無料通話アプリ「LINE」が提供している決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」。
実店舗やオンラインショップの決済だけでなく、請求書支払いもできる非常に便利なサービスです。
他にも友達同士で送金や割り勘ができたりと活用すればするほど便利ですが、今や多くのスマホ決済サービスがあり、どれを使えば良いのか悩む人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、普段から馴染みのあるLINEの「LINE Pay」について紹介します。
LINE Payとは
LINE Payは事前にチャージをすることで、実店舗やネットショップなどさまざまな場所決済ができるサービスです。
他にも友人間で送金や割り勘などのLINEと組み合わせた機能も使うことができます。
【LINE Payでできる決済機能】
■ QRコード決済、スキャン決済
■ オンライン決済
■ 公共料金などの請求支払い
■ LINE Payカードでの決済
■ LINE Payカードを紐づけ、QUIC Payとして決済
【その他の機能】
■ LINEの友達への送金
■ 友達間での割り勘
■ LINE Pay残高の出勤
■ LINE Pay残高の送金
■ LINE Payの外貨両替
LINE PayはLINEアカウントを持っていれば誰でも利用ができます。
チャージは現金で行うこともあり銀行口座の必要もありません。
クレジットカードを紐付ける必要もないため、未成年でも利用が可能です。
利用できるお店やサービス
LINE Payは2021年3月現在、全国309万カ所以上のお店で利用できます。
大手コンビニはもちろん、スーパーやドラッグストア、飲食店、ネットショッピング、デリバリーなど多くのお店で使うことができ非常に便利です。
またLINE Payでは「LINE Payカード」というバーチャルカードを発行することもできます。
こちらを発行すると国内外にあるJCB加盟店でも利用ができるようになり、さらに利用の幅も広がります。
使えば使うほどランクアップ!
LINE Payは使えば使うほどランクがアップし、受けられる特典にも変化があります。
ランクは過去半年間に獲得したLINEポイントによって決定。
以下の4つのランクによってわけられ、ポイント還元率やもらえるクーポンも異なります。
【2021年3月17日追記】
2021年5月1日よりマイランク制度が終了となりました。
ポイント還元率はLINE Payの決済時に還元されるものですが、こちらは「Visa LINE Payクレジットカード」を使っていないと受けることができません。
(持っていない人はクーポンのみ受け取りが可能)
「Visa LINE Payクレジットカード」を持ち、LINE Payに紐づけてコード決済やオンライン決済をすると還元率がアップするので、LINE Payをメインで利用する人は「Visa LINE Payクレジットカード」を持っているとよりお得に買い物ができます。
【3/17追記】5月以降はポイント一律還元、クーポンは自由に取得可能
2021年5月1日のマイランク制度終了に伴い、「チャージ&ペイ」の還元率および「LINE Pay特典クーポン」の獲得可能枚数の変更は変更となりました。
【【Visa LINE Payクレジットカードの還元率は一律2%】
【Visa LINE Payクレジットカードは初年度特典としてLINEポイントを3%還元していましたが、初年度特典は2021年4月30日をもって終了。
そのため初年度特典の3%還元も終了となり、5月以降は一律2%還元となりました。
一律2%は他のクレジットカードに比べると高還元率にはなりますが、今まで3%還元が受けられていたので大きな改悪と言えますね。
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【チャージ&ペイの還元率は一律0.5%】
LINE Payに【Visa LINE Payクレジットカードを紐付ける事で利用できる決済方法ですが、こちらもマイランク制度終了に伴い一律での還元率に変更となりました。
2021年5月以降は一律0.5%と大幅に下がってしまうので要注意。
ただし紐づけなければ【Visa LINE Payクレジットカードの還元率として一律2%還元が受けられるので、チャージ&ペイを使わないという手段を取るのもアリです。
【特典クーポンの枚数は自由に取得可能】
還元率は改悪となりますが、今までもらえていた特典クーポンの獲得数は上限がなくなり、自由にお得なクーポンをもらうことができるようになります。
LINE Payの登録方法
アカウント登録
LINEアプリの[ウォレット]タブにある「LINE Payをはじめる」をタップし、規約に同意することで登録が完了します。
なお、LINE Payに登録できるのはLINEに電話番号を登録しているアカウントのみ。
FacebookアカウントなどでLINEアカウントを作成している場合、電話番号の認証を済ませないとLINE Payのアカウント登録ができないので注意しましょう。
LINE Payにパスワードを設定
LINEとは別に、LINE Payのパスワードを設定します。
登録後パスワード設定アナウンスが表示されるので、沿って設定するようにしましょう。
今後、ここで設定したパスワードを使い決済やチャージ、送金などを行います。
本人確認
LINE Payには2つの種類があります。
【LINE Cash】
「LINE Cash」は本人確認をせず、現金チャージやコード決済のみ使えるサービスです。
【LINE Money】
「LINE Money」は本人確認の必要があり、銀行チャージやコード決済、送金や出勤などができるサービスです。
