デビットカードの仕組みから使い方を徹底解説!審査がいらない即時決済用キャッシュカードのメリット・デメリットとは


ショッピングで支払いする時に現金ではなく「カード」を利用することがありますよね。
このカードですが、どのような種類のカードをイメージしますか?

きっと頭に浮かぶのは「クレジットカード」や「電子マネーカード」ではないでしょうか?

普段私たちが決済で利用するカードの種類は「クレジットカード」が一番多いと思います。
特にインターネットショッピングではクレジットカードを利用することで決済がスムーズになり、商品が早く送られてくる利点があります。

またクレジットカードには様々なポイントプログラムや会員優待サービスが付帯されていることから、お得なショッピングにはなくてはならないアイテムです。

近年普及が進んでいる「電子マネー」は、スーパーやコンビニ、カフェなどの支払いで活躍するチャージ式のカード決済システム。
数百円のドリンクや食品などをレジでかざすだけで支払いうことができ、さらにクレジットカードと同様にポイントまで貰える電子マネーも多くあります。

このようにカードによる決済で思いつきやすいのは「クレジットカード」と「電子マネー」ですが、もう一つ忘れているカードがありませんか?

それは「デビットカード」…忘れていたかもしれませんが、日本にはもう一つ決済用のカードが存在していました。

電子マネーよりも歴史が古いデビットカードですが、実際の利用はイマイチ多くないのが現状。
しかし最近では便利な決済方法として見直され、様々なデビットカードが新たに発行されています。

私はデビットカードのことを銀行口座と直結している持ち歩くATMだと思っています。
そこで今回は「持ち歩くATM」…その便利な機能について紹介します。

デビットカードは銀行が発行する即時決済用キャッシュカード

デビットカードを一言で表すと「銀行が発行するキャッシュカード」。

銀行で口座を開設すると通帳の他にATMで使用する「キャッシュカード」をもらえますよね。
キャッシュカードはATMで「入金」「出金」「振込」「残高照会」…に使用するカードで、暗証番号によりセキュリティが守られています。
そしてそのキャッシュカードをそのままショッピングの決済で使用すると、キャッシュカードがなんと「デビットカード」に変身します。

つまり「キャッシュカード=デビットカード」と言うこと。

そう銀行の口座を開設すると貰えるあのキャッシュカードがデビットカードの正体だと思って下さい。

ただし全ての銀行のキャッシュカードがデビットカードとして利用できる訳ではありません。
そこはこれから説明しますので注意して下さいね。

クレジットカードとデビットカードの違いを考えてみよう

クレジットカードの「クレジット」とは「貸付け」の意味

そうなるとクレジットカードは「貸し付け用のカード」ですから、使用しても決済は翌月以降になります。
つまりクレジットカードは短期的にお金を借りて支払いを行う決済カードです。

またクレジットカードは手数料なしの「一括払い」から、手数料が必要な「分割払い」「ボーナス払い」「リボルビング返済」などの返済方法から選択することが可能。

しかしデビットカードは銀行口座のキャッシュカードですから、クレジット機能はなくショッピングで使用すると即時に口座から現金が引き落とされます。
返済方法などの選択もなく、全ての決済は即時一括返済を自動的に実行されます。

それではデビットカードとクレジットカードの違いを比較してみましょう。

 デビットカードクレジットカード
発行元金融機関
(銀行、信金など)
銀行、信販会社
申込み15歳以上18歳以上で高校生を除く
返済方法
/選択
利用時に口座からの即時一括翌月以降に複数の返済方法から
手数料なし一部の返済であり
キャッシングなし契約によりあり
ATMの利用キャッシュカードとして利用キャッシング(借入)として利用

まずデビットカードとクレジットカードの大きな違いは発行元です。

デビットカードは金融口座からの即時引き落とし決済なので、カードの発行は口座を保有する金融機関(銀行など)です。
それに対してクレジットカードは「銀行系」「信販系」「流通系」など様々な会社が発行しており、最終的な引き落としのみ任意の銀行口座が利用されます。

またデビットカードを作れる年齢にも注目して下さい。
標準的なクレジットカード(一般カード)では「18歳以上で高校生を除く」が申込みの条件になります。
つまり大学生以上でないと申込みを行うことができないのです。

しかしデビットカードは口座を持っていればキャッシュカードがデビットカードになるので、各金融機関にもよりますが15歳以上であれば利用することができます。
ここも大きな違いと言えるでしょう。

クレジットカードの仕組みからカードの必要性についてわかりやすく解説!



