「オリコカード ザ ポイント」はクレジットカードの知識がある人も納得のポイント付与率を誇り、主婦やサラリーマンなどに支持されています。
そのオリコカード ザ ポイントをさらに強化したカードが今回紹介する「オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド」。
「プレミアム」だけで十分凄そうなのに、「ゴールド」までネーミングに入れているこのカード、どれだけお得になるのか早速紹介します。
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドとは
オリコが発行するカードの中でもポイント付与力に定評があるのが「オリコカード ザ ポイント」。
ポイントに拘った作りが魅力で、100円の利用で1ポイントがもらえます。
つまり1.0%のポイント還元率が基本であり、さらにさまざまな機能によりポイントがアップする仕組みです。
お得なカードですが、実は旅行傷害保険が付帯されていないという弱点があります。
このような理由から国際ブランドを搭載していても海外での利用には適しておらず、海外旅行では他社のカードを使う人も多かったようです。
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そこで同じオリコから発行されたのが「オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド」。
オリコカード ザ ポイントの問題点を解決して、さらにポイント還元率までアップしたクレジットカードになります。
つまり弱点が一切なくなったのです。
追加できるカード
追加できるカードは家族カードとETCカードの2種類です。
【家族カード】
家族カードは年会費が無料で最大3枚まで発行することが可能。
ただし発行は18歳以上の会員と生計を共にする配偶者、親、高校生を除く子供に限ります。
利用は本会員の限度額の範囲内でポイントも本会員に合計されます。
【ETCカード】
高速道路の必需品でもあるETCカード。ETCカードはクレカ毎に1枚発行できるので、本会員以外に家族会員に対しても各々1枚の発行が可能です。年会費は無料でオリコポイントも付与されます。
ポイントをお得に貯める方法
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドのポイント付与率は1.0%です。
1.0%の付与率は他社のカードと比較しても高い付与率であり、「楽天カード」と同等クラスですね。
貯まるポイントは「オリコポイント」、原則として1ポイント1円として利用できます。
この還元率1.0%はオリコカード ザ ポイントも同じで、特にオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドが優れている訳ではありません。
しかしあるところを経由することでオリコカード ザ ポイントよりも高い還元率を得ることが可能になります。
オリコモールの経由でポイントアップ
オリコモールはオリコが発行する会員用のインターネットモール。
日常的に利用している有名ネットショップを利用する際に経由するだけでポイントがアップします。
有名なショップのポイントアップ率を見てみましょう。
■ Apple公式サイト:+0.5%
■ Amazon.co.jp:+0.5%
■ 楽天市場:+0.5%
■ Yahoo! Japan:+0.5%
■ ビックカメラ:+1.0%
■ シャディギフトモール:+5.0%
■ ドミノピザ:+2.0%
オリコモールを経由するだけで上記したショップポイントが基本ポイントに付加されるので、効率よくポイントを貯めることができます。
しかし、これだけの理由ではオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドを持つ意味がありません。
実はオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド会員がオリコモールを経由すると、ショップポイントとは別に1.0%の「特別加算ポイント」をもらうことができます。
簡単に説明すると・・・
【オリコ基本ポイント】+【オリコモールショップポイント】+【特別加算ポイント】
このようになります。
とってもお得にポイントがもらえますね!
