Wixなら無料でスマホ対応サイトが作れる!誰でも簡単にホームページが作成できるWix(ウィックス)を実際に使ってみました


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バンバンバンバン

ホームページをゼロから立ち上げようとすると…ン十万円のコストがかかる…(涙)

最近はどんな企業でも、ホームページの1つや2つがあって当たり前の世の中になってきました。
反対に「ホームページを持っていない会社って…大丈夫?」と、どこか不信感すら覚えるような時代になったと私自身感じています。
ほかにも、細々とフリーランスとして活動しながら独自のビジネスを展開している個人事業主や、スキマ時間を活かして副業のようなビジネスをしている人にとっても、やはり必要最低限のホームページはほしいものですよね。

そんな私も数か月前に勤めていた会社を辞め、創業してビジネスを立ち上げることにしたのですが、やっぱりまずはカタチから入ろうと「自分のホームページはとにかくシンプルでもカッコイイのを作るんだい!」と意気込んで、デザイナーさんのところにwebサイト立ち上げの相談にいきました。
そこで聞いた現実は、オリジナルのwebサイトをゼロから立ち上げようとしたなら、シンプルな構成のものでも、スタートで20万円かかるといわれてしまったのであります…!
私、もちろん白目になったのは言うまでもありません。

もともと、私のビジネスは店舗も仕入れも必要としていない、自分の知識や経験とパソコンさえあればどこでもできるビジネスで、資金をコツコツ貯めてから起業したわけでもないため(どちらかというと刹那的な起業です…)、とにかく初期費用にかけられるコストは必要最小限にとどめたい。
とはいえ、10万円ぐらいはwebページに使ってもいいかな…とは思っていたのですが、簡単なものでも20万円で、しかもロゴなどのデザインなどはまた別にかかるのかよ…と思うと、その時点で、ゼロの状態からwebページをオリジナルで作るということは速攻であきらめました(早っ)!

ほかにも、起業コーディネーターの方にも相談してみたところ、その方はご自身でホームページビルダーを使って作られてコツコツとやっていらっしゃることもあり、「ホームページビルダーを使ってやったらいいんじゃないですか?」というアドバイスをいただきました。
しかしながら…『ホームページビルダー』って、ひと昔以上前の響きに聞こえる気がしてならず…。
しかもちょっとwebでググってみたら、ビジネス向けのおしゃれなデザインが少ないことが短所として挙げられているし、完成までには結構時間がかかるって評価がちらほら…。
しかも、ソフト買おうと思ったら、1万円超えるじゃないか…!

なんか、webページはカッコイイの作るぞって意気込んでたのに、早速出ばなをくじかれた状態になった私。
予算でガツンと現実を突きつけられ、こりゃどうしたもんか…と途方に暮れていたのであります。

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ホームページの制作コストは、ピンからキリまで!

さらに、つい最近、私のクライアントさんがオリジナルのホームページをリニューアルオープンしてやっと立ち上げたということだったので、参考にいろいろと聞いてみることにしました。

その新しいホームページはwebショップが展開されているもので、見た目はシンプルではありますが、結構決済のシステムがサイズや色などで多岐にわたることもあり、複雑になったのだという前置きがあった上で…「めちゃくちゃ安かったんよ!」と自慢されていらっしゃいました。
私の場合、先日の見積もりでシンプルなものでも20万円ということを聞き、予算心臓を見事に貫かれたこともあり、今回も「安い」と言うなら…と思って「20万円ぐらいですか?」と切り返してみたところ絶句されてしまいました…。
「い…いや、さすがにその値段は安すぎるやろ…。結構複雑なwebショップ機能が必要やけん、さすがにそれはないわ…。正解は50万円よ、50万円。でも、これでも激安。ほんまだったら100万円とかくだらんし、web制作会社によっては数百万円って請求するところもあるらしいよ!」との返答でした。

ドッヒャー!
まあ、webショップのシステムのことを考えると、50万円ぐらいかかるのは当たり前のように感じましたが(ただし…貧乏性の私にとっては「安い」とは感じられなかった…)、会社によっては100万円とか数百万円とか…!?
しかも、ちらっとウワサで聞いた話だと、立ち上げ費用にこれぐらい支払うのは当たり前で、メンテナンスやら更新費用という名目で、月額とか年額で結構な費用を支払わないといけないようなところもあるのだとか…。
まあ、確かにその費用設定や、webデザイナーのビジネスのやり方として、メンテナンスや更新という作業も当然必要になってくる部分でしょうし、それに費用が発生することも分からなくもないのですが、ホームページって費用対効果が得られてなんぼ、じゃないですか。

