本来クレジットカードは経済的な自立を果たしている大人が保有する決済ツール。
基本的にはお金を短期的に借りて商品を購入することから、安定した収入がない人はクレジットカードの会員になることはできません。
そのため学生は親の信用で保有できる「家族会員カード」以外持つことができません。
しかし近年では安定収入がない大学生であっても審査により、カードを保有することができるようになっています。
中でもポイントがためやすく使いやすい楽天カードには、学生のためのカード「楽天カード アカデミー」があります。
いったいどんなカードなのか調べてみました。
楽天カード アカデミーの概要
楽天カード アカデミーの申込み資格は「18歳~28歳まで高校生を除く学生」ですが、具体的な学生の範囲は大学、短期大学、大学院、専門学校となっており、これらの学校に在学する18歳から28歳までの学生が申込むことができます。
ここで注意したいのが5年制の「高等専門学校(高専)」。
学生向けのクレジットカードの中には高専の学生は4年生~5年生になると、申し込みが可能なものがあります。
しかし楽天カード アカデミーの申し込み資格はあくまで大学、短大、大学院、専門となっており、高専は含まれていません。
また最近では30歳代~50歳代になってから専門学校や大学へ通う人もいますが、そのような人は学生であっても申込むことができないので注意しましょう。
会社を定年退職してから再度大学に通う人もいますが、残念ながら楽天カード アカデミーを申込むことはできないようですね。
「楽天カード アカデミー」も楽天カード同様1.0%の高ポイント還元カード。
楽天カード アカデミーのポイントは「楽天ポイント」で、楽天市場で1ポイントが1円として使用することが可能です。
楽天カード アカデミーの利用100円で1ポイント還元なので、1万円では100ポイントが付与されます。
またさまざまな特典やポイントアッププログラムを利用することで、1.0%の還元率をどんどんと上げることも可能です。
⇒「楽天カード アカデミー」公式サイトはこちら
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企業と学生両方にメリットがある
「楽天カード アカデミー」はその名の通り学生専用のカード。
申込みができるのは学生であり、企業に就職している社会人は保有することはできません。
本来は安定した収入を軸に審査を行いますが、「楽天カード アカデミー」はなぜ安定した収入がない学生にクレジットカードを発行するのでしょうか?
普通に考えてみると収入のない学生にお金を貸すことは企業にとってもリスクが高い行為のように思えますよね。
しかし実際にはクレジットカード業界は競争が激しい現実があり、学生時代に自社のクレジットカードを保有してもらうことで将来的にも自社の社会人向けカードを利用してもらおうとの思惑があります。
【 学生時代】楽天カード アカデミー(学生限定カード)
【就職後】楽天カード(一般カード)
【30歳程度】楽天ゴールドカード
【45歳程度】楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード
学生限定クレジットカードには、上記のように自社のクレジットカードを年代ごとにランクアップさせて、一生に渡り利用してもらうチャンスがあります。
就職と同じでクレジットカード会社にとっては、早い内に将来の優良会員を集められるメリットがあるのです。
また学生側にとってもメリットはたくさんあります。
■ 学生は収入がないので審査が簡単
■ スマホ等の契約や支払いが簡単にできる
■ 学生時代から信用情報が蓄積される
■ 借入に対する金銭感覚が作れる
■ さまざまなサービスを受けられる
■ ポイントを集めることが可能
■ ネットショッピングの支払いが簡単
■ 海外旅行で利用できる
■ 付帯保険に加入できる
■ その他
つまり企業にもメリット、学生にもメリットの「Win-Win」の関係と言えます。
年会費は無料、卒業すると自動切換
一般的な楽天カードは年会費無料で高ポイントサービスが特徴の人気のクレジットカードですが、楽天カード アカデミーも同様に年会費が無料です。
気になる利用限度額は「最高30万円」と少なめですが、その範囲内で簡単に限度額設定することができます。
学生ですから使いすぎることがないように上手に設定して下さい。
また学校を卒業することで自動的に楽天カード(一般カード)に切り替わり、卒業後の6月に自宅へ郵送されてきます。
基本的に審査は簡単な項目だけと想定されるので、実質的には自動切換レベルだと考えてよいでしょう。
国際ブランドが付帯
楽天カード アカデミーには国際ブランドとして「JCB」と「VISA」を選択することができます。
クレジットカード業界で世界一のシェアを誇るVISAと日本を代表する国際ブランドであるJCB、どちらを選択しても利用に問題はありません。
学生の間は海外での使用は観光がメインだと思いますので、どちらを選択しても困ることはまずないでしょう。
またJCBを選択すると「JCBプラザ」などの海外アシスタンスを利用できるので、初めての海外旅行では力強い味方になってくれます。
楽天市場の利用でポイント最大3倍!
