JCBクレジットカードは他社とは違い、自身が国際ブランドとして利用できる日本でも珍しいクレジットカードです。
さまざまなカードを展開していますが、中でもJCB一般カードはあらゆる生活シーンでポイントが貯めやすいと評判。
還元率も最大1.5%まであげることができ、ポイントの利用用途もさまざまです。
ということで今回はJCB一般カードの魅力について解説しましょう。
JCBカードはオリジナルシリーズとして新たな展開を始めた
カード名 |
JCB一般カード |
年会費 |
1,375円(初年度無料) |
ポイント還元率 |
0.30%~1.50% |
貯まるポイント |
Oki Dokiポイント |
国際ブランド |
JCB |
電子マネー |
QUICPay |
付帯保険 |
海外旅行、国内旅行、ショッピング |
追加カード |
ETCカード、家族カード |
まずはJCB一般カードの基本概要をここで紹介しておきましょう。
■ 利用限度額:20万円~100万円(審査による)
■ 年会費:1,375円(初年度は無料)
■ 条件:18歳以上
■ 家族カード:あり
■ 旅行傷害保険:あり
■ ショッピング保険:あり
■ ETCカード:あり
年会費は1,375円となっていますが、オンラインでの申込みや以下の条件をクリアすることで初年度を無料になります。
【年会費が無料になる条件】
■ Myチェックへの登録
■ 年間の利用額の合計が50万円以上
「Myチェック」とはクレジットカードの利用明細を郵送せずに、インターネットサービスである「MyJCB」で確認するサービス。
いつでも利用状態が確認でき、また支払いが確定するとメールで通知が送られてくる便利なサービスです。
次に年間50万円の利用条件とありますが、月換算すると約4万円程度の利用で条件をクリアすることができるので難しくはありませんね。
ショッピング利用はもちろんですが、毎月かかる固定費などの支払いをJCB一般カードにしておけばカンタンに条件をクリアできます。
家族カードやETCカードなどの追加カードも豊富
JCB一般カードでは家族カードやETCカードを追加発行することが可能。
家族カードは年会費が400円必要ですが、本会員が年会費無料の権利を得ることで家族会員も無料となります。
家族の合計利用で年会費無料の権利が得られますので、家族カード2枚では一人年間25万円。
3人では17万円程度になるので、年会費無料のハードルが一気に下がりますね。
高速道路で便利なETCカードですが、JCB一般カード毎に1枚無料で発行されおり、家族会員も対象です。
また、家族カードやETCカードであってもOki Dokiポイントは本会員へ合計されます。
付帯保険の利用にはMyチェックの登録が必須
JCB一般カードには「海外旅行傷害保険」「国内旅行傷害保険」「ショッピングガード保険」が付帯されていますが、被保険者はMyチェックに登録している会員のみです。
毎月19日がMyチェックの登録締切日。
それまでに登録を行うと翌月の10から被保険者として保険が適用されるので、旅行の計画がある人は忘れずに登録を行いましょう。
【海外旅行傷害保険概要】
■ 適用条件:JCB一般カードで事前に旅行の飛行機代やパック旅行費などを支払うこと
■ 障害死亡、後遺症害:最高3,000万円
■ 障害治療費:1回の事故で100万円限度
■ 疾病治療費:1回の病気で100万円限度
■ 救援者費用:100万円限度
■ 賠償責任:1回の事故で2,000万円限度
■ 携行品損害:1旅行中20万円限度(自己負担あり)
■ 補償対象旅行期間:3ヶ月
【国内旅行傷害保険】
■ 適用条件:JCB一般カードで事前に旅行の飛行機代やパック旅行費などを支払うこと
■ 障害死亡、後遺障害:最高3,000万円
【ショッピングガード保険】
海外での買い物の際、JCB一般カードを利用した商品が偶然な事故により損害を受けた場合に補償されます。
ショッピングガード保険はMyチェックの登録条件はありませんが、損害対象に当たらない商品がありますので確認が必要です。
■ 保証金額:海外利用のみで100万円限度
■ 自己負担金:1回の事故で1万円
■ 補償期間:購入日から90日以内
JCBカードのここがすごい!
