格安スマホを機種変更する4つの方法と知っておきたい注意点


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ゆかにゃんゆかにゃん

携帯代を節約できる格安SIM。
シェア率は年々上がっており、2017年9月には全体の8.5%だったものが2019年3月には12.3%にまで増えています。(MVNO研究所調べ)

通信費を節約するために格安スマホに乗り換える人が増えていますが、格安スマホって大手キャリアのように気軽に機種変更ができるのか気になったことはありませんか?

実は私も格安スマホに乗り換える際に、機種変更の方法が気になっていました。
私の場合はSIMフリー端末をAppleで購入して無事に機種変更ができましたが、もっとお得に機種変更できる方法があるようなのです。

大手キャリアはお得に機種変更ができるが…

大手キャリアの場合、キャンペーンを利用することで最新機種でも毎月の負担額を変えずに乗り換えることができます。

NTT docomo

【スマホおかえしプログラム】
2019年6月よりスタートしたプログラム。
端末を36回払いで購入し、次の端末で機種変更をすると残りの支払いが最大12カ月分も割引されます。
と言うことは2/3の端末代が実質無料になるということです。

【下取りプログラム】
機種変更時に今まで使っていたスマホを下取りしてくれるプログラム。
端末モデルによって値段が異なりますが、新しければ新しいほど高くなり最大65,000円で下取りしてもらえます。

SoftBank

【半額サポート】
対象機種を48回払いで購入し、指定されたプランに加入することで受けられるサポート。
25か月目に端末の回収を条件に機種変更を行うと、端末代金の支払いが不要になるという内容です。

【機種変更先取りプログラム】
最短一年で機種変更することができるプログラム。
今使っている端末の回収を条件に24回分割支払いにすると残債の最大7か月分を無料にすることができます。

au

【下取りプログラム】
機種変更時に今まで使っていたスマホを下取りしてくれるプログラム。
端末モデルによって値段が異なりますが、新しければ新しいほど高くなり最大74,000円以上で下取りしてもらえます。

大手キャリアは毎月の支払額が高めですが、さまざまなサポートを用意しているので最新機種でも安く乗り換えることができます。
内容によっては毎月の金額があまり変わらずに最新機種に乗り換えることができることもあるようです。

格安スマホの機種変更方法は4つ

毎月の携帯料金を2,000円以下に抑えることもできる格安スマホは、機種変更時に大きく割引が適用されるようなサポートを用意していません。
これがデメリットに感じるかもしれませんが、月のスマホ代が大幅に節約できるので使えば使うほど格安スマホの方が費用を確実に抑えることができます。

機種変更には3つの方法がありますが、どれもメリットデメリットがあるので詳しく見ていきましょう。

新規契約またはMNPで機種変更をする

格安スマホの場合、大手キャリアと違い契約縛りのない会社が多いため思い切って解約し、端末セットキャンペーンなどを利用して新たに新規契約をすることで費用を安く抑えられます。

また思い切って別会社にMNPするという方法もおすすめです。
中でも楽天モバイルは端末+SIMのセットキャンペーンを定期的に開催しており、人気の端末をお得な値段で買うことができます。
「他の会社の安いプランに乗り換えたい」「今利用している会社にあまり満足していない」なんて場合はMNPも検討してみてはいかがでしょうか。

安く乗り換えできるメリットがありますが、格安スマホ会社の中には最低利用期間を定めていたり、違約金が必要な場合もあります。
事前に使っている会社の契約内容を事前に把握しておきましょう。

格安スマホ会社が用意している端末に乗り換える

格安スマホ会社によっては端末を販売しているところもあります。
番号を変えることなく、届いた端末に今利用しているSIMカードを入れるだけで使えるのでスムーズに機種変更ができ便利です。

分割払いや一括払いなど支払い方法を選ぶこともできますが、会社によっては長期利用者にお得な値段で端末を提供しているところもあるようなので使っている会社を確認してみてください。

節約大全でもおすすめの会社を紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

気軽に機種変更ができるメリットもありますが、格安スマホ会社が用意している端末には会社ごとに偏りがあります。
中にはiPhoneを取り扱っていない会社もあるので、乗り換えたい端末がない場合は別の方法で機種変更しなければなりません。

SIMフリー端末を自分で購入する

amazonや家電量販店では、SIMフリー端末を購入することができます。

通常、ドコモやauなど大手キャリアで販売されている端末は、他のキャリアで使用できないようにロックがかかっていました。(SIMロック)

2015年5月より総務省によるSIMロック解除が義務化されたため、どのキャリアで買ったスマホでも他の通信事業のSIMを使うことができるようになりました。(SIMロック解除)