楽天カード アカデミーは基本ポイント1.0%ですが、楽天市場で使用することで最大3倍にポイントアップさせることができます。
これは楽天市場が開催しているSPU(スーパーポイントアップ)プログラムを利用する方法ですが、「楽天会員として1倍」、「楽天カード アカデミーの利用で2倍」の合計3倍にポイントアップします。
基本ポイントが1.0%なので3.0%のポイント還元率になりますね。
【楽天カード アカデミーでのSPU特典】
■ 楽天会員ポイント:1倍(1.0%)
■ 楽天カード アカデミー通常ポイント:1倍(1.0%)
■ 楽天カード アカデミー特典ポイント(SPU):1倍(1.0%)
SPUはエントリー不要で全ての楽天会員が利用できるプログラム、ポイントアップの対象も楽天市場の全てのショップです。
ただし特典ポイントには毎月5,000ポイントまでとの上限が設定されています。
つまり月の利用が50万円までしか適用されないのですが、楽天カード アカデミーの利用限度額は最高30万円なので特に影響はありませんね。
楽天市場で楽天カード アカデミーを使用した場合は、原則として3.0%の還元がSPUでもらえると考えて下さい。
SPUを利用してポイントアップを狙おう
楽天市場で楽天カード アカデミーを使用するとポイントが3倍にアップしますが、SPUを利用してさらにポイントアップする方法を紹介します。
本来SPUはさまざまな楽天のサービスを利用することでポイント還元率をアップさせるプログラム。
そこで学生でも利用できる楽天サービスをピックアップしてみました。
■ 楽天銀行を楽天カード アカデミーの引き落としに設定:ポイント1倍アップ
■ 楽天モバイルでスマホ契約:ポイント1倍アップ
■ 楽天TVのNBAかパ・リーグSpecialに加入:ポイント1倍アップ
■ 楽天ブランドアベニューで月1回の購入:ポイント1倍アップ
■ その他
SPUではこのようにさまざまなサービスを利用する毎にポイント還元率がアップします。
特に学生では楽天銀行に口座を開設し、楽天カード アカデミーの引き落としに設定するだけでポイントが1倍アップ。
これだけで楽天市場での買い物で計4.0%のポイント還元が受けられます。
またスマホを楽天モバイルにすることで何と1倍アップになり、楽天銀行の利用と合わせると合計5倍で5.0%の還元率が達成されます。
【基本ポイント1倍】【楽天カード アカデミー2倍】【楽天銀行1倍】【楽天モバイル1倍】
100円の利用で5ポイントなので、30万円なら15,000ポイントを貰えることになります。
これは凄い高還元率と言えるでしょう。
楽天カード アカデミーを上手に利用するには、SPUのホームページで自分が使えるサービスを研究することが大切。
しっかりSPUを研究してさらに上のポイント還元を狙いましょう。
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楽天カード アカデミーだけの特典
楽天カード アカデミーでは学生に向けて独自の特典サービスを実施しています。
【楽天ブックスでポイント最大4倍】
「楽天ブックス」で楽天カード アカデミーを使用するとポイントが最大で5倍になります。
ポイントの内訳は「基本ポイント1倍」「楽天カード アカデミー基本ポイント1倍」「楽天カード アカデミー特有ポイント1倍」「楽天カード アカデミー特典ポイント1倍」の合計4倍。
本を購入する機会が多い学生にとってこのサービスは嬉しい限りですが、対象期間が入会後13ヵ月に限定されており月の上限も楽天市場会員ランクで決められています。
【楽天トラベルで高速バスを予約するとポイント3倍】
オンライン旅行予約サイトの楽天トラベルで高速バスを予約するとポイントが3倍になります。
ポイントの内訳は「基本ポイント1倍」「楽天カード アカデミー基本ポイント1倍」「楽天カード アカデミー特有ポイント1倍」の合計3倍。
対象期間は楽天ブックスと同じく入会後13ヵ月以内になります。