たとえば、誰が見てもオシャレでステキなホームページを作っても、それが認知されてアクセスされなければ意味はないし、さらに言えば、たくさんアクセスが集められても、それがお金に変わらなければ意味がないわけですよね。
そんなことを考えていると、私のビジネスの場合は、やっぱりはじめは身の丈にあった必要最小限のwebサイトを立ち上げることから始めようと。

とりあえず、名刺を渡す、DMを送る、リーフレットを渡す…という営業活動で、「ここのQRコードからサイトを見ていただいたら、もう少し詳しいことがわかりますんで」と誘導して、しっかりと内容を見たい人には見てもらえる、シンプルだけど最低限のことが紹介されているホームページがあれば、まずは御の字でしょう、と割り切ることにしました。
(決して負け犬の遠吠えではなかったということだけはお伝えしておきます!)

Wix公式サイトはこちら

無料でもイケてるホームページ作成ツールがあることを知った!

そこで、オリジナルのwebサイトをゼロから構築して立ち上げるということはあきらめたものの、いろんな人に相談したり、アドバイスを聞いたりして「なんとまぁ…かなり進んだ世の中になったものよのう…」と言わしめるようなサービスがあることを発見するに至ったのであります!
とあるグラフィックデザイナーさんから「このサービス使ったら、別にwebデザイナーにお願いしなくても、そこそこいい感じのものが作れますよ…」と紹介してもらったのがWix(ウィックス)というホームページ作成サービス。
そのデザイナーさんのセンスが良いことは以前から知っていましたし、「この人がおっしゃるのであれば間違いないじゃないか!」という予感はしていましたが…、まず、Wix.comのサイトにアクセスしてみたところ、予想以上に胸がドキドキしちゃいました。
「な…なんだよ、このシャレオツ感満載のトップページは…!」
この時点で、当たりくじを引いた気分になってきます。

…って、なんだか「知られざるサービス」みたいに書いてしまっている節がありますが、実はWix、2017年にはユーザー数が1億人を突破した、世界でも有数のクラウドベースのホームページ作成ツールなのであります。
私の周りではまだ知っている人の方が少ないため、現時点ではなんとなく知っていて優越感に浸っている私…(まあ、そんな優越感に浸ることができるのもつかの間のこととなるでしょうね…)。

Wixのうたい文句は、無料で、かつ1億人以上に選ばれていることはもちろん、“難しい知識は必要なし”で、“デザインと機能性に優れた本格ホームページを誰でも簡単に作成できる”ということなのです。
ビジネスの宣伝をすることはもちろん、アーティストやフォトグラファーなら作品の公開に使うこともできますし、商品を販売しているところならネットショップを開設することもできます(ネットショップは有料のプレミアムプランの機能となるが…)。
“ホームページ作成に必要なツールは、すべてWixで見つかる”というのも強みのようです。

では、実際にどうなのか…、私が実際に使ってみた感想も入れながら、レポートしたいと思います。

テンプレがどれもオシャレで選ぶところから迷ってしまう…

さて、私が個人事業を立ち上げるにあたって、とにもかくにも意気込んでいた「自分のホームページはカッコイイの作る!」ということは、まだあきらめておりませんでした。
やっぱり自分のwebページは、自分の名刺代わりでもあるわけですし、より詳しい情報を掲載するパンフレットの役目も果たしてくれます。
それがダサいものになってしまったら、営業…というか、ホームページの意味がない!
というわけで、Wixでどんなものが作れるのかなぁ…と見てみたら、ななな…なんと、500種類以上のテンプレートが用意されているのです!
当然ながら、すべてデザイナーが手がけているということで、どれを見てもとにかくスタイリッシュ。
しかも、すべて無料で使えるという大盤振る舞い。
こんな入り口の時点で「これ、ほんまに無料でいいんですか…?」と恐縮しちゃうレベルです。

テンプレート選択ページを見ると分かるのですが、ビジネスカテゴリーはもちろん、ネットショップや飲食店&グルメ、ホテルといった大カテゴリーがあり、そこを開くとさらに細分化されたカテゴリーに分かれて(というよりも、検索しやすいようにカテゴライズされて)テンプレートが用意されています。

