツにぬるま湯と共に1時間ほど漬けておき、そのまま溶液ごと洗濯機に入れてスイッチを入れるだけで汚れがキレイさっぱり落とせます。
ちなみに汚れが落ちにくい上履きは時間を長めにして漬けておくと、汚れが落ちやすくなります。
醤油やワイン・ソースなどの新しい汚れ
食べ物の汚れの場合、約250ccのお湯にオキシクリーンを小さじ1~2杯溶かし、直接シミ部分に塗ります。
20~30分すると汚れが浮きあがりますので、その後はしっかり水洗いをしましょう。
しっかり洗い流さないと溶剤が黄色いシミとなって残ってしまいますので注意!
ミートソースやカレーといったしつこい汚れもすっきり落とすことができますよ。
襟や袖の黄ばみ
皮脂によって黄ばみやすい襟や袖。
特に毎日着るワイシャツは黒ずみまで発生しやすい部分ですよね。
洗濯機ではなかなか落とすことができませんが、オキシクリーンなら一発!
高温のお湯で溶かしたオキシクリーン溶液につけておけば、たった一晩で真っ白にしてくれます。
実際に私も気になっていたニットの襟部分を洗ってみましたが、一晩で真っ白になりました!
汚れがひどい場合はお湯の温度を高めにすることで落ちやすくなります。
お気に入りの服を捨てずに再度着ることができ、洋服代やクリーニング代も浮かせることができました。
洗濯槽の汚れ
こちらの記事
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でも紹介したように、オキシクリーンを洗濯槽のお掃除に使うことができます。
40度以上のお湯を洗濯槽の高水位まで入れ、オキシクリーンを約500g入れて必要に応じて洗濯機を回します。
ピロピロしたワカメのような汚れがギッシリ取れ、気分も爽快になりますよ!
市販の酸素系漂白剤を買うよりも、オキシクリーンを買った方が安価で安全。
しかも活用方法がたくさんあるので、1つ買えばおうちまるごとピカピカになりとても便利です。
キッチンでの活用法
焦げ落とし
うっかり焦がしてしまったお鍋や、魚焼きグリルもピカピカにすることができます。
お湯4Lに付属スプーン1杯を入れ、焦げ部分を1時間以上漬けておきます。
酸素が焦げを分解してくれるので、こすらなくても元のようにピカピカに仕上がります。
シンクにフタをして、シンク丸ごと浸けてしまえばシンクの水アカもピカピカになりますね!
五徳や換気扇も同じようにオキシ漬けしておきましょう。
とっても手軽に掃除ができ、キレイなキッチンをキープすることができます。
もう年末の大掃除で慌てることもなくなりますよ。
電気ポットのカルキ落とし
お水を入れてスイッチを押すだけで、手軽にお湯が沸かせる電気ポット。
毎日活用している人も多いと思いますが、電気ポットはカルキが付着しやすいアイテムです。
電気ポットの中に水をいれて沸かし、その後スプーン1杯のオキシクリーンを入れます。
そのまま1~2時間放置するだけで、カルキ汚れもスッキリ落とすことができます。
仕上げは必ず水道水を入れて再沸騰させてくださいね。
水にオキシクリーンを入れて沸騰させてしまうと、沸騰時に発砲し泡が溢れてしまいます。
必ず沸騰させたお湯にオキシクリーンを入れるようにしましょう。
お風呂での活用法
皮脂やカビ汚れが多いお風呂は常に水気のある場所なので、ちょっと手を抜くだけでカビが発生します。
ピンク色のカビを放置してしまえば黒いカビが生えてきてしまうので、早急に落とさなければなりませんよね。
浴槽や配管
見えない皮脂汚れが付着している浴槽や配管。
ゴシゴシ擦っても意外と取れず、汚れが目立ってから気付く…なんてこともある場所ですよね。
オキシクリーンを使えば、こすらないでピカピカにできます。
入浴後の残ったお湯を最高温度まで沸かします。
追いだき機能のないお風呂は、60度ほどのお湯をお風呂に足します。
そこへオキシクリーンを付属のカップ2~3杯程入れ、浴槽のフタをして一晩放置!
この際、バスチェアや洗面器・子供のおもちゃなどもまとめてオキシ浸けしてしまいましょう。
翌朝排水し、浴槽内をブラシで軽くこすってからよく洗い流します。
これだけで黄ばんだ皮脂汚れをキレイサッパリ洗い流すことができますよ!
