天候不良や原材料の高騰でお野菜や小麦製品・乳製品などの値段が上がっていくと、じわじわと家計が圧迫されていきますよね。
家族には美味しいごはんを食べさせてあげたいけど、エンゲル係数が上がりっ放しじゃ困ります。
セール品や特売品を駆使して、乗り切っていくしかないですよね。
でも、見切り品はやっぱりちょっと鮮度が悪かったり、特売で買いすぎて余らせちゃったりと、上手に使いこなすには知恵や工夫も必要です。
そこで今回は家計を助けてくれるセール品を美味しく食べる方法や、特売で買ってあまった食材を活用してつくる節約料理などを紹介します。
ひと工夫することで出費を抑えて、美味しくて家族にも喜ばれる節約ごはんをつくっていきましょう。
すぐできる時短ワザなども紹介していきますので、毎日の料理に生かしてくださいね!
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安いお肉を上等肉に変えちゃう料理方法
家族みんなが大好きなお肉。
食費を節約しようと思うと、セール品や特売品についつい手が伸びてしまいます。
上等なお肉なら、そのまま焼くだけで美味しく食べられますが、見切り品だとちょっと不安ですよね。
そこで安くて固いお肉でも上等肉に変える料理テクニックがいくつかありますので、ひと手間かけてみんな大満足のメインディッシュに仕上げていきましょう。
<牛肉>
固いと特に残念な気持ちになってしまうのが牛肉ですよね。
セール品はまず包丁の背中で軽く叩いて、筋は細かく包丁の先で切っておきましょう。
こうしておくと身がちぢまず、より柔らかく仕上げることができるんです。
下処理が終わったら、お肉を柔らかくするひと工夫をしていきましょう。
パイナップルやキウイなど酵素をふんだんに含んでいる果物をスライスして、30分程度お肉と一緒にビニール袋に入れて漬けておきます。
酵素の働きで固い繊維がくずされ、柔らかな食感にお肉が変身します。
果物がなければ、100%ジュースで代用してもOKです。
他にも、牛肉の表面にはちみつを塗ってから30分程度置いて焼いても、柔らかくジューシーに仕上がります。
下味としてしょうゆとすりおろしニンニクをさらに揉み込んで焼けば、そのままで一品できあがり。
塊肉をカレーやビーフシチューなど煮込み料理に使う場合は、さっと表面を焼いてから肉にかぶるくらいの紅茶で下茹でしでも、ホロホロの美味しいお肉になるんです。
紅茶の成分にもお肉を柔らかく性質があるので、その力を使って上質肉に生まれ変わらせます。
特売で安くゲットした牛肉を冷凍保存する時にもひと手間かけておきましょう。
特にステーキ肉などには必ずサラダ油をハケやスプーンの背を使って、両面塗ってからラップして、さらにアルミホイルに包んで冷凍してください。美味しさを損なわず、長期保存できます。
他の牛肉の冷凍保存でも、サラダ油→ラップ→アルミホイル包みが最適なやり方です。
旨味をしっかり閉じ込めて保存することができます。
解凍はアルミホイルを外して、チルド室でゆっくり時間をかけるのがオススメ。
サラダ油が肉を柔らかくしながら戻してくれます。
<豚肉>
固い豚肉も美味しくなくて食べにくいですよねー。
そこで試してもらいたいのが、牛肉の時にも紹介したパイナップルやキウイ漬け。
あとりんごも豚肉にはオススメです。
先ほどのフルーツをすりおろしたり、果汁100%のジュースに漬けたりして、柔らかくしていきましょう。
牛肉ほど長く漬ける必要はなく、10~15分程度でOKです。
他にも牛乳に浸すやり方もあります。レバーの臭み取りで牛乳はよく使われますが、牛乳に含まれる乳酸が豚肉を柔らかくしてくれます。
<とり肉>
パサパサしたとり肉は旨味も感じられず、特売品かなぁなんて思われがち。
ジューシーさを取り戻すためには、とり肉にもひと手間かけることが必要です。
とり肉がパサパサしてしまうのは、焼いたり茹でたりしている過程で、水分や油分などが肉汁と一緒に流れ出てしまいやすいから。
旨味が流れ出てしまいやすいお肉なので、それを防止する工夫が必要なのです。
そこでとり肉には水分を補い、柔らかくする食材を使って下処理していきます。
お肉に旨味を補い、さらに柔らかくしてくれる万能調味料といえば、はちみつです。
水に溶かしてビニール袋に入れ、とり肉をひと晩漬けておきましょう。