テンプレート一覧はこちら

たとえば、「飲食店&グルメ」のカテゴリーを開くと、「レストラン」、「カフェ&ベーカリー」、「バー&クラブ」、「デリバリー&シェフ」、「フード&ドリンク」というカテゴリーがさらに用意されていて、「ピザレストラン」、「居酒屋」などはもちろん、「クラフトビール」、「メキシカンレストラン」、「町のパン屋さん」などなど…何十種類ものテンプレートがあり、どれだけたくさんの用途を想定してるの!とツッコミたくなるほどです。
「ビジネス」カテゴリーでも、「不動産会社」、「工務店」、「法律事務所」、「コンサルティング」、「建築デザイナー」から、「美容サロン」、「清掃業者」、「修理屋さん」に「星占い」まで…。
私がなんとなく思いつくビジネスカテゴリーは当然網羅されており、「え、こんなの!?」というものまで設定されているから驚き。

ほかにも、写真や動画配信をメインで行う人のためのテンプレートも当然あり、そのカテゴリーに自身のビジネスが当てはまらないとしても、結局は写真やロゴの配置でいかようにも編集できるわけですから、自分が「コレ、イイ!」と思ったテンプレを使って、それを応用しながら編集・構築していけばいいわけですね。

いくつかのページを備えたサイトが作成できるのはもちろんのこと、ブログオンリーのサイトのテンプレも充実していますし、「ランディングページ」というカテゴリーでは、何パターンからの「COMING SOON」ページもあります。
つまり、自身のサイトの立ち上げは決まっているんだけれど、まだ制作中・準備中という段階で使えるもの。
これもいくつかのパターンがあり、自分のテイストに合わせて選べるんです。
オリジナルのメインサイトをしっかりコツコツと作成している間のつなぎとして、Wixのちょっとスタイリッシュなものを見せておく(しかもFacebookやTwitterへの誘導をここでもしておきながら)という使い方もできるというわけですねぇ。
Wixがあらゆるホームページの用途を考慮してサービスを提供しているということがよくわかります。

「直感的」という言葉には嘘はない

試しに、ある「ホテル」のテンプレートを選択して編集ページに移動してみると…。
テンプレのサムネイルで表示されていたのは、トップページ(「HOME」)の画像で、ほかにも「ROOMS」、「ABOUT」、「CONTACT」というページがセットとなっていることがわかります。
「HOME」の上部には、チェックイン・アウトの日にちと人数を入力し、検索ボタンをクリックすれば空室がヒットするようになっているようで、オンラインで宿泊予約を受け付ける機能までついているという素晴らしさ!

なんと、至れり尽くせり!
今回試してみたのはホテル用のテンプレだったのですが、当然、物販系のテンプレであれば、商品ギャラリーやショッピングカートなどのEC機能を完備したネットショップも手軽に開業できるようです(有料のプレミアムプランの契約が必要ではありますが)。

それでは実際に、エディタとしての編集の使い勝手はどうかというと…?

ホテル名の上をクリックすると「テキストを編集」というボタンが現れ、さらにそのボタンをクリックすることによって、見えているテキストをそのまま削除したり、入力し直したりすることができます。
フォントや文字サイズも、サブウインドウで変更できるし、Microsoftのワードを使うような感覚で、中央ぞろえにしたり、文字の色を変えたり、エフェクトをつけたりすることもできます。
使用されている写真についても、写真の上でクリックをすれば、「ページのデザインを変更」や「ページの背景を変更」といったボタンが出てくるので、そこをクリックしてほかの写真に変更することができるというわけです。
かつ、だいたいのデザインはドラッグ&ドロップで完結するので、簡単で分かりやすく、まさに「直感的」!

…なんだか、拍子抜けしてしまうほど簡単ではないですか…!
Wixの基本機能の紹介で、冒頭でアピールされているのが「直感的なホームページエディタ」なのですが、実際に編集作業をしてみると、これが嘘ではないことを実感することができました。

Wixのさらにスゴいところは、テンプレートだけではなく、そこで使える写真素材が2,000点以上も用意されているということ! しかも高画質!
当然、実際のお店や商品の写真については自分で用意する必要があるわけですが、「なんとなく雰囲気出すためのイメージ写真ないかなぁ」とか、「背景画像はお店のカラーに合うようなオシャレな写真を使いたいな…」という要望にもしっかり寄り添ってくれているわけですね。

ホームページを制作するにあたって、「自分はデザイナーじゃないからセンスないし…」と思っているような人でも、自分の好みのテンプレを選んで、テキストや写真をちょちょいと変更するだけで、プロが作ってくれたようなwebサイトができてしまうというWix…、恐るべきサービスです…!
そもそも、オリジナルのwebサイトを作るのは初期費用だけで20万円も必要ということであきらめかけていた私…。
Wixと出会ったことで、見栄えのよいwebサイトを自分の予算の範囲内で作ることに成功したのでした!
webデザイナーという職業の人たちが以前はたくさんいたけれど、最近はだいぶ数が減ってきているということをチラリと耳にしたこともあるのですが、これはWixをはじめとする無料でホームページが作れてしまうクラウドサービスが充実してきて、そのサービスを使用して結構高い満足度が得られているからじゃないのかなぁ…と推察します。

無料でも使えるが、有料のプレミアムプランでよりオリジナルに!

