モバイルWi-Fiってなに?
モバイルWi-Fi(ポケットWiFi)と聞いて、多くの方が「あー、あの四角いヤツね。持ち運びができる」といったイメージはできると思いますが、いざ自分が使ってみようとするとなにを選んでいいかわからない…となるはず。
例えば、Wi-Fiが『WiMAX系』と『LTE系』の2種類があることをご存知ですか?
そもそもの仕組みはもちろんのこと、性能、料金といった入口の部分で首を傾げてしまうと思います。
そこで、本記事では、
- WiMAX系とLTE系の違いについて
- それぞれのメリット、デメリット
- どれを選ぶべきなのか
といったことを解説します。
WiMAX系とLTE系はなにが違うのか
Wi-Fiの申し込みを検討しているのであれば、おそらく、一度はWiMAXとLTE、それぞれの名前を見たことがあると思います。
しかし、その違いは…?と言われると、ハテナが浮かぶのではないでしょうか。
かくいう私も最初はまったくわからず、いろいろと調べたので、その気持ちはよくわかります。
それぞれの特徴を挙げると…
WiMAX系 |
LTE系 |
WiMAXの進化系であるWMAX2+という回線をメインに使っている |
4GLTEという回線をメインに使っている |
といったものがあり、それぞれの強さは以下のようになります。
|
WiMAX系 |
LTE系 |
電波の強さ |
〇 |
◎ |
規制の緩さ |
◎月額上限なし |
▲月額上限あり |
通信の速さ |
〇下り最大558Mbps |
◎下り最大112.5Mbps~788Mbps |
並べたところでなにがなにやらサッパリですよね…
一言でいうと、それぞれメリットとデメリットがあります。どちらを選んでいいかは目的によって異なってくるので、自分がどういった使い方をしたいかで使うものを決めましょう。
動画や生放送を楽しみたい
動画や生放送など、容量を食うコンテンツを楽しみたい時はWiMAXにしましょう。
WiMAXは月額上限なしというのが最大のメリット。つまり、動画などを見るのには持ってこいというわけです。
ただし、天井知らずかといったらもちろんそんなことはありません。
WiMAX 2+はどの企業のものを契約しても、3日間に10GB以上使うと通信制限が掛かります。さすがに短期間にまとめて使われたらたまったものではない、ということでしょう。
少しわかりにくいかもしれないので、表で見てみましょう(表内の数値は1日の使用量)。
1日目 |
2日目 |
3日目 |
3GB |
4GB |
3GB |
4日目(3日間で10GB使用で制限) |
5日目(制限解除) |
6日目 |
1GB |
3GB |
3GB |
上の例の場合、「1日目 3GB + 2日目 4GB + 3日目 3GB」で3日間で10GB使っていることになります。
その結果、4日目は制限が掛かった状態でしか使うことができなくなります。
制限がかかった場合、ネットワーク混雑時間帯(18時頃~翌2時頃)は概ね1Mbpsになってしまいますが、標準画質であればYoutube程度であれば全然見れるので気にならないレベルと言えます。
そして、その翌日(5日目)は「2日目 4GB + 3日目 3GB + 4日目 1GB」で8GBとなるので、制限が解除され、普段通り使えるようになります。
6日目も同様に前の3日間の合計が10GBに達していないのでとくに問題がありません。
5日目 + 6日目が合計で6GBになっているので、もし、7日目に4GB使ってしまうと、8日目にはまた制限がかかる、といった具合です。
10GBってどれぐらい?
