夏の北海道は涼しくて過ごしやすい避暑地のイメージがありますが、実は温暖化の影響で気温が高くなっているのを知っていますか?
気象庁のデータを元に気温を表にしてみましたが、年々気温が上がっているのがわかりますね。
さらに2019年は連日30℃を超える日が続いており、なんと東京を上回る気温になる日もあるそうです。
夜でも27℃を超える熱帯夜が多く、暑さに慣れていない北海道民は非常に辛い思いをしています。
そんな中、とうとう北海道の家電量販店では扇風機や冷風機まで売り切れる始末…
北海道の中でも特に暑さが厳しい札幌の家電量販店は入荷待ちも多く、なんとか手に入れようと家電量販店を探し回ったり転売屋から高値で購入をする人も多いようです。
北海道に住んでいる私の友達にも話を聞いてみましたが、
「30℃を越える日ばっかで北海道じゃないみたい、扇風機も売り切れだしどうやって暑さをしのげばいいの・・・」
なんて嘆いていました・・・
北海道のエアコン豆知識
「エアコンを使ったらいいじゃないか」なんて思うかもしれませんが、実は北海道のエアコン普及率は全体のわずか27.5%!
北海道は本州のような梅雨もなく、扇風機でも快適に過ごせる日が多いため賃貸物件も基本的にはエアコンがついていません。
また冬はエアコンの暖房機能だけでは寒さがしのげないため、ストーブなどの暖房専用機器が付属しています。
北海道の人たちにとってエアコンは”車に付属している機能”というイメージを持っているようです。
北海道は夏が短く9月に入ると20℃前半にまで落ち着いてしまうため、わざわざエアコンを設置する人はあまりいません。
さらに賃貸物件は雪が積もってしまうためベランダが設置されておらず、室外機を置く場所を確保できないといった問題もあります。
北海道民はどうやって暑さをしのげばよいのか?
とはいえ気温が上がり続けている北海道、扇風機すら品切れで買えない状況が続いているので友達には簡易クーラーを作って部屋中に設置するようにすすめました。
クーラーや扇風機ほどの効果はありませんがなんとか冷たい空気を出すことができたようなので、扇風機が手に入らないという方は騙されたと思ってやってみてくださいね。
しかし、室内の温度が30℃を越えてしまうと中の保冷剤があっという間に溶けて1時間も持ちません。
やっぱり家電に頼らないと北海道でも夏は過ごせそうにありません・・・
とは言え扇風機も冷風機も品切れ続きで八方塞がり感がありますが、amazonなどのネット通販を利用すれば在庫はたくさん用意されています。
最短2日で手に入れることができるので、猛暑をしのぐ一助にしてくださいね!
エアコンの代わりになるおすすめの暑さ対策家電
冷風機
冷風機はエアコンの冷房機能と同じ原理を持つ局所冷房装置(スポットクーラー)
吸い込んだ空気を本体で冷やし、室内に送風して冷やすことができます。
メリット
- 工事不要で設置ができる
- 本体価格が安い
- 室外機が不要なので冷やしたい場所に持ち運びが可能
エアコンのように設置工事をする必要がないので、手軽に使うことができます。
本体価格も1万円前後と手頃ですが、使う部屋の大きさにあわせて購入するようにしましょう。
室外機が不要なのでベランダのない北海道でも使うことができますが、熱風を排出する布製のダクトがついているので窓の外に出して使う必要があります。
デメリット
- ピンポイントでしか冷やすことができない
- 水がたまるので排水が必要
- 背面から熱気が排出されるので締め切った部屋での使用は不向き
エアコンと同じような原理ではありますが、部屋全体を冷やすことはできないので本体前面にいなければ涼しさを感じることができません。
また取り込んだ空気を冷やす際に水が発生するため、定期的にタンク内の水を捨てる必要もあります。
背面からは熱風が出るため部屋を閉め切って使うことはできません。
大がかりな工事いらずで空気を冷やすことができるので手軽に使うことができますが、本体の近くにいなければ冷たさを感じないので部屋全体を冷やしたいという方には向いていません。
キッチンや脱衣所、ベッド周りなど部分的に冷やす場合であれば短時間で涼しくすることができとっても便利です。
⇒ おすすめの冷風機をみる
扇風機
スイッチを入れると羽根が回り、室内に空気の流れを作ることができる扇風機。
夏だけでなく室内干しの洗濯物を早く乾かしたり、天井に溜まった温かい空気を拡散したりと年中使うことができる便利な家電です。
メリット
- 電気代が安い
- 本体価格も安い
- コンセントがあればどこでも持ち運びが可能
安い値段で購入できるだけでなく、電気代をあまりかけずに使うことができます。
コンセントがあれば場所問わずどこでも使うことができるのはメリットのひとつ。
羽の多さによって風力や風の感じ方が異なりますが、羽根が少なけれ少ないほど風を強く感じ、多ければ多いほど柔らかい風になります。
