【JRE CARDを徹底解説】驚きの3.5%還元を実現するポイントプログラムと賢い使い方

moosemoose

「JRE CARD」はビューカードの中でもお得な機能が満載のクレジットカードです。
駅ビルの買い物がお得になる特徴がありますが、実は優待店で利用するとポイント還元率が最大3.5%にアップするメリットも持っています。

他にもポイントプログラムがシンプルになり、よりわかりやすくJRE POINTを貯めることができるようになりました。

今回はJR東日本を一番お得に利用できる注目の「JRE CARD」について紹介します。

JRE CARDのスペック

カード名 JRE CARD
年会費 524円
ポイント還元率 0.50%~4.30%
貯まるポイント JRE POINT
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
電子マネー Suica
付帯保険 海外旅行、国内旅行
追加カード ETCカード

JRE CARDは年会費が524円発生する有料のクレジットカードです。
申し込みは18歳以上であれば大学生でも可能、比較的審査も通りやすい印象があります。

JRE CADRはJREポイントに特化した機能がポイント

JR東日本ではポイントプログラムとしてSuica(IC乗車券、電子マネー)用に「Suicaポイント」、ビューカード用に「ビューサンクスポイント」の2種類を提供していました。
しかし需要の拡大と利便性からこの2つを統合して新しいポイントプログラムが誕生しました。

それが「JREポイント」。
2018年に誕生したJREポイントは、2つのポイントを統合することで生まれたJR東日本の「共通ポイントプログラム」です。

JREポイントは将来的に提供されるさまざまなサービスに対して付与されることが想定されており、JR東日本での利用にとどまらず全国規模のポイントプログラムになる可能性が指摘されます。

JREポイントの貯め方

JERポイントを効率よく貯めるには、JR東日本グループが発行する「JREポイントカード」を利用するのが最も効果的。
このJREポイントカードは「JREポイントカード(単体)」か「クレジットカード一体型JREポイントカード(ビューカード)」から選択できます。

JREポイントカード(単体)は、アトレなどのJR東日本グループの加盟店で発行するJREポイントカード。
「アトレ版」「プレイアトレ版」「ボックスヒル版」…など各加盟店で発行しています。
あくまでショッピングセンターのポイントカードなので、クレジットカード機能や電子マネーの機能は付帯されていません。

そしてJREポイントが生まれたことで新に誕生したのがクレカ一体型の「JRE CARD」。
JREポイントを効率よく集めることができるJRE CARDはビューカードの新しいラインナップとして注目を集めています。

JRE CARDは 3種類から選択

JRE CARDは3種類から選択することができ、種類により使用できる機能に違いがあります。

【JRE CARDの種類と機能】
■ Suica 定期券なし:クレジット機能、JREポイントカード
■ Suica付き:クレジット機能、JREポイントカード、Suica
■ Suica 定期券付き:クレジット機能、JREポイントカード、Suica、定期券(*1)

このように既にSuicaを保有している人は「Suica・定期券なし」、Suicaは使いたいが定期券は使用しない人は「Suica付き」、そして定期券としてJRE CARDを利用したい人は「Suica・定期券付き」を選択するのがよさそうですね。

(*1)Suica・定期券付きJRE CARDはクレカの裏面に定期券が印字されており、改札口でタッチ&ゴーできます

またJRE CARDの種類によって付帯できる国際ブランドにも違いがあります。

【搭載できるクレカ国際ブランド】
■ Suica・定期券なし:VISA
■ Suica付き:VISA、Mastercard、JCB
■ Suica・定期券付き:VISA

「Suica・定期券なし」と「Suica定期券付き」はVISAしか選択できませんが、「Suica付き」はVISAを始めMastercardとJCBの3つから選択することが可能です。

海外旅行などの利用でMastercardやJCBを選びたい人は、JRE CARD(Suica付き)を申し込むようにしましょう。

7つのメリット

3.5%ポイント還元

JREポイントは原則として1ポイントを1円として利用できます。
JRE CARDでは1,000円の利用に対して翌月中旬に5ポイントがもらえますので、この時点では0.5%の還元率ですね。

しかしJRE CARDの凄さは「JRE CARD優待店」での利用で、なんと100円の利用に対して3ポイントがその場で還元されることです。(3.0%還元)
つまりクレジットカードの決済時に0.5%、JRE CARD優待店での利用時に3.0%の合計3.5%のポイントを受け取ることができます。

実はJREポイントカード(単体)をJRE CARD優待店で提示しても、1.0%しかポイントをもらうことができません。
JRE CARD優待店の3.0%還元は、あくまでJRE CARD独自の機能だと覚えておきましょう。

また「JRE POINT加盟店」でも100円の利用で1ポイント(1.0%還元)が提供されるので、合計で1.5%の還元率です。(JREポイントカード単体も1.0%還元)