水分が入り込みやすいように、とり肉にフォークを刺して穴を開けておくといいですよ。
唐揚げの下味づけにはさらに調味料をプラスして、しょうゆや味噌、すりおろしたニンニクやショウガも一緒に漬け込んでおけば、翌朝ころもをつけて揚げるだけ。
ころもをつける前に、ビニール袋にごま油を少し加えてとり肉を揉み、コーティングしてから揚げるとさらにジューシーに。
お弁当に柔らかく旨味たっぷりの唐揚げを入れてあげられますよ。
シチューやグラタン、煮物などにとり肉を使う時は、水にお塩と砂糖を溶かして漬けておきましょう。肉の重さの1%程度のお塩と砂糖を、とり肉がひたひたに浸かる水に溶かして漬け込んでください。
この時も水分が入りやすいように、フォークで穴を開けるのをお忘れなく。
古い&安いお米を上等米に変えちゃう料理方法
毎日食べるものだから、できれば安いお米で食費を節約していきたいですよね。
特に育ち盛りの男の子達がいたら、いくら炊いても足りない!なんて思ってるお母さんも多いことでしょう。
お米をずっと食べ続けてきた日本人だからこそ、美味しく食べる工夫や知恵もたくさん生まれてきています。
特売で買った安いお米もひと手間かけて、美味しくいただいていきましょうね。
<保存方法>
特売で買ったお米を鮮度よく長く保存するために、袋を開けたら空のペットボトルに詰め替え、涼しい場所か冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。
袋に入れたままにしておくと空気に触れやすいので、鮮度落ちを早めてしまいます。
空の密閉容器を使って、鮮度のいい状態を長くキープして、美味しく食べられるようにしておきましょう。
虫などがわかないように、乾燥させた鷹の爪を1本いれておくといいですよ。
<キホンの正しい炊き方>
美味しく炊き上げるにはポイントがいくつかあります。
まず、お米を洗ったら水に浸けましょう。
夏なら30分、冬なら1~2時間が目安です。古いお米ほど水分が失われているので、目安より長めに浸してふっくら炊き上がるようにしましょう。
お水の分量は開封してすぐのお米なら、お米×1.2ccがキホンです。
でも新米だとお米がまだしっかり水分をホールドしているので、×1.1ccで十分。逆に古いものなら×1.3cc程度で多めに入れて炊きましょう。
お米の状態に合わせて水分量を調節するだけで、ずいぶん炊き上がりに違いが出ますよ。
<美味しく変えちゃう炊き方>
特売で安かったお米、買いすぎてしまって古くなっているお米、どちらもひと手間かけることでふっくらみずみずしいごはんに炊き上げることができます。
まずやってみてもらいたいのが、サラダ油もしくははちみつを入れて炊くやり方です。
分量はサラダ油ならお米1合に対して、小さじ1杯です。
はちみつならお米1合で小さじ1/2を目安に入れてください。
ふっくらつやつやのごはんが炊き上がりますよ。
ベタベタしたり甘くなったりしないの?と思われたかもしれませんが、入れる分量さえ間違わなければ新米のような炊き上がりになるので、試してみてくださいね。
炊飯器に長時間ごはんを入れっぱなしにしてしまうことが多い場合は、変色を防ぐのに梅干しが役立ちます。
2~3個入れておけば、白いごはんのままで美味しく食べることができるんです。
<冷凍ごはんの美味しい戻し方>
余ったごはんを冷凍パックしているご家庭は多いと思います。
チンすればアツアツで食べられますが、もうひと工夫して、旨味をアップさせましょう。
巻いているサランラップを外してお皿に置き、冷凍ごはんの上からお酒を少しふりかけてから、電子レンジでチンしてください。冷凍していたとは思えない、ふっくらごはんに戻ります。
日本酒はお米をふっくらさせる効果があるので、お水が足りなくてちょっと炊き上がりが固いなと思う時にも使えます。
炊飯器に何箇所か穴を開けて、数滴ずつお酒を入れて蒸してみてください。
やわらか&ふっくらになりますよ。
お茶碗に固いごはんをよそって穴を開け、お酒をふりかけてふんわりラップをしてチンしてもOK。
日本酒の風味と旨味がプラスされて、美味しくいただけます。
魚介類を美味しく変えちゃう料理方法
お肉だけじゃなく、魚介類もセールや特売で安くゲットしておきたいですよね。
でも魚介類も身がパサパサしていたり、生臭かったりすると家族も食べてくれません。
