もらえる年金、ハウマッチ?受給資格や受取額、国民年金と厚生年金の違いなど、今さら聞けない年金制度のことをアラフォー女子が調べてみた

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サラリーマンから個人事業主へ…そこで気づいた厚生年金の尊さ

ふと気づけば、私もあと数か月で30歳台とはお別れし、ついに40歳という大台に乗ろうとしています…。
ということは…、私は年金の保険料を納めて20年になろうとしています。
学生時代は、アルバイトで自分のおこづかいだけを稼いでいた私のことを考慮してか、頼まなくても両親が仕送りにプラスして国民年金保険料の支払いを済ませてくれていました。
大学卒業後は、基本的には会社員として仕事をしてきたので、厚生年金保険料がお給料から天引きされていましたし、転職する際の仕事の空白期間には、ちゃんと意識して国民年金保険料を納めたので、今のところ未納期間はゼロ!
今年の8月に会社を退職してから、年金保険料の未納がないように、退職してからの空白期間となっていたここ数カ月分は納付用紙とともに現金で支払い、つい先日年金事務所に赴いて、クレジットカードでの納付手続きもちゃんと済ませてきたんだから、優秀な国民だと思いませんか?
これからもちゃんと毎月納めることを想定したうえで、ムフフ、私も老後は安泰じゃ…と思いたかったのですが…。
いろいろと調べてみると、当然ながら、そんなうまい具合には話がすんなり進むことはなさそうです…(涙)!

とある記事を見たところ、厚生年金に加入している会社員は『老後破産』をそれほど心配することではないんだそうです(現時点では)。
【引用元】

日本の公的年金制度はいわゆる『2階建て』で、1階部分が基礎年金である国民年金、2階部分が会社員や公務員が加入している厚生年金、というわけです。
私、厚生年金について詳しく知っていたわけではかったのですが、厚生年金の保険料には国民年金の保険料も含まれているために、年金として国民年金と厚生年金、どちらも年金として給付されますから、現時点では、会社員の夫と専業主婦の妻という一般的な世帯の夫婦であれば、月々22万円程度の年金が受給される見込みらしいんですね…(年収などにより個人の受給額の差は当然あるはずで、この額は平均的な額だと思われますが)。

ところが!国民年金だけの年金給付だと、月々約6.5万円弱…。
ただし、これは2017年度に厚生労働省が例示している見込み額なので、実際にもらった人の平均額は月5万円台という衝撃の真実も明らかになっております!

しかもこれ、40年間きちんと納付した上での額ですから、愕然としちゃいますよね…。
なんで厚生年金と4倍も5倍も差があるのよ~っ!?
私、今さらですが、「人生の選択を誤ったかもしれぬ…。しかも、これは人生最大の過ちかもしれぬ…。」と恐怖で全身に鳥肌が立ち続けております…(涙)。

年金保険料って、どれぐらい負担しているか知っていますか?

会社員になると、当然のように会社から健康保険証ももらって、厚生年金も月々給料から天引きされて…って当たり前だったので、私、この20年近く、深く考えたことなかったんです…。

実際は、会社員となると社会保険が適用され、それと同時に強制的に厚生年金保険に加入してその保険料を支払っていたという仕組みだったわけですね。
しかも、その厚生年金保険料は、なんと給与の18.3%!
その半額は会社が、残りの半額を本人が支払うという内訳なんですが(今となっては、会社の厚意をビンビン感じられるそのシステムには感謝するしかない)、お給料の9%も納めているということを考えると…年収300万円の人でも年間27万円、年収1000万円の人なら年間90万円も吸い上げられているということに…。
確かに、月々のお給料ではあまり意識していなかったのに、夏や冬のボーナスの支給額見て「どんだけ税金(実際には税金だけでなく保険料も含まれている)に取られるのよ~!(プンスカ&涙)」と、怒りと悲しみが入り混じった悲鳴を上げていたことを思い出しました。

ちなみに、国民年金保険料は、定額で月額1万6490円(2017年度)。
これは、所得に関わらずこの額なのですが、私みたいな駆け出しの個人事業主で、収入がほとんどないような人間にとっては、お恥ずかしい話、なかなかに痛い出費となっております…。
いままでは自動的に給料から天引きされていたものが、今後は能動的に自分で支払うということだけでも、自分の懐が非常に寂しくなる感じ(そもそも、こんな基本的な出費…というか、義務づけられている支払いのことがすぽんと頭から抜けている私の意識が低すぎるだけですが)。

とはいえ、国民年金保険料は、厚生年金に比べて負担割合は本当に少ないと言えるでしょう。
厚生年金がいかに所得のかなり大きい割合を、ほぼ自動的に吸い上げているかということは、良くも悪くも再認識できました。

国民年金の納付は義務なんですって(えっ…そうなの!?)

