「ヤフーカード」はYahoo! ショッピングだけでなく各種サービスをおトクに利用できるクレジットカードです。
年会費は永年無料なので、最近ではPayPayのオートチャージ用に使う人も増えました。
今回はそんなヤフーカードのスペックやメリットデメリット、さらにお得な使い方などを紹介します。
ヤフーカードとは?
ヤフーカードは年会費が永年無料です。
どの国際ブランドを選択しても国内・海外に関係なく加盟店で使うことができます。
年会費の負担がないことは嬉しいですが、ヤフーカードには国内・海外旅行傷害保険が付帯されていません。
無料で付帯しているのはショッピングガード保険のみとなっています。
このショッピングガード保険は、カードを利用して購入した商品が、90日以内に「破損」「火災」「盗難」などの偶発的な事故で損害を被った場合に補償される保険です。
■ 補償対象:1万円以上の商品
■ 支払限度額:年間最100万円
■ 担保期間:購入より90日間
■ 対象:国内、海外でYahoo! JAPANカードを利用したショッピング
■ 免責金額:3,000円
もしヤフーカードで各保険サービスを利用するには「プラチナ補償」が必要です。
このプラチナ補償は月額539円(税込)かかりますが、初回のみ無料で使うことができます。
【プラチナ補償サービス】
■ 修理補償
■ 破損補償
■ 宅配郵送事故補償
■ 盗難補償
■ 返品補償
■ 携帯電話(水漏れ・全損補償)
■ 交通トラブルお見舞い
■ 電子デパイス災害補償
■ 車上荒らし被害補償
■ 自転車事故賠償責任補償
■ お悔やみ帰省お見舞い
■ 旅行・イベントキャンセル補償
■ 海外旅行でのケガ・病気お見舞い
■ 海外旅行持ちもの損害補償
■ 海外旅行での思わぬ出費補償
■ なりすまし賠償責任補償
■ ネット売買トラブルお見舞い
ヤフーカードはネットショッピングで利用されるシーンが多いことから、「ネット売買トラブルお見舞い」や「個人情報漏洩過失責任補償」などネット社会で起こりうる問題に対応した補償にも対応されています。
利用限度額は10万円から最大100万円とされており、キャッシングサービスは半分の50万円が最大です。
審査は厳しくないので金融事故がない限り安定収入があれば審査に通らないことはないでしょう。
またヤフーカードでは家族カードとETCカードを追加で発行することが可能です。
家族カードは本会員の利用限度額の合計内で利用することができ、請求や明細も全員まとめて集計されます。
Tポイントも家族全員でまとめられますが、クレジット利用分ではなくTカードとして貯まったTポイントは各家族会員で別々に使用することもできます。
高速道路で利用するETCカードも追加カードとして発行可能ですが、年会費として550円(税込)が必要。
ETCカードの追加は最大5枚までで、それぞれに年会費が必要になりますので利用には注意したいですね。
お得なポイントの貯め方
ヤフーカードは利用金額に付き1%のTポイントが貯まります。
さらにTポイントカードとしての利用もできるので、Tポイント提示分としてポイントが付与され、二重取りができます。
主な加盟店は以下の通り。
どの加盟店も還元率は1.5%以上になります。
Yahoo!プレミアム会員と併用で5%還元
Yahoo!の利用は会員登録を行わなくても可能ですが、Tポイントを受け取るためには会員登録が必要です。
登録するとYahoo!の一般会員になるのですが、有料の「Yahoo! プレミアム会員」になることも可能。
Yahoo! プレミアム会員になるとさまざまな特典が得られることになります。
■ Yahoo! ショッピング利用で5%
■ LOHACO利用でポイント5%
■ Yahoo! トラベル利用でポイント5%
■ チケット割引サービス
■ 動画無料視聴
■ 雑誌、漫画読み放題
一番注目したいのがYahoo!ショッピングやLOHACOでTポイントが5倍もらえることです。
良く利用する人は月に7,000円程度の利用で元が取れてしまうので、プレミアム会員になることをおすすめします。
通常会員はヤフーショッピングとLOHACOで3%還元
Yahoo!プレミアム会員でなくても、Yahoo!ショッピングとLOHACOで3%還元が受けられます。
