二槽式洗濯機で水道代を節約!世界中で人気を集めているその秘密に迫ってみました


[PR]
ゆかにゃんゆかにゃん

洗濯機といえば、ドラム式や全自動洗濯機を思い浮かべる方が多いと思います。
ボタン1つで全ての洗濯工程が完了するので、忙しい主婦にはピッタリですよね!

実は昭和40年代ごろに普及された二槽式洗濯機が、今だに根強い人気を誇っており、現在も洗濯機コーナーに販売されているのをご存知ですか?
二槽式洗濯機は、洗いとすすぎの場所がわかれており、手動で洗濯物を移すアナログなもの。
ですが今でも売られ続けている理由はやはり需要があるからなのです。

そこで、今回は今の時代にちょっぴり珍しい二槽式洗濯機のメリットやデメリットを紹介!
これをみれば、次の洗濯機の候補に二槽式洗濯機が上がってくるかもしれませんよ…!?

二槽式洗濯機とは?

上でも紹介したように、二層式洗濯機は「洗い」「脱水」の場所が別れている洗濯機。
昭和生まれなら知っている方も多いのではないでしょうか?

汚れている洗濯物を一度洗濯槽で洗い、その後手動で脱水槽へと移す必要があります。
他にも水の注入や洗剤の投入も全て手動となっています。

そんな二槽式洗濯機、今ではほとんど使っている人を見かけなくなりましたね。
その原因はやはり「手間がかかるから」
水がたまるまで洗濯機から離れられなかったり、洗剤や柔軟剤のタイミングも自分で見極める必要があり「ながら家事」ができないため敬遠されがち。
やはり1分1秒たりとも無駄にできない主婦にとって、時間のかかる作業や手間は無駄となってしまうのです。

こんなにたくさんある二槽式洗濯機のメリット

そんな敬遠されがちな二槽式洗濯機ですが、実はたくさんのメリットがあります。

汚れ落ちが最強!

目に見えて分かるほど、汚れ落ちが素晴らしいです。
みるみるうちに洗濯槽内の水が濁る様子もみれるほど!
農作業や工場にお勤めの方の作業着を洗う際にも、ピッタリと言われているほどです。

その理由は小さな洗濯槽。
二槽式洗濯機の場合、洗濯槽と脱水槽の2つの槽があるため、自動的に小さくなってしまいます。
ですがその小ささがモーターの攪拌力(かくはんりょく)を強くさせ、しっかり洗剤を泡だてながら汚れを落とします。

二槽式洗濯機に変えることで、衣類の黒ずみや匂い残りもなくなった!という意見が増えています。

汚れに合わせた洗濯ができる

自分で水量やすすぎの回数を調整できるので、洗濯物の汚れによって融通をきかせることができます。

たとえば手洗いしたタオルを脱水だけしたり、汚れが軽いので数分だけ回したり…
逆にガッツリ汚れの洗濯物は普段より長めに回すなど、自分流のお洗濯ができるのも二槽式洗濯機ならでは。

実は節水効果No,1!

軽い汚れから洗濯し、脱水中に残り水で次の洗濯をすることができます。
機能の同時進行だけでなく、水や洗剤の使い回しができるのもメリット!
これで大幅な節水ができ、水道代が半分になった家庭も多いようです。

壊れにくく頑丈!

二槽式洗濯機は機能が槽ごとに分かれているため、メカニズムがシンプルになっており故障率が低くなっています。
また、万が一故障してしまっても修理が可能!
部品1つ1つが安価なので、修理代も安く済みます。

お手入れがとってもラク

洗濯槽と脱水槽が独立しているため、全自動洗濯機のように槽が二重になっていません。
よって洗濯槽に生えたカビが逆流することがほとんどなく、洗濯機のお手入れもとってもカンタン。

洗濯槽内がステンレスだと更に良し!
衣類へのカビ移りの心配もありませんね。

単純操作で優しい

アナログなスイッチで操作するので、家電に疎い高齢者にも好んで使われています。
ややこしい機能もついていないのでシンプルで使いやすい洗濯機です。

粉せっけんとの相性は抜群!

アトピーやアレルギーなどで粉せっけんを愛用している方もいらっしゃると思います。
実は二槽式洗濯機は粉せっけんとの相性が抜群!

上記でもご説明しましたが、モーターの攪拌力があるのでモコモコの泡をすぐに作り出すことができます。
粉せっけんは泡をモコモコにすればするほど汚れ落ち度がアップ!
二槽式洗濯機を使うことで、溶け残りもなく洗濯物をしっかりきれいに仕上げます。

本体の値段が安い!

二槽式洗濯機の一代当たりの金額は2~3万円!
ココ最近発売されている全自動洗濯機が10万円・ドラム式洗濯機が20万円ほどなので、その差は歴然ですよね!

節水もでき、本体代も安く修理もできる二槽式洗濯機はコスパ最強アイテムなのかもしれません!

二槽式洗濯機のデメリットとは?

ここまでたくさんのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもありますので紹介しましょう。

一度に洗える量が限られる

やはり洗濯槽が小ぶりになる分、一度に洗える量に限りがあります。
また、シーツや毛布なども薄手のもの1~2枚が限界。
小分けして洗える方にはおすすめですが、ひとり暮らしで週末まとめて洗う方には不向きです。

全てが手動なので要注意!

水を止めるのも洗剤を入れるのも、すべてが手動になります。
特に水はしっかり見張っていないと入れ過ぎてあふれてしまうことも!
状況に応じて洗濯機を見張っていられる方におすすめです。

脱水槽に移す手間が大変

洗濯槽で洗い終えた洗濯物を、脱水槽に移す手間があります。
水を吸って重たくなった洗濯物は意外と重労働。
特に寒い冬には堪えます。

音がうるさい!

これは脱水に限っての話ですが、脱水のパワーがある分、音がとてもうるさく感じます。
賃貸住宅の方は設置場所や使用時間に気をつけましょう。

まとめ

調べてみると思った以上のメリットがある二槽式洗濯機。

・粉せっけんを活かして洗濯したい!
・自分流の洗濯をしたい
・節水したい!

など、こだわりがある方にはぴったりな機能だと思います。

また、2011年の日本国内洗濯機出荷台数は512万台。
そのうちの4.3%が二槽式洗濯機となっておりますので、単純計算で年間2万2千台も製造されているのです。
これは根強い人気があるこそ、ですよね!
二槽式洗濯機は製造停止されてしまうのでは?と心配の声が上がっていますが、これだけ製造されていれば製造停止なんてことはしばらくなさそうです。

メリットが多く安価で節約にもなる二槽式洗濯機。
ですが手間もかかりますので、生活スタイルに合わせて検討しましょう。

また、二槽式洗濯機は通常の全自動洗濯機に比べ、横幅がどうしても大きくなります
脱水時の音も大きくなりますので、購入する際は大きさや置場をしっかり調べてくことが大切です。

この記事を書いた人
ゆかにゃん

ゆかにゃん

母親目線、主婦目線のお得な情報を紹介します★
さがす