日本で利用できるデビットカードは2種類ある

現在日本で利用できるデビットカードは大きく分類して2種類あります。

■ J-Debit(Jデビット)カード
■ ブランドデビットカード

まずはこの中から日本で最初にサービスを開始した「J-Debit」を説明します。

デビットカードの歴史はJ-Debitから始まった

日本におけるデビットカードの歴史は1999年に「日本デビットカード推進協議会」が、当時の「富士銀行(現在のみずほ銀行)」を代表幹事として設立されたのが始まりです。

そして2000年3月から「J-Debit」サービスがスタートしています。

J-Debitのサービスは「加盟している金融機関(銀行)で発行されたキャッシュカードがお買い物や飲食代にそのまま利用できる」ことが目的で、特に新しい手続きを行うことなくデビットカードを利用できることが一番の魅力でした。

J-Debitのサービスについての特徴をまとめてみましょう。

■ 金融機関のATMで使用するキャッシュカードがそのままJ-Debitとして利用可能
■ 年会費や支払いに関わる手数料が不要
■ 現金を持ち歩く必要がないので安心
■ 即時引き落としなので使い過ぎることがない
■ 預金通帳で管理が簡単

このようにJ-Debitは金融機関(銀行)のキャッシュカードを変更せず、そのままデビットカードとして使用できるサービス。

それではその使い方はどうするのでしょうか?

【J-Debitの使用方法】
1. ショッピングやレストランなどの加盟店にJ-Debitの表示があることを確認
2. レジで店員に「J-Debitで」と利用を伝える
3. 店員に金融機関のキャッシュカードを渡す
4. キャッシュカードの暗証番号を端末から自分で入力する
5. キャッシュカード、利用明細、商品を受取る

流れはクレジットカードと全く一緒ですね。
違うことはあくまで金融機関(銀行)のキャッシュカードをそのまま利用して、引落しが即時であることだけ。

ここで注意したポイントが銀行口座に入金されている残高です。
例えばクレジットカードでは引落し口座に1万円しかなくても、3万円のショッピングで利用することが可能。
あくまで返済日までに3万円が引落し口座に入金されていれば問題にはなりません。

しかしJ-Debitでは即時引落しなので店舗での支払い時に、3万円以上の現金が銀行口座に入っていないとエラーになります。
残高不足の問題はJ-Debitだけでなく、全てのデビットカードの注意点と覚えておいて下さいね。

キャッシュカードがJ-Debitとして利用できる金融機関

J-Debitに加盟している金融機関は日本の主な「銀行」や「信用金庫」「信用組合」…です。
代表的な加盟金融機関を紹介します。

■ 都市銀行:みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行
■ 地方銀行:千葉銀行、京都銀行など(社)全国地方銀行協会に加盟する64行
■ 第二地方銀行:北洋銀行、東日本銀行など(社)第二地方銀行協会に加盟する40行
■ 信用金庫:東京ベイ信用金庫など(社)全国信用金庫協会に加盟する261庫
■ 信用組合:東京厚生信用組合など全国信用協同組合連合会に加盟する148組合
■ 労働金庫:中央労働金庫、近畿労働金庫など(社)全国労働金庫協会に加盟する13庫
■ 農林系金融機関:農林中央金庫など773機関
■ その他金融機関:ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行など6行

なにか仰々しい書き方をしてしまいましたが、言いたいことはただ一つ。

「日本の大部分の金融機関のキャッシュカードはJ-Debitとして利用できます」

実際には日本で発行されているキャッシュカードの4億枚以上がJ-Debitとして使用できるそうです。
これは日本で発行されているキャッシュカードの90%程度に該当する枚数なので、大部分との表現に間違いはありませんね。

自分の利用している銀行や信用金庫などのキャッシュカードがJ-Debitとして利用できるか確認したい人は、J-Debitを運営している「日本デビットカード推進協議会」のホームページで検索できるので利用してみましょう。

J-Debitが利用できる加盟店を探してみよう!