【楽天ブックスでダウンロード購入するとポイント3倍】
楽天ブックスで本などをダウンロード購入するとポイントが3倍にアップします。
ポイントの内訳は「基本ポイント1倍」「楽天カード アカデミー基本ポイント1倍」「楽天カード アカデミー特有ポイント1倍」の合計3倍。
対象期間は楽天ブックスと同じく入会後13ヵ月以内になります。
これらの楽天カード アカデミー特有のサービスは入会後13ヵ月の限定特典になっていますが、その期間に卒業を迎えた場合は特典ポイントの付与は終了しますので注意が必要です。
楽天カード アカデミーの上手な使い方
楽天カード アカデミーを学生生活でどんどん利用することで、まだまだポイントを貯めることができます。
【アプリやゲーム料金で利用する】
定額料金の支払いで利用することで100円あたり1ポイントが付与されます。アプリやゲームの支払いは細かい金額になりますが、支払を楽天カード アカデミーにまとめることで毎月一定のポイントをもらうことができます。
【スマホ代金で利用する】
スマホや携帯料金を楽天カード アカデミーで支払うことで、100円あたり1ポイントが付与されます。
携帯電話は使いすぎることで支払いが困ることもあるので、楽天カード アカデミーで上手に管理して使い過ぎないようにしましょう。
【一般的な実店舗の利用でもポイント】
楽天カードの加盟店でなくてもJCBやVISAの加盟店の利用で、100円あたり1ポイントが付与されます。
レストランやカフェ、コンビニ、ブランドショップでも上手にポイントを集めることができますね。
海外旅行を楽天カード アカデミーで支払うと6倍ポイントに
楽天トラベルで楽天カード アカデミーを使用すると、基本ポイントは100円で1ポイントですが、海外ホテルを予約することにより100円で5ポイントが加算されます。
例えば海外旅行で1泊3万円のホテルを4泊予約するとします。(合計12万円)
■ 基本ポイント:1,200ポイント
■ 加算ポイント:6,000ポイント
■ 合計ポイント:7,200ポイント
最近ではパッケージツアーではなく格安航空券を利用して海外旅行に行く人が増えています。
そのような旅行では渡航先のホテルも自分で予約する必要があり、このようなポイントアップサービスは嬉しい限りです。
楽天トラベルは短期留学にも利用できるので、上手にポイントアップを目指しましょう。
実店舗でもポイントアップが可能
実店舗でも楽天加盟店が増えており、そこで楽天カード アカデミーを使用するとポイントアップを狙うことができます。
楽天カード アカデミーは「楽天ポイントカード」としての機能もありますので、ポイントカードとして提示することで1.0%(100円あたり1ポイント)、さらに支払いをクレジットカード払いにすることでさらに1.0%を受取ることができます。
提携店舗ではポイントを貰えるだけでなく利用することも可能です。
詳しい使用方法は「楽天ポイントカード」のホームページで確認しましょう。
楽天ポイントの使い方
楽天カード アカデミーは学生が効率よくポイントを貯めることができるクレジットカードですが、貯まったポイントは何に利用できるのでしょうか?
まず代表的な利用方法は「楽天ポイント1ポイントを1円として楽天グループ内で利用する」方法です。
【楽天グループでの利用先】
・楽天市場
・楽天ブックス
・楽天トラベル
・楽天kobo
・楽天デリバリー
・楽天マート
このように楽天グループのさまざまなサイトで1ポイント1円として使用することが可能です。
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ポイントはANAマイルに移行させることもできる
航空会社のマイレージプログラムは飛行機に乗った距離でマイルを貰い、マイルを蓄積することで無料航空券と交換できます。
つまりマイルを貯めるためには飛行機に乗ることが必須です。
しかし実際には飛行機に乗らずにマイレージを集めている人々が数多くいることをご存知ですか?