入会後半年はポイントが2.0%にアップ
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドでは入会してから6ヵ月間は、基本ポイントが2倍になり100円あたり2ポイントがもらえます。
ポイント還元率は2.0%になりますので、この半年間は集中してオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドを使用したいところですね。
オリコモールを経由すると特別加算ポイントが1.0%付与されるので、これだけで3.0%もの還元率になります。
ただし、この基本ポイントが2倍になるサービスには上限が設定されており5,000ポイントに達したところで終了になります。
つまり25万円の利用までがポイントアップ対象なので、入会後6ヵ月または合計で25万円利用の早い段階でサービス終了になります。
iD & QUICPayの利用で0.5%ポイントを加算
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドには「iD」と「QUICPay」の2つの電子マネーが搭載されています。
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドの電子マネーは両方共にポストペイ方式を採用しており、支払いはクレジットカードの利用分に合算されて後払いになるのが特徴です。
使った分だけ毎月の返済に含まれるのですから、チャージ忘れであたふたする心配もないですね。
さらに嬉しいことに電子マネーを利用すると0.5%のポイントが特別加算されるサービスを行っており、基本ポイントの1.0%に加えて合計で1.5%ものポイントを受取ることができます。
このサービスはオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドだけの特典。
コンビニやドラッグストア、ファミレスなど電子マネーの加盟店では、QUICPayを使って決済をした方が断然おトクです。
リボルビング払いを選択すると0.5%アップ
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドでリボ払いを選択するとポイントが0.5%アップする特別加算を受けられます。
リボ払いについては後述しますが、ポイントがアップしても金利がかかるのでそこは注意が必要なポイント。
内容をしっかり把握して上手に利用しましょう。
1ポイント1円相当として利用可能
オリコポイントは、オリコクレカ会員向けのインターネットサイト「オリコポイントゲートウェイ」で商品と交換したりポイントを移行したりすることができます。
【オリコポイント交換一例】
■ Amazonギフト券500円分:500ポイント
■ iTunesギフトコード500円:500ポイント
■ すかいらーく食事券5,000円:5,000ポイント
■ WAONポイント移行1,000WAON:1,000ポイント
■ Tポイント1,000Tポイント:1,000ポイント
■ 楽天ポイント1,000スーパーポイント:1,000ポイント
これで解る通り原則としてオリコポイントの利用は500ポイントからで、交換レートは1対1の同等交換レートになります。
これはギフト券であってもポイント移行であっても同じで、1オリコポイントの価値は1円と考えて問題ありません。
旅行傷害保険が付帯
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドでは年会費が有料になったこともあり、付帯保険が充実しています。
【海外旅行傷害保険】
*利用条件なく日本の自宅を出発した日から最長で90日間適用
■ 死亡・後遺障害:最高2,000万円
■ 障害治療費用:最高200万円
■ 疾病治療費用:最高200万円
■ 携行品損害:最高20万円(免責1事故あたり3,000円)
■ 賠償責任:最高2,000万円
■ 救援者費用:最高200万円
海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害で最高2,000万円が補償されます。
また事故による怪我や病気による治療では、最高200万円までが支払われます。
携行品損害では保険の対象になる携行品を1個あたり10万円が限度額となり、免責金額として3,000円は自己負担です。
パスポートの盗難により現地で再発行したり、乗車券等を盗難にあったりした場合には最高5万円が補償されます。
ただし、日本でパスポートを再発行する費用には適用されないので注意して下さいね。
【国内旅行傷害保険】
*出発以前に旅行代金をオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドで決済している必要がある、国内ツアー代金も適用
■ 死亡:1,000万円
■ 後遺障害:最高1,000万円
後遺障害については規定により3%~100%の割合で支払われますので、実際には30万円~1,000万円の範囲ですね。
海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険共に保険の適用事故が発生した場合、30日以内に保険金請求手続きを行う必要があります。
適用事故が発生した場合には忘れないようにしましょう。
【ショッピングガード】
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドを利用して購入した商品が、購入日より90日以内に破損、盗難などの事故にあった場合に補償されます。