国民の義務って、中学校で習いましたよね?
ええ、私ちゃんと覚えています。
三大義務って、教育・勤労・納税の3つでしょ!
あれ?ここに年金って文言、ないんですけれど…?
年金の納付が国民の義務だとか、どれだけ大事だとかは教えてくれなかった(はず…。私が忘れてるだけ…?)。

「年金納付が義務だなんて、聞いてないよ~泣」と言いたくもなるような気もしますが、国民年金の支払いは“義務”とされており、未納したときには、納付奨励 ⇒ 最終催告状 ⇒ 督促状 ⇒ 差押予告 ⇒ 財産差押という法的措置まで取られるようで、国民年金への加入が義務ということからも、支払っておかなければちょっとヤバい部類のものになるようです。

ただ、借金してまで年金保険料を払え、と強制されるようなことではなく、当然税金や水道代、電気代といった光熱費などの生活に不可欠な支払いの方が優先順位は高いでしょうし、免除などの制度もあります。

ただ、最近ちらほらと聞かれるのは、年金が受給できる年齢は引き上げられたり、反対に支給額は引き下げられたり、年金の何兆円もの額が運用損で消えていたり…というような不穏なニュースばかり。
私が最近出席したセミナーで、とある創業コーディネータの方も語っていましたが、たぶん近い将来に、年金が受給できる年齢は70歳に引き上げられ、はたまた75歳に引き上げられ…ということになる可能性はかなり大きいのだとか(現時点でも、自身の選択として年金をもらい始める時期を65歳よりも遅らせる「繰り下げ受給」もありますが)。

平均寿命がどんどん延びていくなかで、70歳を超えても元気に仕事をするおじいちゃんやおばあちゃんが増えてきているのであれば、受給年齢が引き上げられるのも当然のように思いますが、どうしても若い世代からすれば、「自分の祖父母の世代は60歳から年金もらえてたのに!」と、どうしても不満が残ってしまいますよね…。
しかも、「自分がちゃんともらえる保証がない年金なんて納めたくない!」「何兆円も消えちゃうような運営をしているところに自分のお金をまかせられない!」なんて、不満や怒りの声も多く聞かれて当然だと思います。
以前にこの『節約大全』サイト内でも、年金のことをしっかり深く掘り下げてくれている記事があるのですが、こちらを読むともはや絶望するしかないです(泣笑)。

1962年以降に生まれた人(私も当然含まれます)は、支払う保険料の方がもらえる年金よりも多くなってしまうという現実に唖然!
若い世代になればなるほど、赤字額がどんどん膨らむということで、私の娘の世代に至っては、この制度が破綻しないように支える術があるのかどうか…、金融に疎い私でも破綻を防ぐ方法はないように思うのですがね…?
現状を知ってしまうと、国民の義務と言われても、支払う気持ちが失せてしまうのは当然で、なんなら日本を脱出して、別の国で暮らしたい…と思うほど…。
そんな私は浅はかだとは思いますが、あながち考え方としては間違っていないのではないかと思ってしまいます。

複雑だけれど、損とか得という感情論だけでは済まされない年金

ただ、公的年金の原則は「困ったときにはお互いに助け合いましょうね」という「相互扶助」の考え方。
よく「町内会の会費」と例えられることも多い制度です。
民間の生命保険でよく見かける「個人年金保険」という商品は、自身で保険料を積み立てて、老後の年金として備える、いわゆる「積立方式」ですが、公的年金は実はこの方式ではありません。
「賦課方式」といって、自分が支払った保険料は、その時代…つまり、即座に年金の運営に使われているわけです。