お風呂のお湯を洗濯に使用している方は、お風呂のお湯にオキシクリーンを溶かして排水ホースを使うと、ホース内も同時に掃除することができますよ。
お風呂の床
シャワーで一度お風呂の床を濡らし、オキシクリーンをふりかけます。
そのまま15~30分放置し、洗い流すだけ!
端っこの方に残った汚れは、かるくブラシをかけるだけでカンタンに汚れを落とすことができます。
床もしっかりつけおきしたい方は、排水溝のフタをビニールに入れて結びそのままセット!
水が排水されるのを防ぐことができるので、オキシクリーンの溶液を流さずにためることができます。
特にカラリ床の場合、乾きやすいメリットがありますがその反面デコボコしているので汚れが付着しやすいデメリットもあります。
浸け置きすることで頑固な汚れを落とすことができるので、お風呂の床も見違えるはずですよ!
我が家もお風呂の床の汚れが目立つようになったので、オキシ漬けをしたのですが…
排水溝にビニールをしっかりかけたにも関わらず、お湯がどんどん流れて行ってしまい漬け置きすることができませんでした…
お風呂の形状によっても異なると思ますので、まずは床にお湯がしっかり溜められるかどうか確認してからチャレンジしてみてくださいね。
トイレでの活用法
ちょっとサボるだけで、黄ばみができるトイレ。
ちょうど水ぎわに黒ずみができるため、さぼったリングなんて呼ばれ専用の商品も売られています。
しかし、こちらもオキシクリーンを使えば放置するだけでピカピカにすることができるんです!
便器内のお掃除
40度以上のお湯2Lに付属のスプーン1杯のオキシクリーンを入れ、便器内に流し込み一晩浸け置きします。
翌朝ブラシで軽くこすり、流すだけ!
市販のトイレ洗剤なんかよりも効果的に汚れを落とせます。
浸け置きで届かなかった部分は、オキシクリーンを濃いめに溶かした水を使ってブラシでこすりましょう。
寝る前に流すだけでカンタンにできる掃除法。
排水管もキレイにすることができるので、流れの勢いが良くなったという人が続出!
除菌効果でいやなニオイも消すことができるので、同時に消臭効果も発揮できます。
トイレの壁や便器周り
トイレの壁や便器の周り、床などもオキシクリーンにおまかせ!
40度くらいのお湯にオキシクリーンを溶き、雑巾に染み込ませて拭くだけでとってもカンタンに落とすことができます。
トイレの壁は意外とニオイも残っているので、オキシクリーンで噴き上げると
お部屋での活用法
フローリングや畳
くつろぎのスペースも、オキシクリーンの力でピカピカにしましょう。
まずお湯4Lにオキシクリーンを大さじ1杯入れたオキシ水(オキシ溶液)を作ります。
雑巾にオキシ水をつけて固く絞り、目に沿って拭くだけ。
裸足で歩いた後の汗汚れや、食べこぼしの跡もキレイにお掃除できます。
オキシクリーンの濃度が濃すぎてしまうと、ワックスを剥がしてしまう恐れも…
見えない部分で試しながら、濃さを調整してくださいね。
オキシ水を使って、同じように窓や網戸も掃除できます。
網戸のお掃除はナイロンのボディタオルを使うと細かい網目までしっかり汚れを落とせます。
それぞれの洗剤をいちいち買わなくて良いので、お掃除グッズもスッキリ断捨離できますね!
エアコンや空気清浄機のフィルター
ホコリを取り除いても、網目に入り込んだ汚れはなかなか落ちませんよね。
こちらもオキシクリーンを使って浸け置きすれば、簡単にキレイになります。
お湯4Lに付属のスプーン1/2のオキシクリーンを入れ、浴槽や洗面台を使って約20分ほど浸け置きします。
その後古くなった歯ブラシなどを使い軽く擦れば、こびり着いた汚れやカルキをキレイに落とすことができます。
空気清浄機のフィルターはこちらの記事
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上記の記事でも紹介したように、クエン酸を使ってもキレイにすることができますよ。
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まとめ
たった1つでいろいろなお掃除に活用できるオキシクリーン。
コストコで買えば激安で手に入れることができますが、近くにコストコがない方や非会員の方は楽天市場でも購入できます。
少し割高の設定になっていますが、他の洗剤を買い足す必要を考えると節約になりますよ!
オキシクリーンがあれば、汚れに合わせた洗剤を買う手間もお金も省けます。
しかも浸け置きで洗う手間も省け、良いことづくしです♪
ぜひチェックしてみて下さいね!
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