「陸マイラー」と呼ばれる人達は実際には飛行機に乗らない方法でマイルを集めて、無料航空券で海外旅行を楽しんでいます。
この陸マイラーが利用している方法が「ポイント移行」であり、受け取ったポイントを別のポイントに移す「ポイント移行プログラム」。
楽天ポイントでは2ポイントをANAマイル1マイルへ移行させることが可能で、50ポイント以上から移行させることができます。
ポイントをANAマイルに交換することで、飛行機に乗らなくてもマイルを貯めることができ、無料航空券を入手することが可能になります。
ただし移行するには事前に「ANAマイレージクラブ」の会員になることが必要です。
楽天カード アカデミーを大学4年間使用して、憧れの海外へ卒業旅行に行くのも目標としていいですね。
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電子マネーEdyも付帯
楽天カード アカデミーには電子マネー機能として「楽天Edy」が付帯されています。
楽天Edyはチャージ式の電子マネーで、楽天カード アカデミーを利用してクレジットチャージが可能です。
【楽天Edyの特徴】
■ 楽天Edyの利用200円で1ポイント付与(0.5%還元)
■ 楽天カード アカデミーからのチャージ200円で1ポイント付与(0.5%還元)
クレジットチャージだけでもポイントを貰うことができる楽天Edyは、全国のEdy加盟店で使用することができます。
楽天Edyの追加には発行手数料として330円(税込)が必要ですが、年会費などは必要ありません。
さらに便利な機能として楽天ポイントを楽天Edyに移行させることもできます。
1ポイントで楽天Edy 1円に移行できますので、実質的にはポイントを実店舗で利用できることになりますね。
実店舗でポイントが使えるのですから、利便性が格段と上がることは間違いありません。
また楽天ポイントからの移行は10ポイント以上1ポイント単位なので、少ないポイントでも簡単にEdyに交換することができるのも魅力ですね。
そしてさらに楽天Edyから楽天ポイントへ移行することも可能。
この場合のレートもやはり対等で1円で1ポイントに移行できます。
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付帯保険について
楽天カード アカデミーには付帯保険として「海外旅行傷害保険」が付いています。
海外旅行傷害保険
■ 障害死亡・後遺障害:最高2,000万円
■ 障害治療費用:1事故の限度額200万円
■ 疾病治療費用:1疾病の限度額200万円
■ 賠償責任:1事故の限度額2,000万円(免責なし)
■ 救護者費用:年間限度額:200万円
■ 携行品損害:年間限度額20万円(1個当たり10万円が限度、免責3,000円)
海外旅行傷害保険が有効になるためには、日本を出発する前までに楽天カード アカデミーの利用条件を満たすことが必要です。
海外旅行傷害保険を有効にする条件険
■ 自宅から海外へ向かう空港までの交通費を楽天カード アカデミーで支払う
■ 海外旅行代金を楽天カード アカデミーで事前に支払う
例えば海外へ出発する空港まで向かう「電車」「バス」「タクシー」の代金を楽天カード アカデミーで支払ったり、「国際便のエアーチケット代金」や「海外旅行ツアー料金」を事前に決済したりした場合は保険が有効になります。
またエアーチケットは全行程でなく、一部の行程であっても日本国内で事前決済していれば有効です。
自家用車で空港に向かった場合の「高速道路料金」や「レンタカーの利用料金」は対象にならないので、そこは十分に注意して下さいね。
(海外でのレンタカー利用も適用外)
追加カードはETCのみ
一般的なクレジットカードであれば追加カードは「家族カード」と「ETCカード」が定番ですが、楽天カード アカデミーは学生限定カードなので家族カードは追加できません。
しかし車の免許は18歳から取れるので、ETCカードを追加することは可能。
ETCカードは年会費が550円(税込)必要で、楽天カード アカデミー1枚で1枚しか発行できません。
また楽天市場の楽天会員ランクがプラチナランク以上で年会費が無料になるサービスを実施しています。
ETCカードの利用でもポイントが1.0%貰えるので、高速道路を利用するならETCカードは持っておきたいですね。
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「楽天カード」と「楽天カード アカデミー」の違い