その仕組みを考えると、若い世代はもっと不満を持つはずです(若くないけど、私も不満に思っちゃう)。
かつては「若い世代が引退した親の面倒をみる」ということが普通だったと思いますが、いまでは、ちゃんと仕事をしているにもかかわらず、「若い世代が引退した親から援助を受けている」という図式の方が多くなってきているように感じます(実際に、私も親を援助するなんてことはこれっぽっちも考えられず、なんならずっと援助してほしいくらいです涙)。
イコール、我々の世代よりも、バブルを十分に満喫した世代である我々の両親~団塊の世代以上の方々の方が絶対にお金、持ってるでしょ!
そう考えると、より不公平に思えてしまうので、もうどうしたらいいのやら…。

とあるサイトでは、いまの日本の公的年金制度は、いまとなっては減りつつある町内会の会費システムのように「古き良き時代の仕組み」と言えそうだと書いてありました。
確かにそうです。
若い世代の不公平感をなくすためには、公的年金も「積立方式」にすべきだと考える人もいるようで、私も感情論から言ってしまえば、そのほうが自分の年金、自分で守る!というふうに思えるし、そのほうが精神衛生上いいんじゃないかなと思ってしまいます。

ただ…昔から言われているように、「お年寄りをいたわる」とか、「目上の人を敬う」ということは、人としては忘れてはならない大切なことであり、日本の…というよりは、人間としての当然の思いだと思います。
我々の祖父母の世代は戦争を経験し、焼け野原の日本を生き抜いて、高度経済成長期の日本を支えたんでしょうし、我々の両親の世代も自分たちを一生懸命育ててくれた両親のために働いて両親の老後の面倒をみる…という、ごくごく人間として当たり前の生活を送ってきたわけです。

ようするに、年金の制度や税金のことといった「お上の決定事項」には、不満を抱いたり、疑問を持ったりすることなく、とにかくがむしゃらに働いて、生活をし、家族を養い、結果として日本という国を支えてきたんだな…としみじみ感じます。
ですから、私もできるだけそんな先人たちを支えるということには、ぶつくさ文句など言わずに進んで応じたいと思います。

ただ、世界情勢とともに日本の情勢も刻一刻と変わっていくなか、保険料を納める我々としては、公的年金の仕組みについてもより良い社会になるように、かつ、弱者を助けながら不満も軽減するような形で見直しと改革を行ってほしいと強く願ってやみません。
また、40歳にもなって、公的年金のさまざまな事実を知って右往左往するような私みたいな金融知識ほぼゼロのおバカ人間が少なくなるよう、義務教育の時点で税金や公的年金の制度と仕組み、その大切さを説いてほしいものです。

英語教育が小学校3年生から必修になるのもいいけれど、国の政策やシステムというものを子どものころから叩き込んで、もっともっと政治や政策ということを積極的に議論できる子どもたちに育てるということも絶対重要だと思いますよ。
そんな子どもたちが大人になったときに、自身の生活や幸せを考えて、国のことを考えるようになるはずなんだから…。

自営業や個人事業主は、厚生年金がない分をコツコツと自身で積み立てられる!

…とここまでいろいろと年金のあれこれについて調べ、自身の考え方をまとめてきたわけですが、私、ひらめいちゃいました…。
私が今回、年金のことについて調べていていろいろと愕然としたり気づいたりしたことをフローチャートにしてみると

厚生年金の一般的な年金受給額は月々22万円程度の年金がもらえる見込み


え、私、今は会社員じゃなくて個人事業主になっちゃたんだけど


国民年金だけの年金給付だと月々6.5万円(実質5万円程度とも)しかもらえない…


ま…マジか…。人生の選択間違ったかも…。


でも、結局納めた額より少ない金額しか年金としてもらえないよ


だとしたら、賦課方式って不公平に感じるな…


公的年金制度も積立方式にしたら不満が減るだろうに…


アッ…!!!!!(*´▽`*)

最後の部分で、私が何に気づいたかというと…、個人事業主となったいま、私はもはや厚生年金には頼ることができなくなったということは…。
それって裏を返せば、ここまで不満をたらたら書いた年金には頼らない(国民年金の保険料は少なくとも納めないといけないので、完全に頼らなくていいとはいえない)=自分の判断で積み立てができるということではないか!
平屋万歳!
お国の制度で現時点では心もとない2階部分を建ててもらうよりも、自身のオウンデザインで2階部分を建てますよ!
というわけで、金融に疎く、投資にはまだ抵抗がある私が、これはいいな、と思った制度を重点的にご紹介しましょう。