ヤフーカードで決済すると、クレジットポイント、利用特典ポイント、ストアポイントかそれぞれプラスされ、毎日合計3%還元が受けられます。
Yahoo!ショッピングやLOHACOを利用する際は必ず決済時に使うようにしましょう。
⇒ LOHACO(ロハコ)公式サイトはこちら
[SaLinkDesigner id=8056 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/cut/how-to-use/online-shopping/8100.html[/SaLinkDesigner]
ポイントアップ日で最大で20倍以上
Yahoo!ショッピングではさまざまなポイントアップ日を実施しており、中にはTポイントが20倍~30倍以上もらえることがあります。
【5のつく日】
毎月5日、15日、25日はエントリー画面からエントリーして、「Yahoo! ショッピングアプリ」を利用することでポイントを通常の5倍で貯めることができます。
また、ヤフーカードを併用することで7倍になり、プレミアム会員は4倍が加算されて11倍になります。
期間中はストアポイントが1倍~15倍へアップしている店舗もあり、プレミアム会員であれば合計して20倍以上のポイントを貯めることができる大チャンスです!
さらに5のつく日は「Yahoo! トラベル」で宿泊予約を行うとポイントが10倍になります。
これはYahoo! トラベルに登録している宿泊施設の「ヤフープラン」を予約した場合の特典ですが、支払いをオンラインでヤフーカードにするとさらに2倍のポイントを貯めることができます。
合計で12倍(12%)の還元なので5万円の宿泊予約では、6,000円分のTポイントが貯めることができます。
【ソフトバンクユーザーなら最大12倍】
Yahoo! はソフトバンクの子会社であり、ソフトバンクのスマホや光ネットワークを利用していることで5倍のTポイントを貯めることができます。
これによりプレミアム会員であれば日にちを選ばずに最大12倍のポイントを貯めることも。
もちろん5のつく日との併用も可能です。
どんどん併用利用してポイント長者を目指しましょう。
ヤフーカードで貯まるTポイント
ヤフーカードの魅力であるTポイントはコンビニ、レストラン、ガソリンスタンド、旅行、小売店など多くの加盟店で利用することができるポイントサービスです。
1ポイントが1円として換算することができます。
Tポイントの機能を搭載したクレジットカードも多く発行されており、ヤフーカード以外にも「アプラスカード」「ファミリーマートカード」「三井住友カード」など様々なクレジットカードに付帯されています。
Tポイントカードとしても単体で利用できる
ヤフーカードはカードの裏面にTカード番号が印字されており、クレジットカード以外にTポイントカード単体としての利用も可能です。
クレジット機能を利用しなくても全国のTポイント加盟店で提示するだけで、ポイントを貰ったり使用したりすることができます。
クレジットカードとTポイントカード、2種類の機能を持つのがヤフーカードの特徴です。
Tポイントの使い方
ネットで利用する
Tポイントはインターネット上で管理されていることから、ネットショッピングで利用するのが便利。
特にYahoo! ショッピングやYahoo! オークションで利用すると、ポイント利用に関わらず新たにポイントが付与されポイントの二重取りも可能です。
ポイントを使ってポイントが貰えるなんて凄いですよね。Tポイントの利用は1ポイントが1円と換算されます。
【主なネットショッピング利用先】
■ Yahoo! ショッピング
■ LOHACO
■ カメラのキタムラ
■ Tモール
■ TSUTAYAオンラインショップ
加盟店で利用する
ヤフーカードにはTポイントカード機能が付帯されているので、Tポイントの加盟店ではTポイントカードとして利用することができます。
Tポイントはコンビニ、スーパー、ガソリンスタンドなどで利用でき、全額支払いの他にも端数切りやポイントの一部利用も可能です。
【主な加盟店】
■ TSUTAYA書店
■ ファミリーマート
■ マルエツ
■ ウエルシア薬局
■ ENEOS
■ その他