そこで特売品にもひと手間加えて、おいしくいただける調理のコツを紹介していきます。
<エビやシーフードミックス>
特売品を買って独特のニオイがしたり身が固かったりして、食べられないと思った経験はないですか?安い冷凍のシーフードミックスはもう買わないと決めている人も多いかもしれません。
イヤなニオイを消して、プリっと柔らかく仕上げるためにできる方法があります。
それは塩水に浸けておくこと。
2~3.5%の濃度の塩水に浸けておけば、身もプリっとして臭みを感じることもありません。
生のエビなら薄めの2%程度の塩水に15分ほど浸けておきましょう。
冷凍エビなら濃いめの3.5%で、海水と同程度の塩水に凍ったまま浸けて、自然解凍させてください。
シーフードミックスや冷凍ホタテなどもこの方法で解凍すれば、臭みのないプリっとした食感が楽しめます。
<魚の干物>
冷蔵庫に何もない!なんて時に役立つお魚の干物。
特売の時に買って、冷凍庫に保存しておくと重宝します。
冷凍のまま魚焼きグリルに入れて、表面に火が通ったら、お酒をふりかけます。
ハケやスプーンの背でまんべんなく表面に塗りましょう。
身がしっとり&ふっくらして、お酒の旨味も加わって味がワンランクアップします。
特売品だなんて、絶対にバレません。
焼く時に皮の焦げ付きが心配な人は焼き網には油を塗り、魚の皮目にお酢を薄く塗ってから焼くようにしましょう。
ひっくり返りやすく、身くずれしにくくなります。
さらにきれいにひっくり返すには、網を少し冷ましてからするとうまくいきます。
フライパンで焼く時も同様に、身や皮がくっついて返しにくいなと感じたら、火からはずして少し冷ましてからやってみてください。
<魚の切り身>
切り身も特売の時に買ってストックしておきたい節約食材です。
簡単におかずを1品増やすことができます。すぐ使えるように、一切れずつラップに包んで保存袋に入れて冷凍しておきましょう。
焼けばすぐお弁当にも晩ご飯のおかずにもなりますが、いつも焼いただけだと飽きられます。
そこでやってみてもらいたいのが、マヨネーズを使ったフライです。
解凍した切り身にまんべんなくマヨネーズを塗って、パン粉をつけて揚げるだけ。
キッチンを汚すことなくバット1つででき、面倒な衣付けの工程も省けるので時短調理になります。
マヨネーズが切り身に旨味を与え、ふっくら美味しいフライがすぐできますよ。
野菜を鮮度よく保存する方法
特売だけでなく野菜の詰め放題イベントなどで、季節の野菜をたくさん購入できる機会が増えましたよね。
いっぱい買い込んでも、使い切らずに捨ててしまえばただの無駄遣いになってしまいます。
野菜が高騰しがちなこの頃だからこそ、鮮度よく長持ちさせて美味しく食べ切って、食費を節約していきましょう。
<レタス&キャベツ>
丸々1個買ったレタスやキャベツ、いつも残さず使い切ってますか?
特にレタスは鮮度が落ちやすいので、長くもたすにはひと工夫が必要です。
芯が茶色くなって傷むのを防ぐために、キャベツの底の芯に小麦粉をしっかりつけて、全体をキッチンペーパー(もしくは新聞紙)で包んで、ナイロン袋に入れて野菜室で保存します。
次にキャベツですが、しなびるのを防ぐために芯をくり抜いて、水を含ませたコットンを詰め込んで保存しておきましょう。
コットンが乾いたら、また水で濡らして入れておいてください。
レタスもキャベツもこのひと手間かけておくことで、鮮度よく保存でき、使い切るまでの期間を長く伸ばすことができます。
<ほうれん草などの葉物野菜>
少し湿らせたキッチンペーパー(もしくは新聞紙)に包んでビニール袋に入れ、野菜室に立てて保存しておきましょう。
春菊や大葉などもこの方法で長くもつようになります。
シワシワにさせず、鮮度の良い状態で使い切りましょう。
葉物野菜をたくさん買って使い切れそうにない時は、少し短めに塩ゆでして、使いやすい分量ずつラップして冷凍保存してください。
お味噌汁の具やお浸しに活用できます。
<もやし>
節約食材の代表格とも言えるもやし。
安いからつい買ってしまいますが、傷むのも早いので使い切れずに捨てちゃったコトもありますよね。
そこでオススメしたいのがもやしの冷凍保存です。
使いかけの残り分はさっと水洗いして、キッチンペーパーで水気を拭き取り、保冷袋に入れて空気を抜いて冷凍庫へ。