他社のクレカでも1.0%~1.5%が高還元クレカとして人気なので、JRE CARDは最低でも1.5%、最高で3.5%もの還元率をほこる「超高還元クレカ」と言ってよいでしょう。(JRE CARD優待店、JRE POINT加盟店での利用)

【JRE CARD優待店抜粋(100円で3ポイント)】
■ atre(アトレ)
■ atrevie(アトレヴィ)
■ TERMINA(テルミナ)
■ その他

JRE CARD優待店で1,000円の利用をした場合・・・

その場で30ポイント + 翌月中旬に5ポイント = 合計35ポイント(3.5%還元)

【JRE POINT加盟店抜粋(100円で1ポイント)】
■ Beans(ビーンズ)
■ Shapo(シャポー)
■ CoCoLo
■ その他

JRE POINT加盟店で1,000円の利用をした場合・・・

その場で10ポイント + 翌月中旬に5ポイント = 合計15ポイント(1.5%還元)

JR東日本で1.5%還元

JRE CARDでJR東日本が販売する「VIEWプラス対象商品」をクレカ機能で購入すると、1,000円の利用に対して3倍の15ポイントがもらえます。

【VIEWプラス対象商品】
■ 乗車券、定期券、回数券、特急券
■ JR東日本の国内ツアー商品
■ Suicaカード、Suica定期券
■ JRE CARDでのSuicaチャージ
■ JRE CARDでのSuicaオートチャージ
■ モバイルSuicaおよびSuicaアプリ

このような商品をJRE CARDのクレカ機能で購入した場合、1.5%のポイント還元が適用されますが購入先には条件がついている場合があります。
特に乗車券や定期券などの切符は「JR東日本管内のみどりの窓口」「びゅうプラザ」「券売機」に限られているので注意が必要です。

また国内ツアー商品の中にも対象外のものがありますので、確認してから購入するようにしたいですね。
年間を通すと高額になる定期券の1.5%が還元されるのですから、ぜひ利用したい機能です。

初年度は無料

JRE CARDは年会費が必要な有料クレカですが、初年度の年会費が無料になるサービスを実施しています。
524円(税込)が初年度のみ無料になり、翌年からは毎年支払う必要があります。

ビューカードの中には「前年の利用実績で年会費免除」や「ポイントプレゼント」などで実質的に年会費を無料にするサービスを行っているものがありますが、JRE CARDはあくまで初年度年会費無料のサービスのみです。

しかしポイントがおトクにたまるJRE CARDであれば、524円(税込)の年会費なはすぐに取り返すことができるでしょう。
初年度の年会費が無料であれば、翌年からはポイントで取り返せばいいのです。

利用は1ポイント1円

たまったJREポイントは基本的にポイント残高により、JR東日本グループのサービスに利用できます。

【JREポイントの利用方法】
■ JREポイント加盟店での利用(1ポイント1円として支払い)
■ Suicaへ電子マネーとしてチャージ(1ポイント1円としてチャージ)
■ JR東日本の厳選商品との交換
■ 商品券、クーポンとの交換
■ 家族間のポイント移行

JREポイントは1ポイントを1円として換算でき、JREポイント加盟店での支払いに利用できます。
また1ポイントを1円としてSuicaへチャージすることも可能ですが、チャージできるポイントは通常ポイントのみで「期間限定ポイント」はチャージできません。
(期間限定ポイントは有効期限が定められているボーナスポイント)

またSuicaへのチャージは「JRE POINT WEBサイト」にSuicaを登録した会員のみ可能なので、忘れないで登録するようにしたいですね。

電子マネーであるSuicaはIC乗車券としての利用だけでなく、コンビニや自動販売機などでも利用できます。
JRE CARDと比較してSuicaは利用の幅が広がるので、たまったJREポイントはチャージして使用するのも良いでしょう。

またJREポイントは「Suicaグリーン券」に交換できます。
この機能もJRE POINT WEBサイトの登録が必要で、JR東日本管内の「グリーン車Suicaシステム」搭載車のみ対応しています。
一度に10枚まで購入できるので、通勤や通学にグリーン車を利用したい人にはうれしい機能ですね。

さらにJREポイントは1ポイントを1円として利用する以外に、さまざまな商品や商品券と交換できることも人気の秘密です。

そしてお得な交換方法として注目したいのが「商品券」。

商品券との交換では「びゅう商品券」と「ルミネ商品券」から選択できますが、特にルミネ商品券は交換レートが高く1ポイントが最大で1.23ポイント程度までアップします。

【ルミネ商品券との交換】
■ ルミネ商品券2,000円:2,000ポイント
■ ルミネ商品券4,000円:3,600ポイント

■ ルミネ商品券30,000円:24,400ポイント

ルミネ商品券2,000円は対等の2,000ポイントとの交換ですが、4,000円では3,600ポイント、最高の30,000円ではなんと24,400ポイントで交換が可能になり、まとめて交換すればするほどお得になります。