商品交換
貯まったTポイントは「Tポイントパーク」で様々な商品に交換することも可能。
交換商品には「抽選/先着」などがあり、抽選では少ないTポイントで高額商品をゲットできるかもしれません。
【交換商品の一部】
■ メルローズ紅茶:2,330ポイント
■ ニンテンドー3DS LL:25,150ポイント
■ メリタ コーヒーメーカー:7,500ポイント
■ 魚沼産コシヒカリ(5kg):5,220ポイント
期間固定TポイントはYahoo!ショッピングやLOHACO以外では利用できません。
特にポイントアップ日を利用した場合は、基本ポイントとヤフーカードポイント以外は全て期間固定Tポイントになります。
ふるさと納税で1%のTポイントが貯まる
Yahoo! JAPANのサービスにある「Yahoo! 公金支払い」を利用すると、ふるさと納税もヤフーカードで支払うことができます。
さらに100円ごとに1ポイントのTポイントが貰えるので1%の還元率。
「減税」「返礼品」「ポイント」と3つのおトクを手にすることができるのがYahoo! ふるさと納税です。
[SaLinkDesigner id=7394 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/cut/furusatonozei/1473.html[/SaLinkDesigner]
この「Yahoo! 公金支払い」サービスは、ふるさと納税以外に「自動車税」「水道料金」「NHKの支払い」などを支払うことができます。
中にはTポイントによる支払いもできる公金もあるので、利用ガイドで確認して利用してみましょう。
nanacoへのチャージで0.5%ポイント還元
コンビニのセブンイレブンで利用できる電子マネーのnanacoは、クレジットカードと連携させることでクレジットチャージが可能です。
ヤフーカードもJCBブランドに限り、100円のチャージに付き1ポイントのTポイントを貰えましたが、2018年2月からは200円で1ポイントに変更されました。
1%の還元率から0.5%に減ったので改悪とも言えますが、今までJCBでしか利用できなかったnanacoへのクレジットチャージがVISAやMastercardでも利用可能に。
また還元率も0.5%とJCBと同じになりました。
ヤフーカードのJCBユーザーには残念ですが、VISA、Mastercardユーザーにとっては嬉しい改正ですね。
またチャージができるのはすでに登録済みの場合のみ。
2020年3月12日以降、nanacoにヤフーカードを登録することはできなくなりましたので注意してください。
ヤフーカードのデメリット
デメリットとして上げたいのが「期間固定Tポイント」です。
期間固定Tポイントは使用期間が決められており、利用できるショップもYahoo! ショッピングやLOHACOに限られるTポイント。
つまり他の加盟店やネットショップで使用することはできません。
また期限もシビアで2週間~4週間限定であったり、付加されるタイミングが不明であったりと利用するにも難しい点があります。
期間固定Tポイントの付与に気が付かずに、期限切れで抹消されることも少なくないようです。
常にポイント通帳を確認して期間固定Tポイントは早めに使用して下さいね。
また期間固定ポイントの場合、上限が5000ポイント程度に定められていることが多く、無制限にポイントを貯めることはできません。
せっかくのポイントアップでも上限に掛かると損した気分になってしまいますね。
次に旅行傷害保険が付加されていないものデメリットです。
ショッピングガード保険が付帯されていますが、旅行保険は国内、海外共にありません。
海外での利用では注意が必要です。
ETCカードが有料なのもデメリットのひとつ。
一般的なクレジットカードでは無料か、前年の利用実績で翌年無料になることが多いですが、ヤフーカードでは利用実績に関わらず500円の年会費が必要です。
まとめ
ヤフーカードはYahoo! の各種サービスを利用するために作られたクレジットカード。
そのために特典も多くYahoo! ユーザーにとっては必須のクレジットカードと言って過言ではありませんね。
上手に使ってTポイント長者を目指しましょう!