前に説明した通り楽天カード アカデミーは、学校を卒業すると自動的に楽天カード(一般)へ切り替わります。
それでは楽天カードと楽天カード アカデミーの違いはどこにあるのか比較してみましょう。
まず大きな違いが利用限度額です。
楽天カードは審査によって異なりますが、30万円~100万円程度の限度額になります。
楽天カード アカデミーは30万円までです。
学生は安定収入がないので低く設定されていますが、30万円もあれば十分に活用できますね。
国際ブランドも楽天カードではJCB、VISA、AMEX、Mastercardを選択できますが、楽天カード アカデミーはJCBとVISAのみです。
また、審査についても違いがあるようです。
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楽天カード アカデミーの審査は金融事故がポイント
通常のクレジットカードの審査は「収入」「家族構成」「勤務先」「金融事故」「借金」などを加味して行われますが、楽天カード アカデミーは学生限定カードなので厳しい審査は行っていません。
ただ1点注意したいことは「金融事故」について。
金融事故とは借金の返済を滞ってしまい信用情報機関にブラック登録されてしまうことを言いますが、基本的には学生には関係ないことだと考えてしまいます。
しかしそれは甘い考えかもしれません。
例えばスマホの使用料金を滞納することで、最悪ブラック登録されてしまうのを知っていますか?
スマホの契約は通信費だけでなく、スマホの機種料金も月賦で支払う契約なっています。
つまりスマホの機種料金は借金で賄っており、信販会社と「分割払い契約」を行っているイメージです。
例え携帯ショップで機種代金無料と書かれていても、それは「実施無料」であって「本当に無料」ではありません。
そうなるとスマホ代を滞納することで、通信料だけでなく分割払いの滞納にもなり信用情報機関へブラック登録されてしまうのです。
このような理由から学生がブラック化することは珍しくなく、自分の気が付かない状況で信用が下がってしまいます。
そうなるとスマホ滞納が金融事故扱いとなり、楽天カード アカデミーの審査に通らない原因になります。
学生と金融事故、実はよくある話だと覚えておきましょう。
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メリットとデメリット
楽天カード アカデミーのメリットは、何と言っても学生でもクレジットカードが持てるところでしょう。
一般的には収入にない人はクレジットカードを作ることができません。
しかし楽天カード アカデミーは収入のない学生向けのカードなので、収入の有無は審査内容に含まれません。
また審査自体も厳しくなく大きな問題がない限りは、審査落ちすることはないと考えられます。
また楽天カード(一般)と機能的な遜色はなく、またオリジナルのサービスもあることから学生であれば十分活用できるクレジットカードです。
しかしデメリットもあります。
まずショッピング利用限度が最大30万円であること。
海外旅行で使う可能性がある場合30万円はすぐに到達する金額なので、場合によっては足りなくなる可能性もあります。
またいざと言う時のキャッシング機能も楽天カード アカデミーにはありません。
クレジットカードのキャッシングは割賦ではなく現金の借入になることから、収入のない学生には法的にも利用できないことが理由と思われます。
どちらのデメリットも学生カードなので仕方がないところですが、気を付けて使用しないと限度額一杯で制限がかかることになるので注意したいポイントですね。
楽天カードの種類
楽天カードにはほかにもさまざまな種類があります。
楽天アカデミーを持てる期間が終了したら、下記のカードから自分に合ったものに切り替えましょう。
※年1回以上の利用で無料
まとめ
大人の中には学生がクレジットカードを保有することに疑問を持つ人が少なからずいるでしょう。
確かにクレジットカードを利用しすぎると借金となり、返済が困難な状態になってしまいますよね。
しかし制限を考えて自分で管理することで、大人になってからの金銭感覚を磨くツールにもなります。
また現在の社会ではクレジットカードがないと契約もできないものもあり、特に親元を離れて生活している学生にとっては心強いツールになるでしょう。
⇒「楽天カード アカデミー」はこちら