常に現金チャージやコード決済しか使わない場合は本人確認をしなくても良いですが、さまざまな機能を使いサービスを活用したい場合は本人確認を済ませておく方が便利ですね。
また本人確認は2種類あり、銀行口座で本人確認をする方法と身分証を使って本人確認をする方法があります。
LINE Payへのチャージ方法
LINE Payへチャージする方法は6つあります。
銀行口座
銀行口座を紐づけておけば、その場ですぐにチャージが可能。
オートチャージ設定もできるので、残高不足を回避できるメリットもあります。
セブン銀行ATM
セブンイレブンの店内にあるATMより現金でのチャージができます。
銀行口座を持っていなくてもチャージができますが、チャージの度にセブンイレブンに行く必要があり手間がかかります。
LINE Payカード
LINE Payカードにある残高をチャージして使う事ができます。
事前にチャージが必要ですが、銀行口座は必要ありません。
Famiポート
ファミマにあるFamiポートを使えば、セブン銀行ATM同様現金にてチャージができます。
QRコード・バーコード
アインズ、アインズ&トルペのLINE Payを導入している店舗であれば、レジにて1円からチャージができます。
東急線券売機
東急線各駅の券売機(こどもの国線は覗く)でチャージができます。
ただし1,000円単位でお釣りはでません。
オートチャージ
LINE Payのメインメニューよりオートチャージ設定をすると、設定した金額を下回った際に自動的にチャージされます。
LINEPayの決済方法
QRコード決済、スキャン決済
QRコードやコードを読み取って決済する方法です。
LINE Payのコードを読み取ってもらう「ストアスキャン」と、自分で読み取る「ユーザースキャン」の2種類があります。
【ストアスキャン】
こちらの場合、LINE Payにあるコードを画面に表示させ、店員に読み取ってもらいます。
みせるだけで決済が完了するためカンタンに支払いが完了します。
【ユーザースキャン】
コードの左側にあるマークをタップするとカメラが起動するので、お店に設置されたコードを読み取ります。
そして支払う金額を入力し店員に確認したのち、支払いボタンをタップして決済を完了させます。
店舗によって決済方法が異なりますので、事前に確認をしておくと安心ですよ。
オンライン支払い
店舗での決済の他に、オンラインショップでの決済もできます。
LINE Payが利用できるお店は主に以下の通り。
◆マクドナルド モバイルオーダー
◆ビックカメラドットコム
◆ZOZOTWON
◆ラクマ
◆HMV ONLINE
などで利用ができます。
支払い画面でLINE Payを選択するとLINE Payが起動するので、そのまま決済ボタンをタップするだけで支払いが完了します。
クレジットカード番号を入力する手間もないので非常に便利ですね。
請求書支払い
公共料金やインターネットショッピングの後払いなどで使われる請求書(振込票)払いもLINE Payで支払う事ができます。
「お支払い」にある請求書支払いをタップするとコードリーダーが起動するので請求書にあるバーコードを読み取ります。
するとLINE Payが起動し支払い画面に移るので、そのままタップすれば決済が完了します。
場所や時間を問わず支払うことができるのでこちらも非常に便利です。
ただし利用できる請求書は限られているので、詳しくは公式サイトをチェックしてみて下さいね。
⇒ オンライン決済対象店舗一覧
LINE Payカード支払い
LINE Payにはチャージして使うプリペイドカードがあります。
プラスチックのカードとバーチャルカードの2種類がありますが、バーチャルカードであればすぐに発行し使うことが可能です。
事前にチャージをして使い、使った瞬間に残高から引き落とされますが、チャージした分しか使うことができないので使いすぎを防ぐこともできます。
使える場所はJCB加盟店であればどこでも使うことができますが、バーチャルカードの場合オンラインしか利用できません。
実店舗でも使えるプラスチックのカードはLINE上で申込みをすると後日郵送されます。
クレジットカードのように年齢制限もなく審査も不要なので、クレジットカードが作れない人や学生にも人気です。
QUIC Pay支払い
LINN Payカードを「Gogle Pay」に登録すると、JCBの「QUIC Pay+」が利用できます。
おサイフケータイが搭載されている端末に限りますが、LINE Payのメイン画面で「Google Pay」をアップすると連携ができ、かざすだけで支払いが完了します。
チャージ不要で使える「Visa LINE Payクレジットカード」
Visa LINE Payクレジットカードを紐づけて使えば、チャージをしなくてもLINE Pay決済ができます。
この決済方法は「チャージ&ペイ」と呼ばれる新たな方法で、利用した金額が翌月26日に自動的に引き落とされます。
チャージの必要もないので残高を気にする必要もありません。
使った分をまとめて翌月払いにできるので非常に便利です。
さらに「Visa LINE Payクレジットカード」を使った場合、マイランクで特典として付帯しているポイント還元率も対象となります。
カンタン決済でポイント還元もうけられお得になるので、LINE Payをメインで使っている人はセットで使うと便利ですよ。
【2021年3月17日追記】
2021年5月以降、マイランク制度は廃止されチャージ&Payは一律0.5%還元となります。
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光熱費もLINE Payで支払うとお得!
