「お給料が少なくて毎月カツカツ!もう少し収入が増えれば私だって貯金ができるのに…!」
このように貯金ができないことを収入や給料のせいにしていませんか?
ずばり言わせていただきますが・・・
お給料のせいにしていては、いつまで経っても貯まりません!
人は時間もお金もきちんと考えて使わなければ“あるだけ使ってしまう”ものなのです。
「少ない給料だから」と諦めてしまったら、貯金なんて夢のまた夢になってしまいますよ。
少ないお給料であっても、見直すところをきちんと見直せばしっかり貯金することが可能。
たとえそれが月収10万円台だって、しっかり出費を抑えお金が貯まる癖を自分の中で整えれば1年間で100万円以上貯めることができるのです。
働く女性を応援するビジネス雑誌「日経WOMAN」には、月収が10万円台なのにもかかわらずやりくりをしてお金を貯めている女性がたくさん紹介されています。
そのうちのほとんどの方が、資産や家計簿把握ができる無料の家計簿アプリ「リンククロス」を使い日々の収支管理をしているのです。
銀行やクレジットカード、電子マネーやポイントなどを連携させることで、自動的に家計簿に反映されるため三日坊主になる心配もなし!
お金に対する考え方も変わるので、お金を貯めたい!というあなたは、リンククロスで家計簿を付けることをオススメします。
30~40代の23%が貯金ゼロ・・・!
2019年3月、SMBCコンシューマーファイナンスによって30~40代の金銭感覚に関する調査結果が発表されました。
貯金がゼロ、と答えた人が前年に比べ6%もアップし、なんと全体の23%を占める結果に。
平均貯蓄額も52万円減腸し195万円に低下しました。
原因は「景気が回復しても賃金上昇に繋がっていない」と分析しているようです。
また貯蓄額の平均も30代は前年比の4万円減り194万円でしたが、40代は120万円減りなんと196万円。
30代と40代の貯蓄平均額もさほど変化なく、年齢があがっても貯蓄額が増えないことが予想できます。
ただし消費については9割近くの方が「無理せず見合った買い物をしている」と回答しており、堅実な消費意識も伺える結果になりました。
この結果にSNSでは
「景気が回復してもそれを実感できるのは会社だけ」
「頑張って働いてもお給料があがらない」
「貯金がゼロは万が一何かあったらどうすることもできない」
「やっぱりお金はしっかりためておくべき」
など、さまざまな意見があがっていました。
人はなぜお金を貯めることができないのか?
とはいえ、貯めたくてもなかなか思うように貯めることができないお金。
なぜ人はお金をしっかり貯めることができないのでしょうか?
それは「パーキンソンの法則」に隠されています。
「パーキンソンの法則」を知っていますか?
イギリスの経済学者 シリル・ノースコート・パーキンソン氏が書いた著書の中で提唱した法則です。
■ 第1法則 「仕事の量は完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」
■ 第2法則 「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」
と2つの法則がありますが、お金の使い方に関するのは第2法則の方。
収入が増えれば出ていくお金も増える・・・というのはごく当たり前な話になりますが、「支出の収入の額まで膨張」してしまうのは問題!
例えば月収25万円の人が「あと少し収入が増えれば貯金ができるのに」なんて思っていたのに、いざ月収30万になっても貯めるどころか使い切ってしまっては意味がありませんよね。
このように収入が増えても節約することは難しい、と唱えているのがパーキンソンの法則なのです。
お金は増やすことばかり考えるのではなく、使い方節約法も重要。
そのためにもどのくらい貯めるべきなのか・・・といった「目標」や、使いすぎないように先にお金を分けておく「先取り貯金」などが重要になります。
実家暮らしの場合
「支出管理って難しそう」
「貯蓄(貯金)って難しい!」
なんて思うかもしれませんが、実は少ない収入でも家計簿アプリを駆使し、パーキンソンの法則に打ち勝って貯蓄を増やしている方がたくさんいます。
ライフスタイル別に紹介しましょう!