さて、実際に私はWixで自身のwebサイトを立ち上げることにしました。
ただ、開業当初は「まずは独自ドメインを取る」ということからスタートし、その後でWixと契約、独自ドメインを接続しました。
独自ドメインを接続するだけの「ドメイン接続」プランだと月416円なのですが、このプランではWixの広告が表示されます。
広告が表示されると、どうしても無料サービス感が出ちゃって、ちょっと微妙ですよね…。
そこで、私が選択したプランは、ビジネス・企業サイト向けの「無制限」という月1,266円のプレミアムプランです。

ゆくゆくは個人サイトに最適とされている「コンボ」プラン(月841円)に変更してもいいかな…とも思っているのですが、なぜ「無制限」プランを選んだかというと、たまたまWixに出会ってとりあえず新規登録をしたところ、期間限定で「無制限」プランが年間契約で半額になるというキャンペーンのお知らせが届いたからなのです。
1,266円の半額は、月額633円…ということは、「コンボ」プランよりも安いではないか!ということで、こちらを選んだというわけでした(いまだにそのキャンペーンが、たまたまタイムリーに私の契約タイミングにドンピシャでマッチしたのか、お試し無料期間が終わりかけたときにほとんどの人に与えられる特典なのかは、分からないままです…)。

この「無制限」プランがWixのプレミアムプランでは一番人気で、独自ドメインの接続、ドメイン無料登録、Wixの広告を削除、ファビコン(ブラウザのアドレスバーに表示される小さいアイコン)を変更するだけでなく、お問い合せフォームや予約フォームなどを作成するForm Builderのプレミアム機能が$48相当、アクセス数が大幅にアップできるサイトブースターのプレミアム機能$60相当がついてきます。
ほかにも、ネットショップ機能がついた「eコマース」プランだと、月1,641円。
さらに最上級の「VIP」プランは月2,533円で、毎月10回の宣伝メールの作成や、サイトレビュー機能がついているようです。

Wixでは14日間無料お試し期間があるので、そこでじっくり自身のテンプレを選んで、ある程度のホームページを作ってみて、どうするか…という風に考えてみるのがいいかもしれません。

Wix(ウィックス)の料金・プレミアムプランを確認する

私はこういうふうに使っています!

さて、Wixを使ってオリジナルサイトを作ることにしたのですが、やっぱり自分で作るのとデザイナーさんに作ってもらうのとでは雲泥の差があることは、仕事柄重々承知していたので、私のロゴから名刺、パンフレットなどを手掛けてくれたグラフィックデザイナーさんに、webについてもデザインしてくれないかと頼みました。

実はこのデザイナーさん、webについては全く知識がないため、いままでweb関連の仕事の打診などがあってもすべて断ってきたという強者。
でも、私とは旧知の仲であることもあり、「WixならAdobeのイラストレータを使うのと同じ感覚でデザインできますから、ちょっとトライしてみてください!」と頼み込んで、現在作ってもらっているところです。
テンプレの豊富さを先でかなり紹介しましたが、実際に私たちが使っているのは「白紙テンプレート」。
自分が好きなようにデザインができるので、グラフィックデザインができる人にはオススメ。
まったくの白紙のものから、クラシカルなレイアウトのもの、ストリップヘッダーなど、最低限の骨組みがある白紙テンプレもありますよ。

あるサイトのレビューでは、「テンプレートが完成しすぎている」ということがデメリットとしてあげられていて、融通が利かない部分もある、と評価されていたのですが、私としては、白紙のテンプレートを使えば、デザイン面ではどうとでもできるのでは…?と思いました。
実際に、webに詳しくなく、どちらかというとwebに拒否反応を示していた人でも、誌面をデザインするように美しくできあがってきているので、やっぱりWixは偉大だ!と思った次第。
もし手軽にwebサイト作成を考えている人がいるなら、迷わずWixを試してみることをオススメします!

Wix公式サイトはこちら

■ 「Wix」を使うに当たっての参考書籍はこちら

この記事を書いた人
バンバン

バンバン

金融や節約には疎いが、いよいよ自分の老後が真剣に心配になり始めたアラフォー女子。スキマ時間には必ず映画鑑賞で、一人レイトショーにも繰り出すほどの映画好き。活字の世界にもカムバックしたい今日このごろ。
さがす