テレマティクス保険って知ってる?自動車の安全運転で保険料が安くなる新サービスについて徹底調査してみました

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自動車保険、みなさんは年間いくら払っていますか?
車両保険に入ると一気に保険料が跳ね上がり、大きな出費になりますよね。

実はいま、自動車保険のあり方が大きく変わり始めています。
現在注目を集めているのは安全運転で車の保険が安くなるテレマティクス保険
日本ではそこまで普及していませんが、実はヨーロッパやアメリカなどの先進国ではすでに認知が高まっています。
2020年ごろには欧米の自動車保険加入者のうち、約3割がテレマティクス保険を加入するのではないかといったことまで言われているんですよ。
欧米の中でもイギリスの若い層に人気のテレマティクス保険。
実際に「交通事故の減少」「本人の運転マナーの向上になる」と評判も上々のようです。

日本でも一部の保険会社でサービスが開始されています。
2015年2月にソニー損保が、4月にはあいおいニッセイ同和損保が導入しました。
さらに2016年1月には損保ジャパン日本興亜が、2017年4月には東京海上日動が導入しています。

安全運転を意識させるだけでなく、事故防止支援や高度な事故対応もできると早くも加入者が続出!
そんな話題のテレマティクス保険について調べてみました。

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テレマティクス保険とは?

テレマティクス保険とはテレコミュニケーション(通信)とインフォマティクス(情報科学)を合わせた造語。
車に専用の通信システムを載せ、走行距離が少ないと保険料が安くなったり、安全運転と判定された場合はキャッシュバックや割引が受けられるというものです。
走行距離で保険料が安くなるサービスは既にありますが、これまでは保険加入時に自己申告するものでした。
テレマティクス保険は何もしなくても通信システムが自動的に計測してくれ手間が省けるというメリットがあります。

さらにドライブレコーダー型の通信システムを導入している保険会社もあります。
万が一の事故の証拠撮影はもちろん、ドライブレコーダーが強い衝撃を検知した際は自動的に事故受付センターに連絡がいくので、通信システムを経由して通話をすることも可能。
事故時の映像も自動的に送られるので、状況を正確に動画で確認することもできます。
他にも急ブレーキや急アクセルなどの発生頻度も把握することが可能。
自分の運転のクセも把握することができます。

自動車保険が安くなるだけでなく、万が一への備えや事故防止にも役立てることができます。
自動車保険の見直し時には確実に候補に入れるべきですね!

テレマティクス保険の種類

テレマ保険には2種類のサービスプランがあります。

走行距離連動型保険 ペイド(PAYD) 
車に取り付けた通信システムが走行距離を計測。
走行距離が短いほど保険料が安くなる。

運転行動連動型保険 ファイド(PHYD)
車に取り付けた通信システムが安全運転のレベルを測定。
急ブレーキや急発進などが少ないほど保険料が安くなる。

テレマティクス保険を導入している保険会社

テレマティクス保険を導入している保険会社は年内に発売されるものも含め、いまのところ5社で個人向けがあるのはソニー損保あいおいニッセイ同和損保の2社です。

【個人向け】
2015年2月 ソニー損保「やさしい運転キャッシュバック型」運転行動連動型保険
2015年4月 あいおいニッセイ同和損保「つながる自動車保険」走行距離連動型保険

【法人向けフリート契約(※1)】
2015年3月 損保ジャパン日本興亜「スマイリングロード」
2015年5月 三井住友海上「スマNavi」
年内発売  東京海上日動「ドライブエージェント」

個人向けテレマティクス保険のメリットとデメリット

個人向けテレマティクス保険はいまのところ2社が取り扱っていますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ソニー損保「やさしい運転キャッシュバック型」の場合
急ブレーキや急発進などの度合いが保険料に反映する運転行動連動型保険です。
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≪メリット≫
搭載のドライブカウンタが運転特性をスコア化し、最大で20%のキャッシュバックが得られる他の保険会社にはない唯一のサービスです。
 
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≪デメリット≫
基本の保険料に特約でつけるため保険料がおよそ7%上がってしまうことになります。
ただ、スコア数値が良ければだいたい10%のキャッシュバックは見込めるため運転技術が高ければ確実に得になります。

あいおいニッセイ同和損保 「つながる自動車保険」の場合
走った距離を保険料に反映する走行距離連動型保険です。
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≪メリット≫
1km単位で保険料が算出されるので「走った分だけの保険料」が魅力で加入する人も増えているそうです。
通信システムを搭載するのではなく、車のナビとスマホのアプリで保険会社にをつなぎ、万一事故が起こった場合は、ナビかスマホのアプリをタッチするだけで事故受付デスクにつながりオペレーターと直接やり取りができます。他社のような自動音声ではなく24時間365日体制なので心強いサービスです。

≪デメリット≫
いま現在、車種がハイブリッド車やレクサス車などのトヨタ自動車の「ESPO車」(※1)で、「T-Connect」の対象ナビをつけていないと加入できません。
ただ今後は対応車種を増やしていく予定だそうです。
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ソニー損保の運転行動連動型保険は得か損か?

さて、運転行動連動型保険を唯一取り扱っているソニー損保ですが、実際にどのくらい安くなるのか試算してみました。
仮に27歳でトヨタのVOXYで91,869円の年間保険料を払っているとして(自動車保険シュミレータで試算した金額)、「やさしい運転キャッシュバック型」に加入すると約6,430円が従来の保険料にプラスされます。

180日間のスコア数値が20%だった場合
91,869円の保険料に対して20%ですので18,373円のキャッシュバックになります。
18,373円-6,430=11,943円の得になりますね。

テレマティクス保険は車の維持費を大幅に節約することができます。
運転マナーや交通事故の減少につながるとして国も積極的に推進しているこの保険。今後このようなタイプの保険が増えていくだろうと言われています。

いつどこでどんな運転操作をしたか常に監視、記録されることに抵抗がない人なら、検討してみる価値がありそうですね。

※1 フリート契約
10台以上の契約

※2 「ESPO(エスポ)」とは
「ECO PASSPORT」の略で、エコドライブの運転結果が点数化されることで、エコドライブをサポートするトヨタメディアサービスが提供しているサービス。


著者情報
ゆかにゃん

ゆかにゃん

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