日本の金融機関の多くがJ-Debitに加盟していることが解りましたね。
それでは次にJ-Debitがどのようなショップで利用できるのかを確認してみます。

【J-Debitが利用できるショップ】
■ そごう・西武
■ ケーズデンキ
■ ビックカメラ
■ ファミリーマート
■ JTB
■ イエローハット
■ キタムラ
■ ヤマト運輸
■ その他合計で約45万店舗(日本国内のみ)

J-Debitは日本国内のサービスなのでもちろん日本でしか使用できません。
加盟店は全国で約45万店舗ありますが、チェーン店も含まれますのでクレジットカードと違い、利用できない店舗も少なくない印象を受けるかもしれません。

J-Debitが利用できる加盟店の情報も「日本デビットカード推進協議会」のホームページで検索できるので事前に確認するようにしましょう。

J-Debitの新しいサービス「キャッシュアウト」に熱い注目が

J-Debitは銀行のキャッシュカードがショップで利用できるので、現金を持ち歩く必要がありません。
そこで私はデビットカードを「歩くATM」と呼んでいるのですが、それでも現金を持っていないと不便なことがあります。

またJ-Debitが利用できるショップにも限りがあるので、全ての支払いをデビットカードにすることは不可能です。

しかし誰もが経験しているのが「給料日恒例のATMの長い行列」。
日本の企業は給料日が結構そろっていて、毎月20日や25日になると金融機関のATMには長い行列ができてしまいます。

そこで今注目を浴びているのがJ-Debitを利用した「キャッシュアウト」サービス。

【キャッシュアウトサービスとは】
デビットカードでショッピングする際に、ショッピング利用代金以外にレジで現金を引き出しそのまま商品と現金を受け取るサービス。
簡単に説明すると「スーパーのレジを架空のATMにして現金を引き出すサービス」のことです。

これは画期的なデビットカードの利用ではありませんか?

キャッシュアウトサービスの流れは以下の通り。

1.レジで商品を出して「J-Debitで」と告げる
2.キャッシュアウトの利用と引き出す現金の金額を告げる
3.暗証番号を端末で自ら入力
4.商品と引き出された現金を受け取る

例えばレジで商品を出して「J-Debit利用でキャッシュアウトも1万円お願いします」と告げることで、商品と1万円を受取ることができます。

もちろん即時決済なので口座からは商品代金と1万円の合計金額が引き落とされることになります。

このようなキャッシュアウトサービスは既に欧米において普及しており、ショッピングのついでに現金を引き落とすことでATMの利用を緩和させる効果があります。

始まったばかりのキャッシュアウトは日本でも普及するのか?

法改正でサービスが開始されたキャッシュアウトですが、2018年4月に始まったばかりで現在利用できる店舗は限られています。
スーパーのイオンでは傘下の「イオンリテール株式会社」が運営する本州の「イオン」と「イオンスタイル」43店舗でキャッシュアウトサービスを開始しています。

ただし以下のような条件が付いています。

■ キャッシュアウトはサービスカウンターのレジのみ
■ 引き出し金額は上限3万円で1,000円単位
■ 手数料は当初無料、将来的には有料化の可能性も示唆
■ 利用できるJ-Debitカードは430金融機関(順次拡大)「