SIMフリーというのは、いわゆる”最初からロックがかかっていない状態”の端末。
購入した端末にSIMカードを差し込むだけで使うことができるので手軽です。

欲しい端末を自由に買えるメリットがありますが、一切の割引を受けられないので機種代金が高くなるデメリットがあります。

ちなみに端末代が高額なiPhoneはAppleで購入すると最大24カ月間、分割金利0%で購入できるのでお財布の負担も軽減されますね。

オークションで端末を探す

オークションやフリマアプリを使えば、端末を安く購入することができます。
ただし以下のことからあまりおすすめはできません。

  • 個人から買い取る場合、保証はない
  • 実物を見ずに購入するため傷や故障している場合がある
  • 値段の相場があやふや

やはり個人同士のやり取りが多いので、万が一の際の保証がありません
また実物を見ることができないので、届いてから電源が入らなかったり傷がついていたりする場合も。
値段も相場もあやふやなので、場合によってはamazonや家電量販店で購入したほうが安い場合だってあります。

また、「赤ロム」という端末が出回っているのも注意が必要。
赤ロムは端末代が残債不払いであり、ある日突然通信ができなくなってしまうこともあります。
大手販売店を経由していれば交換対象となりますが、個人同士のやり取りであればそうはいきません。
トラブルを予防するためにも、信頼できるところから購入するようにしましょう。

おすすめは新規契約またはMNP

最もおすすめの機種変更方法は「新規契約またはMNP」。
キャンペーンを利用すればかなりお得に端末を購入することができますし、なにより格安スマホ会社を通して機種変更ができるので安心です。

ただ上記でも説明したように最低利用期間を定めている会社や違約金が必要な会社もあるので必ず確認してから行うようにしましょう。

ちなみに私はAppleでSIMフリー端末を購入して機種変更しました。
iPhone XRの128GBでたしか10万ちょっとでしたが、下取りに出せる端末もなくまとまった金額を最初に支払うのは大きな負担だったのでAppleローンを使い12回払いで購入。
端末はすぐに届きましたが、料金サポートもなく定価で購入しなければならないので思い切った覚えがあります。
最新のiPhoneを今の格安スマホ会社でそのまま使いたい場合はSIMフリー購入をしなければなりませんが、端末にこだわりがなかったり安く押さえたいという人にはあまりおすすめできません。

機種変更の手順

■ 現在利用している端末内のデータをバックアップする(iCloudやGoogleフォトなど)
■ 新しい端末に現在使っているSIMカードを入れる
■ APN設定をする
■ データを復元させる

基本的にはクラウドにデータを保存し、SIMカードを入れた端末にクラウドからデータを戻すといった流れになります。
APN設定というのはアクセスポイントネームの略で、端末にインターネットの接続先を認識させるための設定です。
格安スマホは自社のインターネット回線ではなく、大手キャリアの回線を借りているため必ずAPN設定が必要になります。
設定方法はQRコードを読み込んでインストールするだけと簡単ですが、インストールするシステムが各社によって異なりますのでそれぞれ確認しましょう。

機種変更時の注意点

■ SIMカードが新しい端末に合うか確認
■ 使っている回線が新しい端末に対応しているか確認
■ SIMロック解除がきちんとされているか、ネットワーク利用制限がかかっていないか

端末によってSIMカードの大きさが異なるので、今使っているSIMカードが新しい端末に合っているか確認する必要があります。
また格安スマホ会社の中には、借りているキャリア回線を絞っている会社もあります。
たとえば楽天モバイルの場合はdocomo、au、Softbank回線全てに対応していますが、イオンモバイルの場合はdocomoとauだけとなっており、Softbank回線には対応していません。
SIMフリー端末であれば問題ありませんが、SIMロック解除をした端末の場合、以前使っていたキャリアが対応している格安スマホ会社でなければ使えないのです。

また中古で購入した場合、SIMロック解除がきちんとされているか、ネットワーク利用制限がかかっていないか確認する必要もあります。
確認方法がいくつかあるので使う前にチェックしてみて下さいね。

【SIMロック解除の確認】

iPhoneの場合・・・
■ PCに繋ぎバックアップ後、初期化する
■ データを復元し初期設定を行えば解除されたことが表示される

Androidの場合・・・
■ 設定⇒端末情報⇒SIカードのステータスが「許可」になっていれば解除されている

【ネットワーク利用制限の確認】

iPhone・Android共通
■ IMEI番号をネットワーク利用制限確認サイトに入力して確認する

【docomo】 http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php
【au】 https://my.au.com/cmn/WCV009001/WCE009001.hc
【Softbank】 https://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv

まとめ

キャリアを挟まない分、自分で確認する箇所も多い格安スマホの機種変更。
SIMカードのサイズと使用できる回線をしっかり把握しておけば、思ったより簡単に端末を変えることができます。
大手キャリアよりどうしても負担額が大きくなりますが、キャンペーンを利用して上手に機種変更するようにしましょう。

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この記事を書いた人
ゆかにゃん

ゆかにゃん

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