JCBカードを使うことで1,000につき1ポイントのOki Dokiポイントを貯めることができます。
■ JCB加盟店
■ 公共料金(電気/ガス/水道)
■ 通信料金(携帯電話/固定電話/プロバイダ/NHKなどの放送料金)
■ 新聞購読料
■ 交通機関/道路(JR/高速道路)
■ 国民年金
■ 全国の国立病院/労災病院/大学病院での医療費
■その他:タクシー/コンビニ/スーパー/各種チケットなど
JCB加盟店であれば使うことができ、Oki Dokiポイントを貯めることができます。
多額の金額がかかる国立病院や大学病院の医療費を払うことができポイントを貯めることができるのは嬉しいですね。
Oki Dokiポイントがどんどん貯まるパートナー店舗とは
JCBのポイントプログラムは「Oki Dokiポイントプログラム」と呼ばれており、JCB一般カードを利用することでOki Dokiポインを獲得することができます。
プロパーカードであるJCB一般カードは付帯カードよりもポイント率が高く、ボーナスプログラムもあることから、日常の利用で2倍~20倍もの大きな違いが出てくることも。
ポイントプログラムをしっかり理解して利用するのがおトクな利用法ですね。
【パートナー店舗】
■ 日常のお買い物:ポイント2倍~
■ インターネットショッピングでの利用:最大ポイント20倍
■ 海外での利用:ポイント2倍
Oki Dokiポイントプログラムでは提携先である「ORIJINAL SERIESパートナー」でカードを利用することで、高額の「Oki Dokiボーナスポイント」を獲得することができます。
【店舗別ポイント率】
■ セブンイレブン:ポイント3倍
■ イトーヨーカドー:ポイント3倍
■ アマゾン:ポイント3倍
■ エッソ(ガソリンスタンド):ポイント2倍
■ 昭和シェル(ガソリンスタンド):ポイント2倍
■ スターバックスコーヒー:ポイント5倍
■ ルートインホテルズ:ポイント7倍
ポイント還元率はお店によって異なります。
利用店舗によって付加される提携ポイント数に違いが出ますので、同じ買い物をするならなるべくポイント率の高いお店を利用した方が良さそうです。
Oki Dokiポイントの交換率
Oki Dokiポイントが貯まるとさまざまな商品へ交換することができますが、選択した商品によって交換比率に違いが出てしまいます。
■ JCBギフトカード5,000円分:1,050ポイントで交換
■ Amazonでの利用3.5円分:1ポイントで交換
■ 東京ディズニーリゾートパークチケット2枚:2,800ポイントで交換
これを見てみるとAmazonでの利用では1ポイントで3.5円の価値がありますが、JCBギフトカードと交換すると1ポイントで4.76円になります。
さらにディズニーリゾートのチケットは現在1Dayパスポートが7,400円なので2枚で14,800円になり、1ポイントあたり5.28円に換算されます。
JCBはディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーなので、この中では一番交換率が良いのかもしれません。
Oki Dokiポイントを交換する場合には、このように1ポイントあたりの交換率を比較しながら使うことで無駄なく使うことができますよ。
Oki Dokiランドでポイント20倍を目指そう!
JCBが運営しているポイントモール「Oki Dokiランド」。
このOki Dokiランドはインターネットショッピング時に経由するだけでOki Dokiポイントが2倍~最大20倍になるサイト。
運営はJCBが行っており、様々な人気ネットショップが参加しています。
「Oki Dokiランド」参加ショップ
■ Yahooショッピング
■ 楽天市場
■ amazon
■ ユニクロ
■ ZOZOTOWN
■ DHC
■ JTB
■ じゃらん
・・その他
貯めることができるポイントは各店舗や会社で違っており、Oki Dokiランドのサイトから確認することができます。
例えば「Amazon」の利用では2倍ですが、「Amazon Fashion」では10倍ポイントになり母体が同じ会社でも店舗によりポイントの倍数に違いが出てきます。
JCB一般カードを使いインターネットショッピングを行う際には、必ずOki Dokiランドのチェックを行うようにしましょう。
海外での利用は無条件でOki Dokiポイントが2倍に
国際ブランドであるJCBはもちろん海外で利用することも可能です。
世界に3,300万店の加盟店があり、アメリカだけでも730万店以上のお店で利用することができます。
もちろんヨーロッパやアジアでも多くの加盟店でJCBカードが利用でき、さらに今後も増加するでしょう。
JCB一般カードでは海外利用でOki Dokiポイントが2倍になるサービスを行っています。
例えばハワイで30万円の買い物を行った場合、通常なら300ポイント海外利用特典で600ポイントが獲得できます。
海外旅行ではJCB一般カードが有利ですね。
「スターαPLUS」になると翌年は50%のポイントアップ
JCB一般カードでは年間の利用金額によって、翌年に「JCB STAR MEMBERS(スターメンバー)」に登録されます。
1年間の利用が100万円を超えると、「スターαPLUS」会員にランクアップ。
ランクアップすると翌年のOki Dokiポイントが50%もアップしますので、ポイントが1.5倍に増える計算になりますよね。
カードの利用を集中させるだけで翌年のポイントが1.5倍になるのですから、これは見逃せないサービスです。
まとめ
JCBブランドのクレジットカードを持っている人は大勢いますが、その多くが国際ブランドとしての付帯カードです。
しかしプロパーカードには付帯カードでは実現できない濃いサービスが詰まっています。
特にポイントでは付帯カードでは実現できない、プロパーカードならではの高ポイントを獲得することが可能です。
国際ブランドというのも安心な点なので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
お金を「貯める」ための完全ガイドはこちら
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