重曹を使えば洗剤いらず！おうちをまるごとピカピカにできる魔法の粉「重曹」の使い方を徹底紹介！

掃除をするときに当たり前のように購入する”掃除用洗剤”
お風呂、キッチン、トイレ…
しかも排水溝にシンクにと、場所別でも使う洗剤が異なります。
洗剤の本数を数えたらキリがありませんよね。

掃除の洗剤、実は魔法の粉“重曹”さえあれば全てきれいになります。
そんな恐るべき重曹を使ったお掃除テクニックを紹介したいと思います。

1 お掃除に大活躍！重曹スプレー
2 重曹を使ったキッチンのお掃除
3 重曹を使ったお風呂のお掃除
4 重曹を使ったトイレのお掃除

お掃除に大活躍！重曹スプレー

まずはどんな場所にも使える重曹スプレーを作っておきましょう。

水100mlと重曹小さじ1杯をスプレーボトルに入れます。
キャップをつけてよく振り、重曹をしっかり溶かしましょう。

尚、重曹スプレーは作り置きができないので、1回で使い切れる量を作りましょう。

重曹を使ったキッチンのお掃除

まずはキッチン。
ニオイの元となる排水溝には直接重曹を振りかけます。
そして上から熱湯100mlと酢100mlを混ぜたものを流し込みます。
重曹と酢が反応して泡が立つので、フタをして30分間放置します。
その後、熱湯ですすげばＯＫ
重曹と酢で反応して出てくる泡は“炭酸ガス”
密封することにより排水管の奥深くまでしっかり洗浄することができます。

また、最初に紹介した重曹スプレーを利用してさまざまなものをキレイにすることができます。

まずは炊飯器。
外側はもちろん、内側にも重曹スプレーは使えます。
内蓋など、パーツはすべて外し重曹スプレーを吹きかけたタオルで拭き取ります。
こびりついて取れない物はお湯で作った重曹スプレーが効果的。
細かい部分は綿棒に重曹スプレーの液体を含ませて吹きましょう。

尚、スプレーを直接炊飯器にかけてしまうと故障の原因となりますので、必ずタオルにスプレーしてから使いましょう。

次に電子レンジ／オーブン。
外側は炊飯器同様、タオルにスプレーした重曹スプレーで拭きます。
続いて乾いたタオルでからぶきをしましょう。

レンジ／オーブン庫内は、まず耐熱皿に重曹スプレーの液体を入れ、500Wで3分間温めます。
蒸発したえきたいがしつこい油汚れを落ちやすくするので、その後柔らかいスポンジでこすり、仕上げにタオルで拭きます。

部品の際や磨きにくい部分は割りばしや菜箸にキッチンペーパーを巻きつけて磨くと便利。
オーブン皿はシンクで重曹スプレーをかけて磨きます。
油汚れがしつこい場合は漬け置き洗いも可。

冷蔵庫はまず電源を切り、食材を保冷バックに移します。
冷蔵庫内の棚やポケットは全て外し、重曹スプレーを直接かけて洗います。
レンジ同様、汚れがひどい場合は漬け置き洗いも可。
仕上げにエタノールスプレーをかければ除菌効果も発揮します。

また、冷蔵庫は様々な食品が入っており、ニオイも気になるところ。
重曹を小さな入れ物にいれ、庫内の片隅に置いておくだけで消臭脱臭効果を発揮します。
フタはしっかり締めてしまうと意味がないので、ガーゼやハンカチなどで覆う程度にして下さいね。

ニオイ繋がりでお話ししますが、下駄箱のニオイにも効果を発揮します。
同じように入れ物に入れ、下駄箱の片隅に置いておけばツーンとしたイヤなニオイも取り除いてくれます。
重曹の中にアロマオイルを2～3滴入れれば、お気に入りの香りで玄関を満たすことも！

重曹を使ったお風呂のお掃除

排水溝はキッチンの時と同様。
洗面器やバスチェアーは、重曹スプレーをかけてこすります。
お風呂のフタの目なども重曹スプレー＋歯ブラシなどで洗いましょう。
また、タイルの目やドアレールなどにある汚れは、重曹を少量の水で溶いた“重曹ペースト”が便利。
汚れ部分に塗布し、しばらく放置してからブラシでこすればビックリするほどキレイになります。

また、残り湯に重曹を混ぜてから排水すれば、同時に排水溝の掃除もすることができます。
排水前に洗面器やバスチェアー、お子さんのおもちゃを漬けておけば、まとめてキレイにすることも。
重曹は子供にも影響がないと言われていますので安心。