つまりJREポイントをルミネ商品券へ交換することで、何をしなくても最大で20.0%の価値をアップさせることができます。
これは超おトクな交換方法なので、普段からルミネを利用している人は要チェックですね。

3.5%の最大ポイント率をさらにアップさせる裏技だと覚えておいてください。

さらにポイントは家族間で移行させることができます。
条件は同じ住所に住んでいる同姓の家族が、各々JRE CARDを保有している場合のみとなります。

JRE CARDは家族カードが追加できないので、夫婦で利用する際には各々が申し込みをしなくてはなりません。
そのようなケースでバラバラに集められたポイントを一つにすることができたら、大きな利用ができるかもしれませんね。

ポイントの自動延長

他社のクレカで見られるポイント制度では、ポイントの有効期限が定められています。
もちろんJREポイントにも有効期限が定められており、2年間を過ぎるとポイントが無効になることが規定されています。

しかし規定を細かく見てみるとJRE CARDの有効期限は「使ったりためたりした日から2年後の月末まで延長」と記載されており、JREポイントをもらうことで自動的に2年間延長されることが読み取れます。

例えば2018年10月1日に1,000ポイントを獲得したとします。
通常では2年後の2020年の10月末日が有効期限ですが、2019年10月1日にさらに800ポイント獲得するとそこから自動延長されて2021年10月末日までが期限です。
つまり合計1,800ポイントが2021年10月末日まで有効になるのです。

このように自動延長を繰り返すことでポイントがためやすくなり、目標を立てて集めることもできますよね。
また期限を忘れてポイントを失効させる危険性も少なくなります。

このように自動延長は定期的にJRE CARDを使用することでポイントの有効期限を無限に広げるうれしい機能ですが、その適用はあくまで通常ポイントのみ。
キャンペーンなどでもらえる期間限定ポイントは自動延長の対象にはならないので、そこは注意が必要なところですね。

ポイントの自動延長を上手に利用してポイント長者を目指しましょう。

充実の優待サービス

JRE CARDの会員はJR東日本グループがビューカード会員向けに提供している各種優待サービスを利用できます。
中でも JRE CARD会員限定で行われている優待サービスがおトクです。

【優待1:ボーナスポイント】
アトレ、アトレヴィにおいてJRE CARD の利用が1年間で5万円(税込)である場合、ボーナスポイントとして500ポイントがプレゼントされます。

【優待2:映画割引】
映画館のシネプレックス水戸において映画料金がいつでも1,500円に減額されます。

この優待の中で注目なのはボーナスポイントで、駅に隣接するアトレやアトレヴィで年間5万円以上をクレジット決済することで500ポイントがもらえます。
JRE CARDの年会費が524円なので、このボーナスポイントをもらえれば実質的に年会費無料ですよね。

年間で5万円なので月に直すと4200円程度の利用で達成できることから、決して無理な数字ではありません。
特にアトレでお茶をしたり食事をしたりしても、支払いをJRE CARDにすれば対象になるので毎年5万円を利用して年会費分のボーナスをゲットしましょう。

さらにJRE CARDはビューカードとしてさまざまな優待を利用できます。

【モバイルSuica】
モバイルSuicaはスマホなどの携帯端末にアプリをダウンロードして使用しますが、年会費として1,030円が必要です。
しかしモバイルSuicaに登録するクレカをビューカード(JRE CARD含む)にすることで、年会費が無料になる優待を実施しています。

【ホテルズボーナス】
JR東日本が展開するホテルグループである「JR東日本ホテルズ」を利用した際に、年間の利用額に対してホテル利用券が送られる優待です。

■ 東京ステーションホテル
■ メトロポリタンホテル
■ JR東日本ホテルメッツ
■ ホテルファミリーオ・フォルクローロ
■ ホテルドリームゲート舞浜
■ ホテルニューグランド

上記のホテルでの宿泊、飲食などで年間10万円の利用に達する毎に5,000円のホテル利用券が郵送されます。
ただしホテルの利用は宴会利用を除きJRE CARDを始めとするビューカードによる決済に限られ、現金やクーポン券は対象外なので覚えておきましょう。

またホテル宿泊基本料が20.0%割り引かれたり、直営レストランやバーの基本料金が10.0%割り引かれたりする特典も利用できます。

ここで紹介した2つの優待以外にも公演・チケット、レンタカー・バス、レジャー施設、引越しサービス…など多くのビューカード優待が利用できるので、詳しくはビューカードのホームページを参照してくださいね。