では、この制限が掛かってしまう10GBというのがどれぐらいかYoutubeを例に見てみましょう。
内容 |
画質 |
データ量 |
10GB |
Youtube(5分間) |
超高画質 |
約113MB |
約88回(約7時間半) |
高画質(HD) |
約60MB |
約166回(約13時間) |
標準画質(SD) |
約17.5MB |
約570回(約47時間半) |
低画質 |
約10MB |
約1,000回(約83時間半) |
(表はUQコミュニケーションズの調査による参考値より引用)
一日中ずっと動画を見続けているヘビーユーザーの場合は簡単に越してしまうかもしれませんが、仕事から帰って動画を見るとか、そういった程度であれば上限に引っかかることはそうはないでしょう。
通信量はそこまで重視していない
LTEは電波が強く、料金が安いといった特徴がありますが、WiMAXと違って容量に上限があります。
月間7GB超利用すると、通信速度制限が適用され、それ以降は月が変わるまでずっと制限が掛かったままの状態になってしまいます(翌月1日に順次解除)。
制限が掛かってしまうと、送受信最大128kbpsになってしまうため、かなり不便になります。
そのため、動画などをよく見るヘビーユーザーはWiMAXを契約しましょう。
通信の繋がりやすさは?
自宅はもちろん、モバイルWi-Fiを外で利用するということはもちろんあるでしょう。
先ほどLTEは電波が強いと書きましたが、一方でWiMAXは電波がそこまで強くありません。
当然、それぞれのサービスエリア内に住んでいなければ電波が届かず、通信が繋がらないので、外出する際、とくに遠出する際は事前に確認しておくことは大切です。
ただし、サービスエリア内でも屋内や山間部だとWiMAXの場合、繋がらなくなる可能性があります。接続の安定性を求めるなら、LTEを選ぶようにしましょう。
自宅で使うなら…?
もし、自宅で使うということでしたら、固定回線を契約するという選択肢もあります。
スマホの場合、LANケーブルを接続できるわけではないから意味ないのでは…? と思うかもしれませんが、ホームルーターを設置すればLANケーブルを繋がなくてもネットに接続することができるようになります。
固定回線とモバイルWi-Fiの違いについては以下の記事で説明しているので、家で使用することが多い方は一度目を通してみてください。
[SaLinkDesigner id=7494 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/cut/communication-cost/wi-fi/16923.html[/SaLinkDesigner]
申し込むならどのサービスがいい?
仕様についてはここまで解説してきた通り、WiMAX、LTEそれぞれにおいて基本的にはどこも同じです。
そうなってくると、あとは料金、サービス内容、WiMAXかLTEか、ぐらいで選ぶことになってきます。
モバイルWi-Fiはなにを選ぶべきか…
まず選ぶべきは、キャッシュバックがあるものです。
GMOとくとくBB
最大34,500円キャッシュバックという太っ腹のキャンペーンを行っています。
最短即日発送(送料無料)、端末代0円と初期費用がかからないのが嬉しいです。月額料金は3,699円(税込)から。
WiMAXを申し込むなら、とくとくBBがお得です!
⇒
GMOとくとくBBのWiMAX+2はこちら
注意点として、キャッシュバックを受け取るには、
「指定口座確認の案内メールが届く」→「振込先登録」→「キャッシュバック特典の振込」
といった流れが必要なので、忘れずに行っておきましょう。
その他のWiMAX
カシモWiMAX
月額:1,518円(税込)~
端末代:0円
工事:不要
その他:3年間特典総額最大62,755円相当おトク
⇒
カシモWiMAXはこちら
毎月の固定費を考えるなら、格安スマホの利用も検討しよう
ここまではWiMAXとLTEの違いや使用状況によってどちらを選んだほうがいいかをお伝えしてきましたが、毎月の通信費を安くしたいという理由でWi-Fiに切り替えることを検討している方もいると思います。
そういった方は回線の見直しだけではなく、スマホの契約も見直してみることをオススメします。
見直すことによって、一人あたり毎月一万円程度かかっているスマホ代を2,000円程度にすることも可能です。
携帯代の節約にもなりますので、固定費を大きく削ることができますよ。
[SaLinkDesigner id=7492 layout=horizontal target=none]https://ecoeco-taizen.com/cut/communication-cost/sim/883.html[/SaLinkDesigner]