デメリット
- 冷たい風は出ない
- 掃除がめんどう
- 指が巻き込まれる危険がある
風自体を冷やす機能はないため、暑い日に単体で使うことには適していません。
羽根の間にホコリや汚れが付着しやすく、場合によっては分解して掃除をする必要があります。
また回転する羽根に指が巻き込まれてしまう可能性があるので、小さいお子さんがいる家庭では事故を防ぐためにカバーが必要です。
猛暑日にこれ1台で過ごすのは辛いですが、30℃を切る日も多い北海道であれば扇風機だけでもなんとか過ごせるかもしれませんね。
⇒ おすすめの扇風機をみる
ちなみに扇風機は保冷剤などと併用することで冷たい風を出すことができます。
扇風機に取り付ける専用の保冷アイテムもあるので、組み合わせれば快適に過ごすことができますよ。
窓用エアコン
壁掛けエアコンは設置時に工事が必要ですが、窓用エアコン(ウィンドウエアコン)は工事の必要がなく自分でカンタンに設置ができます。
ダクト用の穴をあける必要もないので賃貸でも安心して設置ができますが、壁掛けエアコンのように風量を細かく設定することはできず、基本的には「弱」「中」「強」と大まかな設定があるのみ。
壁掛けエアコンと同じ仕組みですが、室外機と一体化になっているのでコンプレッサーの音が室内まで響いてしまうデメリットがあります。
メリット
- 壁掛けエアコンより安い値段で購入できる
- 壁掛けエアコンと変わらないくらい部屋を冷やすことができる
- 工事の必要がなく自分で設置が可能
壁掛けエアコンよりも安く購入できますが、工事の必要なく同じように部屋を冷やすことができます。ダクト用の穴をあける工事の必要もないので、賃貸物件でも安心して使うことができますね。
デメリット
- 使用時は窓を開けなければならない
- コンプレッサーの音がうるさい
- 強い雨が降ると使用ができない
- ルーバーは自動稼働しない
窓用エアコンは室外機と一体化になっているのでどうしてもコンプレッサーの音が気になりますが、部屋が冷えてしまえば停止するのでずっと続くわけではありません。
使用時はエアコンの幅の分だけ窓を開ける必要があるので、防犯上気になる方はサッシ窓用の補助ロックを併用するようにしましょう。
風向きを変えるルーバーは自動では稼働しないので、冷風は一方向にのみ排出されます。
壁掛けエアコンと同じように快適に使うことができますが、窓を開ける必要があるため使用時の防犯面は気になりますね。
ですが安価で購入ができ壁掛けエアコンと同じように部屋の温度を下げることができるので、室外機を置くスペースがない方や壁に穴をあけたくない方にはぴったり。
冷暖房兼用も売っているので、夏だけでなく冬も快適に過ごすことができます。
⇒ おすすめの窓用エアコンをみる
amazonなら在庫も豊富!
北海道内の家電量販店ではどれも品薄状態ですが、amazonであれば在庫は豊富に用意されています。
おすすめの冷風機
手頃な価格のものだけでなく、除湿機能や衣類乾燥機能がついている本格的なものまで購入することができます。
中にはUSBケーブルがついた卓上タイプもあるので、使う場所によって選ぶようにしましょう。
おすすめの扇風機
扇風機は昔ながらの形のものから、スタイリッシュなタワー型のものまで安価で購入することができます。
羽根のない扇風機なら手を入れて怪我をする心配もありませんね。
おすすめの窓用エアコン
値段は平均して3~4万円前後。
メーカーによってコンプレッサーの音に差があるようですが、コロナ製品は窓用エアコンの中でも比較的静かなタイプになります。
どれもAmazonなら在庫があるので、すぐに配送してもらうことができます。
さらにAmazonプライムに加入している場合、2,000円以下の買い物でも送料は無料。
北海道や沖縄といった離島は別途送料が発生することが良くありますが、Amazonプライムなら一切かかりません。
ただし配送に関しては本州と異なり、お急ぎ便に関しては最短でも2日、通常配送の場合は3日かかってしまいます。
ですがいつ入荷待ちするかわからない商品を待っているよりは、確実に早く手に入れることができるのではないでしょうか。
30日間無料でAmazonプライムが使える体験期間も用意されているので、まずはお試し感覚で使ってみることをおすすめします。
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まとめ
北海道の夏は短いのでなんとか我慢して乗り切ろうという方も多いですが、今年は暑さが加速し猛暑日が続いています。
我慢をすると体調を崩してしまう恐れもありますので、うまく家電を取り入れながら無理なく夏を乗り切るようにしましょう!
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