まず、小規模企業共済
私が先日、創業コーディネータの方に「どうやって厚生年金にあたる部分を確保していらっしゃいますか?」と単刀直入に尋ねたところ、まずはこれに最低限でも入っておいたらいかがですか?との回答でした。

最大で月7万円まで掛けることができ、もしこれから20年間毎月7万円ずつ掛けていけば(当然私には無理な額ですが)、平均的な公務員の退職金と同じくらいの2000万円近くの金額がもらえる計算になるということでした。
掛け金月額も1000円から500円単位で増やせるし、掛け金の増減はいつでも可能という条件でかなり柔軟な印象です。

ほか、メジャーなものとしては、国民年金基金や、何かと名前を聞くようになった個人型DCのiDeCo(イデコ)なども上乗せ制度として用意されていますが、それ以上に私の目が釘付けになったお得な制度がありました。

それは、付加年金という制度!
毎月の国民年金保険料に400円をプラスするだけで、月あたり200円の年金を上乗せすることができるというもの。
数百円の単位で話すと、「そんなはした金いらんわい!」と思うかもしれませんが、いやいや、早合点せずに下記の計算を見てからの判断にしてください。

たとえば、私が今から20年間付加年金を支払って、80歳まで生きるとしたら…

400円×12カ月×20年=96000円

を付加年金額として支払うことで、老後の受け取り年金額の付加年金分だけで

48000円×15年(80歳―65歳)=720,000円に!!

しかも、日本年金機構のホームページでも「付加保険料を納めた分は、2年間でモトが取れます!」としっかり書かれています。
なんというお得な!こりゃ明日にでも手続きにいかねば…。
ただし、国民年金基金との重複加入ができないということが注意点であることと、残念ながら第1号被保険者ではないサラリーマンや公務員、サラリーマンの奥さんなどは加入することができないんです。

ここにきてようやく、個人事業主になったことを少しラッキーだと思える制度を発見です(笑)。
金額としては少ないかもしれませんが、反対に掛け金が少ないということもメリットとしてとらえられます。
収入の浮き沈みが激しい自営業でも、月々400円なら…、きっと続けられますもんね。

…あ、結局年金制度にいろいろ乗っかってることになるわ、私…(苦笑)。

国には頼らずに、自分で守ろう、自分の老後!

今回も、私がフリーランスになってからほどなくして、この年金の仕組みや制度を調べられたのはラッキーだったなと感じました。
当然、こういった情報なんてすべて知っているという方の方が多いと思うのですが、本当に知らない人は知らないままのはず…。
今年の4月に発売されてから11刷を発行し、その部数は5万近くになろうとしているという『マンガ 自営業の老後』著者の上田惣子さんも、「本ではお金の初歩的な知識を取り上げましたが、『全部知っている』という人と『初めて知った』という人に二分されました。私のまわりでは小規模企業共済や国民年金基金について、制度そのものを知らない人も多かった」と語っています。
【引用元】

要するに、金融や投資について、興味があったり好きであったりする人はとことん調べて内容を詳しく知っているけれど、私のような金融には興味がない人間はとことん興味がないので、そのカテゴリーの知識についてはまったくノータッチ。
そんなマネーリテラシーがほぼゼロの人間が、現状を知って震えあがることになるわけです。
ああ…もっと早くに知っていたら…。

とはいえ、とにかく知ってしまったら最後…ではなく、重要なスタート!
老後の不安を一掃するまではいかないかもしれませんが、少しでも和らげるために、自身で備えるしか方法はありません。
日本の年金制度を憂うことは誰でもできますが、それをひっくり返して劇的な解決策を見出すことは、即座には無理でしょう。
そうなれば、自身の未来を守るのは、自分だけと思うしかありません。
必要最低限の蓄えだけでも、これからコツコツ積み立てていきたいと思います!

かつ、少数の若者が大多数のお年寄りを支えるといういびつな逆ピラミッドの構図を描く破綻ギリギリの年金制度ではなく、より明るい年金制度へと変わることを期待します。
そして、少なくとも、私の子どもが大人になる時代には、劇的に政策と仕組みが改善され、国民のほとんどが納得いくものになっていると信じたい…それが一日本国民としての切なる願いです

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金融や節約には疎いが、いよいよ自分の老後が真剣に心配になり始めたアラフォー女子。スキマ時間には必ず映画鑑賞で、一人レイトショーにも繰り出すほどの映画好き。活字の世界にもカムバックしたい今日このごろ。

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