貯めたくてもなかなかうまく貯めることができないお金。
「今年こそは!」と年初めに決意をしたものの、結局貯めることができなかった…
なんて経験をした方も多いと思います。
お金を上手に貯めるためには、銀行口座の使い方に秘密があります。
ただ単にお金を下ろしたり預けたりすればいいってものではありません。
あなたも銀行口座の使い方を見直しして、今年こそ確実にお金増やしてみませんか?
銀行口座は3つ用意
銀行口座、いくつもっていますか?
多くの人が複数持っており、平均2~3個と言われています。
日経WOMAN1月号によると、銀行口座を上手に使うためには3つの口座が必要。
それぞれの口座をしっかり使い分けることで、ほったらかしでもお金が貯まるようになるというのです。
3つの口座それぞれの役割を紹介しましょう。
1つめの口座は、使うための「給与受取口座」
家計管理の基点となる口座であり、給与やボーナスなど”会社から振り込まれるお金”を受け取るための口座です。
都市銀行や地方銀行など基本的にどこでも良いですが、優待サービスで“振り込み手数料”や“ATM手数料”がかからない口座を選んでおきましょう。
2つめの口座は、使う役割を持つ「支払い口座」
固定費の引き落としやクレジットカードの引き落とし、また現金で使う分の引き出しを行うための口座です。
毎月無料で一定額を自動入金できる口座もあるので、そういったものを活用するようにしましょう。
3つ目の口座は貯めるための「貯金口座」
その名の通り、お金を貯金するためだけの口座です。
貯金専用のため、引き出すことはまずありません。
このように、3つの口座を使い分けることで「収入」「支出」「貯金」を明確にさせることができます。
3つの口座の使い方
さて、続いては3つの口座の詳しい使い方を紹介しましょう。
まず毎月のお給料を1つめの口座で受け取ったら、その日のうちに一定金額を貯金口座に移します。
一定額は自由に決めてもよいですが、無理のないところでいうと給与の約10%。
先に移してなかったことにしてしまう…という点がポイントです。
続いて、給与受取口座に残った90%から、毎月必ずかかる「固定費」を2の支払い口座に移します。
固定費は無理のない範囲である収入の40%に押さえておくようにしましょう。
そして1に残ったお金でその月をやりくりします。
そうすることで、手元にあるお金で生活しながら自動的に収入の10%を貯金することができます。
放っておいてもお金が増える仕組みを作ることができるのです。
口座をうまく使う7つのルール
途中でお金をおろしたり使ったりしないために、7つのルールを守ることが大切です。
お金を下ろすのは月に1度
お金を何度も下ろすことで、いくら使ったか感覚を麻痺させてしまうことがあります。
現金を下ろすのは月に1回までとしっかり決めておくことで、使い過ぎもセーブできるでしょう。
引き落とし口座を1つにまとめる
いろんな口座に引き落とし設定をしておくと、やりくりが大変になります。
家賃や光熱費・クレカ・保険料・通信料など…引き落としはすべて1つの口座にまとめておきましょう。
ATMを使った回数をメモする
時間外手数料がバカにならないATM
手持ちがないからと何度も下ろしていては、手数料も高くつきます。
1ヶ月にどのくらいATMを使ったか、いくら手数料を払ったか手帳にメモしておきましょう。
無料でおろせるATMの場所を把握しておく
自宅や会社の近くで、無料で使えるATMを探しておきましょう。
払う必要のない手数料を払わなくて済むため、節約につながります。
銀行のホームページをチェック
銀行によって、手数料が変わることがあります。
月に1度チェックし、手数料情報を把握しておきましょう!
貯金用の口座のキャッシュカードは持ち歩かない
貯金用の口座は、下ろさないようにするためにも自宅に保管しておきましょう。
衝動買いも防げますね。
臨時の出費や自分へのご褒美はボーナスを使う
貯金を心がけていても、急な出費はあるもの。
予算化し貯金口座に分けておくことで、慌てずに済みます。
まとめ
新しい年は、お金をためる意欲がわきやすい時期。
口座をうまく使い分けるだけで、ほったらかしでも貯まる仕組みを作ることができます。
目標金額をしっかり掲げ、今年こそは確実に貯金を成功させましょう!!
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