さまざま事業が参入している格安スマホ業界。
それぞれの会社に特徴はありますが、すぐに新しい会社が参入してくるため「どの会社を選べばよいのかわからない…」なんて声をたくさん聞きます。
格安スマホは値段を安く抑えることができますが、自分に合った会社を選ぶことが重要。
そのためにも、各会社のメリット部分をしっかり把握しておかなければなりません。
数が多いので、今回はオススメの会社のみに絞って紹介します。
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主要プランは3つの会社が多い
主要プランはあまり変わらず、
- データ通信SIM
- 音声通話付SIM
- SIMカード+端末
の3つを用意しているキャリアが大多数です。
それぞれ簡単に説明しますね。
データ通信SIM
音声通話が出来ず、データ通信にのみ用途を絞ったSIM。
その分料金が低めに設定されており、サブ端末やLINEなどといったアプリで連絡がこと足りる方にオススメのプランです。
データ容量によって値段が上下するため、毎月1GBしか使っていないのに3GBの契約をしてしまうと高くついてしまいますから、その点はご注意を。
しかし最近は毎月データ容量のプランを変更することが出来るキャリアも増えてきているので、自分に合ったプランを模索するということも可能になっています。
音声通話付SIM
上記データ通信SIMで音声電話ができるようになったもの。
値段はデータ通信SIMと比べて少し高めですが、それでも基本料金が1,000円~2,000円のところが多い。
このSIMカードも月々のデータ容量によって値段が上下します。
一定期間の契約を必要とするキャリアが多く、期間途中で解約してしまうと違約金が発生する点はデメリットですね。
SIMカード+端末
新しい端末を買うついでにキャリアも新しくしたいといった方にお勧めのプランです。
SIMカードと端末を一緒に申し込めば割引してくれるキャリアがほとんど。
しかし、キャリア指定の端末になってしまうので、選択肢の幅は少し縮まります。
以上のような特徴があります。
SIMフリーの端末を持っている方なら「データ通信SIM」か「音声通話付SIM」を利用することで今の携帯代を節約ことができそうです。
あなたはどれぐらいスマホを使っている?
人それぞれ利用するデータ量は異なるので、自分がどれだけ使うかを確認し、そこから格安SIM会社を選ぶようにしましょう。
たまにネットを見たりアプリを使う程度、家にWi-Fi環境が整っているので外に出た時だけしか容量をくわない、動画をよく見る、など、さまざまです。
また、音声通話をするかしないかによっても大きく変わってきます。
もし、音声通話をするようであれば、音声通話がお得なプランを用意している会社に契約するようにしましょう。
知っておきたい格安スマホのメリット・デメリット
メリット
- とにかく月額料金が安い
- 契約期間の縛りが少ない
- 多彩なプランと変更の自由
- 複数端末で利用できる
デメリット
- 通話料金が割高
- 電話・店頭サポートが準備段階
- 通信速度・データ容量に制限がある
- キャリアメール利用不可
- 大手3キャリアのような割引の充実がない
ざっと挙げましたが、メリットは安いことと、大手3キャリアのように2年縛りなどが少ないということが大きいと思います。
逆にデメリットは通話料金が高い、サポートや店舗の整備が整っていない、通信に制限があるなどでしょうか…
ただ、速度や通信容量制限もかなり改善されてきていますし、徐々に店舗もでき始めています。
今後、さまざまな面でデメリットが解消されていくのは間違いないでしょう。
各格安スマホ会社の詳細
ここから各格安SIM会社の特徴を詳しく紹介していきます。
OCN mobile One
OCN mobile ONEは通話プランと通常のコース(月単位)を選択する方式を取っているため、自分専用のプランを作ることができます。
例えば、通話はあまり使わないので一番安い「ベーシックプラン」700円(税込770円)にし、動画や音楽をよく使うので容量は多めの10GBの「10GB/月コース」2,530円(税込)を選択した場合、毎月3,300円(税込)となります。
さらに、通常は月換算しか用意されていませんが、OCNの場合は日換算のプランも用意されています。
容量をコントロールしたい場合、OCN mobile Oneがオススメです。
使用している回線はNTT ドコモの回線になります。
OCN mobile ONEの詳しい情報はこちらからどうぞ
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mineo
mineoでは5つのプランしか展開されていませんが、500MBから30GBと幅広く用意されており、さらに3キャリアの回線から選ぶことができるので、どんなユーザーにもおすすめできます。
またmineoは、他ユーザーとデータ容量を分け合うことができるフリータンクなど、独特のオプションが用意されています。
mineoの詳しい情報はこちらからどうぞ
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UQ mobile
UQ mobileのプランは月間データ容量3GBまでの「データ高速プラン」とデータ容量無制限の「データ無制限プラン」の2つのみと非常にシンプル。
また、SIMの種類もマルチSIM(VoLTEプラン用)のみとなっています。
無制限プランについては、通信速度が制限されており送受信最大500kbpsとなっています。
高速通信では、受信最大225Mbpsとだいぶ遅めに制限されています。
速度を気にしているという方は無制限プランは使いづらいと感じるかもしれませんね。
UQ mobileの詳しい情報はこちらからどうぞ
