2016年4月1日から始まった電力自由化により、JXTGエネルギーやジュピターテレコムなどの会社が続々と参入し、現在では500社以上にまで増えました。
そんななか大手キャリアのひとつauを提供している株式会社KDDIも小売電力事業として電力供給サービスをおこなっています。
今回は、そのKDDIが提供しているauでんきとはどんなものなのか、料金はどのくらいか紹介します。
auスマホを利用している方ならauでんきセット割でお得に!
auのスマホやauのケータイなどを自分や家族が持っていれば、auでんきセット割に申し込むことが可能です。
このauでんきセット割は、毎月の電気料金の最大5%がau WALLET プリペイドカードへキャッシュバックされるというものでau WALLET クレジットカードで料金を支払うことによって、WALLETポイントも貯めることができます。
電気料金から最大5%もキャッシュバックされ、なおかつWALLETポイントまで貯めることができるなんて1度で2度おいしいですよね。
キャッシュバック率は毎月の利用料金に応じて上下するもので1ヶ月あたりの電気料金によってポイント還元率が変わります。
- 5,000円未満でキャッシュバック率1%
- 5,000円以上8,000円未満でキャッシュバック率3%
- 8,000円以上でキャッシュバック率5%
auでんきの料金は?
auでんきが提供しているプランは、一般家庭向けの「でんきMプラン」と、事務所や飲食店などで電気を大量に使う方向けの「でんきLプラン」の2種類となっています。
料金は今までの大手電力会社とほとんど変わりません。
東京電力エリアで例えると「でんきMプラン」が東京電力の従量電量Bに相当する料金単価となっており、「でんきLプラン」が従量電灯Cに相当する料金単価となっています。
大幅に今の電気料金から安くなるということは無いようですが、同じ値段を払うならキャッシュバックがあったりポイントが貯まった方がお得ですよね。
auでんきは「でんきMプラン」と、法人向けの「でんきLプラン」の2種類です。
これらの電気料金プランは、現在利用している各地域の電力会社(東京電力や関西電力等)の基本となる「従来電灯プラン」とまったく同じ料金体系となっています。
新プランで料金が安くなるのか高くなるのか「よくわからずややこしい」と利用者を困惑させていますが、その点auでんきは難しいプランが一切なし!
現在のプランと変わらないという点は、利用者にとってわかりやすいですよね。
セットで利用することで、割引が適用!
従来の電気料金と変わりない、という点だけをみると乗り換えるメリットがないように感じます。
ですがやはりauも他社と同様セット割を発表しました。
auのスマホを利用しているユーザーがauでんきに乗り換えた場合に適用。
毎月のでんき利用料金によって割引率が変わるようです。
- 月の電気利用料金が4,999円未満の場合:1%
- 月の電気利用料金が5,000~7,999円の場合:3%
- 月の電気利用料金が8,000円以上の場合:5%
と、このような割引が適用されます。
割引された分は、
- 毎月の電気料金から自動的に割引
- KDDIが提供する電子マネー「au WALLETプリペイドカード」へのキャッシュバック
への2通りから選ぶことが可能。
さらに電気料金の支払いを「au WALLET クレジットカード」で行えば電気料金200円毎に2ポイント付与されます。
その他の特徴
auでんきにはセット割の他にもさまざまな特徴があります。
専用アプリで電気使用量をチェック!
auでんきでは専用アプリが用意されているので、スマホやPCからいつでも簡単に電気の使用量をチェックすることができます。
日ごと、週ごと、月ごと、年ごとの電気料金が見れるほか、電気料金の予測も見ることができるので、「今年は少し早めに冷房をつけたけど、電気代大丈夫かな」という場合も、現在の使用量、これからの予測をチェックすることができます。
auでんきに加入している方の中から、よく似た他の家庭の電気使用量も見ることができ今の自分の家庭の電気使用状況を客観的に比較することができます。
この、客観的に比較できるというのは、とてもいいことなんじゃないかなと思います。
他の家庭よりも電気を多く使っていたら「気を付けよう」という気になりますし、使っていなかったら「他より上手く使えている」という優越感に浸ることができますしね。
さらにこのアプリには、その家庭に適した省エネ方法をオススメする機能があるため、無理なく電気使用量を減らすことも可能です。
請求をまとめることができる
使っているauの携帯の請求と、auでんきの請求をまとめることができるので、請求書をスッキリまとめて管理することができます。
さらに、auお客様サポートで通信料金と電気料金の明細を確認することができます。
auでんきの特徴
2016年4月1日よりサービスが開始された「auでんき」
KDDI自体は馴染みのある会社ではありますが、電力についてよくわからないといった声も多いです。
auでんきの大きな特徴は、沖縄と一部離島を除いた“日本国内全地域で展開する”という点。
多くの企業が4月より電力事業に参加しますが、そのほとんどが“エリア限定”を設けています。
そんな中、auでんきはほぼ国内全域で利用できるので、万が一の引越しにも柔軟に対応できます。
まとめ
他キャリアのユーザーがauでんきに乗り換えるメリットは、正直なところありません。
割引を受ける場合はスマホもauキャリアにする必要がありますね。
とはいえ、このシンプルな料金体系は利用者にとってかなりわかりやすいもの。
一定の電気使用料金で割引が適応されるので、“使用時間で変わる・家族の多さで変わる”と言った変なややこしさもありません。
シンプルな電気使用を求めるなら、乗り換えてでも使用すべきプランかもしれませんね!
「au WALLET クレジットカード」と「auでんき」の同時契約で、最大10,000円分のポイントをプレゼント!
auショップや電話・インターネットにてすでに申し込みが可能となっています。
また、公式サイトには電気料金を計算するシミュレーターもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
auでんきは
- auのスマホや携帯、タブレットを利用している方はセット割でさらにお得になる
- セット割は、毎月の電気料金から最大5%のキャッシュバックがあり、au WALLET クレジットカードで支払いをすることによってWALLETポイントが貯まる
- キャッシュバック率は毎月の電気料金によって、1%・3%・5%の3段階に分けられる
- 毎月8,000円以上の電気料金を払うと最大5%ポイントバックが受けられる
ということになります。
なので、「今auのスマホや携帯、タブレットを利用している方が家族におり、毎月の電気代が8,000円を超える家庭」の方に非常にオススメ出来る内容になっています。
また、専用アプリで電気量を簡単に調べることができたり、他の家庭との比較ができるというのもかなり魅力的なのではないでしょうか。
「電力会社を自由に選べるのはいいんだけど、どこがいいのか分からない」というauユーザーの方は、KDDIのauでんきも検討してみてはいかがでしょうか。
もちろん、他のサービス会社が展開している電力事業についても引き続き紹介していこうと思っているので、気になる方は「自分の状況で一番お得になるところはどこなのか」というところを考えつつ、参考にしてくださいね。
気になる大手キャリアの電力自由化ですが、ソフトバンクの「ソフトバンクでんき」はあるものの、ドコモの発表はありませんでした。
今後電力事業に参入してくるのか?動きが気になるところですね。
当サイトでは水道光熱費の節約方法を3つのSTEPにわけて紹介しています!
もっと水道光熱費を節約したい方は以下のページも併せて読んでみてください。
[SaLinkDesigner id=7471 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/cut/utility-costs/7126.html[/SaLinkDesigner]