イオンリテールではサービススタート時におけるキャッシュアウトをサービスカウンターのレジのみで行っており、台数も限られています。

キャッシュアウトできる上限も3万円なので、ATMのように数十万円を引き出すことはできません。

また当初は手数料無料で利用できますが、将来的にはATMなみの手数料がかかると予想されます。
このようにキャッシュアウトサービスは便利なサービスですが、現在利用できるショップは限られており利便性もイマイチと言うところ。

これからのサービスなので全国的に普及が進むことを願いたいですね。

第2のデビットカードであるブランドデビットカードとは

次に紹介するデビットカードは「ブランドデビット」と呼ばれるデビットカード。

「ブランド?もしかして有名デザイナーがデザインした…」

残念!そうではありません。
ブランドと言ってもクレジットカードで使用されている「国際ブランド」がデビットカードに付帯されているものを呼びます。

クレジットカードの国際ブランドで世界一のシェアを誇るのが「VISA」。
次いで「Mastercard」が世界2位であり、日本のクレジットカード会社では「JCB」が国際ブランドとして流通しています。

【ブランドデビットカードとは】
デビットカードに国際ブランドであるVISAやJCBの機能を付帯させたもの。
銀行によっては始めからキャッシュカードにVISAやJCBの機能を付帯させたものも発行しています。

日本で発行されているブランドデビットカードはVISAとJCBのみで、MastercardやAMEXなどの国際ブランドは現状ではありません。
国際ブランド付きのデビットカードは何となく見かけはよいのですが、J-Debit比較してどこに違いがあるのでしょうか?

ブランドデビットとJ-Debitの違いを見極めよう

VISAやJCBなどのブランドデビットカードと、普通のキャッシュカードを利用するJ-Debitのデビットカード。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?

【利用できる加盟店の数が違う】
先ほども説明しましたがJ-Debitが利用できる店舗数は約45万店舗です。
拡大はしていますが大幅な拡大には至っていないのが現状。
しかしVISAやJCBのブランドデビットカードは各クレジットカードの加盟店であれば、デビットカードであっても普通に利用することが可能です。
またVISAやJCBは日本だけでなく世界中で使用することができる国際ブランドなので、ブランドデビットの利用可能店舗数が飛躍的に多くなります。

■ VISA:世界中で約3,800万店舗
■ JCB:世界中で約3,100万店舗

このように世界中の3,000万店舗以上で使用可能なブランドデビットカードは、クレジットカードと同じ感覚で利用することができます。

日本国内では約500万店舗で利用可能と言われていますので、J-Debitと比較して10倍程度の違いが出ています。
利便性で考えるとブランドデビットカードがJ-Debitを上回っているように思えますね。

【J-Debitは利用に制限がある】
銀行のATMには利用できる時間帯があります。
キャッシュカードをそのまま利用するJ-Debitにも金融機関ごとに利用できる時間や曜日を指定している場合があります。

これは金融機関の情報システムの点検などの時間帯が主ですが、基本的にはATMが利用できない時間帯でデビットカードも利用できなくなるようです。
(一部の金融機関)

ブランドデビットカードは時間帯や曜日に関わらず24時間365日使用できるのが原則。
時間を気にしないで利用できるのが便利ですね。

【店舗での混乱を防ぐ】
特にJ-Debitは普通のキャッシュカードなので、店舗でデビットカードとして認識されないことがあります。
店員の勉強不足が原因ですがこれにより使えるにも関わらず使用を拒否されたり、別のカードを要求されたりして支払時に混乱を招くことも。
ブランドデビットカードであればVISA、JCBの表示がされているので、店員が混乱することはありません。
またショップではクレジットカードと同じ操作で支払いが完了するので、スムーズな会計が実現します。

【ポイント制度が充実】
クレジットカードで人気なのがポイントプログラム。
ブランドデビットカードにはクレジットカードまでの高還元は望めませんが、ポイントプログラムを実施しています。
ポイントマニアには嬉しいサービスです。

【付帯サービス付きのカードも】
J-Debitのデビットカードにはありませんが、ブランドデビットカードにはサービスとして「保険」「優待サービス」が付帯されているものがあります。
保険は「旅行傷害保険」や「ショッピングガード保険」などで、クレジットカードの付帯サービスと同様と思って下さい。