LINE Payは貯めたポイントに応じて還元率があがります。
レギュラーは1%、シルバーは1.5%、ゴールドは2%、プラチナは3%と還元率があがりお得に使えますが、光熱費の支払いでもランク分の還元率が受けられるのです。
例えば電気代が10,000円でプラチナランクがついていた場合、電気代の支払いを「Visa LINE Payクレジットカード」で支払った場合、10,000円の3%=300円分がポイントで還元されます。
電気、ガス、水道と全てを「Visa LINE Payクレジットカード」でまとめて支払えばよりお得に使うことができますね。
【2021年3月17日追記】
2021年5月以降、【Visa LINE Payクレジットカード決済は一律2%還元、チャージ&ペイ決済は一律0.5%となります。
その他便利な機能
決済以外にも便利な機能を使うことができます。
送金・送金依頼
友達追加している人にLINE Payを使って送金をしたり、送金依頼をすることができます。
銀行口座間の送金と似ていますが、LINE Payの特徴は即時着金で手数料0円!
送金後すぐに着金するためタイムラグも発生しませんし、振込手数料も一切かかりません。
口座番号を教える手間なども省くことができるので非常に便利です。
割り勘機能
友達追加している人にお金を請求できる割り勘機能がついています。
例えばランチや飲み会などで代表者がまとめて支払ったあとに、この機能を使い金額を請求しLINE Payで金額が請求できます。
この割り勘機能も、送金と同じように即着金で手数料も発生しません。
なかなか会う機会がなくても、LINE Payを使えば時間や場所問わず支払うことができるので便利です。
LINE Payの出金
「送金や割り勘機能は便利なんだけど、できれば現金でもらいたいんだよね・・・」
LINE Payをメインで使っていない場合、送金や割り勘でうけとったLINE Pay残高は使い道に悩んでしまいますよね。
実はLINE Payの場合、残高を出金し現金化することができます。
出金には本人確認が必要ですが、セブン銀行のATMやLINE Payで登録している銀行口座に入金することもできるので、送金や割り勘のために使うのも問題ありません。
ただし出金には220円の手数料が発生しますので注意しましょう。
外貨両替
LINE Payの残高を外貨両替することもできます。
申込みはLINE Payから行いますが、受け取るのは国内にある4つの両替所です。
◆羽田空港国際線
◆羽田空港国内線
◆福岡空港国際線
◆博多港内
申込み4日後より30日以内に受け取りとなります。
旅行に行く予定がある場合、事前に申し込みをしておくようにしましょう。
利用レポート・LINE家計簿
こちらはLINEの別サービスになりますが、LINE Payと連携させることで便利に活用ができます。
まず利用レポートは、LINE Payでの入出金履歴や利用状況を細かく確認できるサービスです。
いつ何時にいくら受け取ったか、送金したのかなどが把握できます。
続いてLINE家計簿はその名の通り家計簿です。
LINE Payだけでなくクレジットカードなどの管理もでき、支出をアプリ内で管理することができます。
キャッシュレス決済は現金のやり取りが減るため、お金のやり取りが見えにくくなるデメリットがあります。
LINE家計簿を使えばキャッシュレス決済も可視化ができ使いすぎも防ぐことができます。
まとめ
LINE Payと一口にいっても、チャージや支払い方法にもさまざまな種類がありますね。
また他にもLINEだからこそできるサービスが利用でき、キャッシュレス決済をますます便利に活用することができます。
今や現金での支払いが一番損していると言われています。
LINE Payを「Visa LINE Payクレジットカード」とセットで使い、ポイント還元をしっかり受け楽しくお得生活を送りましょう!
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