実家暮らしでコツコツ貯金をしているAさん。
実家にお金を入れるお金を固定費として考え、さらに自分で自由に使えるお金も確保しつつ月に9万円は貯金しているようです。
月収の配分
そんなAさん(33歳)のお金の使い道はこちら
月収18万円
■ 固定費:5万円
■ 自由に使うお金:5万円
■ 貯金:8万円
前はあるだけお金を使っていたというAさん。
20代後半にさしかかり、月8万円の貯金を始めたそうです。
今では実家に固定費として5万円入れ、自分で使うお金を5万円とし残った8万円は貯金。
リンククロスで収支管理をしながら貯金の8万円を使い投資信託の積み立てもしているそうです。
将来に備えてしっかり準備しているようですね!
実家に住んでいるならば、やはり平均3~5万円は家に入れるべき。
これで水道・ガス・電気や食費・家賃を考えると、実家というありがたみを感じますね。
節約のコツ
続いてAさんの節約術を紹介しましょう。
まずは洋服。
通勤服はプチプラでまとめており、比較的安価で購入できるしまむらやハニーズを活用。
ですがバッグだけはブランド物を持ち、ポイントアイテムで全体のコーディネートを格上げしているんだそうです。
1つのアイテムでもブランド物が入れば、嫌みなく品もあがります。
雑誌等は一切買わずに電車通勤中にタブレットで情報収集。
投資をしている人のブログや月500円ほどで利用できるdマガジンなどを愛読しているそうですよ。
またランチはお弁当を持参、基本的に通勤から帰宅までお金を使わない生活を心がけているようです。
休日など外食をする際は必ずクーポン利用を徹底しています。
さらにお金は家計簿アプリ・リンククロスで収支管理を徹底。
貯金の何割かは投資に充て、将来のためにしっかり増やし増やしているようです。
寝るまでの自由時間には、アンケートサイトなどを利用しポイントやサンプルをゲットすることも惜しみません。
昨年はポイントだけで4万円も貯めたようです!
小さなことからコツコツと、しっかりやりくりをして節約に励んでいますね。
Aさんも使っているリンククロス、詳しくはこちらで紹介しるのでぜひチェックしてみてくださいね!
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一人暮らしの場合
何かとお金のかかる一人暮らし。
実家暮らしとは違い、食費や光熱費・家賃まですべて自分で支払う必要があります。
しかし、今回紹介するBさんはひとり暮らしなのに貯金額が1,2000万以上!
どのようにやりくりをしているのでしょうか?
月収の配分
Bさん(40歳)のお金の使い道はこちら
月収17万円
■ 固定費:8万円
■ 自由に使うお金:5万円
■ 貯金:4万円
一人暮らしを始めたのは35歳になってから。
基本収入は事務職で月収15万。
そこに週末の単発アルバイトをプラスして、トータルで月収17万円稼いでいます。
サンプルや古着をうまく活用し、リンククロスを使いながら少しでも出費を減らす心がけもしているようです。
また貯金は金利の高いネット銀行に預け、地道に増やしているようです。
節約のコツ
続いてBさんの節約術を紹介しましょう。
土日休みのBさん、ですが土日は時間がある限り派遣のアルバイトをしているそう。
一日限定の仕事だそうですがさまざまな人と出会えとても楽しいそうです。
また、サンプル百貨店を活用し、化粧品やコスメはサンプルを利用、モニターに選ばれれば特典として商品を頂くこともあるそうです。
さらにクレジットカードは使わず、リンククロスを使い目に見えるお金でやりくり。
サンプルだけでなく古着も利用することで、極力出費を抑えているんだとか。
着なくなった服や使わなくなった家具も、リサイクルショップに持ち込み買い取ってもらうようです。
なかには専門業者に依頼をして、不用品を買い取りに来てもらう人もいるもたいですよ。
食事は自炊を徹底。
足らない食材はどうしても買い足してしまいがちですが、そこはぐっと我慢!