【年会費が必要なものもある】
J-Debitのデビットカードは年会費が必要ありません。
金融機関のキャッシュカードをそのまま利用するのですから、年会費がかからないのは当たり前ですよね。
しかしブランドデビットカードの中には年会費無料と年会費有料の2種類が混在しており、発行する金融機関によって分かれています。

ただし年会費が必要なデビットカードには、ポイントサービスが充実していたり、付帯サービスが付加されていたりすることでサービスを向上させています。
年会費が無料だから優れている訳でないので、よく機能を調べて判断しましょう。

ブランドデビットカードのおすすめを紹介

それでは私がおすすめするブランドデビットカードを少しだけ紹介します。

【ジャパンネット銀行VISAデビットカード】
ジャパンネット銀行が発行するVISAデビットはキャッシュカードと一体型なので、1枚にキャッシュカードとVISAデビットの機能が入っています。
ジャパンネット銀行のVISAデビットの特徴を紹介します。

■ 年会費無料
■ キャッシュカードと一体型
■ 世界中のVISA加盟店で利用可能
■ 使用するとすぐにメールで利用通知が受けられる
■ 500円の利用で1円相当のポイント還元
■ ファミリーマートでは200円で1ポイント(ただしファミデビのみ)
■ スマホアプリで残高の確認が簡単
■ 16歳以上で審査なし

ジャパンネット銀行のデビットカードは手数料無料でポイントサービスもある優れもの。

500円の利用で1円還元と少ない還元率(0.2%)ですが、ジャパンネット銀行VISAデビットと「ファミマTカード」が1つになった「ファミデビ」を選択すると、ファミリーマートで0.5%の還元率を達成します。
0.5%の還元率は普通のクレジットカードと遜色ない数字なので、コンビニをよく利用する人はファミデビを選択するのがよいでしょう。

【楽天銀行デビットカード(JCB)】
楽天市場で有名な楽天の子会社である楽天銀行が発行するデビットカードが「楽天銀行デビットカード(JCB)」。
早速特徴を見てみましょう。

■ 年会費無料
■ キャッシュカードと一体型
■ 世界中のJCB加盟店で利用可能
■ 100円ごとの利用で楽天スーパーポイントが1ポイント
■ 16歳以上で審査なし

楽天銀行デビットカード(JCB)の魅力はまず高還元ポイント。
100円の利用で1円相当の楽天スーパーポイントが付与されるので、還元率は高還元クレジットカードと同じく驚異の1.0%です。
高還元ポイントのデビットカードを狙うなら楽天銀行デビットカード(JCB)がオススメ。

クレジットカードの楽天カード楽天デビットカード、どちらを選ぶか悩んでしまいますね。

楽天デビットカードについてはこちら↓のページをどうぞ



楽天銀行についてはこちら↓のページをどうぞ



【三菱UFJ-VISAデビット】
三菱UFJ銀行が発行するデビットカードキャッシュカードと一体ではなく、デビットカード単体で別に発行されます。
三菱UFJ銀行では国際ブランドとしてJCBとVISAを選択することができますが、ここでおすすめしたいのは「三菱UFJ-VISAデビット」。
その特徴をまとめてみました。

■ 年会費初年度無料、前年度10万円以上の利用で年会費無料(通常1,080円税込)
■ 海外でも安心して利用できるVISAの安心力
■ VISAの優待キャンペーンを利用可能
■ 利用金額の0.2%がキャッシュバック
■ 最大100万円のショッピング保険付き
■ 誕生月や前年実績でキャッシュバックがさらにアップ

三菱UFJ-VISAデビットは年会費が1,080円必要ですが、初年度無料で2年目以降も前年の利用実績が10万円以上あれば無料になります。
この内容で100万円までのショッピング保険が付帯されているので、海外で安心して使用することができます。