■ 保証期間:購入日(発送の場合は到着日)より90日以内
■ 補償金額:年間最高100万円(免責金額1事故あたり1万円)
ショッピングガードは年間で合計100万円まで適用されますが、ノートパソコンや自転車など一部の商品には適用されません。
詳しくは付帯保険の案内書が送付されるので確認しましょう。
キャッシュレス・リペアサービス
「携行品キャッシュレス・リペアサービス」は破損した携行品を無料で引き取り、修理してから返還することで新たに購入する負担を軽減させる効果があります。
【対象携行品】
■ スーツケース
■ カメラ
■ デジタルカメラ
■ ビデオカメラ
■ ノートパソコン
万が一破損してしまった場合は、帰国後「損保ジャパン日本興亜」の専用窓口に連絡して、リペアサービスセンターから申込み書類を送付してもらいましょう。
携行品キャッシュレス・リペアサービスは便利なサービスですが、注意すべき点もあります。
修理費用は上限が10万円で、見積もりの結果それをオーバーする場合にはオーバー分が自己負担になります。
修理時間も原則として約1ヵ月必要で、場合によっては数ヵ月かかることもあるんだとか。
携行品損害保険は最高20万円なので、携行品キャッシュレス・リペアサービスよりも高く設定されています。
どちらを選択するかは壊れた携行品の価値によりますが、オリコの保険の担当者とよく相談する必要がありますね。
優待価格で利用できるOrico Club Off
国内や海外の有名ホテルや旅館、テーマパークや遊園地など様々な施設が優待価格で利用できる「Orico Club Off」。
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドの会員は無料で利用できるので、ぜひ会員登録してお得に出かけましょう。
【リゾートメニュー】
国内の宿泊施設が約16,000軒以上掲載されており、最大で90%OFFも。
また海外のホテルでは世界中に75,000軒以上、最大80%OFFになります。
【レジャーメニュー】
日本の約600ヶ所の遊園地、映画館、美術館、テーマパークなどが最大75%OFFで利用可能です。
【ライフメニュー】
憧れのレストランや高級ホテルディナーなど全国40,000店以上のお店が最大50%OFFで利用可能です。
またスポーツジムや資格取得講座などの割引特典もあります。
充実したトラベルサポート
海外旅行で困るのが突然のトラブルですよね。
言葉が通じなかったり場所が分からなかったりしてどうしたらよいか悩んでしまいます。
そのような時に頼りになるのが「24時間海外緊急ホットライン」。
万一海外で事故や病気、盗難などの犯罪に巻き込まれたなどのトラブルに合った場合、日本語で対応してくれます。
コレクトコールが利用できるので世界中から無料で通話することも可能です。
またパッケージツアーを割引するサービスも行っていますので、利用することで3%~8%の割引が適用されます。
国内旅行でも「JALパック」「ANAスカイホリデー」などが3%~5%の割引で利用できます。
旅行に行く際はぜひ利用したいですね。
国際ブランドにMastercardを選ぶと優待特典がある
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドの申し込みの際には、国際ブランドとして「Mastercard」か「JCB」を選択する必要があります。
どちらが有利かはありませんが、おトクならMastercardが勝っているかもしれません。
今まで紹介してきた特典以外にMastercardを選択した会員には、Mastercardオリジナルの特典である「Mastercard Taste of Premium」が利用できます。
Mastercard Taste of Premiumの特典内容の概要を紹介します。
■ 国際線手荷物宅配優遇サービス
■ 空港クローク優待サービス
■ 海外用携帯電話レンタルサービス(WIFIレンタルも含む)
■ 国内高級旅館、ホテル優待
■ エクスペディアでの海外ホテル割引
詳しい内容は加入した後にMastercard Taste of Premiumのホームページで確認できます。
オリコカード ザ ポイントと比較
オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドを申込み時に考えてしまうのは、やはり年会費がかからないオリコカード ザ ポイントとの比較です。
オリコカード ザ ポイントも高還元率のポイントが特徴のクレカで、なおかつ年会費が無料なので魅力的に感じてしまうのは仕方がないことでしょう。
そこでこの2枚のカードを比較して、メリット/デメリットを少し探ってみましょう。
【オリコカード ザ ポイント】
■ 利用限度額: 10万円~300万円
■ ポイント: 100円毎に1ポイント
■ サービス:入会後6ヵ月間はポイント2倍(2%)
■ オリコモール経由:0.5%ポイントアップ
■ 電子マネー:ポイントアップなし
■ 付帯保険:紛失、盗難補償のみ
■ リボ払い:ポイントアップなし
■ 年会費:永年無料
【オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド】
■ 利用限度額:10万円~300万円
■ ポイント:100円毎に1ポイント
■ サービス:入会後6ヵ月間はポイント2倍(2%)
■ オリコモール:1%ポイントアップ
■ 電子マネー:0.5%ポイントアップ