家にある食材だけを使い、食材を必ず使い切るということを心がけているそうです。
そのためどんな料理にでも活用できそうな食材を中心に購入するそうですが、買い物時からしっかり徹底されているのが伺えますね。
また先に1週間分の献立を作成し、そこから食材を買う・・・なんて方法も実践されているようです。
普段の生活を切り詰めていますが、デートや旅行にはきちんとお金を使うことも。
ただし格安ツアーやクーポンは欠かさずチェックし、使える物は徹底して利用しています。
このように、少ないお給料でも上手に貯金をしている人はたくさんいます。
削れるところを削りながら、我慢せずに貯めていくことが大切です。
続いてやりくりに欠かせない口座の使い方を紹介しましょう。
貯金ができる人は、3つの口座を用途に合わせて使い分けているようです。
3つの銀行口座を使い分ける
銀行口座、いくつもっていますか?
多くの人が複数持っており、平均2~3個と言われています。
日経WOMAN1月号によると、銀行口座を上手に使うためには3つの口座が必要。
それぞれの口座をしっかり使い分けることで、ほったらかしでもお金が貯まるようになるというのです。
3つの口座それぞれの役割を紹介しましょう。
1つめの口座は、使うための「給与受取口座」
家計管理の基点となる口座であり、給与やボーナスなど”会社から振り込まれるお金”を受け取るための口座です。
都市銀行や地方銀行など基本的にどこでも良いですが、優待サービスで“振り込み手数料”や“ATM手数料”がかからない口座を選んでおきましょう。
2つめの口座は、使う役割を持つ「支払い口座」
固定費の引き落としやクレジットカードの引き落とし、また現金で使う分の“引き出し”を行うための口座です。
毎月無料で一定額を自動入金できる口座もあるので、そういったものを活用するようにしましょう。
3つ目の口座は貯めるための「貯金口座」
その名の通り、“お金を貯金するためだけ”の口座です。
貯金専用のため、引き出すことはまずありません。
このように、3つの口座を使い分けることで「収入」「支出」「貯金」を明確にさせることができます。
3つの口座の使い方
さて、続いては3つの口座の詳しい使い方を紹介しましょう。
まず毎月のお給料を1つめの口座で受け取ったら、その日のうちに一定金額を貯金口座に移します。
一定額は自由に決めてもよいですが、無理のないところでいうと給与の約10%。
先に移してなかったことにしてしまう…という点がポイントです。
続いて、給与受取口座に残った90%から、毎月必ずかかる「固定費」を2の支払い口座に移します。
固定費は無理のない範囲である収入の40%に押さえておくようにしましょう。
そして1に残ったお金でその月をやりくりします。
そうすることで、手元にあるお金で生活しながら自動的に収入の10%を貯金することができます。
放っておいても”お金が増える仕組み”を作ることができるのです。
口座をうまく使う4つのルール
銀行からお金をおろしてしまうと、つい使いすぎてしまいますよね。
そうならないための口座ルールを紹介します。
お金をおろすのは月に1度
お金を何度もおろしてしまうと、トータルでいくら使ったか感覚が麻痺してしまいます。
現金を下ろすのは月に1回までと決めておくことで、使いすぎもセーブできますね。
外出時のキャッシュカードや通帳の持ち歩きは現金です。
おろすときは必ず無料のATMで!
月に1度しかおろさないと決めていても、万が一現金が必要になる時もありますよね。
そんな時は必ず手数料がかからないATMでおろせるように、事前にATMの場所を把握しておくようにしましょう。
またおろした回数も必ずメモして数えておくべき。
1カ月にどのくらいATMを利用したか、自分の行動を把握しておくようにしましょう。
引き落とし口座は1つにまとめる
複数の口座に引き落とし設定をしておくと、やりくりが大変になってしまいます。
家賃や光熱費、クレジットカードや保険、通信費など…引き落としはすべて1つの口座で管理するようにしましょう。
自分へのご褒美はボーナスを使おう
たまには自分へのご褒美だって買いたいですよね。
そんな時は生活費からではなく、ボーナスから使うようにしましょう。
生活費と貯金口座を分けておくことで、急な出費も慌てずに済みます。
まとめ
このようにお給料が月10万円台でもこれだけやりくりすることができ、4~5年で1,000万円貯めることができます。
きちんとやりくりをしている人がいるんですから、もう貯金ができないことを収入のせいにはできませんよね…!
しっかりお財布のひもを締め、将来のためにしっかり貯蓄をしていきましょう!
目標金額をしっかり掲げれば、きっとあなたも貯金が見につくはずです!
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