また、ポイントでなくキャッシュバックなのも嬉しいところで、利用額によってキャッシュバック還元も増えるのでそこも楽しみですね。

【みずほJCBデビットカード】
みずほ銀行が発行する「みずほJCBデビットカード」は、デビットカードでは珍しく付帯保険として旅行傷害保険が付いています。

■ 年会費初年度無料、前年度1回以上の利用で年会費無料(通常1,080円税込)
■ 海外でも安心して利用できるJCB機能
■ JCBカードとしてサービスが受けられる
■ 利用金額の0.2%がキャッシュバック
■ 国内外の旅行傷害保険が付帯
■ ショッピングガード保険が付帯

旅行保険は国内、海外旅行ともに「死亡・後遺障害」で最高3000万円、海外旅行での治療費は最高100万円までとなります。
ただし旅行保険を適用するためには事前の利用条件がありますので、条件を確認して利用して下さい。

実質年会費無料のデビットカードで、旅行傷害保険が充実しているなんて…みずほJCBデビットカードはクレジットカードに負けないおトクな機能が充実。

また、ショッピングガード保険は年間で100万円まで補償されるので盗難などの損害に対して心強い保険です。

海外旅行でデビットカードをメインに利用するなら、オススメはみずほJCBデビットカード。
ただしJCBはVISAよりも海外の加盟店が少ないところがネックですね。

実はJ-Debitにもポイントプログラムがあった

J-Debitとブランドデビットの違いを見てみると、やはり気になるのはポイントプログラムの有無ですよね。
クレジットカードや電子マネーになれた我々は、利用してもポイントが付かないものは損した気持ちになってしまいます。

国際ブランドが付帯されるブランドデビットカードには、種類によってポイントプログラムやキャッシュバックサービスが用意されていますが、J-Debitには原則そのようなサービスはありません。

しかし実はJ-Debitでポイントをゲットする裏技があります。

例えば現在ではあれば2つのポイント還元サービスが実施されています。

■ ビックカメラ全店:J-Debit利用額の10%をポイントサービス
■ ヨドバシカメラ全店:J-Debit利用額の10%をポイントサービス

このサービスは通年実施されており、ポイントは各ショップのポイントです。

このようにJ-Debitではポイントは付与されませんが、各ショップのポイントが貰えるキャンペーンを随時開催しているので、日本デビットカード推進協議会のホームページ「キャンペーン情報」にも注目して下さいね。

デビットカードのメリットとデメリットを知ろう

デビットカードは銀行のキャッシュカードがそのまま利用できるJ-Debitと、国際ブランドが搭載されたブランドデビットがあります。

この2つのデビットカード最大のメリットは「審査がない」ことでしょう。

クレジットカードであれば必ず審査があり、それに通過しないとカード会員になることはできません。



しかしデビットカードであれば金融機関に口座があることで原則として無審査で加入することができます。

例えば過去の金融事故により信用情報機関にブラック登録されているとVISAクレジットカードを作ることはできませんが、VISAデビットカードであれば作ることが可能。

現代社会においてクレジットカードは必須のアイテムで、これを持たないことで様々なサービスを受けられないことがあります。
特にインターネットではAmazon PayApple Payのようにクレジットカードがないと支払ができないサービスも珍しくありません。

そのような人にとってブランドデビットカードは審査がなく加入でき、通常のVISA、JCBカードとして利用できるので有難い存在ではないでしょうか?
特に海外ではホテルに宿泊するにもクレジットカードが必要で、ある意味身分証明の役割も果たしています。

ブランドデビットカードは日本だけでなく世界中で使用できるので、その意味では即時引落し以外はクレジットカードと同様の機能が利用可能。
クレジットカードがなくても安心して海外旅行に持って行くことができます。

さらにクレジットカードと違い15歳から作れるのも魅力ですよね。
お小遣いを銀行口座に入れてデビットカードで管理することで、金銭感覚の勉強となり将来の役に立ちそうです。