■ 付帯保険:海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピングガードなど
■ リボ払い: 0.5%ポイントアップ
■ 年会費:1,986円(税込)
2つのカードを比較してみると大きな違いがなさそうですが、実はそうではありません。
まずポイントですが両方共に1%の還元率ですが、オリコモールを経由すると1.5%と2.0%の違いが出ます。
また電子マネーの利用ではオリコカード ザ ポイントにはポイントアップがありませんが、プレミアム ゴールドでは0.5%のポイントが付与されます。
【ポイントシミュレーション条件】
毎月コンビニで1万円利用し、ネットショップ(Amazon、楽天市場、Yahoo! Japanショッピング)を3万円利用したケースで比較。
【1.オリコカード ザ ポイントにおけるポイント獲得数】
コンビニでの利用でオリコカード ザ ポイントは、電子マネー特典がないことから特別加算はありませんが基本ポイントの1%は付与されます。
■ 1万円×1.0%=100ポイント/月
■ 100ポイント×12ヵ月=1,200ポイント/年(基本ポイント分)
ネットショップでの利用ではオリコモールを経由することで、オリコカード ザ ポイントでは特別加算を含め1.5%のポイントが貰えるので、毎月450ポイント、年間合計5,400ポイントがもらえます。
■ 3万円×1.5%=450ポイント/月
■ 450ポイント×12ヵ月=5,400ポイント/年
オリコカード ザ ポイントで条件通り利用すると、合計で年間6,600ポイントを貰うことができます。
■ 1,200ポイント+5,400ポイント=6,600ポイント(年間総合計)
【2. プレミアム ゴールドにおけるポイント獲得数】
プレミアム ゴールドの会員は全てのコンビニ決済に電子マネーの「iD」「QUICPay」を使用すると、0.5%の特別加算が適用され基本ポイント合わせて1.5%の還元率になります。
毎月150ポイント、年間で1,800ポイントが付与されます。
■ 1万円×1.5%=150ポイント/月
■ 150ポイント×12ヵ月=1,800ポイント/年(特別加算+基本ポイント)
オリコモールを経由したネットショッピングでプレミアムゴールドのポイント還元率は特別加算を加えて2.0%になることから、毎月600ポイント、年間合計で7,200ポイントになります。
■ 3万円×2.0%=600ポイント
■ 600ポイント×12ヵ月=7,200ポイント
プレミアムゴールドで条件通りの利用をした場合、年間合計で9,000ポイント貰うことができます。
■ 1,800ポイント+7,200ポイント=9,000ポイント(年間総合計)
それでは結果を比較してみましょう。
■ オリコカード ザ ポイント:年間合計6,600ポイント
■ オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド:年間合計9,000ポイント
■ 両クレカのポイント差:2,400ポイント(プレミアム ゴールドが多く貰える)
このシミュレーションを見てみると年間のポイント合計に2,400ポイントの差が出ました。
つまりオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドの方が2,400ポイントも多くポイントを付与されることになり、その額が年会費(1,950円)を超えているのが解ります。
2,400ポイントは実質2,400円なので、年会費を差し引いても450円もおトクな結果ですね。
このシミュレーションで適用した「毎月コンビニで1万円利用」「毎月ネットショップで3万円利用」は、あえて少なくした数字で現実的には毎月のネットショッピング、スマホの支払いや公共料金の支払いで軽く超してしまう金額。
利用する金額が多くなるほどオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドが有利になるのは明白で、年会費を考えるのも馬鹿らしくなりますよね。
またオリコカード ザ ポイントのデメリットだった付帯保険も充実しているので、ネットショップ主体の利用で年間合計40万円~50万円以上の利用を見込める人は迷わずオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドを選択することをオススメします。
ただし、コンビニでの支払いは必ず電子マネー。
「Amazon.co.jp」「楽天市場」「Yahoo! Japanショッピング」などのネットショップでは、オリコモールを経由することを忘れないようにしましょうね。
まとめ
楽天市場や、Yahoo!Japanショッピングでは自社のクレカを発行して、特典を付けるなど魅力的なキャンペーンを行っています。
しかしAmazon、楽天市場、Yahoo! Japanショッピングなど様々なネットモールを比較して、最安のショップを利用したいのが人情ですよね。そうなると流通系のカードでは高還元が限られてしまうことになります。
そこでオリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールドならオリコモールを経由するだけで、どのショップでも高還元をさらに上回る超高還元も夢ではありません。
また電子マネーがチャージなしで利用でき、特別加算ポイントがもらえるのも嬉しいサービスです。
特にネット利用が主目的でクレカを利用する人には、特にオススメしたいクレジットカードです。
年会費に惑わされないようによく計算してみて下さいね。