新型コロナウイルスの感染が日本で広がり始めて2か月以上が経ちました。
100人以上の感染者が確認される日もあり、未だに深刻な現状が続いています。
コロナウイルスの感染拡大は私たちの生活にもさまざまな影響を与えています。
中でもトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの買占めは記憶に新しいですよね。
未だに一人ひとつまで、と個数制限を設けているお店もあります。
アルコール除菌やハンドジェルなども品薄になりましたが、店頭の在庫も少しずつ復活。
定価より多少値段が高く設定されていますが、少しずつ出回るようになりました。
しかし、いくら待ってもお店に並ばないのが「マスク」。
もともとマスクはほとんどが中国で製造されていたため、コロナの影響で輸入がストップしてしまいました。
マスクを製造すべく、多くの企業が立ちあがったが・・・
マスク不足を何とかすべく、大手家電メーカーをはじめ多くの企業がマスクを製造し始めましたが、医療機関や高齢者施設など提供先に優先順位を付けているため、店頭に並ぶことはほとんどありません。
しかし毎朝のようにお店にはマスクを買い求める人で行列が・・・。
なかなか入荷しないことに激怒し店員に当たり散らす人もいる、なんてみっともないニュースもありましたね。
インターネット上では50枚で4~5,000円と高値でマスクを販売するお店も目立ちます。
それでも発売すればすぐに品切れ・・・。
高額転売も目立つようになり、メルカリではとうとうマスク出品規制がかかりました。
⇒ 【在庫アリ】不織布マスク販売ページはこちら
こちらのサイトでは50枚で3,900円とやはり高値販売されていますが、まだ在庫はある模様・・・。
手元にマスクがなくて困っている方はぜひチェックしてみて下さい。
Amazonでも高額でマスクが売られていますが、「注文したのに届かない」といったトラブルも多いようです。
ただ単に中国からの発送で遅延している可能性もありますが、こういった被害もとても多いので購入する際は販売サイトや発送・到着日時をきちんと確認するようにしましょう。
立体マスク作ってみました
芸能人をはじめ、マスクを手作りする人が増えましたね。
手芸屋さんではマスクに使う「ダブルガーゼ」が品薄になり、さらにゴム紐やミシンまでもが欠品しています。
私もダメ元で手芸屋さんに寄ってみた所、運よくダブルガーゼが売られていたので早速作ってみることにしました。
参考にしたサイトは「nunocoto fabric」
こちらの立体マスクを作ってみました。
サイト内には型紙も用意されているのでとっても便利。
作業時間は20分と書かれていますが、初めて作ったこともあり1枚に1時間近くかかりました。
基本的には型紙通りに裁断し、その後縫い合わせてゴムを通します。
立体マスクの場合はアイロンを使う回数も少ないので、手軽に作ることができます。
マスクは基本的にダブルガーゼを使用しますが、ない場合はオックスなどの布でも代用可能。
口元が当たる部分だけダブルガーゼにして、外側は好きな布を使う人も増えています。
子供に付けてもらった感想は「いつものよりフワフワしてる!」とのこと。
ダブルガーゼは肌に優しくゴワつかないので、付け心地が良いみたいです。
手作りマスクは繰り返し使えることが最大のメリットですが、立体マスクの場合洗った際に型崩れしてしまうデメリットもあります。
そこで今度はプリーツ型のマスクを作ってみることにしました。
プリーツマスクを製作!
プリーツ部分にコバステッチ(端ミシン)をかけるプリーツマスクなら型崩れがしにくいメリットがあります。
参考にしたブログは「SMILEWORKS25」
こちらのブログにある
⇒【型紙いらず】綺麗に仕上がるプリーツマスクの作り方
を元にマスクを作ってみました。
1枚作るのにかかる時間はおおよそ30分ほど。
こちらは型紙の必要がないので、裁断がとてもラクです。
ただしプリーツがある分アイロンを良く使うので、結構手間がかかります。
またコバステッチを5箇所ほどかけるので、ミシン初心者の人には難しいかもしれません。
ですがプリーツ部分がしっかり作れ、洗った後の型崩れも防げるのでプリーツマスクは人気です。
私も何度も作成し、ようやくまともな形に作れるようになりました。
マスクに使うゴム紐は手に入らないので子供の帽子のゴムを使っていました。
しかし今は帽子のゴムも売り切れてしまっているので、ストッキングで代用しています。
良く伸びて柔らかいので、耳が痛くなることもありません。
マスクに適した布が手に入らない場合は、キッチンペーパーを布替わりに作るというのも一つの手段。
見た目じゃキッチンペーパーとわからないくらい本格的なマスクが作れます。
繰り返し使える分、除菌も必須
布マスクは繰り返し使えるメリットがありますが、ただ単に洗えば良いという訳ではありません。
マスクの洗い方
■ 衣料用洗剤を水に入れ、マスクを10分浸した後マスクの水気を切る
■ 水1lに対し塩素系漂白剤を15ml入れ、マスクを10分浸してから水道水ですすぐ
■ タオルで挟み水分を取る
■ 形を整えてから干す
マスクは型崩れしやすいので、揉み洗いせず押し洗いが基本です。
干す際も洗濯バサミで挟むと跡が残るので、ネットに入れたまま干すようにしましょう。
くり返して使う場合は除菌効果のある次亜塩素酸水の除菌スプレー「コロバスター」を吹きかけておくとより安心です。
不織布マスクも洗えるが効果は落ちる
使い捨てマスクとして売られている不織布マスクも洗って繰り返し使うことができます。
洗い方は布マスクと同じですが、衣料用洗剤に浸したあとは塩素系漂白剤に浸さず、すすいで干しましょう。
洗って繰り返し使えますが、”使い捨てること”を想定して作られているため、効果は徐々に落ちていきます。
ある程度使ったら処分し、新しいマスクを使うようにしましょう。
縫わない簡易マスクの作り方
「マスクを作りたいけどミシンがない」
「もっと手軽にマスクが作りたい」
そんな方でも作れるマスクを警視庁のサイトで見つけました。
警視庁:マスクを手作りしてみました
ハンカチとヘアゴムだけで簡易マスクが出来上がります。
これなら手軽に作れますね。
まとめ
マスクだけでなく手作りマスクに使う材料も品薄になっていますが、工夫次第で作ることができます。
マスクの通気性よりもウイルスの方が小さいため、100%の感染予防効果はありませんが、飛沫格感染などは防ぐことができます。
外出時は必ず着用し、自分だけでなく相手の身も守るようにしましょう。