クレジットカードの審査に不安がある方でも申し込めるカードも…



次にデメリットとして一番に上げられるのがポイントプログラムの貧弱性です。
残念ながら本来キャッシュカードのJ-Debitにはポイントプログラムの概念がありません。
まぁキャッシュカードを流用しているのですから、これは仕方がないことですよね。

ブランドデビットでも一部のデビットカード以外では、ポイント還元率が0.2%~0.5%程度と少なくポイントマニアには満足できない数字になっています。
選択するブランドデビットによってはポイント還元率も高くなりますが、それでもクレジットカードなみのサービスは期待できません。

デビットカードでポイントを効率よく集めるのなら十分に調べてからカードを選択するようにして下さい。

次に返済においてのデメリットもあります。
デビットカードの支払いは即時一括返済しかないことは理解頂けたと思います。

クレジットカードには「ボーナス払い」「分割払い」「リボルビング払い」など様々な返済方法が選択できますが、デビットカードには返済方法の選択肢はありません。

またデビットカードはクレジットカードと違い、クレジット(貸付け)しないカードなので金融機関の口座に入金されている範囲の利用になります。
したがって口座に現金がないと、ショップではエラーとなり利用できない状態に。
1円でも足りないとエラーになるので、残高を常に注意して利用する必要があります。
ここもデメリットですね。

デビットカードにはETCカードや家族カードの概念がない

クレジットカードには追加カードとして「家族カード」や「ETCカード」を発行してくれますが、デビットカードにはそのような追加カードはありません。

キャッシュカードがそのままデビットカードになるのですから、家族カードを作るとキャッシュカードが2枚になってしまいセキュリティ的に無理が出てしまいます。
また銀行口座は1人1口座が原則なので、法律的にも家族カード的な考え方は難しいでしょう。

また高速道路で利用するETCカードですが、これはデビットカードに追加してもよいサービスだと私は思っています。
しかし現状でETCカードが追加できない理由として推測されるのは、高速道路会社のETCシステムが即時引落しに対応できないことが要因でしょう。

さらに即時引落しが可能であっても口座に残高がない状態でETCを利用したら、ICから出ることができなくなりトラブル急増に繋がる可能性もあります。

デビットカードでETCカードが追加発行できれば便利だと思いますが、現状では諦めるしかありませんね。

年会費無料でETCカードが付帯できるクレカはこちら↓



JCBデビットカードがスマホ決済のGoogle Payに対応

クレジットカードや電子マネーなどをスマホアプリに登録することで、キャッシュレスで支払いが完了するモバイル決済システム「Google Pay」。

このGoogle PayにJCBデビットカードが登録できるようになりました。
Google PayにおけるJCBデビットカードの特徴をまとめてみましょう。

■ QUICPay+の加盟店で使用可能
■ JCBが発行しているブランドデビットカードのみ対応可能

現在Google Payに登録できるのはJCBが発行したデビットカードのみです。
デビットカードの裏面にJCBの会社名が記載されていたら、登録可能だと考えて下さい。
詳しくは各発行元に確認して下さいね。

それではVISAデビットカードが絶対にGoogle Payで利用できないかと言うと、そうではなく裏技を使うことで利用ができるようになります。

その方法は「Kyash」を経由することで、VISAデビットカードをGoogle Payで利用できるようにする裏技。
つまり一度KyashにVisaデビットカードを登録してから、改めてGoogle PayとKyashを連携させる方法です。

【Kyashとは】
KyashアプリによってバーチャルVISAカードを発行し、クレジットカードやデビットカードを登録することでオートチャージが可能。
VISA加盟店で利用できるカードスマホ決済アプリ。

Google PayはKyash対応になっているので、KyashのバーチャルVISAカードを登録して、そのオートチャージをVISAデビットカードで行うことで使用可能になります。

少し複雑ですね。

Google Payについてはこちら↓のページをどうぞ



私の一押はジャパンネット銀行の「カードレスデビット」!

