電気料金の値上げが続いていますね。
ジワジワと値上げされているのであまり変化を感じないかもしれませんが、東京電力のプレスリリースによると1年で約700円も高くなっています。(30A契約で260kWhを使用した場合)
主な原因は原油や石炭、天然ガスなどの輸入価格が上昇したことによるものですが、東日本大震災をはじめとした自然災害による設備被害も原因のひとつ。
残念ながら値上げを防ぐことはできませんが、このまま上がり続けるのであれば電気の使い方自体を見直さなければなりませんね。
電気代を節約するためには電力消費量の最も大きいエアコンの使い方を見直すことが一番ですが、これでは夏と冬にしか下げることができません。
1年を通して電気代を下げるためには、通年使用している家電製品の使い方を見直すことがポイントになります。
中でも常に電源を入れたままにしている冷蔵庫は、使い方次第で電気代を大きく下げることができます。
冷蔵庫は電気代はどのくらいかかっているか
160~170L 年間で約4,745円
260~280L 年間で約5,110円
350~370L 年間で約5,475円
冷蔵庫の大きさによって異なりますが、上記のような金額が発生します。
ただしどれも比較的新しく冷やす機能だけついているシンプルなものばかり。
10年以上前に発売された古い型や、タッチセンサーや低温・高温度環境コントロール機能などがついている高性能冷蔵庫になればさらに電気代がかかります。
冷蔵庫の使い方でできる電気代節約術
常に電源を入れっぱなしにしている分、電気代も気になる冷蔵庫。
実は今すぐできる節約術がたくさんあります。
- 冷蔵庫内は程よい空間づくりを意識する
- 何度も開けないようにする
- 冷蔵庫内の設定温度を調整する
- 冷蔵庫と壁の間を10cm以上あける
例えば上記に挙げた節約術を実践すると、月に約400円、年間だと約5,000円も節約することができます。
ちなみに10年以上前に発売された冷蔵庫を使い続けている場合、省エネ機能搭載の冷蔵庫に買い替えることで月に約1,000円、年間にして12,000円以上節約できるということになりますね。
「まだ壊れていないし買い替えるのはもったいない…」
と思うかもしれませんが、新しい家電は少ない消費電力で使うことができるのでかえって安く済む場合もあります。
冷蔵庫内の片づけで食費も節約ができる!
冷蔵庫は詰め込みすぎず、庫内全体に冷気が行き届くような隙間を作ることで消費電力を抑えることができ節電につながります。
理想は冷蔵庫内全体に冷気が行き届くくらいの空間が必要。
冷蔵庫は収納力があるので本来冷やす必要のないものまで詰め込んでしまいがちですが、冷蔵庫内の片づけをすることは節電以外にもメリットがあります。
たとえば冷蔵庫内の食材を7割以下にすることで何が入っているか確認することができるため、買いすぎや使い残しを防ぐことができ、食費の節約までできます。
もっと節電したい人はプラン変更も検討しましょう!
冷蔵庫の使い方を見直すだけでも節電効果を期待できますが、さらに大きな金額を削りたいのなら電気料金プラン自体を変更するべき。
平均で年間2~3万円安くすることができますが、場合によっては5万円以上安くすることもあります。
電力会社によってプラン内容は異なりますが、電気をよく使う時間帯や家族の人数などに合わせて選ぶことでお得に電気を使うことができます。
しかし電力自由化の影響でいまや500社以上の電力会社が電気料金プランを提供しているため、自分にあったプランを探すのは大変ですよね。
それなら電気料金をクリック1つで比較できる「エネチェンジ」がおすすめ!
住んでいる場所や世帯人数、在宅状況や現在使用している契約内容を入力するだけで、自分の電気の使い方にあったプランを紹介してくれます。
そのまま乗り換えることもできるので、手軽に電力会社を乗り換えることもできますね。
本記事では冷蔵庫の節電法について紹介しましたが、同時に水道やガスの使い方を見直すことで水道光熱費全体を節約することができます。
ぜひ固定費の削減をして家計にかかる費用を削減しましょう!
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