食材の正しい保存方法って知ってる?買ってきた食材を無駄にしなければ月に5,000円も削れる食費の節約方法を伝授します!


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食費を少しでも抑えるために安い食材を探したりまとめ買いをする、など…
いろいろな工夫をされている人は多いですよね。

でも、結局食べ切れなかったり食べ忘れて腐らせてしまうことも多々ありますよね。
せっかく安く買っても、ムダにして捨ててしまっていては節約にはなりません。

ここに農林水産省の調査でとても興味深いデータがあります。
平成25年度の国内の一般家庭における食品ロス量(食べ残しや未開封などまだ食べられる可食部分の廃棄量)が、なんと302万トンもあるのだとか。

また京都市のホームページによると、生ごみデータ「京都 生ごみスッキリ情報館」の試算では、一世帯(4人家族)で年間約6万円(約80キロ)もの食品ロスが出ているとのこと。
つまり月換算で5,000円も捨てていることになります。

結構バカにならない額だとは思いませんか?

でも逆の見方をすれば、無駄に捨てない工夫をするだけで簡単に5,000円も食費が節約ができてしまうんです。
4人家族でこれだけ浮かせることができれば、みんなで外食に行けますね!

そこで今回は、いつもあると便利な食材を中心に、正しい食品の保存方法について紹介していきます。
一人暮らしの人も是非参考にしてみて下さい。

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身近にある食材の冷凍保存方法

まず基本的に水分の多い食材は、解凍したときに多少水っぽくなるため冷凍保存には向いていません。
でも、ちょっとした工夫で最小限に抑えることができるのです。

それでは順に紹介していきましょう。

豆腐

さまざまな料理で大活躍する豆腐ですが、気がついたら賞味期限が切れていた…なんて失敗が多い食品ですよね。
豆腐は冷凍すると体積が増すので、解凍すると水分が流れ出してしまいます。
それため少々スカスカになりますが、水っぽさがなくなるので味は濃厚に。
マーボー豆腐やゴーヤチャンプルー、豆腐ステーキなど炒めものに使うと、とてもおいしく食べられます。

–豆腐の保存方法–
①ザルに上げ水気を取る
②好きな大きさにカットしてフリーザーバッグに入れ冷凍庫へ

豆腐の解凍は水分が多く出るのでザルにのせ自然解凍でOKです。
味噌汁やスープならそのまま入れるだけなので手間いらずです。

豆腐の保存期間・・・1か月

もやし

アレンジがしやすく、節約食材の代表ともいえる「もやし」。
1袋30円程度で手に入るのでお給料日前のお助け食材としても活躍してくれますが、足が早く2日もすると傷んでしまいますよね。
でも冷凍保存なら1か月ほど持たせることが可能。
もやしも水分が多いため解凍するとシャキシャキ感が落ちますが、調理法によってはおいしく食べられます。
もやし炒めに使う場合は最初から高温で。
短時間で炒め切れば大丈夫です。
あんかけにしたり、スープなら凍ったまま入れるだけでいいので便利ですよね。

もやしの保存方法は、袋ごと冷凍庫に入れてしまってもかまいませんが、きちんと冷凍するなら以下の方法がおすすめです。

–もやしの保存方法–
①沸騰したお湯で10秒茹でる
②ザルに上げて冷水にさらす
③水気をしっかり切ったら小分けにして冷凍室へ

フリーザーバッグに入れて冷凍する場合はできるだけ空気を抜きます。
こうすることで食材の酸化を防ぎ、短時間で冷凍ができるんですよ。

もやしの保存期間・・・1か月

葉野菜(ほうれん草・小松菜・青梗菜・キャベツなど)

健康に良い葉野菜。
できるなら毎日摂りたいものですが傷みが早いため腐らせてしまいがちです。
でも、買ってすぐに冷凍保存をすれば鮮度を落とすことなく、おいしく食べられるのです。

葉野菜の保存は下茹でをしてから冷凍するのが基本。
これなら調理もラクですよね。

–葉野菜(ほうれん草・小松菜・青梗菜・キャベツなど)の保存方法–
①野菜を洗い食べる大きさにカットする
②沸騰したお湯で1~2分茹でる
③ザルにあげて水気を切り粗熱を取る
④サランラップに小分けし、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ

おひたしや炒めものにする場合は電子レンジで解凍し、味噌汁やスープなら解凍せずそのまま入れればOKです。

アスパラ

–アスパラの保存方法–
①沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れ、アスパラを30秒ほど茹でる
③ザルにあげて水気を切り粗熱を取る
④好きな長さにカットしてフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ

アスパラもフリーザーバッグに入れて冷凍する場合はできるだけ空気を抜きます。
炒め物に使うときは凍ったまま使います。

アスパラの保存期間・・・1か月

なす

–なすの保存方法–
①水洗いをしたら好きなかたちに切り、5分ほど水にさらしてアクを取る
②ザルにあげて水気を切る
③フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ

実は冷気に弱いなすは冷蔵庫よりも冷凍庫で保存する方が向いています。
しなびたり、種が黒くなって固くなることもありませんし保存方法もカンタンです。
夏の暑い季節なら、焼きなすにしてから冷凍保存をしてもいいですよ。

なすの保存期間・・・1か月

にんじん

–にんじんの保存方法–
①生でも茹でたものでも、好きなかたちにカット
②フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ

にんじんはカットしたものを生のまま冷凍保存することができます。
さいの目切り、千切り、輪切り、乱切りなど料理にあった形に切ったらフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ入れるだけです。
もちろん、ソテーなど事前に調理しておいたものを冷凍してもおいしく食べられます。
にんじんの保存期間・・・1~2か月