私はデビットカードを店頭で使用したことがないのですが、海外への送金にはデビットカードをよく利用しています。

それが「カードレスデビット」と呼ばれるジャパンネット銀行のサービス。

カードレスデビットは架空のデビットカードで、カード自体は存在しなく番号のみ発行されます。
番号も1つではなく同時に複数発行して貰うことが可能で、番号を変えることも簡単な操作でできます。

限度額を設定できることから海外とのやり取りで、クレジットカード返済を行う時に安全策として「カードレスデビット(VISA)」の利用により、番号が漏洩しても全く被害が及ぶことがありません。

私がインターネットでの海外店舗でカードレスデビットを使用する方法は以下の流れです。

1.インターネットで海外のショップに注文したい商品をみつける
2.ジャパンネット銀行にログインしてカードレスデビットを追加する
3.新しいVISAカードレスデビット番号が発行、1日の限度額を設定(商品金額)
4.VISAカードレスデビットを有効にする
5.インターネットの海外ショップの返済にVISAカードレスデビット番号を入力
6.注文実行
7.ジャパンネット銀行で口座の引き落としを確認しVISAカードレスデビットを無効に

ここで便利なのは1日の限度額や利用の「有効・無効」を簡単に設定できること。
例えば過去に使用したVISAデビット番号でも、無効に設定していれば利用することはできません。
また購入商品が80ドルであれば限度額を1万円に設定していれば、多額の引落し詐欺に合うこともないでしょう。

昔は一回の利用毎に番号を変更しており、「ワンタイムデビット」との名称でしたが、現在では自分で操作しないかぎり同じ番号が利用できます。

私は安全のために毎回新し番号を利用していますが、便利なサービスなのでぜひ注目して下さいね。

お金の管理はクレジットカードよりデビットカードの方が簡単

クレジットカードは発行する会社によって請求が来る月に違いがあります。
AMEXなどは比較的早く請求が来るのですが、中には2ヵ月~3ヵ月後に請求が来ることも珍しくありません。

そうすると前にいくら使ったかなど忘れてしまい、それが使い過ぎの原因になります。
またクレジットカードでは返済方法が多様ですが、人気のリボルビング払いでは実質年利15.0%~18.0%もの手数料がかかり、それが生活を圧迫する原因にもなりかねません。

デビットカードは即時引落しなので持っているお金の範囲でしか利用することはできず、借金が増える事態を引き起こすことはまずないでしょう。

また、管理も通帳や専用のアプリが用意されているので簡単に管理することができます。

お金の管理にルーズな人はクレジットカードでなくデビットカードを選んだ方が、後々トラブルが少なくなるかもしれません。

手数料のいらないATMは持ち歩き自由だ

例えばATMでお金を引き出す時に105円の手数料がかかるとします。
月にコンビニで数万円ずつ4回下した場合、420円をATM手数料として支払うことに。
また日曜日などではATM手数料が315円になることもあり、そうなると月に1,000円以上のATM手数料を払う人もいるでしょう。

また手数料を払いたくないので自分の口座がある銀行のATMへ行くと、給料日近くでは長い行列が。

「あ~いやだ、並びたくない」

と結局は手数料を支払ってコンビニのATMを使ってしまうのです。
しかし、今回紹介したデビットカードは「持ち歩くATM」ですから並んで決済する必要はありません。

また、新しいJ-Debitのサービス「キャッシュアウト」が普及すると買い物の支払いついでに現金を下ろすことも可能になります。
クレジットカードに対して普及が遅れていたデビットカードですが、法改正もありこれからサービスが充実してくる匂いがプンプン。

15歳以上ならだれでも持てるデビットカード…これからに期待ですね!

【関連記事】








この記事を書いた人
moose

moose

会社経営を経て夢のセミリタイヤを45歳で実現し、のんびりするはずが性格なのかファイナンシャルプランナーとして独立するはめに(泣)…成人した子供よりもポメ2匹を溺愛しています。のんびり書きたいライターです。
\ シェア /
デビットカードの仕組みから使い方を徹底解説!審査がいらない即時決済用キャッシュカードのメリット・デメリットとは