こうしておけば1ヶ月近く保存できます。
お味噌汁や鍋の具にしたり野菜炒めに使ったりと、重宝しますよ。
<しめじやえのきなどのキノコ類>
セールで安くたくさん買ったら、石づき部分をカットして小分けにして、少し天日干しします。
その後、保存袋に入れてもやしと同じように空気を抜いて冷凍保存しておけば、とても長くもちます。
天日干しすることで旨味や栄養価がアップするので、やってみてください。
必要な量だけ料理に使うことができるので、無駄なくすごく便利に使えるのでオススメです。
<根菜類>
新聞紙に包んで涼しい場所や野菜室に立てて置いておけば、それなりに保ちますが、時短調理で使えるように冷凍保存しておく方法もあります。
にんじんは皮を剥いたら、使いやすいイチョウ切りや細めの拍子切りにして保存袋に入れます。
大根も同じように切って冷凍しておけば、すぐ料理に使えて便利です。
ごぼうはささがきか細切りにして水にさらしてアクを抜きます。
キッチンペーパーでしっかり水気を拭いてから、保存袋へ入れて冷凍ましょう。
山芋や長芋はすりおろして製氷皿に入れて冷凍しておくと、食べたい量だけ解凍しやすく便利です。
大根おろしも同じように冷凍保存できますよ。
あまり野菜を活用するカンタン節約料理
野菜室にも限界があるので、保存スペースに困った時にすぐできて食べ飽きない、あまり野菜の活用レシピを紹介します。
<即席塩もみ野菜>
生で食べられる野菜は一口大にカットして、総量の2~3%の塩でもみます。
深めのボールに入れ、その上からお皿やペットボトルなどで重しをして冷蔵庫に入れておきましょう。
サラダとはまた違った、あっさりしたパリパリ野菜が食べられます。
いい箸休めになりますし、食欲がない時にもオススメです。
<即席ピクルス>
捨ててしまいがちなカリフラワーやブロッコリーの芯、キャベツの芯などが美味しく生まれ変わるのがこのレシピです。お弁当の1品にも役立ちます。
さっと茹でて食べやすい大きさにカットして、らっきょう酢に漬けてピクルスにしてしまいましょう。もちろん、他のあまり野菜を一緒に漬けてもOKです。
生で食べられる野菜もさっと湯通しして漬ければ、味がよく馴染みます。
水分の多いトマトやキュウリはカットして、そのまま漬けてください。
<あまり野菜春巻き>
冷蔵庫に残った野菜を使って野菜炒めにするのはよくされていると思いますが、それだけじゃ節約料理ってバレバレですよね。
もうひと手間加えて、あまり野菜をメインディッシュに格上げしていきましょう。
あまり野菜とひき肉や豚の3枚肉などを一緒に焼肉のタレで炒めたら、春巻きの皮で巻いて揚げてください。
茹でて戻した春雨を入れれば、さらに本格的に。
ポテトサラダの残りなどを具材にしても美味しいですよ。
ハムやベーコンを加えて、春巻きの皮で巻いてください。家族も残り物がアレンジされてるなんて気がつきません。
あまり牛乳でできるカンタン節約料理
買いすぎて困った時の牛乳活用レシピといえば、シチューやグラタンが定番ですよね。
この他にも簡単にできるリメイクレシピとしてオススメなのが、カッテージチーズづくりです。
料理に使いやすく、とっても低カロリーなチーズなのでダイエット食材にもなるんですよ。
つくり方はとっても簡単。残った牛乳を温めてレモン汁(もしくはお酢)を加えるだけ。
分量は牛乳100ccに対してレモン汁10cc(小さじ2)です。
お鍋に牛乳を入れて火にかけて、フツフツと温まってきたら火を止めて(沸騰させず、60℃くらいが適温です)、レモン汁を入れてかき混ぜます。
水分と固まり(チーズ)がしっかり分離するまで置いておきましょう。
キッチンペーパーをひいたざるに入れて水切りして、ペーパーで包んだチーズを軽くしぼればできあがり。
タッパーなどに入れ、冷蔵庫で保存しておきましょう。
低カロリーなおやつやおつまみとして、はちみつやお塩&ブラックペッパーをかければそのまま美味しく食べられます。
サラダのトッピングにしたり、卵と混ぜてオムレツやスクランブルエッグにしたりと使い方はいろいろ。
ちくわやはんぺんに詰めれば、お弁当の一品にもおつまみにもなるので、便利食材としてストックしておきましょう。
もっと簡単に使い切りたい時は、温めてカップラーメンのお湯の代わりに使ってください。
いつもの味とは違った、クリーミーなラーメンが楽しめます。