[SaLinkDesigner id=2206 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/mobile-phone/11090.html[/SaLinkDesigner]
楽天モバイル
楽天モバイルは「ベーシックプラン」、「3.1GBプラン」、「5GBプラン」、「10GBプラン」、「20GBプラン」、「30GBプラン」の合計6プランを展開しています。
その中の「ベーシックプラン」は、通信速度が最大200kbps(回線規制時と同程度)と抑えられていますが、その分値段も1,250円(通話SIM)と安く抑えられているので、外でほとんどネットをしないという方にオススメできるプランです。
楽天モバイルの詳しい情報はこちらからどうぞ
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LINE モバイル
コミュニケーションアプリで有名なLINEが展開している「LINEモバイル」ですが、こちらもかなり独特なプランを展開しています。
月額550円(税込)からLINEアプリの通話・トークが使い放題になる「LINEフリー」、LINEだけでなくFacebookやTwitterといったコミュニケーションアプリの通信料が無料になる「コミュニケーションフリー」、コミュニケーションフリーにLINE MUSICを追加した「MUSIC +」の3プランを展開しています。
LINE モバイルの詳しい情報はこちらからどうぞ
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イオンモバイル
イオンモバイルは、音声通話機能付SIMで11プラン、データ通信専用SIMで10プラン、SIMカードをシェアする3回線セットで8プランの、合計29個の料金プランが用意されています。
最安は、データプランの「データ1GBプラン」で、528円(税込)となっています。
また、全国のイオンで販売・サポートを行なっているので、格安SIM会社にありがちな「どこに助けを求めたらいいのか分からない」ということがありません。
イオンモバイルの詳しい情報はこちらからどうぞ
[SaLinkDesigner id=1074 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/mobile-phone/sim/13781.html[/SaLinkDesigner]
通信費を削減したいならWi-Fiも検討しよう!
格安スマホにすれば毎月の通信費を削減することができますが、Wi-Fiを導入することでさらに快適に使えます。
Wi-Fiを導入するメリット
- 自宅でスマホをよく使う場合、データ通信量が節約できる
- 外出先でも快適にネットや動画を楽しめる
- 自宅での通信量が節約できるので、格安スマホが安いプランで問題なくなる
普段のスマホの使い方によってこれに該当しない方も当然いますが、とくにネットや動画を見る方は導入を検討してみるといいでしょう。
例えば、OCN mobile Oneの場合、一番通信量が多いプランが30GB/月で7,425円(税込)になっています。
では、この30GBというのがどれぐらいかというと、Youtubeに例えると以下のような感じになります。
内容 |
画質 |
データ量 |
30GB |
Youtube(5分間) |
超高画質 |
約113MB |
約264回(約22時間半) |
高画質(HD) |
約60MB |
約498回(約39時間) |
標準画質(SD) |
約17.5MB |
約1,710回(約141時間半) |
低画質 |
約10MB |
約3,000回(約250時間半) |
少しイメージしづらいかもしれないので、少し分解してみましょう。
こちらが1カ月での上限となるので、1日当たりにすると以下のような感じになります。
内容 |
画質 |
データ量 |
1日当たり |
Youtube(5分間) |
超高画質 |
約113MB |
約8.8回(約45分) |
高画質(HD) |
約60MB |
約16.6回(約1時間20分) |
標準画質(SD) |
約17.5MB |
約57回(約4時間40分) |
低画質 |
約10MB |
約1,000回(約8時間20分) |
さすがに低画質で1日8時間を超える人はそうそういないと思いますが、標準画質以上と考えると十分に該当するのではないでしょうか。
一番データ通信量が多いプランでこれなので、少ないプランとなったら、さらに制約があるのは言うまでもありません。
もし、これを月内に使い切ってしまうと、その月は通信速度が送受信時最大200kbpsに制限されてしまいます。
動画はもちろん、普通にネットを使うのもストレスでしかありませんよね。
もし、モバイルWiFiでおなじみのWiMAXを契約した場合、3日合計で10GBを使うとど速度制限が掛かってしまいますが、そこに達しない限りはずっとデータ通信量を気にしないで利用できます。
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まとめ
今回は音声通話機能付SIMのみの比較となりましたが、いかがでしたか?
各ユーザー属性ごとにオススメのキャリアをまとめると、
- ちょっと使うぐらいなら「イオンモバイル」。
- 動画などを見るなら、「楽天モバイル」。
が適していると言えます。
個人的には「LINEモバイル」のコミュニケーションフリープランが気になっています。
今は連絡手段としてほとんどLINEしか使っていないので、このプランにしたら月々の料金をかなり抑えられるのではないかなと思っています。
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