その他の魅力

JRE CARDの7つのメリットを紹介しましたが、まだまだ魅力はあります。

特に電子マネー(IC乗車券)であるSuicaのオートチャージができるのは、JRE CARDを始めとするビューカードのみ。
オートチャージを設定することで残高が不足すると、改札をタッチするタイミングで自動的にチャージしてくれます。
つまりSuicaの利用で残高を気にする必要はなく、また精算機で慌ててチャージする必要もありません。

もちろんモバイルSuicaでもオートチャージが利用できるのはビューカードだけです。
Suicaは利用できる範囲をドンドンと拡大しており電車や地下鉄はもちろん、駐車場、駐輪場、自動販売機、コンビニ、スーパーなどさまざまな場所で利用できるようになってきました。

JR東日本ではSuicaを軸とした電子マネーの戦略を立てており、日本中でSuicaが利用できるようになるのも時間の問題かもしれません。

JRE CARDの付帯保険

JRE CARDは「国内旅行傷害保険」と「海外旅行傷害保険」が付帯されています。

【国内旅行傷害保険】
■ 死亡・後遺障害:最高1,000万円
■ 入院:日額3,000円
■ 手術:入院保険金日額の5倍~10倍
■ 通院:日額2,000円

国内旅行傷害保険は自動的に適用されず、クレカの利用付帯条件があります。
国内旅行の切符や旅行商品をJRE CARDで購入することで、改札に入ってから出るまでを補償する保険です。

ただし国内ツアーなどをJRE CARDで支払った場合は、旅行の工程内の事故であれば適用されるので安心です。
またホテルや旅館をノークーポンシステムで予約して、決済をJRE CARDに指定した場合もホテル内の火事などの事故が適用されます。

【海外旅行傷害保険】
■ 死亡・後遺障害:最高500万円
■ 傷害治療費用:最高50万円
■ 疾病治療費用:最高50万円

国内旅行傷害保険と違い利用付帯条件がなく自動的に適用になる海外旅行傷害保険は、事故だけでなく病気に対しても補償を受けられます。

年会費が524円のクレカで利用条件もなく海外旅行傷害保険が付帯されているのも驚きですが、最高50万円の疾病治療費用が含まれているのもすばらしいと思います。

実際には海外で治療を受けると盲腸でも150万円~300万円もかかると言われていますので、50万円では正直少ないかもしれません。
しかし任意の海外旅行保険と合わせて支給されるので、安心補てん分として利用するには十分な金額です。

【紛失補償】
旅行傷害保険とは別にJRE CARDではSuica残高や定期券を対象とした紛失補償を実施しています。
例えばJRE CARDを紛失した際にSuica残高が残っていた場合、連絡をした日から60日前にさかのぼって補償するサービスです。
また定期券付きJRE CARDでは定期券の残り有効期限の補償も行います。
ただしJRE CARDの不正使用があった場合は補償の対象外になるので注意してください。

追加カードはETCカード

JRE CARDには追加カードとしてETCカードがあります。
ETCは高速道路を利用する時に利用するシステムで、ETCカードはクレカと連動して決済するカード。

JRE CARDではETCカードを1枚追加することができ、年会費として524円が必要です。
ETCマイレージサービスに登録することで高速道路公団からマイレージポイント、クレカの支払いとしてJREポイントがもらえるのでダブルにポイントを受け取ることができます。

JREポイントカードと比較

JREポイントカードにはJRE CARDのようにクレカ機能と一体になったものと、JREポイントカード機能のみの単体カードがあります。

JRE CARD JREポイントカード(単体)
JRE CARD優待店 3.0% + 0.5% 1.0%
JRE POINT加盟店 1.0% + 0.5% 1.0%

当たり前ですがJREポイントカード(単体)はクレカではないので、クレジットポイントはもらえません。
またJRE CARD優待店のポイント還元も1.0%なので、JRE CARDと比較すると2.5%もの違いが出ます。

JRE CARD優待店ではJRE CARDを利用した方が断然おトクですね。

まとめ

JRE CARDが誕生したことで「アトレビューSuicaカード」「weビュー・スイカカード」「エスパスカード」「フェザンカード」「ペリエビューカード」の5種類が統合されることになりました。

このことからJRE CARDはビューカードの中で、これからのスタンダードとして位置付けられたと考えてよいでしょう。
もしかしたら近い将来にビュー・スイカカードもJRE CARDに統合されるかもしれません。

JR東日本は電子マネーであるSuicaとビューカードのJRE CARDを軸としたファイナンス戦略を立てていることが推測され、これからも機能がドンドンと追加されるでしょう。

ビューカードの本命と目されるJRE CARD、これからも注目したいですね。

この記事を書いた人
moose

moose

会社経営を経て夢のセミリタイヤを45歳で実現し、のんびりするはずが性格なのかファイナンシャルプランナーとして独立するはめに(泣)…成人した子供よりもポメ2匹を溺愛しています。のんびり書きたいライターです。
さがす