辛味もマイルドになるので、小さい子どもも喜びます。
ゆっくり調理する時間がない!という時は、最終手段として冷凍保存で捨てずに活用しましょう。
牛乳パックの上の空き部分をきれいにカットして、開口部分をガムテープ等でしっかり密封したら、そのまま冷凍庫に入れてください。シチューやグラタンソースをつくる時に解凍すれば使えます。
あまったパンでできるカンタン節約料理
パンもまとめ買いしてあまらせやすい食材のひとつです。
賞味期限が近づいて冷凍保存する場合は、食パンなら1枚ずつ、バケットなら食べやすい大きさにカットして、1個ずつサランラップに包んでから冷凍しましょう。
解凍した時に使いやすいですし、美味しさを保って保存できます。
冷凍庫がいっぱいで入らない時は、次のレシピを試してみてください。
<あまりものぬか漬け>
うっかりパンの賞味期限が切れちゃった時などにオススメなレシピです。
使うのはあまりものばかりでOK。飲み残しのビールとあまり野菜を一緒に使って、ぬか漬け風味のお漬物をつくります。
大きめのタッパーにパンをひと口大にちぎって入れ、パンがしっかり浸かるまでビールを注ぎます。
塩を大さじ1程度入れてしっかり混ぜてください。
これで漬け床ができたので、あとはあまり野菜を漬けやすい大きさにカットして入れるだけ。
冷蔵庫で半日くらい置いておけば、カンタンにぬか漬け風お漬物が食べられます。
<パンプディング>
あまった牛乳がある時にはこのレシピで使いきりましょう。
卵と砂糖があれば、美味しいおやつができますよ。
牛乳に卵と砂糖を入れて、よくかき混ぜます。
分量の割合は牛乳100mlに対して、卵1個、砂糖大さじ1程度です。
あまった量に応じて調整してください。
卵液ができたら、これにひと口大にちぎったパンを浸します。
卵液をパンがしっかり吸ったら、耐熱容器にすべてうつし入れ、オーブンなどで焼き上げます。
軽く表面に焦げ目ができるくらいが美味しいですよ。
お好みでメープルシロップやバニラアイスを添えて、召し上がれ。
残りものでできるカンタン節約料理
最後に保存しにくく余らすと困る残りものの活用レシピを紹介して、締めたいと思います。
<お刺身>
すぐ鮮度が落ちてしまうお刺身は、冷蔵庫での保存に限界があります。
残ってしまったらその日のうちにひと手間加えて、他の料理にしてしまいましょう。
切り身の時にも紹介した、マヨネーズを使ったフライ用に下ごしらえだけしておいて、翌朝揚げてお弁当の一品に。
もしくは、残った身を全部細かく切って(フードプロセッサーを使えば楽ちん)、麺つゆやオイスターソースで味付けして、炒めてそぼろにしてもいいですよ。
お弁当や朝ごはんのいいお供になります。
<お味噌汁>
朝ごはんにつくったお味噌汁が残ってしまったら、晩ごはんには茶碗蒸しにリメイクして出しましょう。
お味噌汁1杯に対して卵1個を混ぜて卵液をつくって、耐熱カップに入れてチンするだけ。
かまぼこやとり肉などプラスしておけば、さらに豪華に。
200Wくらいの弱めでゆっくり火を通していけば、巣になる心配もありません。
アルミホイルをかぶせて真ん中に穴を開け、蓋にしてチンしてください。
簡単に晩ごはんを1品増やせます。
まとめ
セール品を美味しく食べる方法や、特売で買ってあまった食材を活用してつくる節約料理について、いかがでしたでしょうか。
ちょっとひと手間加えるだけで、見切り品とは思えない美味しさに生まれ変わらせることができます。
せっかく安く買った特売食材もちゃんと使い切れるように、紹介した方法で保存したり料理したりして、捨ててしまわないように気をつけてくださいね。
簡単にできるリメイクレシピも紹介していますので、それぞれのご家庭でアレンジしながら、美味しく節約ごはん生活を続けてください!
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こちらの記事でも保存法について紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さいね!
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参考記事
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