玉ねぎ

–玉ねぎの保存方法–
① 解凍による水っぽさを避けるたけに厚めの千切り、大きめのみじん切りにする
②ラップに小分けしたらフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ

実は冷凍保存をすると玉ねぎは水分が出て甘味が増し、おいしくなります。
シャキシャキ感が落ちますが、ハンバークのタネしたり、ミートソースの具材、ホテトサラダ、カレーライスなど食感に影響を及ぼさない料理にぴったり。
つかうときは冷凍のままでも半解凍の状態でも大丈夫です。

玉ねぎの保存期間・・・1か月

じゃがいも

–じゃがいもの保存方法–
長期間保存ができるじゃがいもですが、芽が出たりしなびてしまい捨てることも多い野菜です。
じゃがいもは本来冷凍保存には向いていません。
カレールーを解凍しカスカスのじゃがいもの不味さにガッカリした人もいるでしょう。
でも茹でてマッシュすればほとんど食感を落とさずに済みます。

①じゃがいもの種を取り茹でる(皮つきで茹でた方が味が水っぽくならない)
②皮をむいてマッシュする
③粗熱を取りラップに小分けしたらフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ

解凍したじゃがいもはポテトサラダやニョッキ、コロッケなどをつくるときも便利。
皮をむいたり茹でたりする時間がなくなるので時短料理にもなりますよね。

じゃがいもの保存期間・・・2~3週間

ネギ

–ネギの保存方法–
一度に使う量が限られている薬味も冷凍すれば、かなり長い期間保存がききます。
①サッと洗ったネギをみじん切りにし保冷袋に入れ冷凍庫へ
②保冷袋にキッチンペーパーを敷いておくと余分な水分を吸い取り
パラパラの冷凍ネギができます。

ネギの保存期間・・・2~3週間

ショウガ・にんにく

–ショウガ・にんにくの保存方法–
①皮をむき好きなかたちにカット
②必要な量をラップに小分けしそのままフリーザーバックに入れて冷凍庫へ

さまざまな料理に重宝するショウガやにんにく。
料理によっては解凍せずに使うこともありますが、サイズが小さいので解凍時間もほとんどかからりません。
みじん切りや千切り、スライス、すりおろしたものを小分けにしておくと必要なときにサッと取り出せて便利です。
ショウガ・にんにくの保存期間・・・2~3週間

肉類(牛肉・豚肉・鶏肉)

–肉類(牛肉・豚肉・鶏肉)の保存方法–
肉類の冷凍方法は、とにかく空気に触れさせないことです。
空気に触れると酸化が進むため、フリーザーバックに入れたら空気抜きして冷凍すると鮮度を保ったまま保存できます。
空気抜きがない場合はフリーザーバックの端からストローを差し込んで軽く吸うと、カンタンに空気が抜けます。
真空状態にすることで、冷凍時間も短くなり鮮度を保つことができます。

肉類の保存期間・・・1か月

魚類

–魚類の保存方法–
魚の場合は鮮度が味に影響するので、買ったらすぐに冷凍します。
①内臓やエラを取り除きサッと洗う
②クッキングペーパー汚れを拭き取る
③一匹(一切れ)ずつ個別にラップに包みフリーザーバックへ入れて冷凍庫へ

焼いた魚もしっかりラップに包んで冷凍すれば1週間はおいしく食べられます。

魚の保存期間・・・2~3週間

フルーツ

–フルーツの保存方法–
①皮つきのものは皮をむく
②食べやすい大きさにカットしたらフリーザーバックへ入れそのまま冷凍庫へ。

実はフルーツは冷凍するとおいしさも栄養価もアップすることを知っていましたか?
常温で自然解凍するのが基本ですが、完全に解凍してしまうよりは半解凍で食べた方がおいしいです。
毎朝のスムージーにも手間が省けていいですよね。
そしてフルーツは冷凍すると長期間の保存もできるんです。
たくさんもらって食べ切れないなと思ったら、サッサと冷凍保存をしてしまいましょう。
フルーツの保存期間・・・3ヵ月

冷凍保存で自分の自由時間も増える

以上、身近な食材の冷凍保存の仕方を紹介しました。冷凍保存ができる食材って意外と多いんですね。

冷蔵庫の中がスッキリ整っていれば何が入っているのか把握できているので、賞味期限切れや二重買いなども防ぐことができます。
また下茹して冷凍するものが多いので調理もラクラク!
調理時間も短くて済むので、その分自分の自由な時間も増えていいことづくめなんです。

意外と食費が高くついてしまう一人暮らしの人もぜひ活用してみてください。
とくに自炊派の人には外食の回数が減らしやすくなるかもしれません。
外食を一回減らすだけでも千円前後は節約できるので、これは大きいですよね。

メリットはまだまだあります。
解凍するときはガスよりも電子レンジを使った方が電気代も安上がりですし、冷凍庫は詰めて収納するほど冷えやすく電気代の節約にもなるのです。

無駄に捨てることもなくなるので、ゴミの量も減らせ環境にも貢献できちゃうのです。
食材をダメにする罪悪感からも解放、いいことづくめです。

また、意外にも一人暮らしより家族で暮らしている方が節約しやすいもの。
キャベツやレタスはまるごと買って小分けにしたり、人参やジャガイモは大袋で買って冷凍すれば小売商品を買うより安くなります。
これなら週一回の買い物で一週間分の食材を購入できるため、無駄なものを買う手間も時間も節約できますね!

食費や光熱費がなかなか節約できなくて・・・と悩んでいる人は是非試してみてくださいね!

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この記事を書いた人
プチマダム

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年金問題を身近に感じるようになったアラフィフ。なのに自分へのご褒美グセが直りません。健康に関する情報や、今からでも間に合う老後対策についてご紹介します。
さがす